紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

石狩平野と旭岳の樹氷など

2020-12-31 09:37:25 | 写真

                              <石狩川流域を走る送電線と樹氷林>

 

樹氷シリーズも、今回で4回目となり、在庫画像も底をついてきました。画像を選んでいると、案外身近なところでも樹氷が発生することがわかりました。今回取り上げた石狩川流域は、今まで取り上げた内陸と違って、海に近いこともあって、-20度を下回ることは、滅多にありません。

標題の画像を撮影した2012.1.8AM9:30頃の気温は、-15度になっていなかった記憶があります。でも石狩川流域なので、樹氷が発生しやすいのかもしれません。さらに北上して、栗山町、芦別市、私の故郷雨竜町、最後に旭岳を取り上げる予定です。

 

☆石狩川流域(石狩市)
画像はいずれも、H24.1.8撮影 CANON EOS40D+TAMRON18-200mm使用。

 


奥に白い煙が見えるのは、札幌市のごみ処理場です。中央に土手が走ってますが石狩川の堰堤です。手前の樹木が樹氷林になっています。
なおこの画像は、H24年「札幌フォトコンテスト」入賞(特別賞)「厳冬の朝」作品です。選評 :身も凍りそうな氷点下の朝に撮影された作品ですが、朝の霧氷だけでも感動する内容ですが、手前の霧氷、土手、処理場から排出される水平に流れる煙の線が三位一体で捉えられ味わい深い写真です。

 


茨戸川の水門に至るオレンジ色の橋(一般通行止め)が、ひときわ目立つ。

 


石狩川から一歩内陸の道路沿いも、樹氷林が続く。中央の人物は、写友たち。

 


送電線と樹氷林。普段は、撮影の邪魔になる送電線も、この時は一転主役になる。
H27北海道電力Facebookフォトコンテスト 最優秀賞 「樹氷林と送電線」

 


美瑛の丘の「親子の木」に似ているような…

 

☆空知管内の栗山、芦別、雨竜の樹氷いずれも石狩川に近く冬は大幅に凍れる地域です。

 


栗山町のホテルパラダイスヒルズに宿泊、早朝散歩に出ると一面の樹氷林。(H11.12.22撮影、以下同じ)

 


丁度通学の時間帯。通りかかった女子中学生の赤コートが目立ったので撮影させてもらいました。(H11.12.22撮影OLYMPUS OM-4+フジクローム64Tタングステンフィルム)
なお、「タングステンフィルム」について説明すると、色温度の話など複雑になりますので、興味のある方は、別途PCで検索してみてください。

 


上記通学路脇の樹木。タングステンフィルム使用しているので、青みが強く出ます。

 


ススキの穂にも、雪の結晶がびっしりついてます。通学路沿いには小川が流れ、そこからの水蒸気が付着したと思われます。

 


H9.12芦別郊外のスターライトホテルに宿泊した翌日付近を撮影したときの画像です。ナナカマドの実は、鳥たちにとっても、不味いと言われ、ついばまれることは少ないようです。

 


同日撮影したものですが、温泉地であることに加え、内陸で冷え込みが厳しい地でもあります。

 


雨竜町江竜橋付近で撮影。この辺りは田園地帯で、かつてはハサギ(刈り取った稲を干す)として使われていたようです。タングステンフィルムを使用していますので、青みが強く出ました。

 


上の画像とは撮影日が異なりますが、陽が高くなって、風に樹氷がパラパラ、舞い落ちているところです。

 

☆大雪山系旭岳へ
大雪山系は、日本一早い秋の訪れ、初雪の降る地として有名。例年9月20日前後に初雪が降ります。

 


(2009.12.11AM7:30撮影) 早朝旭川近郊のビジネスホテルを出て、旭岳に向かいます。忠別川に沿って旭岳方面に進みますが、川から沸き上がった気嵐(?)が、街路樹に付着して樹氷となっています。それが朝日に照らされて、金色に輝く様子は、まるで現実の世界とは思えないような…

 


道路わきの側溝からも気嵐が立ち込めています。

 


旭岳ロープウエイの駐車場に着くと、周辺の雑草に、雪の結晶が付着。

 


麓駅(標高1100m)から終点「姿見駅」(標高1600m)まではロープウエーで上る。

 


姿見駅付近から見る冬の山肌は、見る方向によって様々な模様が見られる。

 


