紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

コンパクトデジカメを買い替えました

2013-01-28 06:00:00 | カメラ
私の場合風景写真もさることながら、街中スナップ写真を撮ることが多いんです。メインのカメラはCANON EOS40Dを使っております。ただ街中スナップは圧倒的にコンパクトデジカメを使っています。いい被写体を見つけた時にはさっと撮影できること、また人ごみの中ではコンパクトカメラのほうが不要な警戒心を与えません。一眼レフを構えると警戒されて、ときには拒否反応を示す方でも、コンパクトカメラですと、Vサインをしてくれたり、微笑んでくれることもあります。というわけで、私の場合はコンパクトデジカメも一眼レフと同様主要な機材なんです。そこで今回LUMIXのTZ30を購入しました。


左が今回購入したLUMIX TZ30。右が今までつかっていたCASIO EXILIM Z3000。

これまで使っていたCASIO EXILIM Z3000は一昨年の11月に更新したばかりで、1年と2か月しか経過しておりません。しかし使用してみるといくつかの大変不便な点が出てきました。
①連写が利かないないこと。撮影モードにかかわらずシャッター切ってから次の撮影OKまでに約2秒かかります。この間モニター画面には『超解像処理中です。しばらくお待ちください』というメッセージが出ます。高解像モードでなくても同じメッセージが出ます。せめて秒間2枚ほど切れたらな~という場面に何度も出くわしています。一発必中なんて至難の業ですから…。


連写が聞かないということは動きの早い物体の撮影には不向きです。

②色調再現に劣る点です。CANONのEOSも決して色調再現が良いとはいえませんが、CASIOの場合は発色が地味というか、赤がえんじ色になってしまうことです。下の画像は二枚とも同じ会場で撮影しています。上がCASIO EXILIM Z3000、下がCANON EOS40Dで撮影しています。著しい価格差のあるカメラを比較するのは酷ですが…それにしても色調再現が何とも…






左が今回購入したLUMIX TZ30で撮影した画像、右がCASIO EXILIM Z3000で撮影した画像、ポストの色を見てください。両画像ともPCでのレタッチは一切行っていません。なお購入価格は両機種ともほぼ同価格でした。LUMIXはアマゾンで14800円でした。

ということで、今回カメラメーカー数社のコンデジカタログを集め、アートフィルター機能、連写性、色調再現、最低販売価格等を調べてみました。色調再現で優れているのは、映像メーカーやフィルムメーカーのカメラです。ただフジは、色調再現が極めて素晴らしい(ポジフィルムモードが搭載されている)のですが、周知のように高級コンパクトカメラに特化しておりますのでこの際除外しました。LUMIXのカタログを見ていて惹かれたのが『撮った後からでもレタッチできる…(クリエイティブレタッチ)』というフレーズでした。

通常のコンデジの場合、事前に何種類かあるフィルターの中から選んで撮影します。撮影後にポップ調、モノクロには変換できません(PCソフトでできる場合もありますが)。LUMIXの場合、撮影後にモニター画面で6種類のアートフィルターから選んでレタッチができ、画像を新規保存することが可能です。小樽運河を撮影した画像をもとに見てみましょう。


これが元画像です。


上段の元画像をモニターで見ながら、6種類のレタッチ(メーカーによって呼び方が違い、アートフィルターともいう)をしてみました。

撮影後のレタッチが可能ということは…そうです、撮影後に6種類の組み合わせも可能だということです。


元画像をいったんモノクロ(ここではダイナミックモノクローム)に変換後、さらにもう一度モノクロ変換したのが上段右の画像です。明暗差の激しいダイナミックな画像になりました。左のモノクロ画像をトイカメラ風に変換したのが下段右の画像です。このほかにもトイカメ風レタッチを2度繰り返すと周辺光量落ちがさらに激しくなったりします。

撮影後のレタッチが可能なのは、以上の6種類ですが、撮影時にはこれ以外に、ジオラマ、ハイダイナミック(HDR)、セピア、ローキーの4種類のアートフィルターが使えます。クリエイティブレタッチ(撮影後のレタッチ)の6種類と合わせると都合10種類のアートフィルターが使用できることになります。

