紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

大型クルーズ客船「サンプリンセス号」再び小樽に

2013-07-29 06:00:00 | 写真
先月6月19日に小樽に寄港した、過去最大の客船サンプリンセス号が7月19日再び小樽港に寄港しました。今回も前回同様横浜港を発着する「北海道周遊とサハリンコルサコフを巡る」9泊10日のクルーズの途中で寄港したものです。横浜港を7月14日午後5時に出港し、釧路港、知床を回りサハリンコルサコフに18日に到着、同日午後6時に出港、翌19日小樽港に到着したものです。その後小樽から函館港と青森港に向かい、23日に横浜港に到着します。

当初小樽港には19日午前6時到着予定でしたが、2時間ほど遅れて8時頃に到着しました。当日は小樽クルーズ船歓迎倶楽部の会員を対象にした船内見学会が予定されていて、私もその抽選に当たりました。10時半集合、11時見学開始ですが、10時過ぎにサンプリンセス号が停泊中の勝納埠頭に行ってみると、小樽市内や札幌方面に見学に行くツアー客が続々下船してきます。到着遅れで出国手続きが遅延したためのようです。なんでも今回は乗船定員に近い2000名が乗船しているとか。ということで、今回は見学会の様子と、午後6時出港予定の様子などをレポートいたします。


<サンプリンセス号の船内見学会 10:30~12:30>


午前10時半、新潟行きのフェリーが出向していきます。フェリーだって18千トンあるのですが…


全長263m、総トン数77441トンという大型船。埠頭のゲージぎりぎりまで下がっても船の全長が入りません。ここはパノラマ撮影で…

午前10時半約100名ほどの会員がそろい、同クルーズ船運行会社の日本法人「カーニバルジャパン」の係員から事前に注意事項等の説明がありました。実際の運航が米国のプリンセスクルーズ社であり、きわめてセキュリティが厳しいのが特徴です。事前に運転免許証やパスポートと引き換えに渡された「セキュリティカード」を乗船時にカードリーダーでチェック、顔写真も撮られました。こうしたチェックで、瞬時にして船内の人員数が把握できるとのことでした。


奥の乗船口が5Fへ、手前の乗船口が4Fに通じます。黄色いベストの女性がセキュリティ担当者。乗船口奥にも、携帯物チェックのセキュリティ(空港の検査と同じ)が待ち受けています。


2か所のセキュリティチェックを抜けると、グランドプラザと呼ばれる、エントランスホールです。奥のらせん階段を上がってゆく女性がいますが8Fまで吹き抜けになっています。


その吹き抜けのらせん階段から見ると…


5Fのらせん階段から奥はマーキスダイニングルームと呼ばれる、メインのレストランになります。係員の説明によれば、日本人は窓側の席に寄りたがりますが、欧米人は、ホール中央の一段高い席に座りたがると言います。大勢でわいわい言いながら会話と食事を楽しむからだと言います。なお、レストラン3か所、ビュッフェ、喫茶コーナー、軽飲食、バーを含めると優に10か所以上にになるのではないでしょうか。食事、飲み物はすべてクルーズ料金に含まれているとのことでした。


7Fにはショップやギャラリーがあります。残念ながらショップは停泊中は閉店されています。はっと、目を引く油絵です。


花や風景のほかディズニーのキャラクターをあしらった油絵もありました。一枚100$から、売約済みも何点かありました。


同じ7Fフロアーの船首方向には劇場があります。椅子席の側面に映し出されているような、レトロな雰囲気の劇らしいです。観客席は約600ありますが、二回に分けられた夕食(1回目午後5時~、2回目午後7:30~)後に合わせるように、一日2回公演されるということでした。


この辺りの壁はレトロな雰囲気のデザインに統一されているようです。


劇場の隣はホィールバーと呼ばれるダンスバーになっています。楽器の生演奏でダンスが出来ます。と説明するカーニバルジャパンの担当者(中央黒い背広)。

次は8Fのカジノに案内してくれました。日本はカジノ禁止ですので、停泊中は閉鎖されていますが、外洋に出れば再開されます。しかし本格的なカジノではなく、ほんのお遊び程度のものですとの説明がありました。スロットマシンがたくさんありました。


右手のスロットマシンが30台ほどあり、左手にトランプゲーム用が5-6台ありました。

さて、エレベーターで最上階の15F、14Fに上ります。船尾のほうに向かうと、ここもレストランになっていて、何組かの乗船客が食事中でした。今回のクルーズには日本人の乗客が多いことから、ラーメン、すしのコーナーもここにはありました。


日本沿岸のクルーということか、外国人の乗客もスタッフもも気軽に「こんにちは」と声をかけてきます。


一番船尾にあたるコーナー、ここで食事をすると美味いだろうなと思いました。


最上階15Fから14Fのジャグジーやプールを見ると…、担当者の説明をほったらかしてでも絶好のカットを…。う~ん、乗客の撮影は遠慮するように言われていますので、さすがにアップで撮影はできませんが…、ん?撮影してしまった?


日光浴している美女を惜しみつつ、14Fを船首方向に進みます。なお惜しくてもう一枚。画面右上のジャグジーにも日光浴中の美女が…なお、船首、船尾にビュッフェが数か所、グリルが一か所、ビュッフェ&レストランが1か所(手前の椅子・テーブル席)あります。すべて無料、急にのどが渇いてきました。


長期間のクルージング中に食べて飲んでばかりでは運動不足に陥ります。そこはぬかりなくサウナ、マッサージ付きのフィットネスジムもあります。

時間が定刻の12時半に近くなってきました。5Fの乗船靴で再度セキュリテイチェックを通過してタラップを降ります。降りると先ほどのセキュリティ担当の女性がにこやかに手を振ってくれます。カメラOKですよとの合図で数カットパチリ。


さすがこの時間帯は彼女たちも暇を持て余している様子。


<サンプリンセス号出向見送り 18:00>

小樽港への入港が2時間遅れたことと、前回6月19日の出港時も1時間遅れたことから、今回も出発が遅れるのではと思いつつ、5時半頃勝納埠頭に到着しました。案の定、市の港湾部担当者によると、出向がほぼ1時間ほど遅れる予定だとのこと。もっとも乗船客が全員搭乗次第出港するというあやふやな情報でした。しかし、見送りのための潮太鼓と、今回初めて小樽商科大学の学生たちによるYOSAKOIソーランの演舞は午後6時頃から始まりました。最初に商大YOSAKOIチーム「翔楽舞」の演舞から始まりました。