一人のスキーヤーが山頂を目指すのであろうか。
第9回HAKUBA  Photocon Award(風景の部・冬) 入選「旭岳を滑るスキーヤーひとり」

 


2010. 9.24撮影(以下の画像も同日撮影)。この日が旭岳初雪の日。雪に埋もれた高山植物を撮影してる私の姿を、某テレビ局のカメラマンが撮影している。放映されたかどうかは不知。

 


この白っぽい綿毛のような花は、チングルマです。枯れる前は、黄色の花芯に白い花ビラで、とてもかわいい花すが、秋になると、白っぽい綿毛になります。

 


小枝に着いた樹氷ですが、まるで、バイクにまたがったサルが、2匹のドジョウと、ぶら下がった1匹のサルのように見えました。「これこれ、バイクの4人乗りは危険だよ」と言いたくなりますね。

 


同日、旭岳から戻る途中の忠別ダム休憩所での光景。シャツの背中に、トンボが1匹止まっている。

 

依然コロナ騒ぎが続いているし、年末近くになって、大寒波と風雪が吹き荒れていて、撮り歩くこともできません。小樽市でも某病院内でクラスターが発生、20数人が罹患したとか…。2021年こそは良い年になってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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十勝川の樹氷&ジュエリーアイスを撮る

2020-12-25 09:52:05 | 写真

                      <豊頃町大津海岸のジュエリーアイス こんな宝石が浜辺に…>

 

樹氷シリーズも今回で、3回目になります。十勝管内には日本国内極寒の地、陸別町があります(自称全国一寒い町と称していますが…)。帯広市内でも、夏は30度越え、冬はマイナス30度以下になることも珍しくありません。なんと寒暖差は、60度にも及びます。当然冬は樹氷やダイヤモンドダストを、目にすることが多々あります。

なお、公式記録では日本最低気温は、幌加内町朱鞠内湖の母子(もしり)地区で観測された-41.2度ですが、十勝の陸別町は-37度前後と言われています。余談ですが、陸別町では、凍れ体感フェスティバルなるイベントがあって、一晩かまくらの中で過ごすというものです。

さて、十勝平野のど真ん中を流れる十勝川流域は、前回の釧路川流域同様、樹氷やダイヤモンドダスト発生のメッカでもあります。

 

☆十勝川流域の樹氷(2012.2.19撮影)

 


帯広市と音更町を結ぶ「十勝大橋」です。気嵐が立っているのが見えますね。また上流(画面左)から下流に向けて、氷塊が流れています。この氷塊が…豊頃町の大津海岸にたどり着いて、ぶつかり合って、砂浜に打ち上げられると、いわゆる「ジュエリーアイス」になります。

 


橋から50mほど下流に、倒木が凍り付いて身動きできなくなっていました。周辺は相変わらず気嵐が立ち、氷塊が流れています。シャッタースピードを、遅めにして流れを強調しています(S=1/8 F=22 ISO=100 WB=オート)。

 


川辺の手前の林は、ご覧の通り、樹氷がびっしり。

 


樹氷には青空が似合いますね。左下に赤文字の看板(雪捨て場云々の注意文です)が写り込んでしまった。

 


バックが青空だと、なお一層樹氷が映えます。

 


見渡す限り四方八方樹氷だらけ。

 


樹氷は木ばかりじゃありません。付近の雑草だって、見事なものです。(多少青を強めに調整)

 


雑草についた雪の結晶。

 

☆十勝大橋を渡って北上し、音更町、然別湖、糠平湖へ(2012.2.13および2.20撮影)

 


音更町の家畜改良センターでは、冬期間妊娠馬の運動不足解消のため、1周800mほどの馬場で追い運動がされている。1トン近い大型馬が、地響きをたたて走るさまは、豪快の一言。平日の月曜日は、馬が走りたくて、猛烈な勢いで走るものの、金曜日になるとだらけ切ってしまうとのことでした。ああ、樹氷とは関係ない話ですね。

 


然別湖では、冬期間「コタン祭り」が行われます。氷点下十数度になるなか、露天風呂でポーズをとってくれたおじさんに感謝。この露天風呂、凍った湖の上にスチール釜を設置して作られています。熱で底の氷が抜けるんじゃないかって?大丈夫、氷の厚さは1mほどありますから。

 


雪や氷でできた建物があちこちにあります。ここのアイスバーで、一杯吞みたかったのですが、車でしたので…

 


