紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

毎朝イヌと散歩

2012-02-27 06:00:00 | 街中ウォッチング
毎朝というか、午前中に30分ほど自宅の近くをイヌとともに散歩しております。退職後からですからもう5年ほど雨の日も吹雪の日も続けております。定年退職後運動不足から体重が増えだしたために、家内に勧められ(というより押し付けられて)、散歩を始めたものです。しかし、イヌも寄り道ばかり、本人もカメラ片手に寄り道ばかり、散歩の効果は?マーク。一向に体重は減りません。まぁ~、しないよりはした方がいいかもしれないという程度の散歩です。

お~い、イヌ!散歩に行くぞ。おっ、外はかなりの吹雪だ。遭難することもあるまい。
ん?イヌの名前は、ジャスミン7歳のメス犬です。面倒なので通称を呼びます。通称は「イヌ」、ネコでないことは確かなので…



自宅前は大きな雪の塊があります。昨日雪庇を落として道路わきに積み上げたものです。明日の朝早くには、業者が排雪してくれます。念のため歩道に「落雪注意」のポールを3本も立ててあります。



女子学生が二人地図を見ながら上がってきます。
「この辺に美味しい札幌ラーメンがあると聞いたのですが」
「札幌ラーメン?ああ、初代というラーメン屋さんかな?」
「それならこの坂を上がってさらに向こうに降りる途中だよ」
ありがとうと言いながら女子学生は、去って行きました。ラーメンはあまり好きではないので、初代のラーメンの味はわかりませんが、結構観光客に尋ねられることが多いのです。



メルヘン広場をまがって入舟町方面に向かいます。時折雪煙が舞い上がります。 





イヌは、なかなかまっすぐ歩きません。すぐに道端でにおいをかぎ、ここ掘れワンワンです。出て来るのはたいてい黄色いおしっこの跡。
おい、イヌ、もっとしっかりお金のにおいでも嗅ぎ出せや!と言いたくなります。



北海道銀行の交差点に来ました。風が強いせいか時折ものすごい雪煙が舞い上がります。特に海側の面している屋根からがすごいようです。



線路脇のお宮も、かすんで見えなくなることもあります。
ガードをくぐって二番目の小路を、今度は上に向かいます。突き当りには量徳小学校があります。



この辺りは地域の建設業者が、ショベルカーやダンプカーを使って毎日のように除排雪をしております。道路だけは広々としております。



鉄道マンが踏切に大勢集まっています。昨夜からの大雪対策でもしているのでしょうか。



量徳小学校前に出てきました。2月の4日に作った雪像はほとんど雪に埋もれてしまったようです。
歩道と道路の間に3mほどあった雪も、数日前に排雪されて、今は広々とし視界も良くなりました。
手前の道路わきに四個の汚れた雪塊があります。ここに大きなトラックが長時間駐車していたようです。車輪カバーについていた雪がエンジンの熱で溶けて落下した跡なのです。



自宅のある三本木急坂(学生時代は、地名の山ノ上町の坂と呼んでいた)に来ました。
ほぼ一周30分の散歩コースでした。



元気がいいのはイヌだけだ。
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おたる雛めぐり・その1

2012-02-23 06:00:00 | 祭り・イベント
2月11日から3月4日まで、小樽市内各所で「おたる雛めぐり2012」が行われています。歴史ある旧家に伝わった貴重なおひな様や、ガラス工芸による新作のおひな様など、市内の主だった店舗・施設に展示されております。その数は50か所に及びます。昨年もこの雛めぐりについては取り上げましたので、今回は前回取り上げなかった店舗・施設のおひな様を取り上げたいと思います。(前年の「おたる雛めぐりについては当ブログ2011.3.4付け記事参照)

(1) 田中酒造本店

田中酒造は「宝川」ブランドで有名な地酒のメーカーです。店舗は北運河にあるのが本店です。高速札樽道から続く臨港線沿いの有幌町に、亀甲蔵があります。亀甲蔵も雛めぐりのポイントになっておりますが、今回は本店に伺いました。


(入ると右手に立派な雛壇が…ポールが邪魔なので移動してもらえないかお願いしたところ、若い女店員が「ダメです」の一言…う~ん、)


(さすが酒屋さん、酒瓶もおひな様に早変わり)