40人ほどのメンバーですが、いかんせん船が大きくて…


4曲ほど披露しましたが外人客には好評のようで、乗船途中の客が寄ってきて一緒に踊りだす場面もありました。


次は潮太鼓の演舞、打ち手が次々代わり、15分ほど連打、連打。


太鼓の演舞がおもしろいのか、東南アジア系の乗客が乗船せずに集まって来る場面もありました。


潮太鼓の演舞も終了しましたが、まだ乗客がちらほら戻って来ます。


午後6時40分船体が夕陽に染まるころ、最後の乗船客が戻って来たようです。舫い綱が外され、タグボートに曳航されていきます。


船首部分では、例によって「大きな手」が振られ、さようならをしています。


午後7時、タグボートに曳航されたサンプリンセス号は、やがて向きを変えて小樽港から次の寄港予定地函館に向かっていきました。


なお、6月19日の寄港、見送りについては、2013年6月29日付当ブログ「クルーズ船寄港のシーズン到来」を参照してください。


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今週の一枚~合同写真展開催中

2013-07-25 18:00:00 | 今週の一枚
☆☆合同写真展のご案内☆☆

このほど、豊友会の写真展に、去年に続きフォートピアのメンバーも参加することになりました。豊友会7名+フォートピア4名の計11名が各自5点+会長特別出品1点の合計56点の作品を展示しております。


期間:平成25年7月24日(水曜)~28日(日曜)
    午前10時~午後5時まで、最終日28日は午後4時まで
場所:小樽市美術館市民ギャラリー1F
    小樽市色内1丁目9-5(旧手宮線横、旧日銀小樽支店向かい)
   
出品者
   ☆豊友会会員    太田照二(会長兼フォートピア代表)   池谷昭三
               小林和子                小林孝子
               長尾年彦                鹿戸芳之(兼フォートピア会員)・HPブログ「yotutiの写真日記
               吉川陽子
               
   ☆フォートピア会員   貝沼正雄                紅露雅之・HPブログ「紅露の写真日誌」(当ブログ)
               成沢克朗                嵯峨秋雄・HPブログ「嵯峨秋雄 北の風景


以下、豊友会会員並びにフォートピア会員の出品作品の一部をご紹介いたします。私の出展作品は下記の通り、桜シリーズ5点としました。


作品1「青春万歳」北海道庁の満開の八重桜をバックに、一斉に飛び跳ねる若者たち。


作品2「八重桜光る」北海道庁の前庭の池をバックに、逆光に輝く八重桜と葉が美しい。


作品3「佳き日」手宮緑化植物園で偶然目にした本物の結婚式。これぞ日本の原風景、という声が通りがかりの人から発せられた。


作品4「朝里ダムの桜」ダムの水は普段濃い緑色をしているが、この日は光線の加減であろうか、コバルトブルーに輝いていた。


作品5「笑顔満開」旧手宮線沿いは八重桜が満開、そんな中愛知県の高校生が、鉄路(旧手宮線・廃線)に並んで記念撮影。まさに桜満開、笑顔満開というところ。

前日に展示作業を終えてみんなで記念写真。



以下フォートピア会員、豊友会会員の作品を数名分に限って紹介します。(画像不鮮明等で全員分紹介できませんでした)


<フォートピア会員 成沢克郎作品> 左:「祭りの日」法被姿の後姿をソラリゼーション風に加工 右:「秋」コスモスと羊蹄山


<フォートピア会員 嵯峨秋雄作品> 左:「美声(メジロ)」右:「気迫(カワヒラとスズメ)」


<豊友会会員 小林孝子作品> 左から:「日影がいいね」「ゴールドアイズ」「お気に入りの場所」


<豊友会会員 長尾年彦作品> 左:「秋のカラマツ林」右:「春の葡萄園」


<豊友会会長兼フォートピア代表 太田照二作品> 左:「梅花香る」右:特別出品「春景(赤岩山頂より)」


7月25日会場内で、香港から見えた方に、英語で作品を解説する太田会長 奥の会場では絵画展も行われています。

なお残り会期も本日含めてあと四日、会期後半は、小樽潮祭りと重なります。お祭りにお出かけの際に、当会場隣の旧手宮線で行われている「ガラス市」とご一緒にご高覧頂ければ幸いです。
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真夏の夜を吹っ飛ばせ~第10回浅草橋オールディーズナイト

2013-07-23 06:00:00 | 祭り・イベント
今年もやってきました運河に響くロックの歌が、第10回浅草橋オールディーズナイトが7月13日(土曜)から15日(月曜・祝日)まで開かれました。10回目の今年は、昨年までの小樽運河浅草橋広場から、小樽港第3埠頭広場に会場を移しました。小樽運河中央橋近くの旧合同庁舎の跡地です。従前の浅草橋会場は狭いうえに、臨港線沿いで交通量が多く危険なために、より広い場所に移転したものと思われます。従来の70-80席から600席近い観客席が確保され、くわえて舞台前には30-40人が踊っても体が触れ合わないほどの広いダンスエリアが確保されました。

初日の13日(土曜)と最終日の15日(祝日)の両日に、オールディーズを撮影&聞きに行ってきました。実は事前に友人が出演するとの情報があったからです。初日の17:30-17:50にはTwitter友の安斎氏が、最終日の17:30-1750にはFacebook友のHiro氏が率いる RAD MACKが出演します。安斎氏は、小樽市議会議員でありながら、各種市内のイベントで裏方としてボランティア活動をされています。また毎週土曜日早朝に運河の清掃活動にも携わっておられます。安斎氏とは、彼が小樽ジャーナル誌の取材記者時代に知り合い、市議会議員になってからも相談等に乗っていただいております。またRAD MACKのHiro氏とは、昨年のオールディーズナイトでRAD MACK の演奏を撮影し、ブログに掲載したのが縁で、Facebook友となりました。