糠平湖は人造湖です。遠方の橋は、有名な「タウシュベツ陸橋」で、冬期間は湖面が凍結するので、近くにまで寄ることができます。手前のカメラマン3名は写友で、「キノコ氷」を撮影中です。この湖では、冬期間も発電のため放流しています。夏と違い湖に入る川が凍結し、放流すればするほど、水位が下がります。湖の表面の氷が下がれば、元々あった立ち木にぶつかり、木の株に氷が残ります。それがキノコ氷と呼ばれるわけです。

 


水位が下がって、湖底の段差にぶつかって湖面の氷が割れると…その断面の写真がこれです。実に不思議、気泡があちこちに出ています。なぜこのような気泡模様ができるのか?わかりません。
この画像は、H26年小樽写真市展第2部で特選となりました。題名「閉じ込められた気泡」

 

☆さて今度は十勝川の下流、豊頃町の大津海岸を目指します。(2018.1.22撮影)
前日深夜に自宅を出発、高速道で帯広を目指すも、出口を見失い、さらに豊頃町で方向を見誤るという失態。現地の大津海岸に到着したのが、午前7時40分。陽はすっかり上がってしまっていた。

 


慌てて海岸線に出ると、気嵐の中漁船が1艘停泊中。海岸には氷塊が数個打ち上げられている。

 


海岸には結構な数のカメラマンが、打ち上げられた氷塊を見定めている最中。

 


砂にまみれた氷塊。とてもジュエリーとは呼べないものの、何だ、この丸い穴は?

 


近くにあった氷塊を波打ち際に立ててみると、もう少し近づいて太陽にかざせば…

 


これぞ、まさしくジュエリーアイスだ。この画像も「オリンパス・美しい四季の風景写真」冬の部・最優秀賞「冬の浜辺に輝くジュエリーアイス」となりました。

 


あちこちで、カメラマンたちが、美しい氷塊を探しているのだ。

 


探しているうちに陽はかなり高くなって青空が濃くなってきた。それはそれで、美しいジュエリーが撮れる。この浜辺に着いてから約30分ほど経過、寒くて我慢の限界だ。まだまだ撮りたいけれど、一旦駐車場に戻ることにしました。

 


最後の画像は、波打ち際を撮影したものですが、一見何の変哲もないように見えます。左側のサメの頭部に見えるのは砂をかぶった氷塊です。実は気温が低すぎて、焦げ茶色の部分の砂浜は、凍っているのです。通常塩分を含んだ海水なので、凍らないはずですが、潮が引くと、たちまち凍って硬くなります。不思議です。

 

☆十勝川流域のダイヤモンドダスト

 


大津海岸で撮影後、帰路に就く途中で、雪原にキツネの足跡を見つけました。撮影していると、あれれ、きらきら光るものが流れてくる。キツネの足跡どころじゃない。

 


雪原一面にダイヤモンドダストだ!静かに静かに、左から右に流れているのだ。

 

さて、次回は、ネタ切れかな?

 

 

 

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釧路湿原の樹氷

2020-12-18 09:39:28 | 写真

                             <金色に輝く樹氷 釧路湿原展望台にて>

 

相変わらずコロナ騒ぎが続いており、外に出る機会もめっきり減りました。テレビニュースで、時折映し出される大通公園のイルミネーションを見る都度、撮りに行きたい衝動にかられます。でも、それって不要不急の外出になると、家内や娘たちに止められてしまいます。

最新画像によるアップが無理であれば、旧い在庫を探すしかないか。と言うことで、前回に続き樹氷を取り上げます。過去冬期間に、釧路湿原には何度も撮影旅行に行っており、樹氷に関する画像も結構あります。なお、ウィキペディアによれば、樹氷は、霧氷のうちの一つで、樹氷、粗氷、樹霜の3種類に…分かれ云々とあります。難しいことはさておき、ひっくるめて取り上げたいと思います。

 

☆釧路湿原展望台へ(H21.1.28撮影)

 


夜明け前に釧路湿原展望台に到着したときには(午前6時20分頃)、あたり一面霜が降りて(樹霜)いる。多分氷点下20度を下回っていると思われる。カメラ(CANON EOS 40D)のシャッターが切れない、バッテリーがすぐあがる等のトラブル多発。仕様では氷点下20度までの耐性はあるようだが…。さっそく持参のカイロをボデーのあちこちにペタペタ。手拭いで覆って、ご覧の通り頬被り、やっとシャッターが切れる。(H21.1.28撮影)