(2) おたる北運河 かもめや

北運河近くの喫茶店・旅館「かもめや」のおひな様はすべてミニサイズ。押絵雛や猫など動物のおひな様もあります。最初どういう店かわからず、窓からのぞいても雛段がないようなので、玄関前で戸惑っておりました。丁度除雪をしていたご主人が、どうぞどうぞと中に入れてくれて、説明までしてくれました。田中酒造の女店員の対応にムカついていただけに、カモメ屋のご主人のさわやかさに救われた思いでした。


(有名人形作家によるものとか とても可愛らしいお雛様がいっぱい)


(奥への出入り口付近に掲げられた、掛け軸風のおひな様に目が行きました)

(3) 運河の宿 小樽ふる川

小樽運河、臨港線に面して大きなホテルが三つ並んでいます。運河プラザ向かいのホテルノルド、そしてホテルソニア、もう一つがふる川です。ホテルノルドは時々レストランを利用しますが、他の二つは全く知りません。ふる川は作りがとてもノスタルジックな感じがします。一歩ロビー、というより玄関に入り込むとまったくの純和風であり、幾分時代錯誤に陥ってしまいます。


(受付カウンターならぬ、帳場という感じ)


(待合室の奥にはこんな人形が…)


(肝心のおひな様は、大きな雛壇よりも待合室中央に飾られた桜の枝+ミニおひな様が目を引きました)

(4) 大正硝子 ビードロ館

大正硝子は中央バス運河ターミナル隣の旧名取商店の石蔵を本店に創作工房、トンボ玉館、ビードロ館等数店舗があります。そのほかにも数店舗が堺町通りに散在し、入船町には大正硝子館ギャラリー蔵があります。ギャラリー蔵にも雛めぐりがありますが、今回はビードロ館に寄ってみました。入り口に、PHOTO禁止のマークが…店員に尋ねると、写真OKとのこと、一安心です。ここで扱っているのは、ガラスのミニ細工のようです。可愛いお雛様がいっぱいで、ウサギのおひな様もあります。


(小型の人形はほとんどがバーナーワークと言われる、ガスバーナーで細いガラス棒を細工して作りあげて行きます)


(これくらいのミニミニセットがよく売れますとのこと なお大型のガラス雛セットは入船町の大正硝子「ギャラリー蔵」に展示しているということです)

(5) ホクレン フード館

堺町通りの観光中心街に位置するフード館は、お土産用食料品や雑貨を販売しています。2F、3Fはギャラリーとなっていて、焼き物、版画などが展示されています。2Fの焼き物ギャラリーの真ん中に、2組の雛壇が飾られています。


(周囲の雰囲気にあっていてとても上品な感じがします)


(1Fに降りて臨港線側の出口に出ようとして目を引いたのがこの喫茶コーナーの光景 雛めぐりと関係ありませんが…)

 
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小樽雪あかりの路~その2・街中の明かり

2012-02-19 06:00:00 | 祭り・イベント
前回のブログで、運河会場、旧手宮線のメイン会場以外でも街中中にアイスキャンドルが灯されていると書きました。今回は、メイン会場以外で見つけたオブジェ等を掲載していきたいと思います。まずはメルヘン広場です。我が家から50mほど下ると、そこはメルヘン広場と呼ばれています。オルゴール堂、洋菓子のルタオ、北一ガラス等の有名店が集中しております。交差点の一角に広場があって、そこが会場の一つでもあるのです。


(大勢の観光客でにぎわっています 日本語よりも中国語、韓国語が圧倒的に多い)


(常夜灯の前に設置されたハートのオブジェ 撮影スポットでもあり、順番待ちの列ができる)


(正面奥はオルゴール堂)


(新しくできたルタオの別館Pathos カラフルな椅子が目印)


(北一ガラスのカントリーホールに入ると、昔の倉庫の名残理であるトロッコのレールが残っている 右側が喫茶店・ランプホール)

堺町通りを運河方面に歩いていくと、どの店舗も雪だるまウィ設置したり、スノーキャンドルを灯しております。そんな中からいくつか紹介してみます。


(海鮮丼が売り物の飲食店「ポセイドン」の軒下)


(まりもっこりを売っているお土産品店雪だるまにも、ポッコリ…)


(木彫りの犬猫細工のお土産品店の軒下 ネコの顔にツララが張って…ちなみにこの日の気温は-7度でした)


(中央バス運河ターミナル横の大正硝子館に小さな雪だるまがたくさん)


(金賞コロッケの広場にはキラキラ光る飾りが…)

この後は小樽運河に出てさらに運河プラザへと向かいました。小樽運河、運河プラザについては前回のブログで取り上げましたので省略します。さらに中央通り(通称セピア通り)を小樽駅方面に向かい都通を通って、JR小樽駅から南小樽を経て帰宅です。