13日には4時過ぎに会場を訪れましたが、すでに熱気むんむん、ダンスエリアでは老いも若きも腰を振り、手を振って、ノリノリ状態です。


会場には浴衣姿の男女も目立ちます。


舞台上では本日8番目のバンド「Johnny & The Rockets」がロックを演奏。

9番目の登場が安斎氏率いる「ギイーンズ」です。蘭越町の町議と赤井川村の若手女性村議の3人で組んだバンドで、正式名はしりべし若手議員バンド「ギイーンズ」です。安斎氏の担当はパーカッション、楽器は黄色い火ばさみ、土曜の早朝運河でゴミ拾いする道具です。これで演奏ができるの?と思いましたが、そこはぬかりなくパーカッション部分は「エアー」です。エアーとは、実際に演奏していないことを言います。エアーバンドとして有名なのは、「ゴールデンボンバー」、顔を白塗りした4人組が時折ソフトバンクのCMに出ていますね。


左端で黄色い火ばさみを持っているのが安斎氏。


結成2か月足らずにしては、3人の息がぴったり。


持ち歌が3曲しかないのは、結成後二月足らずで、日が浅くやむ得ないところ。

10番目のバンドは「CRY BABY BOOGIE」、ロック中心のバンド登場です。ロックの演奏で再びダンスエリアに人が集まり始めました。


曲と曲の合間も待っていられないといった様子。


なんといってもこの女性のダンスが一番パワフル。腰を前後左右に振り、カメラの前でポーズを取ってくれました。

ここらで少し会場の風景等を見回してみましょう。オールディーズのこの3日間共に好天が続きました。会場も結構温度が高くなってきていますが、湿気が少なく常にそよ風が吹き抜けますので、熱すぎず、寒すぎず、心地よい気分になれます。そのせいか、ロックを聴きながらつい、うとうとする人も見られます。


気持ちよさそうに、寝入るカップル。


素敵な後ろ姿。


暑い日はこれが一番。

さて、11番目のバンドは「くろもり」と言い、やはりロックが中心です。ギター3本に加え、シンセサイザーと金管楽器が3本加わっています。


8人によるバンドで、トロンボーン、トランペット、サキソホーンが加わり重厚なロック演奏となりました。


後方から観客席をみるとこのような状況です。午後7時近くになってきて、やや日が傾いてきました。

12番目のバンドは「ザ・パーティーズ」です。ロックを始め色んなジャンルの演奏と「出演バンド一覧」には記入されています。


30人以上の老若男女がダンスエリアに集まりました。椅子席の観客も手拍子し始めました。


手前の若い娘のスカートが、振りに合わせて左右に激しく揺れる。

13番目のバンドは、チューリップのコピーバンド「TAKE OFF」です。


午後7時半も過ぎると、会場にも夕闇が迫ってきました。


赤いギターがバックのライトに照らされて、色とりどりに反射します。

本日のスケジュールでは。あと残り2バンドですが、午後8時も近くなって、空腹感を覚え始めました。充分撮影しましたので今日の撮影はここまでとします。軽く心地よい疲れを感じながらも、会場を後にして運河に出ました。自宅までは徒歩で15分ほどです。運河に差し掛かると暮色の中を運河クルーズの船が、中央橋の下を通り、浅草橋方面に戻るところでした。あわててコンデジで一枚。それが下の画像です。


ルミックスのコンデジは色がよく、映りもいい。さすがパナソニックは映像関係会社だけのことがあります。

さて、翌々日の15日(祝日)には、昨年浅草橋で激しいロックを聞かせてくれた「RAD MACK」が17時30分から出演です。午後4時頃会場に着くと、20-30分も前倒しで演奏が始まっていました。午後4:00-4:20予定の「翔太&なつバンド」が最後の曲目を演奏中です。


本日8番目のバンドは、ボーカル担当が女子高校生だとか。


10番目に登場したのが安全地帯のコピーバンド「シュガーレス」です。


シュガーレス最後の曲は、ご存じ「ワインレッドの心」。この曲の演奏のために旭川から応援に駆け付けたという本職のダンサーが登場。舞台でダンスを披露してくれました。

11番目に予定よりも30分ほど早くFacebook友であるHiro氏率いる「RAD MACK」の登場です。浅草橋のオールディーズナイトには、過去9回出場とか。すっかり小樽にもRAD MACKファンが定着したようで、Hiro氏が登場すると、ひときわ大きな歓声が飛び交います。


中央ボーカルのHiro氏がメンバーの紹介がありました。ドラム担当が修羅氏で、三味線・琴などの和楽器を中心とした6人バンド「零式」のメンバーで、このほどメジャーデビューしたとの紹介がありました。


Hiro氏の熱唱。


ダンスエリアに集まってきました。


あれま~、小さい子供までリズムに合わせて足腰振って…背中のお面も可愛い、お面が踊る!後ろの子供二人は姉妹でしょうか。お面の子が盛んに後ろのお姉ちゃんのステップをまねています。


皮ジャンを脱いで、トレードマークの「YAZAWA]のタオルを首に巻いて[FANKY MONKY BABY」を熱唱。持ち時間を使切りました。お疲れ様でした。

Hiro氏とはFacebook上でのやり取りはありますが、お互い初対面。演奏後テーブルに戻ったHiro氏に挨拶し、次回8月に行われる北運河サウンドエナジーでの再会を約しました。RAD MACKの皆さんお疲れ様でした。
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古平町夏の例大祭~火渡りの儀式でハプニング

2013-07-19 06:00:00 | 祭り・イベント
例年7月には、積丹町美国神社と古平町琴平神社の夏季例大祭が行われ、その行事の一環として「火渡り」の儀式があります。積丹町は7月の5日、6日の二日間、古平町では7月の第2土曜日と日曜日に行われます。積丹町の火渡りは都合で行けませんでしたが、古平町の火渡りを、7月14日(日曜)フォートピアのメンバー5人で撮影に行ってきました。なお古平町の場合は9月にも恵比須神社秋の例大祭で火渡りの儀式が行われます。