 


6時30分ころ、展望台の後方から、陽が上がり始めた。後ろを見ると、林の枝々が金色に染まり始めた。

 


これぞまさに金色の樹氷。

 


釧路湿原が金色に染まりつつある。陽がもう少し上がれば、手前の影も金色に輝きそうだ。(撮影日H21.2.11)
<参考>この画像は、H21.3Freeml(GMOの写真交流サイト)冬のハッピーフォトコンテスで「第1位 釧路湿原の朝」となり、当時発売されたばかりのソニーのブルーレイディスクデッキ(10万円相当)を頂きました。デッキとの相性も考慮して、テレビをブラウン管からソニーの液晶TVに買い替え。TV・デッキともに、10年以上故障一つなく、今も活躍中。

 


釧路川河畔の樹氷も金色に輝きました。川からは気嵐が立っています。

 

 


陽が上がり始めると、両岸の樹氷が金色からピンクに変わりました。

 


釧路川のボート引き込み場所に写り込んだ真冬の桜。桜でないのは一目瞭然ですが…
<参考>ハートンホテルフォトコンテスト2010 最優秀賞「真冬に桜?」

 


陽が高くになるにつれ、両岸の樹氷は本来の白に戻ります。

 


陽が少し高くなって、色は消えましたが、樹氷は快晴の空をバックに、美しさを増しました。なお、釧路川は、上流で出来た氷塊が流れて来ますが、時折カーブで、岸に衝突し、その都度、「ドーン」と大きな音を発します。このまま川から海に流れ出したのが流氷ですが、海に出るまでにほとんどが砕けて、解けてしまいます。

 


川辺の樹氷はそのままですが、気象条件によっては、ダイアモンドダストが見られます。ダイヤモンドダストはいつでも見られるわけではありません。気温が氷点下15度以下、天気の良い早朝、無風であることなどが条件です。画像の粒粒がダイヤモンドダストです。

 


バックは林ですが、あえてマイナス補正して、見えやすくしました。

 


釧路川の川べりには、雑草に霧氷が重なり、足元に氷の輪ができるという珍しい現象が見られます。

 


上の画像と同じ現象です。

 


釧路市湿原に来る途中の塘路湖湖畔で、見たボートの浮き球とロープに、霜がびっしり付着。浮き球は、まるでハリネズミのようだ。

 

☆弟子屈町の川湯温泉(H22.2.9撮影)

 


さて、釧路湿原から幾分北上して、摩周湖の麓にある弟子屈町の川湯温泉にやってきました。この辺りは温泉の吹き出しがあちこちにあって樹氷が発生しやすい場所です。温泉の湯気が冷たい空気に触れそれが周囲の樹木や物に触れると…

 


これが樹霜ですね。

 


青空に映える樹氷。

 


川湯温泉では例年1月下旬からの約1か月間ほど「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」というイベントを行っています。氷点下15度以下の夜に、画面中央の金属ドームで、人工的に、ダイヤモンドダストを発生させます。

 


人工的に作られたダイヤモンドダスト。

 

☆屈斜路湖湖畔(H22.2.10撮影)

 


湖畔の波打ち際には、押し寄せる波が凍って、ひも状のラインになった。奥に白鳥がおります。

 


拡大してみると、繰り返し押し寄せる波が凍って、不思議なラインになった。

 


さらにその一部を切り取ると、氷の塊同士がくっついて…不思議な形に

 

なお、撮影日については同じ個所に数回にわたり訪れており、画像は数年にまたがっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キロロの樹氷林

2020-12-11 09:58:05 | 日記

                            <樹氷林を滑り降りてくるスノーボーダー>

 

コロナウイルスの蔓延に歯止めがかからないどころか、ますます猛威を振るい、医療崩壊もつぶやかれています。新規感染者数も、死亡者数も右肩上がり。一体何時になれば収まるのか、全く先きの見えない状態が続いています。加えて冬のイベントも軒並み中止に追い込まれています。冬の最大のイベントである「さっぽろ雪まつり」も、開催が危ぶまれています。(12月11日付道新によれば、中止が決定)