さて、連写モードのほうもかなり進んでいて、秒間2コマから10コマまでの連写が可能となっています。さすが10個コマの連続撮影はまず必要なさそうですが、5コマ程度であれば動きの速いペット撮影や一瞬の表情を撮るときなどでは重宝しそうです。そのほか「手持ち夜景モード」があります。1回の撮影で複数回の画像を切り取り加工するとありますが、まだ試し撮りしておりませんので効果のほどはわかりません。

一方使用していて不十分な点もいくつかありましたのであげておきます。パノラマ撮影は、撮影方法もCASIOと同じですが、明らかにLUMIXよりもCASIOが勝っています。LUMIXのそれは画像に縞模様が残ってしまいます。インクジェットプリンターで印刷したときにときおり縞模様が出ることがありますが、あれと同じ現象です。これではとても使い物になりません。


上段がLUMIXのパノラマ画像。下段がCASIOのパノラマ。LUMIXのほうにやや露出不足気味ですが、なんといっても縦縞が気になります。CASIOのほうは全く問題なく画面のつなぎ方もとてもスムーズです。

ともあれ両者一長一短があり一概にどちらがいいとはいえませんが、発売日が新しいほど新機能が搭載されております。その点ではLUMIXに一日の長がありますが、CASIOのHDRアートはCASIOのカメラにしか搭載されていません。どうやらお出かけの際にはこの二つのコンデジをポケットに入れる機会が増えそうです。


CASIOのこのHDRアートは捨てがたい。

LUMIX TZ30の主要スペック
1画素数 1410万画素
2レンズ ライカDC バリオエルマー広角側24㎜(35mm換算)F3.3~6.4
3ズーム 光学20倍 超解像iAズーム40倍
4ISO感度 100~6400
5シャッター速度 15秒~1/2000
6静止画撮影可能枚数 約260枚
7GPS搭載
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イヌの散歩道

2013-01-24 06:00:00 | 街中ウォッチング
定年退職後、運動不足がたたって体重は増える一方。体重増加に合わせて胴回りがどんどん太くなってしまいました。勤務時は68kgだった体重が78Kg、腹回り95cmになってしまいました。家内からは、床暖に寝そべっている姿はトドだと罵られるし、医者からも「働いていもしないのに3食食うことはない」「体重を減らさないと…」と脅かされる始末。罵声や脅かしには屁の河童ですが、何よりも短足胴太のズボンが手に入らないことが最大の悩み。

まぁ、太る一番の原因は間食と運動不足ですが、生来意志の弱い私は甘いものの誘惑に弱く、運動嫌いと来ているもので…、家内がその弱みに付け込んで飼ってしまったのがイヌ。私はイヌ嫌い、ネコ派なので絶対だめだといったにもかかわらず、「あんたの運動不足解消のためだ」の一言に押し切られ、犬の散歩役を押しつけられてしまいました。運動不足の解消につながればいいか、というわけで雨の日も、風の日も、台風以外は毎日イヌの散歩に行っています。これで肥満解消とはいきませんが、カメラ持ってふらつけば時にはいい写真が…

ということで、ほぼ毎日30-40分ほどイヌを連れて近所をふらついてついます。過日はこんなことも…、イヌには1.5mほどのリード線をつけています。いつもは後ろからついてくる犬が、するすると前方に走っていく。やや3mほど前で電信柱の根元でにおいをかいでいる。私の手にあるリード線は後ろに、あれ、後ろにイヌがいない。イヌのやついつの間に首ぬけの術を使ったんだ。わたしゃイヌの首輪を引きずっていたのか?他人が見たらこれほど間抜けな光景はないわ。

我が家のすぐ下はメルヘン交差点です。観光案内にも載っているような有名店もあります。そんな通りを抜けて一回りするわけですが、このところの大雪の情景なども含めて案内したいと思います。なお画像はすべてCASIO EXILIM Z3000のHDRアートによります。


我が家の前は片道1車線の割と広い坂道、50mほど下るとそこはメルヘン交差点。右にオルゴール堂、正面にルタオ、その奥に北一硝子があります。


今回はイヌが主役?なので我が家のイヌのポートレートから、名前はジャスミンというらしいんですが、私は「イヌ」と呼んでいます。なおこの画像はH24年1月のもので、この年の降雪量は少ない。