火渡りの会場が、土曜日(7月13日)と日曜日(14日)で異なることを、今回初めて知りました。過去2度ほど撮影に来ておりますが、いずれも土曜日で、会場が町役場隣の恵比須神社の境内でした。ここは割と狭く役場側が急斜面となっていること、また国道に近くて対面にコンビニがあって、正面から鳥居のある入口方向を撮影すると、コンビニの明が映り込んだり、交通標識の反射板が映り込みます。一方、今回日曜日の開催場所はかなり広い公園の中(新地町みどり公園)ですの、で周囲の明が映り込む心配がありません。

夕やみが迫り午後8時頃になると、それまで町内を練り歩いていた神輿3基が会場に近づいてきます。囃子方の太鼓の音とともに、わっしょいの掛け声や掛け声に合わせた笛(競技用のホイッスル)の音がすぐそばまで来ています。氏子や祭りの世話役の動きが激しくなります。会場に到着した神輿は、大勢の観客の前で再三再四上下に激しく担ぎ上げられ、雰囲気を盛り上げます。


祭りの世話役が準備する中、会場入り口付近で神輿が雰囲気を盛り上げる。間もなく開始の神事が行われ、天狗(猿田彦)の清めの火渡りが始まります。


まずは緑と赤の神楽が火の回りを回り、天狗の露払いを行います。


何度か火の周囲を回り気分を高めます。


近くによっては、もっと炎をと催促します。


裏方さんが、大量のかんな屑を放り入れると、炎は一気に広がり、火の粉が風下の観客に降り注ぎます。火渡りエリアに張られたロープの内側に陣取った祭りの関係者・神輿のサポーターたちが、アチチと言いながら火の粉をあわてて振り払う。


再三火の状況を見ながら天狗が一気に火を渡りました。大きな拍手が湧き上がります。

天狗の火渡りは3回ほど行われます。一瞬衣が火を帯びます。世話役が素早く手で打ち払いますが、足元を見ると、すねに巻いた白い布と白足袋から煙が舞いあがっていました。よく火傷をしないものだと感心します。天狗の火渡りが終わると、赤と緑の獅子神楽が火を渡ります。そしてその後、榊を積んだリヤカーが火を渡ります。最後に3基の神輿が渡ります。


火の状況をうかがいます。


燃え上がる炎の中、無事に獅子神楽が火渡りを渡りました。その次は、榊が火を渡り、最後が神輿です、


一番大きな神輿が渡ります。


一度渡り終えた神輿は再び火をくぐって戻ります。


戻った神輿が再びこちらにやってきます。偶然周囲のカメラマンの発光したストロボ口と同調し、明るくなりました。


上の画像の連続したカットです。


2基目の神輿が渡りました。先頭の神輿リーダーは熱さのためか、顔をそむけています。


火の中に入った瞬間炎が広がりました。


2基目の神輿が再びこちら側に戻ってきました。

この2基目の神輿が3度目の火渡りの時です。ハプニングが起きたのは…。その間を5カット連続で見て頂ければご理解できるかと思います。


<その1 後棒の担ぎ手に何かが…>


後ろから3番目の担ぎ手に異変が、体が90度外側を向いてしまいました。

<その2 担ぎ手が転倒…>


後ろから3番目の担ぎ手が仰向けに転倒しました。

<その3 つられて直後の担ぎ手も…>

神輿は急には止まれず、つられるように直後の担ぎ手が、転んだ担ぎ手につまずいてしまった。

<その4 最後尾の担ぎ手もかわし切れず仰向けに神輿の間に転倒…>

周囲の担ぎ手や神輿サポーターが駆けつけ転倒者を火の傍から引き離す。

<その5 左側面の後棒を失った神輿は…重心を失って、右側面の担ぎ手をも転倒させてしまった…>

世話役たちも駆けつける。右端の人物に注目、ハプニングにもかかわらず、冷静に(?)動画を撮り続けている。


こうしたハプニングにもかかわらず、神輿は平然と火渡りを続けていきます。
<注>5人の方が火傷をされたとの忠告が後日ありました。一刻も早い回復を祈っております。


何事もなかったように再度火渡りが開始されました。


3番目の神輿が無事火を渡ってきました。舞い上がる火の粉をバックに、神輿がとても美しく見えるような気がする…


神輿が戻ってゆく。


渡りきる寸前炎が拡大。

午後9時過ぎに火渡りの全儀式が終了しました。火渡りの撮影については、積丹町美国の火渡り、古平町の夏秋の火渡りを、過去何度となく撮影していますが、今回のように担ぎ手が転倒するという場面には初めて遭遇しました。なお、過去に古平町の火渡りで、赤獅子が全身炎上する光景を目撃しましたが…周囲のサポートが素早く大事に至りませんでした(2010.9.18付当ブログ「古平恵比須神社秋の例大祭~火渡りを撮る」最終画像参照)。

なお古平町の例大祭における火渡りについては、上記2010年9月18日付ブログ以外にもありますので参照してみてください。
2012年7月22日付「美国神社と古平恵比須神社の火渡り
2009年7月13日付「古平琴平神社の火渡り

(注)古平町には、新地町に琴平神社が、浜町(役場横)に恵比須神社があります。明治8年には、琴平神社が古平郡の鎮守に指定され、恵比須神社が村社に指定されました。その後恵比須神社は琴平神社の西宮となり、さらに昭和25年ころ両神社が合併、併祀されたこともあって、区分が曖昧になったようです。夏の例大祭は琴平神社祭、秋の例大祭が恵比須神社祭ですが、夏の例大祭の火渡りの初日が、役場横の恵比寿神社の境内で行われます。今年は13日(土曜)の火渡りが恵比須神社で行われました。
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ブルートレインを撮る

2013-07-15 06:00:00 | 写真
                         札幌駅3番ホームに接近するブルートレイン「北斗星」 先頭機関車は重連
   

1980年代に始まったブルートレインブームは、JRの合理化に伴う寝台特急の廃止が相次だこと、そして2009年の山陽本線・東海道本線を走る寝台特急「はやぶさ」の運行廃止以来、すっかり下火となってしまいました。現在ブルートレインは、「あけぼの」(上野~青森間)と「北斗星」(上野~札幌間)の二本のみとなってしまいました。2009年3月14日のダイヤ改正では、「はやぶさ」と「富士」が廃止されたことにより、東京駅発着の元祖「ブルートレイン」は全廃となり、東海道本線、山陽本線および九州島内からブルートレインが消滅してしまいました。このときの東京駅最後のブルートレイン撮影するファンが大勢東京駅ホームに押し寄せて来たことはまだ記憶に新しいところです。(下記画像)