加えて自粛要請で、外出もままならい日々が続いています。もっとも今の時期、北海道は雪が降ったり解けたり、底冷えの日もあって、カメラぶら下げて撮り歩く気にもなりません。相変わらず腰痛でカメラバッグ担ぐのも大儀。ネコと一緒に床暖で寝転がってTV観賞の日々です。

と言うことで、ブログのネタも皆無。たまたまFBを見ていたら、6年前にFBのカバー写真を変更した時の記事&画像が出てきました。その時のカバー写真が、20年以上前にキロロのスキー場で撮影した下記の画像でした。

 


6年前にFBのカバーフォトを変更した画像がこれです。撮影はH11.1.13で、とても寒い朝だったことを記憶しています。スキーを持たずにゴンドラで山頂まで行きました。今は規則でスキーやボードをしない人は、ゴンドラに乗ることができません。(以下の画像すべて、同日撮影 CANON EOS55+コダックポジフィルム+PLフィルター)
<参考>H23年OCN(Netプロバイダー)「空のある風景フォトコンテスト」最優秀賞となりました。
審査員講評:広大な空と地平線の先まで続く雪景色、樹氷林の光と影の立体感も素晴らしく、今回の『空がある冬景色』というテーマを見事に捉えた作品でした。

 


上の画像もそうですが、ゴンドラ山頂駅から除雪車の路跡をたどって端から見た光景です。なお、スキャナー(キャノスキャナー5700)で取り込んだ際に各コマ、多少色補正をしているので、若干色味が違います。

 


少し見る方向を変えても、どこまでも樹氷林が続きます。

 


別方向を見ると、山腹に朝日が当たって…四方八方、このような美しい景色の連続。

 


樹氷に朝日がさし、日陰の斜面をバックに撮ると…何とも言えない美しさです。

 


山頂駅付近に立つ樹氷林。

 


ゲレンデをコースに従って麓に降りていくと、上からにぎやかな声が聞こえてきます。振り向くと、どこかの学校の団体のようです。なれないのか、途中で転倒する生徒もおります。この画像は、'98年北海道主催「元気が出る北海道フォトコンテスト」で優秀賞となりました。
<参考 北海道庁のロビーに展示された際の画像>

当時小生53歳、髪が黒々としてました。今は真っ白で、薄くなってきました(笑)。

 


昼すぎてマウンテインセンターに戻った時には、陽が雲に隠れ、雪も降りだして、樹氷は画像の通り、メリハリのない平凡な写真になりました。

 

 

次回以降は、道内各地及び八甲田の樹氷を取り上げる予定です。金色やピンクに輝く樹氷もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コロナ禍で各種イベントが中止となる中(2)

2020-12-03 13:48:31 | 祭り・イベント

                  <6月下旬、潮風香る運河沿いを走るランナーたち その姿が湖面に写り込む>

 

このところ連日寒い日が続いています。毎日のように雪が降ったり解けたりを繰り返していますが、やがて根雪になって積もっていくことと思います。根雪になってしまえば、いまより多少は寒さが和らぐと思います。「積もれば、和らぐ?」と不審に思われるかもしれませんが、ふり初めには、大地の熱が奪われ、寒さが結構厳しいんです。

さてコロナの蔓延が一行に収まる気配が見えず、イベントの中止が相次いでいます。6月下旬に予定されていた「運河ロードレース」、8月中旬北運河公園の「お盆万灯会」、9月下旬の「天狗山祭り・夜景の日」などなどです。過去の画像を使っていくつか紹介したいと思います。

 

☆潮風香る歴史の街を駆け抜ける「運河ロードレース」(6月20日前後の日曜日)
色内埠頭の公園をスタートおよびゴールとし、運河周辺を走ります。年代別、男女別にクラス分けされ、10㎞、5㎞、2.5㎞(2019年以降ハーフ25㎞は中止)を走ります。全国から3000名(2018年)を超えるランナーが集まります。

 


運河沿いの古い倉庫群の前を走る。

 


標題の画像(H27.6.21日撮影)ですが、後方に映っている建物は、国の重要文化財でもある「旧日本郵船小樽支店」です。
<参考>この建物は、明治39年の竣工直後に、ポーツマス条約に基づく日本・ロシア間の樺太(サハリン)国境画定会議が、ここで行われました。重要な歴史の舞台ともなっている建物なんです。

 


この日は小雨模様

 


6月下旬は、ハマナスが満開。でもランナーの目には入らない。

 