(通路の中央にスノーキャンドルが… 午後7時の時報とともにシャッターも照明も落とされ暗くなった 雪あかりの期間中で道路二本隔てた会場の旧手宮線が人々で溢れているといのに…)


(JR小樽駅の4番ホーム=裕次郎ホームにもワックスボールの炎がゆらゆらと…)


(JR南小樽駅のホームには水中花ならぬ、氷中花が…)

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小樽雪あかりの路~その1・メイン会場周辺

2012-02-15 06:00:00 | 祭り・イベント
小樽雪あかりの路も今回で14回目を迎えます。冬の一大イベントとして小樽市民の間に定着しました。札幌の雪まつりと同時開催で、昨年は期間中50万人を超える観光客でにぎわいました。メインは、「小樽運河会場」と「旧手宮線会場」の二つです。そのほかに地域や町内会ごとにも会場があり、その数は…ちょっと把握できておりません。とにかく小樽の全市あげてどこもかしこも会場となっているといっていいほどです。今回は、メイン会場での撮影、周辺会場での撮影と二回に分けて写真を紹介します。


(小樽中心街会場 小樽雪あかりの路14公式ガイドマップから)

まずは運河沿いの浅草橋から始まって、運河沿いを中央橋に向かい、さらに小樽駅方面へと向かいます。そして旧手宮線会場に入り、南小樽駅方面に向かいます。一旦日銀通りに出て、さらに手宮線を進みます。


(定番ですが、浅草橋からの撮影です 奥の方が中央橋になります)


(メッセージ書き込み用のキャンドルライトを売る娘さん 東日本震災への寄付金込み)


(運河沿いを北上します)


(中央橋の広場では野外ライブ演奏が行われています -10度の中ではさすが手袋を履いて演奏しています)
(注)北海道では手袋は「履く」と言います。内地の方は、靴下でもないのに、なぜ「履く」んだと思われるでしょうね。方言ということでご了解を。

-10度の中を歩くと、手足がしびれてきます。ましてカメラを構え手袋を脱いで操作していると指の感覚が鈍ってきます。カメラのバッテリーも消耗が激しく、一旦運河プラザの中に避難します。プラザの中は、英語、韓国語、中国語が飛び交います。まさに外国に来ているような感じがします。でも顔を上げると…みな東洋人の顔。さて体も手も温まりましたので、再度撮影です。運河プラザの中庭にもオブジェが見えますので覗いていくことにします。


(ガラスのような、氷のようなオブジェ)


(中庭をさらに進むと…)


(一旦外の広場に出て、ワックスボウルを望遠+CenterforcusFilterで狙う 信号機やガス灯、車のライトがいいボケに…)

今度は小樽駅方面に上がり、途中から旧手宮線会場に入ります。メイン会場の一つでもあり、多くの人々で込み合っています。大型のオブジェが目立ちます。カメラマンもたくさん来ております・


(いいカットが撮れたかな?)


(ここではだれもがカメラマン)


(ここ飲み屋さんのスペースは毎年カラフルなイルミネーションが飾られる)


(日銀通りの道路沿いにあったオブジェ)


(上のオブジェの隣にあった雪だるま)

さらに日銀通りを横断してスノートンネルをくぐります。最後のコーナーになります。ここには、第12回雪あかりの路「オブジェコンテスト」でグランプリとなった「雪の華灯り」があります。


(ひときわ目立つオブジェ)


(そして最後は韓国ボランテァチームの作品「森のフクロウたち」の作品群です)


(ここを最後に、寿司屋通りと呼ばれる通りに出ます)

次回は、メルヘン交差点・堺町通り会場ほかについて取り上げます。

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量徳小学校~最初で最後の雪あかり雪像づくり

2012-02-11 06:00:00 | 祭り・イベント
今年3月に統廃合で閉校される量徳小学校で、最初で最後の雪あかりの路(夢・量徳会場)のための雪像づくりが行われました。2月4日(土曜)午後から父兄、先生、児童たち約100人が雪像作りに挑戦です。校門正面両脇に、TVアニメのピカチューとドラえもんの雪像を作ります。先生や父兄と高学年の児童は、両脇の雪山に上がって雪像を、低学年の児童はプラスチックのバケツでスノーキャンドル作りです。


(明治6年開学、今年度138周年を迎え、小樽教育発祥の地であるこの学校も、今春には取り壊され、小樽市立病院になってしまう)