交差点の「小樽家」という風水アクセサリー小物店を左に曲がります。


歩道と車道の間には3mほどの雪の壁が出来ている。正面左は「ベリーベリーストロベリー」というスパゲッティ屋さん。今は結構有名店になりましたが、昔はオヤジさんが暑い日も、寒い日も、雨の日も、365日街頭でチラシ配りをしていました。


スパゲッティ屋さんの隣のレンガ造りのビルのお店。


このビルの飲食店時代屋ののメニュー。あんかけ焼きそばは、小樽のB級グルメの代表。


さらに進むと、堺町に本店のある「大正硝子」のギャラリーがあります。


二つ目の交差点に来ました。いつもここのエネオスでガソリンを入れています。今日はリッターあたり152円、去年の1月は139円でした。なお、この交差点を右・坂道を上がっていくと山田町、別称「職人坂」になります。かつてはこの山田町に仏壇、家具、建具等の製造販売業者が密集していました。現在はわずかに数件が残るだけです。その多くは朝里の木工団地への移転、倒産・廃業した業者も数多くあります。


横断歩道を渡って直進します。さすが道銀の前の歩道はきちんと除排雪がなされています。


ガード下にはお稲荷さんがあります。


ガードをくぐってワンルームマンション(画面左の白い建物)とペットのえさ屋さんとの間の小路を上がります。


ここ数日の暖気で屋根から落ちた雪と降り積もった雪で道はぐしゃぐしゃ、車も尻ふりダンスをしてなかなか進めないほど。


双葉中学校、二葉高校の横を通って突き当たりが、去年の3月に閉校となった量徳小学校の跡地。現在は市立小樽病院の建て替え工事中。


量徳橋を渡ると、そこはJR南小樽駅。さらに信号を渡って海側に進むと…


年代物の建物・若林硝子店を左折すると住吉町の坂になります。


お疲れ様でしたワン!

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北海道開拓の村へ撮影会に

2013-01-20 06:00:00 | 写真
毎年正月の成人の日の前後に行われる「北海道開拓の村写真撮影会」に今年も参加しました。1月13日(日曜)に写真撮影会が行われる旨の案内状が昨年12月初めに届いておりました。毎年フォートピアのメンバーもこのモデル撮影会に参加しております。撮影会は午前10時開始、午後3時終了ですが、いつも早めに出発して途中で雪景を撮影しながら、厚別区野幌の開拓の村に向かいます。昨年は石狩大橋付近で、で樹氷に遭遇し、午前中この樹氷の撮影に費やし、午後からのモデル撮影会に参加しました。

今年も午前6時半にフォートピアのメンバー5人で、小樽を出発しました。曇り空ながら雲も薄く、午後からは晴れの予報です。まずは去年のように石狩川流域で樹氷を期待しましたが、数日前までは-10度を下回る寒気でしたが、今日は一転暖気模様。まったく樹氷は見られません。それどころか時折猛烈な吹雪。えい、ままよと石狩新港に向かいます。ますます吹雪がひどくなります。


石狩新港を海岸の方向に進む頃朝日が出始めました。


時折猛烈な地吹雪の中を除雪車が追いかけて来ました。車一台も通らないこの時間、何しているんだというようにして追い抜いて行きました。


何をしていたかというとも列な吹雪の中路肩に上がって、吹雪になびくススキを撮っていました。電線もうなりをあげて揺れていました。横の物体はコンクリート製のケーソン(漁礁)の一部かと思います。


海岸に寄ってみると防護柵の向こうにトランスポーターがキリンのようにも見えました。吹雪で太陽もかすんでいます。


岸壁の防護壁を超えて雪煙が吹き上げていく。


殴りつけるような吹雪き、顔の感覚がマヒしてきました一旦車に退避します。


すぐそばに置いてある車さえかすんでしまうほどの吹雪…

ご覧のの通りの有様撮影どころではありません、遭難しかけません。車に退避します。普通の人が見ると、なんで好き好んでこんな嵐の中を…と思うでしょうね。でもこんな嵐の日でしか撮れないカットだってあるのです。人が撮らない時に撮る、これが傑作を生む秘訣、傑作が撮れたかと、聞かないでください。99%は失敗します。残りの1%にかけている、なんちゃって…ますます吹雪がひどくなって太陽をほとんど隠してしまいました。石狩新港岸壁での撮影を終えて、石狩漁港に向かうことにします。