(出所)WIKIPEDIAブルートレインの項目から

ブルートレインの厳密な定義はないと言われています。まずは車体が青であること、寝台特急の定期列車であることが条件で、車体が青でも札幌~青森間の寝台急行「ハマナス」はブルートレインとよんばないとか。またカシオペアのような臨時列車や、トワイライトエクスプレスなどもブルートレインとは呼んでいないようです。ともあれ、自称鉄ちゃんではない私には車体が青でも緑でも構わないのですが…、とにかく札幌に出た折に、北斗星とトワイライトエクスプレスを撮影しましたので紹介します。


<北斗星>
上野~札幌間を一日1往復しています。JR札幌駅には11時15分3番ホームに到着します。そして17時12分に上野に向けて札幌を出ます。


この日は3分ほど遅れて3番線に入ってきました。


ヘッドマークがはっきりとわかります。3-4番ホームの先端から撮影しています。撮り鉄は私一人でした。もっとも平日の午前ですから、当然かもしれません。先頭はDD51型ジーゼル機関車が二台、重連で牽引しています。


10両編成でしょうか、長い長い列車です。通常道内の列車は快速エアポートでさえ6両編成ですから。


やっと停車で、最後尾が見えました。車掌が指さし確認をしています。


北斗星を降りた乗客が、記念写真を撮っています。


北斗星のエンブレム。


先頭車両を撮るべくホームを歩いて向かう。ブルトレを撮影している人が何人かいました。


食堂車も半分かたずけられています。


先頭は、DD51というジーゼル機関車が二台で牽引しています。


ホームぎりぎりに停車しているので、ヘッドマークをコンデジで腕を伸ばしてやっと撮影。


ほどなくして北斗星はいったん手稲の機関区に回送されます。



9時52分、青い機関車DD51型二台でけん引されてトワイライトエクスプレスが、札幌駅3番ホームに近づいてきます。


車体はダークグリーンです。


後姿も北斗星とは違っています。


上品かつ立派なエンブレム。


先頭車両に向かう。


先頭はほーむぎりぎのところまで来ていて、機関車のヘッドマークを撮影しにくい。ホームの先端から手を伸ばしてコンデジでやっと撮影しました。


10分後列車はいったん手稲の機関区に回送されます。

トワイライトエクスプレスは、週4回運行されます。札幌駅発は、毎週火曜、木曜、土曜、日曜です。14時5分大阪に向けて発車します。


<その他の特急列車>
北斗星、トワイライトエクスプレスを撮影するべく、ホームに待機中に偶然見かけた特急たちです。まずは寝台特急「カシオペア」です。


9時52分着のトワイライトエクスプレスを撮ろうと3番ホームに駆け上がると、4番ホームにはカシオペアがいました。数枚あわてて撮影していると、回送列車として動き出してしまいました。


運転日は全くの不定期で、月に1~2回運行されています。出発と到着の時間は決まっているようです。


札幌釧路間を走る振り子特急「おおぞら」、丹頂鶴の図柄が用いられています。


札幌~室蘭間を走る特急「スズラン」です。


なお、寝台特急北斗星やトワイライトエクスブレスについては、このブログでも過去3回ほど取り上げておりますので参照してみてください。
カラー文字の部分をクリックすると、そのページに飛びます。

2009.12.6日付ブログ「JR駅及び駅前広場~札幌駅のケース
2010.1.19日付ブログ「ブルートレインを撮る~冬の北斗星
2010.5.20日付ブログ「札幌の街へ
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開拓の村でモデル撮影会

2013-07-11 06:00:00 | 写真
                                                日傘が回る…

7月7日(日曜)に北海道開拓の村でモデル撮影会がありました。開拓の村主催の撮影会も夏と冬の2回行われていますが、今回は北海道写真協会(通称=道写協)札幌支部と北海道新聞が主催する「モデル撮影会&フォトコンテスト」です。写友から参加しないかとの打診があり、即OK。フォートピアのメンバー5名(私以外は道写協の会員)で参加することになりました。撮影会の案内によれば、午前10時から、途中昼食の休憩を含め、午後3時半頃終了ということです。モデルは3名で、道写協の審査会員3名が指導に当たるということです。参加者は、道写協の会員、非会員(一般)合わせて140名ほどの参加者だそうです。

写友から撮影会の誘いがあった時点での、7日の天気予報は曇り時々雨のマークがついていました。撮影会は雨天でも実施予定です。まぁ、雨が降れば降ったでそれなりの写真が撮れるとは思っていたものの…。最近の天気予報は外れが多く、それもいい方にはずれています。当日朝8時半頃、札幌市厚別区の開拓の村に向かうべく、車に乗り込んだときは、なんと雲一つない快晴。やっぱりいい方にはずれました。

開始15分ほど前に開拓の村に到着し、さっそく受付を済ませます。道写協の会員でない私は、65歳以上の一般参加料2000円を払います。そこでフォトコンテストの応募用紙も頂きました。撮影会開始にあたり、モデルと撮影指導に当たる審査会員が紹介され、さらにいくつかの留意点が指示されました。

その中のひとつに、Facebookやブログに掲載する場合は、開拓の村の建築物に肖像権があるので、掲載前に開拓の村事務局の了解を得てくださいというものでした。今回のフォトコンテストの応募についてはその限りではありませんという。う~ん、事前に許可得ることに、幾分面倒くささを覚えましたが…。ここへは外国人(台湾、韓国)も大勢来ます。現に何人も来てバチバチ撮影しています。また一般の観光客も大勢訪れます。彼らにも周知・徹底しているのでしょうか?もしも徹底して周知されておらず、彼らがFBやブログに写真を乗せた場合はどうなるの?という疑問もありますが、とにかく撮影に専念することにします。


モデルの自己紹介が始まりました。右側の二人は現役の高校生ということです。


モデルを立木の下に立たせて、指導の先生は奥の方の立ち木を入れて奥行き感を…と指導しますが、立木の根元1.5m付近に雪囲い用(倒木防止)の支え木があって、目立ちすぎるので敢えてはずしました。バックの芝生のタンポポが綺麗にぼけて…