折り返し地点から、ランナーがゴールの色内埠頭公園に戻ってきます。

 


やがて、ランナーは続々戻ってきます。

 

☆小樽の街は、オールデイーズが似合う?
昭和40~50年代小樽運河埋め立て論争華やかな中、全面埋め立て反対の中から沸き起こった、第1回ポートフェスティバル音楽祭、なんと8万人の観客を集めたと言います。その後浅草橋オールデイーズナイト、北海道ジャズフェスティバル inOtaru、北運河サウンドエナジー、運河プラザ中庭音楽祭等に発展していきます。

 


当初は小樽運河浅草橋広場で行われましたが、如何せんスペースが狭い。

 


ジャズフェスティバルも、ここ浅草橋広場で行われました。

 


合同庁舎が近くに移転(後方の黒いビル)、跡地が整備されてマリン広場となり、音楽祭等のイベントはここで行われるようになりました。

 


音楽祭プログラム

 


JAZZもここで開かれました。

 


用意された観客席は満席、芝生に座り込んで聞く人も。

 


この衣装見ただけでわかる方は、かなりのロックファン。Kissのコピーバンド「LOVE GUNS」、観客席から投げ込まれた(?)ブラジャーがマイクにぶら下がってるのも、本場の真似か。

 

☆北の収穫祭「小樽ワインカーニバル」
例年9月のブドウ収穫期に合わせて行なわれるお祭りです。朝里川温泉町「北海道ワイン」本社前の広場が会場です。平成の初めころは、道内葡萄の主産地の一つであった、空知管内浦臼町でもおこなわれました。

 


2019年のチラシですが、左上にブドウとワインを頭上に乗せた浦臼町のゆるキャラ「臼子ねえさん」が見えます。またステージでは、湯原昌幸の歌謡ショーが定番になっています。
さて、2020年のカーニバルは、ステージ、出店は中止となったものの、ドライブスルー方式で実施されました(画像後掲)。

 


広場には椅子(プラのビールケース)、とテーブルが設置され、近くのドラム缶で焼かれたビーフを肴に飲み食いがされていました。

 


ステージに歌手が立つと、椅子の上に立って曲が終わるまでこの騒ぎ。(画像はH15.9.15撮影)

 


今年のワインカーニバルは、ドライブスルー方式(一方通行)に代わり、出店数も5-6店舗に制限され、数カ所のイベントコーナーだけでしたが、会場内は、車が数珠つなぎでした。我が家は長女の運転で3人で行ってきました。

 


あんかけ焼きそばを2人前購入+ワイン風ソフトクリームを購入。ソフトクリームには、アルコールは入っていませんが、ほんわかワインの香りがしました。

 


ワインのセットも購入。家族は誰もお酒を飲まないけれど…料理用かな。

 


ガラポンに挑戦、例によって順位はびりケツ。我が家は、くじ運の無いもの達ばかり。千葉の企業に派遣されている20歳の孫1の強運をぞいて…

 

☆アニメキャラのコスプレイヤーたちが、小樽の街をカオスに…
と言うキャッチフレーズで始まったアニメパーティ。市内4大商店街をメイン会場にして、痛車(いたしゃ)の展示や、北乃カムイトーク&ライブショー、小樽を舞台にしたアニメ原作者のトークをはじめ、さまざまなイベントが開催されます。なお、2020年は開催は中止となっています。

 


開催式には、小樽市長もコスプレ姿で参加。

 


旧JR手宮線も会場の一つ。画像は新選組の隊士に扮したコスプレイヤー。実は小樽は新選組とも関係があるんです。新選組2番隊長として名をあげた「永倉新八」が松前藩に帰藩したのち、婿入りして「杉村義衛」と改名し、大正4年に77歳で没するまで小樽に住んでいました。詳しくは、201412.13付け当ブログ「小樽アニメPTで…」の後段を参照のこと。また、世界で活躍しているコスプレイヤ―「コノミアキラ」も小樽出身です。

 


集まったキャラたちが旧手宮線を闊歩。

 


記念写真を撮る外国人を、テレビカメラマンが撮影。

 


いろんなキャラに扮したコスプレイヤーが痛車の前に集合していた。

 


右のセーラー服姿は、実は男性。ミニスカートの下は尻に食い込むTバック。

 


都通商店街に並んだ痛車たち。こんな車で街中を走れば、注目度抜群。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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