少しは収まって来たようですが、それでも石狩浜に陸揚げされた小型漁船が、かすんで見えないほどです。


岸につながれた漁船にも雪が積もっています。


岸辺近くの浅瀬は蓮氷になっています。


一層のことモノクロ変換してみました。上のようなカラーよりもむしろものうろのほうが趣があるかもしれません。


車の転落防止の錆びた看板がありました。

屋や吹雪が一段落してきましたが、ときおり横殴りの雪が吹き付けます。石狩浜での撮影を切り上げていったん国道231号線(石狩街道)に出ます。出るとすぐそばに佐藤水産のサーモンファクトリーがあります。国道を左折して500mほど札幌方面に進むと、茨戸川から石狩新港に流れる石狩放水路の橋があります。その橋の両側に、車が数珠つなぎとなって駐車しています。何事かと車を止めると、茨戸川から流れる石狩放水路の結氷した川でワカサギ釣りが行われていました。


橋の両端には歩道に乗り上げた車両の列。割り込む隙間がないほど。



奥は茨戸川。結氷したここ放水路には40-50張りのテントが設置されていて、撮影中にも次々とテントを運び込む釣り人が絶えません。


釣り上げる瞬間を待っている写友。氷の厚さは30-40㎝ほどあって、ワカサギ、氷下魚、ウグイなどが釣れるという。


しばらく見ていると吹雪が収まってきました。

時計を見ると午前9時をややまわりました。ワカサギ釣りを後にして札幌新道を通って野幌の開拓の村に向かうことにします。このころには朝方の吹雪も嘘のように消えて、日が差して青空が出てきました。写友の話によると、例年モデル2名を配置して撮影会を行っていましたが、今年はモデルなしの撮影会であるとのこと。なるほど開拓の村のゲートで案内状を見ると、確かに従来書かれていた「モデル撮影会」の文字はなく、単に「写真撮影会」となっていました。モデル撮影会と早とちりしましたが、モデルのいない撮影会とは…

10時から始まっていた講師二名の先生の作例をもとにした話を聞くと、光と影を使った作品云々、撮影者が互いにモデルとなって云々と多少苦しい解説がありました。予算の関係でしょうか。事前にモデルなしを承知していた方もいたようで、集まった人数は去年をかなり下回っていると思われます。撮影前の説明会の会場の席が今年は空席が目立っていました。ともあれ手ぶらで戻るわけにもいかず、とりあえずは講師について回ることとします。


窓ガラスについた吹雪の跡。


南1条交番の前のポスト横で、撮影会参加の女性カメラマンがカクマキを羽織ってモデルになってくれました。


同じく警官と並んでくれました。


札幌市内の某高校写真部の女子生徒が、教会内部で信者風に演技してくれました。彼女たち写真甲子園を目指しているとのこと。


午前最後の撮影は漁村集落にある青山ニシン番屋でした。この番屋は小樽市祝津にある青山家(旧青山別邸、現貴賓館)の番屋をここに移築したもので、当時使われていたまま復元されています。当時の歴史やニシン漁の模様を、ボランティアの管理人(右端の方)から伺いました。


村内の建物の内部やガラス窓に映り込む風景など撮影しましたが、いつものモデル撮影と違って、どうも今一つ納得できるカットが撮れません。早めに村内の食堂で昼食を終え、午後の撮影会をパスして小樽に戻りました。なんとなく気の抜けた撮影会になってしまいました。
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冬の情景 in Otaru~Part 3(モノクロ編)

2013-01-16 06:00:00 | 写真
今年の冬は異常と言っていいくらい、とても寒さが厳しくくなっています。北海道の中でも、小樽は海に面していることもあって、冬期間でも滅多に氷点下5度を下回ることがありません。ところが今期の冬はとても寒く1月早々から連日-7~8度、時には-10度を下回る日もありました。市内では水道管が凍結した、破裂したというニュースがTV等でも取り上げられるほどです。水道管が凍結したのであれば、部屋を暖めたり、管の周囲を温めれば回復します。しかし破裂したとなると…