「旧開拓使工業局庁舎」の前で。この建物は黄色い外壁に緑色の枠取りがされていてとても目立つ建物です。ややもすると建物が目立ちすぎますので、センターフォーカスフィルターを使ってモデル以外のバックをぼかしました。

なお、建物がはっきり映り込むと、後日ブログやFacebookにアップする際に問題になりかねないという不安も出てきます。事前に許可・承認を云々は、撮る側にしてみると、かなりプレッシャーになります。今回の撮影会では、極力建物の全体が入らないよう、極々部分的にしか映り込まないように、あるいは映り込んでもぼかすようにしました。


建物と建物の空き地にはタンポポが今が盛りと満開。モデルがしゃがんでいるときにパチリ。右手の甲の映り込みが邪魔だったかな。


別のモデルの撮影グループに行ってみました。開拓の村のメイン建物「旧開拓使札幌本庁舎」の前で撮影が行われています。


モデル撮影会はこのように行われています。一グループ30~40人ほどのカメラマンが集まりますので、一通り撮影すると、前列と後列が入れ替わります。


麦わら帽子の隙間から零れ落ちる光が…、麦わら帽子3連発 こちらはCANON EOS40Dで撮影。


LUMIXのコンデジで撮影後、クリエイテブレタッチモードで、「モノクロ」に変換、さらに同モードで「ソフト」に変換しました。


同じ操作でレタッチしました。やわらかい雰囲気になったと思います。


再び最初のモデルチームに戻って撮影。EOS40D+シルキーソフトフィルター使用

撮影は午前の部がまだ続いていますが、12時15分ほど前に、写友5人とも入り口広場右手にある食堂に向かいます。参加者140名のほか一般見学者が、好天に誘われ相当来村しているようで、村内に一か所しかない食堂は相当込み合いが予想されるので、早めに昼食です。なお、午後の撮影開始は1時半から、モデルは浴衣姿ということです。


紙風船で遊ぶモデル。


黒い板塀をバックにすると、モデルの表情が生きてくる。


室内の電灯もアクセントに…


黒い板塀の前で日傘をさして、これだけで絵になりますね。


その日傘をくるくる回してもらい、シャッタースピードを遅めにすると…


今度はシャボン玉遊び風に、


バックのガラス戸に周囲のカメラマンが映り込まないようにするのが一苦労。


どうせなら周囲のカメラマンの映り込みも取り込んでしまえ、ってなわけで、右端でコンデジ構えている日焼けしたデブが私。ああ、もう少しダイエットしないと…、この画像を見て反省しきり。

撮影に夢中になっている間に撮影終了の3時半が近づいてきました。相変わらず一般の観光客が次々と入ってきます。そのうちの子連れの一組が、通りかかり、子供がiPhoneでモデルを撮り始めました。その様子が様になっている。


「ママ、うまく撮れたよ」将来はカメラウーマン間違いナシ。


☆なお、開拓の村村内で撮影した画像のブログやFacebookへの掲載にあたっては、7月9日事前に郵送及びメール(画像)にて申請、10日に画像掲載について内諾を得ました。正式承認は郵送の関係上多少日時がかかります。
☆平成25年7月23日付で北海道知事名による承認書が届きました。承認番号「承認第4-38号」
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小樽商大緑丘祭~その2

2013-07-07 06:00:00 | 祭り・イベント
                         注目のミスコンには…あこたんさんがミス小樽商大に輝きました


前回は、屋内出展サークルを写真部を含めると三つ取り上げましたが、今回はさらに屋内出展サークルをいくつかと、屋外の模擬店をいくつか取り上げます。そして最後に、商大ミスコンテストの経過と結果について取り上げます。


(4) 屋内出展サークル(続き)

緑丘祭実行委員会本部でいただいた黄色い冊子「出店 Perfect Guide」によれば、屋内に出店しているのは、下の画像右ページのとおり9つのサークル・部があります。そのほか企業出店として、2Fの国際交流ラウンジにJICAが、3Fには日経新聞と北海道新聞が就職関連記事等の出店しています。


屋内出展サークル・部のうちすでに、212号室の文芸サークル、301号室の写真部、307号室の室内管弦楽団・音楽喫茶については、前回のブログで取り上げました。


308号室の前では、茶道部の女子学生にゆっくり休んで行ってくださいと誘われました。部屋を覗くと、浴衣姿の女子学生が大勢…気後れして入れませんでした。


1Fの104号室から何やら歌声が聞こえてきます。覗いてみるとアカペラサークル・AIRSが実演中でした。ベース音をまねてリズムを取りながら歌うのはさすが上手いな~と思いました。


曲目ごとにメンバーが変わりますが、まったく知らない曲で、最近の曲が多いせいか、年寄りにはなじみがなくて、早々に退出してしまいました。


(5) 屋外に出店した店を回る

「出店 Perfect Guide」によると、3号館前の広場に33店舗が、学生会館・ステージ前平場の後方に5店舗が出店しています。38の出店中飲食店以外は、学生会館横の美術サークル「メロコトン」の1店舗だけでした。ここでは似顔絵、ポストカード、ストラップ等が販売されています。残りの店舗で最も多いのが焼き鳥を扱うサークル・部が6店、ソーダ等の飲み物を扱うのが次いで多いようでした。中にはラーメン350円、あんかけ焼きそば400円、豚丼300円などというのもあります。

ちょうど昼を過ぎて腹がすいてきました。流しソーメンを食べたといっても数口程度、とても腹の足しにはなりません。ちょうど通りかかると、ソーセージを作っている場面に遭遇しました。側でソーセージを焼いている匂いが、すきっ腹を刺激します。


出展No.21近藤ゼミの店舗です。ブラジリアンソーセージとか、2本で300円、おすすめですよと彼女。その声に誘われ早速購入。う~ん、確かに作り立てで美味しいが…。鉄板で焼くと脂身が落ちて…生の時の3分の2くらいに縮小してしまう。腹の虫をかえって起こしてしまったみたいです。追加でたこ焼きも腹に収めました。