(大型雪像が着々と出来上がっていく 黄色の看板は昨年7月の潮祭りでパレードの先頭に使われた)


(ドラえもんのミニチュアを基に出来上がっていく)


(低学年はバケツに雪を詰めスノーキャンドル作り)


(スノーキャンドルも着々と出来上がっていく)


(午後3時過ぎ、大型雪像はほぼ出来上がり)


(校庭近くでは、スノーキャンドルやオブジェが出来上がっていく) 

雪像やスノーキャンドル、オブジェ等が出来上がったところで、それまで晴れたり曇ったりしていた空模様が一変。かなりの吹雪で父兄も児童も体温が奪われ、一服です。校舎の玄関入ってすぐ向かいの図書室で、父兄がお茶やココア、カップラーメンの炊き出しまでやっております。撮影班の私も、図書室のストーブの前でご相伴にあずかりました。


(カップラーメン二つ食べたのは私ではありません、念のため)

体が暖まった児童たちは、再び吹雪の校庭に飛び出していきました。予め今日のために父兄が作った雪の滑り台で、タイヤのチューブを利用して滑り降りるのです。もちろん父兄がそばにっついて危険の無いように子供たちを指導しております。他方では高い雪山で高学年の児童が尻滑りをして遊んでいます。


(結構バランスを取るのが難しいらしく…)


(こんなシーンも…)


(バウンドではじき出されて…そもそも定員オーバーだったかな)

楽しく遊んでいるうちに、どうやら雪像とスノーキャンドルの設置が澄んだようです。点灯式の時間も迫ってきたようです。雪像の設置された正門には、夏の潮祭りに使われたTシャツをかたどった「夢量徳138」の幟や立て看板も取り付けられました。


(正面玄関前に父兄、先生、児童全員が集合)


(点灯式に代えて、町内会から寄贈された花火を打ち上げます)

吹雪の中、数十発の花火が打ち上げられ今日のイベントが無事終了です。なお翌日夕方に校門に訪れたところ、父兄や先生方10数人が見えており、雪像の補修やスノーキャンドルへの点灯を行っておりました。


(暗くなるとキャンドルの明かりで一層幻想的に…)


(創立138年の歴史にもうすぐ幕が…「小樽教育発祥の地」が消えるのはさびしい)


(父兄、先生はもちろん児童たちの心に、いつまでも量徳小の明かりが灯っていてほしい)

なお、雪像づくりについては、2月5日付北海道新聞(朝刊小樽版)に写真入りで紹介されました。
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今週の一枚~不思議な画像

2012-02-09 06:00:00 | カメラ
昨年の11月下旬に、コンパクトデジカメを買い替えたことはこのブログでも取り上げました。購入後二月もしないうちに、モニター画面に不思議な画像が現れたのです。一瞬アートフィルター機能が起動したのかと思いました。しかし、このコンデジ(CASIO EXILIM Z-3000)には、HDRアート以外のアートフィルターはついておりません。



何度スイッチを入れ直しても、シャッターを切っても、撮影できるのは上のような縞々模様の画像ばかりです。即入院手術が必要と思い、CASIOリペアセンター宛送付いたしました。そこで、このコンデジについていくつかの疑問点も添えて送りました。

(1) 画像ファイルの通し番号について
撮影した画像(ファイル)にNo.が付けられます。これはどのデジタルカメラでも共通のことです。一つのメディアについて、0001番から始まり9999番まで連続してつけられるのが普通です。メディア内の画像が消去された場合でも連続番号が振り当てられます。

しかし、このCASIOのコンデジの場合、画像をパソコンに取り込んだ後、メディア内の画像を消去してしまうと、再びCIMG-0001から番号が始まってしまうのです(なお、CIMGはCASIOの識別記号)。一見何の不都合がないように思われるかもしれません。滅多に撮影しなければ問題はないのですが、毎回数多く撮影し、PCに取り込むと、問題が起きてきます。

すなわち、CIMG-0001のファイルNo.ばかりがやたら多くなるのです。PC上で画像を識別するのはファイルNo.ですから、まったく別々の画像でもCIMG-0001とあれば、PCは識別できず同一の画像とみて、「上書きしますか?」となってしまいます。別々の画像を上書きされてはたまりません。マニュアルを見てもわかりません。そこで、連続番号を割り振れないものか質問したわけです。