内地の方には水道管の破裂云々、と言われてもピンと来ないかもしれませんね。昔は水道管が鉛を含んだ鉄パイプでしたので、よく破裂したものです。深夜気温が急速に下がると、管の中の水が凍って膨張します。そのため鉄パイプに亀裂が走り、解けだした水道水がその亀裂から吹き出すのです。近年は鉄パイプに変わって塩ビ管が使われ、また凍結防止用に管にプラスチック材のホースで囲いがされています。なおかつ凍結防止装置も完備されていますが、それでもなお油断していると破裂させることがあります。

余談が長くなりましたが、日中でも頬がヒリヒリするほど冷える日が多く、写真撮影に出かける機会が減ってしまいます。そこで過去に撮影した写真から冬の小樽の情景をピックアップしてみました。主に白黒フィルム時代のものや、デジタルでモノクロ撮影した画像が多いのですが、ネガカラーやデジタルカラーをモノクロにしたものもあります。過去二回に分けて(Part1及びPart2)ブログで取り上げた内モノクロ画像は除いております。

(1) 小樽運河周辺


平成12年2月の「小樽雪あかりの路」の小樽運河です。日没後1時間ほどたっていますが、北西の空(ホテルソニアの後方)に残照が残っております。雪あかりの小樽運河はカラーで見ることが多いのですが、モノクロでもその美しさは変わらないと思います。


同じく平成12年の雪あかりの路からの画像です。星のオブジェのむこにカップルがいます。原画カラー(題名「星に願いを」)は、この年の「小樽雪あかりの路・愛のフォトコンテスト」でぬくもり賞をいただいています。


揺れている?そうです、運河の水面に写る浅草橋の観光客を撮ったもので、上下反転させています。右上の白い部分は運河縁の雪だまりです。


運河から道路一本海側に入ると、倉庫街の屋根から大きなツララが下がっていまっす。写っている建物は現在飲食店として利用されています。


飲食店の看板ですが、この店は今はありません。この通りの店は入れ替わりが激しくて…


運河裏のこの喫茶店は、細い通りの奥にあります。今はありません。


人力車は吹雪の日でも営業しています。このカットは、CASIO EXILIM Z3000というコンデジで、HDRアートというフィルターを使いカラー撮影したものをモノクロにしました。HDRの雰囲気が出ていると思います。


同じくもう一枚HDRアートをモノクロ変換した画像です。


レトロな雰囲気のする小樽運河最後の一枚です。えっ?ポスターにようですって?そうなんです、ちょい一部分を勝手に借用しました。すいません。あまりにも気に入っていまって…


(2) 小樽Wing Bay及びマリーナ

小樽Wing Bayは、周知のように、平成11年にマイカル小樽としてオープンした商業施設でした。JR小樽築港ヤードの一部を敷地として、その面積43万平方m、5000台収容可能な駐車場は、昭和56年に船橋に完成した「ららぽーと」を凌ぐ商業施設として有名になりました。しかしわずか4年でマイカル小樽は経営破たんして、テナントの撤退や改廃が続き、その後はウィングベイに改称されました。ともあれ、華々しく開業した商業施設も、近年は様々なイベントや施設の縮小が相次いでいます。ということで、今はもう見られない画像がたくさんあります。


いわゆる2番街(4Fにワーナーマイカルシネマのあるエリア)には4Fまで吹き抜けのスペースがあって、ここに当時としては珍しいオブジェがありました。スチール製のぼんぼりにカラフルなライトが周囲から当てられ、音楽に合わせてぼんぼりが開閉しながら上下に動きました。7色の反射光が周囲を照らして買い物客を魅了したものでした。それもマイカル小樽の破たんと同時にタダの飾り物になってしまい、現在では1Fに店舗を構えたビバホームのお邪魔虫になっています。


2番街4Fのワーナーマイカルシネマのグッズ売り場にこのようなアメリカンロック調のオブジェがあったのをご存知でしょうか?