出展No.Cの翔楽舞の店の間を通ると、焼きイカを食べている女子学生と目が合ってしまいました。ん?売り物の焼きイカ食べてしまっていいの?味見だそうです。


こちらも売り物のサラダを食べている学生を発見。あれ、見られちゃった、まずな~という顔をしている。


出展No.30の「小樽笑店」のメンバーたち。ただ今豚丼250円製作中。小樽市民であれば、このサークル「小樽笑店」を街中で見た方も多いと思います。学校内だけの活動のとどまらず、街に飛び出して小樽活性化・商店街活性化に取り組んでいるサークルです。(詳しくはリンク参照)


PR看板を持ち歩いて自分のサークルを売り込む彼女たち。


こちらの男子学生は、PRおサボり中?いや、いや、疲れたのでちょい、座ってミス商大の行方を見ているだけですよと。


さてさて、こちらのコスプレ嬢は何なのでしょうか?これから出演するのでしょうか…


(6) ミス小樽商大コンテストの始まり

13時からはミス小樽商大コンテストが始まります。学生会館前の広場には多くの観客が駆けつけてきていまあす。なお、今回のコンテストには5名の女子学生が応募しています。部活やサークル、ゼミなどから推薦され、なおかつ応募した5名で、事前にFacebookのサイト「第1回ミス小樽商科大学」で応募者5名の写真・プロフィール等が紹介されています。写真部の部員が撮影した画像とともに、FB上で一般公開されていて、事前投票も実施されています。

ここでミス商大候補者たちの写真撮影をと意気込んでいたのですが、司会者の「関係者以外は撮影禁止です」の一言に、会場から大きなため息が出てしまいました。う~ん、撮影禁止とあればしょうがないですね。興味半減ですが…

司会者からプロフィールの紹介とともに順次5名が舞台上であいさつします。次いで5名が浴衣姿で登場し、各推薦団体の応援合戦が始まります。この応援合戦のコンテストも実施され、最優秀推薦団体には松尾ジンギスカンから2万円相当分のジンギスカンが贈呈されます。


候補が立ち並ぶ舞台については、あえて取り込んでおりません。手前でじゃんけんをしている6名は、誰が舞台上に立って応援演説をするか決めているのかと思はれます。


最優秀応援団体に輝いたのは、このサークルです。コンテストエントリーNo.5「サキさん」を推薦した翔楽舞(YOSAKOI)のみなさんでした。撮影禁止ということで舞台上の部分はカットしました。


舞台上では5名の候補について紹介等が続いています。5名の候補が並ぶ舞台については、モザイクをかけております。

浴衣から普通のウェアーに戻って、舞台上に並んだ5名のミス商大候補に、観客や候補者同士の質問時間が設けられました。その間に5名の顔写真が張られたボードが、観客の間を回り、ミス商大にと思う候補にシールが張られていきます。また携帯電話からの投票も可能で、しばしの間にFBの事前投票も含め、集計結果が出たようです。

第1回ミス小樽商大コンテストで、ミス商大、準ミス商大に輝いたのは…(詳細はFB「第1回ミス小樽商科大学」を参照)

☆ミス商大 エントリーNo.1番 あこたんさん(下の記事写真左端)
☆準ミス商大 エントリーNo.2番 Harukaさん(同写真左から2番目)


6月30日付道新小樽版に結果が載りました。

ミスコンのステージが終了し、ミス商大を囲んで推薦サークルが記念撮影をし始めました。ところが誰もカメラを持っておりませ。iPhoneで撮影しようとしていますので、代わって私が撮影しました。ついでにミス商大と浴衣姿の学生も含めバチバチ撮影させていただきました。舞台上の行事は終了していますので、禁止措置は解除されたと思ったからです。カメラを向けるとあこたんさんもOKのサイン。気兼ねなく撮らせていただきました。


ミス商大に輝いたあこたんさん(前列中央赤いマント)を囲んで推薦サークルと一同そろって記念撮影。


友人に囲まれ笑顔のミス商大。


(7) ステージ上はフリーステージ???

さて、緑丘祭の目玉行事のミスコンも終わり、15時から17時までは舞台上はフリーステージとなりました。フリーと言っても15時から社交ダンス部の発表、15時30分からはアカペラサークル・AIRSの発表があります。


外人さんがパートナーのペアも…


室内での演奏というか歌唱とは一味違った演出。


最後は、会場風景と2-3のスナップを取り上げて終わりとします。


緑丘祭実行委員の方でしょうか、午後3時半近くになってやっと昼食にありついたようです。お疲れ様です。


学生会館の食堂を覗くと(土日祭日は閉店で入れません)、かなり豊富なメニューのようです。私が学生の頃は(S37-41年)6-7種類しかなかったと思います。

ともあれ、学生時代にタイムスリップしたような気分に浸りました。それにしても今の学生は何と幸せなことか…え?どういう意味かって?可愛い女子学生と机を並べて勉強できるなんて、私の時代には、上級生に女子学生が二人いたのみでした。1~4年生の全校生徒800人中、女子学生は二人だけ、あっちを向いても、こっちを向いても野郎ばかりでした。


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小樽商大緑丘祭~その1

2013-07-03 06:00:00 | 祭り・イベント
第61回商大緑丘祭が6月29日(土曜)~30日(日曜)一般公開されました。昨年第60回目となるはずであった緑丘祭が、5月に未成年学生の飲酒死亡事故を受けて自粛・中止措置となってしまいました。今年は2年ぶりに実施されました。29日(土曜)に見てきました。学内での酒類の販売・飲酒が一切禁止されたことが徹底されている様子がよくわかりました。一昨年の緑丘祭の折には、あちこちで学生たちがビニールシートの上で酒盛りに興じていましたが、そういうシーは全くありませんでした。

今年の緑丘祭では、ひそかに私自身期待している点がいくつかあって、是が非でも訪れて撮影したいと思っています。一つ目は、翔楽舞(YOSAKOIサークル)のYOSAKOIソーラン演舞を撮ること。6月5日(水)~9日(日)に札幌で行われた本番で撮影出来なかったからです。二つ目は、商大写真部が今年は作品を出展していると聞いたことです。どういう作品が展示されているのか、写真を趣味としている私には大いに興味があります。三番目はもちろん緑丘祭名物「ソーメン流し」の撮影です。四つ目は8年ぶりに再開されたという「ミス商大コンテスト」の行方です。事前にFacebookで今回の緑丘祭の目玉の一つであるということは承知していました。