CASIOの担当者から電話で回答がありました。結論から言えば、現状では不可能ということです。不思議なことにほかのカメラメーカーが出来ていることができないとは…。

(2) 電池・メディア室の裏蓋ロックが甘い
コンデジは胸ポケットやジャンパーのポケットに入れて持ち歩くことが多い。ポケット内には小銭入れやいろんなものと同居します。手を入れてコンデジを取り出そうとするときに、中でぶつかり合って裏蓋が開くことがしょっちゅうです。裏蓋が開いても、電池もメディアも一応ロックがかかっていて、即脱落することはありません。でも裏蓋が容易に開くのは、よいことではありません。CASIOの担当者からも、この点についての苦情も多いらしく、改善策を検討中とのことでした。

<修理の顛末について>
修理センターにカメラを送った後、係の方から電話連絡がありました。レンズ部分の故障が原因とのこと。落しませんでしたかと尋ねられましたが、上着のポケットに入れて歩き周りましたが。落してはおりません。保証期間内(1年間)ですので修理代は無料ですとのこと。

おい、おい、チョイ待ちや。故障の原因は使用者側にあるのか、それともメーカーにあるのかはっきりさせずに、保証期間内だから無料ということは…期間外であれば、メーカーの設計ミス等で故障しても、使用者に費用を負担させるということではないか。一瞬、CASIOの担当者と言い争うところでしたが、思いとどまりました。念のため購入時にヨドバシカメラの延長保証に入っていたことを思い出したからです。下は修理から戻ってきたCASIO EXILIM Z3000

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冬の情景(その3)~吹雪の積丹へ

2012-02-05 06:00:00 | 日記
1月の下旬に写友とオタモイの、かんじきツアーならぬスノーシューツアーに行くことにしました。実は昨年の2月にかんじきツアー同好会主催のオタモイ~祝津間のツアーに参加したのですが、結果は散々な目にあいました。詳細は、2011.4.14付け当ブログ「かんじきツアーに挑戦」に譲りますが、今回は新たにスノーシューに買え替えて挑戦です。

前日までの晴れマークに反して、当日朝から吹雪き気味。中止も検討しましたが、せっかく朝早く起きて用意したわけですから、あるいは晴れるかもしれないという期待もあって、とりあえず忍路海岸へ、そして積丹観光フォトコン用の撮影のため、積丹の海岸に行うということになりました。吹雪が激しくなる中、忍路海岸を目指します。なお、忍路は「オショロ」と読みます。塩谷と余市の中間にある漁港です。江差追分の一節に出てきます。「忍路、高島及びもないが、せめて歌棄(ウタスツ)、磯谷まで…♪」


(まずは、塩谷のゴロダの丘へ、伊藤整の文学碑が建っています)


(一面鈍色の世界 磯船は引き上げられ雪に埋もれている 右手の喫茶店も冬季休業中)


(雪は湿気がなく軽い、ちょっとした風で雪煙が舞う)


(海岸沿いを写友が進む)


(切り立った崖の上を見ると、凍ったツララが…)


(突然日が差して岩山に日が当たる)


(対岸の切り立った崖にも無数のツララが…)

忍路での撮影を終えて余市・積丹に向かいますが、吹雪は一向にやむ気配を見せません。ここまで来て中止は惜しいので、もうやけくそ、そのまま突っ走ります。以前落盤事故で、多数の犠牲者が出た豊浜トンネルの手前に、鳥居の建った大黒岩、根本が細く今にも崩れそうな恵比寿岩があります。正確には、豊浜トンネルの二つ手前のワッカケトンネル手前で旧国道に入ります。入ると目の前に二つの岩が見えます。


(夏の一時期、この鳥居の中に入る朝日を撮影できる場所があります 左の恵比寿岩は今にも崩れそうで…)


(荒れる海の中で鵜が一羽佇んでいました)

余市・古平を過ぎて美国に入ります。海は依然として荒波を立てています。美国の街から漁港の方に入ります。さすが冬は観光客が少ないせいか、いつも干物を売っているオヤジさんもおりません。魚を干す櫓も雪の下に埋まっております。


(美国に入る手前の岩場 海は荒れ続けている)


(漁港のイカ釣り船も休業中 ランプに雪が積もる)

美国の街からさらに進んで、積丹岬の島武意海岸へ行こうと、国道229号線から道道913号線へ右折したとたんに、冬季交通閉鎖の看板です。やむなく再び229号線に戻り日司経由で島武意へ行くことにします。残念ながら日司から先も交通止めになっております。やむなく引き返して美国町郊外で、冬の立木撮影に向かいます。


(日司漁港)