Wing BayとJR小樽築港駅をつなぐ渡り通路・マリンロード(というらしい)からは、窓ガラス越しに海側に観覧車が見えます。その窓ガラスには通路反対側の下着メーカーの公告が反射します。このメーカーは「トリンプ」ということですが、綴りは英国のスポーツカーと同じ「トライアンフ」なんですが…。なお観覧車も2-3年前から動いておりません。


Wing Bay向かいの小樽マリーナ横の海は以前貯木場でいつもこのような光景が見られました。


小樽マリーナ(H11年11月23日)は今も変わりないようです。


ヨットが一艘冬の海に出ていく。

(3) 小樽市内その他の地区


H24年11月23日根雪になって本格的に積もり始めたころ、小樽市民公園の高台から街並みと石狩湾を見る。OLYMPUS PEN E-P1のラフモノクロフィルターで撮ると、赤外フィルムで撮影したような荒い粒子の画像となりました。


JR南小樽駅のホーム。山坂の追い小樽、ホームの札幌寄りは量徳橋の下になります。現役時代はここから札幌に通いました。


JR小樽駅の4番ホーム・裕次郎ホームからは小樽駅の正面の窓越しに街並みや海が見えます。小樽駅舎にはいたるところにランプが飾られています。


かつての金融街、この辺りには明治・大正時代の石造りの都市銀行がひしめいていました。写真左の石造りの建物は、現在はホテルビブラントですが、大正13年に小林多喜二が小樽高商(現小樽商大)を卒業し、ここ北海道拓殖銀行小樽支店に入行した建物です。その後この建物はめまぐるしく変わり、一時「ペテルブルグ美術館」(H7-11年)になったこともあります。この石像は、その当時の画像(H9年11月撮影)です。


H20年1月の撮影ですが、このシーズンは雪が少なく、フェリーターミナルに雪が見られません。


最後の画像は小樽余市間で撮影したもので赤外フィルムで撮影しています。冬の日本海の荒々しさがみられると思います。


次々回は、小樽以外の札幌、ニセコ等の冬の情景(モノクロ)を取り上げる予定です。
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7-8日はどんど焼き

2013-01-12 06:00:00 | 祭り・イベント
正月用のしめ飾りやお札、破魔矢などを燃やす「どんど焼き」が、7-8日に小樽市内の神社で行われました。市民が、持ち寄ったしめ飾りなどを燃やし、炎に向かって手を合わせ無病息災を祈るどんど焼きは日本古来の行事で、全国的に行われています。東海以西では「左義長」とも呼ばれ、旧暦の小正月(1月15日)の最大の火祭りとなっています。小正月という旧暦の行事のない北海道では、門松が取れた7日、8日に行われるのが普通です。

小樽市内では住吉神社が7-8日に、竜宮神社と水天宮が7日に行われます。昨年は住吉神社で、一昨年は水天宮のどんど焼きを撮ってきました。今年はこの3か所の神社のどんど焼きのはしごしてきました。規模が一番大きいのは住吉神社で、小樽総鎮守と称されるだけあって敷地も広く、参詣者、氏子の数でもほかの神社を圧倒しているようです。7日(月曜)にまず住吉神社へ、昼近くに竜宮神社へ、最後に水天宮に寄ってきました。


住吉神社の鳥居の前に大きな絵馬が掲げられていました。近くの保育園児たちが参詣を終えて戻るところです。


鳥居横の敷地に大きなお焚き上げ台が設置されていて、市民が次々と正月用のしめ飾り、お札等を投げ入れる。


大きなしめ飾りが燃えてゆく、飾りの鯛が焼けて、鯛焼き君に…


ここ数年「まゆだま」を見ておりませんでしたので珍しくてパチリ。


もっと大きなまゆだまが投げ込まれました。すかさずパチリ。


またまた保育園児たちが無病息災を願ってやってきました。


炊き上げた炎に向かって無病息災を祈る人々


保育園児たちはまだどんど焼きを見ております。


どんど焼き入口近くでは。プラスチックや燃えないものはこちらに分別してくださいと係員が声をからしている。


どんど焼きから離れて参道に戻ると、初詣に行く人が絶えない。


どんど焼き入口に設置された賽銭箱。本殿まで長い階段を上がらずともも、ここで済ませるお年寄りが多い。

住吉神社での撮影を終えて、次は竜宮神社に向かいます。住吉神社前から国道を通ってバスでも小樽駅前方面に行けますが、どんど焼きに訪れる市民の車と折からの大雪で国道も渋滞していて、バスもノロノロ運転中です。すぐ近くにJR南小樽があります。南小樽から小樽駅へは、一駅ですが、JRを使ったほうが早いようです。竜宮神社は小樽駅から数分のところにあります。