緑丘祭は28日(金曜)から開催されていますが、28日は在学生向けのイベントであり、29日(土曜)の一般公開日に行ってみました。事前に実行委員会のFBでイベント内容・時間がわかっていました。YOSAKOIは11時~12時とありますが、11時前に会場に到着したときには、すでに翔楽舞のYOSAKOIソーラン演舞は、残念ながら終わっていました。別のチームの演舞も終了間際で、結局撮影できませんでした。時間が変更になったのでしょうか。出だしから不味いな~と思いながら、気を取り直して、写真部の出展を見に行くことにしました。


会場入り口のスケジュール版には「YOSAKOI 2013」11:00~とあるのですが…

模擬店の立ち並ぶ正面突き当りの3号館に入っても、どこに何のコーナーがあるのかさっぱりわかりません。この大学のOBとはいえ、私が学んだ当時のグリーンの木造校舎は、とっくの昔に取り壊され、近代的な鉄筋コンクリート4F建の校舎になっています。わずかに校門横の学生会館だけが昔のままです。事前に緑丘祭冊子を入手して、配置図を確認すればよかったのですが…、大きな校舎があちこちに立っていて、この正面の建物が3号館ということは後で緑丘祭冊子で知りました。


学祭実行委員会本部でいただいた緑丘祭冊子と模擬店出店案内冊子。

(1) 写真部の作品展示は3号館301号室

とにかく3号館の中を、あちこちふらついていると、3Fの最奥301号室に写真部の看板がありました。覗くとがら~んとしていて、外の喧騒とは全く違う世界のような…、とにかく入って展示作品に目を通しました。


入り口に部員二人が所在無げに…


正面の黒板には、今回のミスコン応募の女子学生の写真が貼ってあります。殆どはFBに掲載されていますが、目新し写真もあります。


しばらくすると、ポツリポツリと入場者が現れます。写真の傍に撮影者のプロフィール等が張られています。


301号室の4面に作品が張られていますが、教室の大きさだけが目立ちます。

受付嬢に聞くと、部員数は14名とか。フィルム撮影がメインですとのこと。出展数が少ないようですがと聞くと、この春に札幌の大通ギャラリーで展示会があったばかりなのでとのこと。アンケート用紙をいただきましたので、感想をいくつか書いておきました。

モノクロ写真が多いのですが、プリントがいまいちメリハリがなく全体に眠い写真が多い。デジタルデーター化してソフトでメリハリ付ければ見栄えがすると思うのですが。中には波打ち際でたわむれに、波を足で飛ばしているカットは、プリントさえよければフォトコン入選可能作品にも見られました。


(2) YOSAKOI 2013が学生会館前広場で始まった

そうこうしていると、屋外から大きな音が聞こえてきます。301号室の窓からのぞくと、翔楽舞のYOSAKOI演舞が始まっています。あわてて会場近くに駆けつけました。


学生会館前の広場では、演舞が始まっていました。


法被の色が違うのは学年によるとか…


演舞後半会館広場から3号館の方に駆けあがってきました。


演舞中の生き生きした顔がたまらないほど美しい。


(3) 緑丘祭名物「流しソーメン」が始まる

翔楽舞のYOSAKOI演舞はこの一曲だけで終わってしまいましたが、見逃したと思っていただけにラッキーでした。そうこうしている間に、12時からの流しソーメンの時間が迫ってきました。担当学生が盛んにマイクで案内をしています。正面の坂を利用して、約50mほどの樋が設置されていて、すでに多くの子供連れの市民、学生たちが、麺つゆを入れたカップを持って開始の合図を待ち受けています。


麺つゆに葱等の薬味を入れたカップを前に、開始の合図を待つ。


ソーメンを摘まもうとする手、手、右側に陣取ると摘まみづらいようです。右手では逆さ箸になってしまうからです。


途中麺を流し込む係が10数m間隔で配置されてはいるものの、下流ほど流れが速く、摘まみにくい。


全体の様子はこのようになっています。中央奥が屋外模擬店スペースで、最奥の建物が3号館です。


ソーメン流しが終わり、フルーツ流しが始まりました。マシュマロが流れてきました。カメラをぎりぎり下げて撮影しました。


女子高校生二人、フルーツもなかなか摘まめない。


ああ~、余り摘まめないうちに終わちゃった、残念。あれ、今の撮っちゃったの、恥ずかしい、と言いながら撮影に応じてくれました。


(4) 屋内出展サークルを見る

さて次の商大ミスコンテストまでは時間があります。再度3号館のイベントコーナーを巡ります。実行委員会本部でいただいた黄色い冊子「出展 Perfect Guide」には、屋外と3号館屋内出展のサークル名が記載されています。今度は迷うことなく行けそうです。何か所か見たうち、今回は212号室の文芸サークル「アジュナシア」と307号室の室内管弦楽団「音楽喫茶 dolce(ドルチェ?)」を紹介します。


朝一番に301号室の写真部を訪れた際に通りかかり、不思議なコーナーだなと思い、声をかけると文芸サークルだという。小学校の工作物かと思ましたが(失礼)…、孫の粘土細工と大差ないような…


ん?冊子が置いてある。何ですかと聞くと文芸作品です、という。1冊100円というので左端のサークル名にもなっている「アジュナシア」を購入。自宅で読んでみましたが、2-3ページ読むと眠たくなって…、要はエッセーのような、創作日記のような、短編小説のような…
(注)アジュナシアをPC検索してみましたが、このサークルの活動項目が出てきますが、言葉の意味は分かりませんでした。

最後に紹介するのは307号室の音楽喫茶dolceです。


1杯100円のアイスコーヒーを飲みながら、20分ほど聴いておりました。曲目は黒板に書かれている通りで、1曲ごとに演奏メンバーがチェンジします。


アイスコーヒーを飲みながら聴くにはちょうど良いかも…

次回は緑丘祭~その2、商大ミスコンテスト他を取り上げます。
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