(野塚で撮影 おととしの11月にも同じ場所で撮影している 今年は雪が格段に多い)


(ほぼ同じ場所で2010年11月に撮影 このカットは去年積丹観光フォトコンで準グランプリとなりました)

美国の町内に入って、道道568号線に沿って奥に入ると数年前にも撮影した記憶のある木々があります。ただ今年は積雪が半端なく多いせいか、路肩に高い壁が出来てよじ登るのに一苦労です。


(数年前はもっとスリムだったような…)


(ビニールハウスの鉄骨に積もった雪が面白い形に…)


(冬季交通止め終点地点で見かけた山肌に出来たツララ群 無数のツララが針のように)


(一か所コバルトブルーに輝くツララ群があった)

なお、最後に一言、スノーシューを使う機会は次回に持越しです。
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小樽街中ふらり

2012-02-01 06:00:00 | 写真
1月に入ってから寒い日が続いています。三日と好天が続かず、天気がよくても、寒気団が押し寄せてきているせいなのか、外に出ると顔が刺すように痛い。なかなか外に出られず、ストレスが溜まってしまいます。先日も、天気がよさそうなのでカメラ担いで、水天宮のあの急な坂道を途中何度も休みながら、登りました。境内から石狩湾を眺めていると、急に雪雲が押し寄せ、5分後には猛吹雪。やむなく花園町のアーケード街に避難して、さらに都通のアーケード街を通り小樽駅前の長崎屋に逃げ込みました。自宅に戻るべく小樽駅からJR電車に乗って南小樽駅に着くと、再びお日様が顔を出します…初詣の「小吉」がどこまでも付いて回る…


(都通アーケードの外は猛吹雪 近くの長崎屋に避難)

さて日を改めて散策に出ることにします。数日後、再び好天が巡ってきました。イヌの散歩途上で、港を見ると対岸の増毛連峰が鮮やかみ見えます。もっといいところから撮影したいと思い、船見坂から撮ることを思いつきました。そしてその後は運河周辺を散策すれば、いいカットが撮れるかもしれません。


(対岸の増毛連峰が建物の影となり、またヒーティングの入った坂道を入れると、輝度差が生じて対岸の山がくっきりしません)

坂道と海を入れて撮るのは、ここが限度です。坂道はここで大きく右上にカーブしてしまいます。海側には住宅が立ち並び道路からは、見ることが出来ません。その時カメラを構えている私を見て、坂道をあがってきた老人が「この上の道の突き当りに、写真スポットがありますよ」と教えてくれるではありませんか。何度もこの道通っていますが海が見渡せるところがあったけ?と思いながら奥に向かって歩きます。


(最奥の白い家の手前に幅1間ほどの下に降りる小路がありました)


(石狩湾が一望 増毛連峰もくっきり)


(おや、屋根の上に積もった雪に足跡が… 人かなネコかな、不思議な足跡が…)

ここ、富岡町で十分撮ったので海側に降りていきます。先ほど撮影した船見坂から中央市場横を抜けていきます。さらに下に進むと運河沿いの臨港線に出ます。途中で数カット撮影しました。


(アパートの階段下に放置された自転車 雨だれの落ちるところに放置されたため巨大なツララと氷に覆われてしまった)


(レストラン海猫屋 小説家村松友視の「海猫屋の客」はここが小説の舞台になっています)

ここ数日の冷え込みで、運河には薄氷が張っています。また海沿いを走る道路(桜町~手宮・祝津小樽港縦貫線)から、祝津行きの観光船の出る湾内を見ると、ここにも蓮氷が咲いておりました。


(観光船の桟橋付近 冬期間閉鎖中 蓮氷がユラ、ユラ)


(中央橋から浅草橋方面を見る 薄氷が張っている 手前の白い模様は観光客が雪を投げつけた跡)

中国人観光客(たぶん雪が珍しい香港の方々)が大勢来ており、運河に向かって盛ん雪玉を投げ込んで興じていました。


(雪が珍しいらしく、掴んでは大はしゃぎ)


(雪玉を投げつけると面白い形に… この日は、運河に波がないために氷が割れて蓮氷になりませんでした)


(中国人カップルが雪に何か文字を書き始めました)


(文字は「洪棹楠」コウ…と読むと、彼女がKouTyokuranと発音し、It's my baby's nameと教えてくれ、ベビーカーの子供を指さしました)


(倉庫には大きなツララが…)


(それほど寒くもなく久しぶりにすがすがしい一日でした)

<この日最後の一枚>


(一本の綺麗な雲が…)
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