国道側から竜宮神社の鳥居をくぐって参道に入ります。参道の急な坂を上がれば本殿前の広場に出ますが、しばらく来なかったうちに、広場手前の急斜面にコンクリート製の黒っぽい建物が出来ていました。神社の付属建築物なのでしょうが、本殿前の広場がやや狭くなったような感じがしました。鳥居から本殿に通じる急坂を上がって来る人、わきの付属幼稚園の前の急坂を上がってくる人、誰れもが手に一杯にしめ縄や正月飾りを抱えています。


本殿前の広場の中央に雪囲いで燃やすスペースが作られていて、次々としめ縄等が投げ込まれます。


本殿横の青いシート囲いの小屋では縁起物のお守りや巳年関連の小物が売られています。


本殿横では甘酒が無料で初詣客にふるまわれていました。この日は日が差していましたが気温は-5度前後と肌を刺すよ言うな寒さ、甘酒はありがたい。私も2杯いただきました。


燃え上がるしめ飾り。


きれいなしめ飾り、燃やすのがもったいなような…


広場脇のおみくじ売り場、可愛い巫女さんが一人で対応。おみくじを買う人が後を絶たずとても忙しそう。


可愛い巫女さんだったのでもう少しばかり寄ってパチリ。


どんど焼きを見に来た方の腕の中でミニチュアダックスフントがきょろきょろ、始終おとなしく抱かれていました。

住吉神社に比べてやや規模が小さいとはいえ、訪れる参拝客は始終後を絶ちません。余談ですが、竜宮神社をここに建立したのが、かの函館戦争の敗軍の将・榎本武揚だったのです。榎本武揚はのちに、北海道開拓使黒田清隆の下で北海道の開拓に尽くしました。その功労によって明治政府から小樽の稲穂町と呼ばれる町から外れた土地を一部払い下げしてもらい、この土地に竜宮神社を建立した経緯があります。詳しくは「榎本武揚と小樽」参照してください。

さて街中を通って水天宮に向かいます。水天宮のどんど焼きは3年前のH22年に見ておりますが、国道沿いに立地している住吉神社、竜宮神社に比べると、きわめて交通の便が悪いんです。水天宮に至る道は何本かあります。

①花園十字街から鳥居をくぐるメインの路は、水天宮近くで数十段の階段になっています。
②メルヘン広場からくる道は途中から斜度100%近くあり夏でも50数mの水天宮に上るのに途中何度も息継ぎが必要です。冬は降りるのさえ滑って危険です。
③もう一本有名な外人坂がありますが、さすが夏でも足がすくんで降りられないほどの急坂。冬は下手すると50数m滑落してしまいそう。
④最後は山田町から水天宮下まで車の通行できる道がありますが、終点には一般車の駐車できるスペースが殆どありません。この道は冬はすれ違うのも難しいほどですから、駐車なぞできません。


というわけでどんど焼きにやってくる方は、平日なので近隣のお年寄りが中心です。昼近くに訪れたときには参拝客が数人いただけでした。


閑散としていました。


なぜか撮影禁止のマークが…、あとで気が付きました。


これだけではさびしいので、ここからの景色がいいことをPRしておきます。真ん中の坂道が外人坂です。かつてこの坂の下にドイツ人商人が住んでいたことからそう名付けられました。


H25.1.15追加注書
今日の午後6時からのNHKTVニュースで、北見地方のどんど焼きが放映されました。その中で旧暦の小正月にあたる15日に云々という解説がありました。道内の一部地域に小正月の行事が残っていることがわかりましたので、文頭の記事を補正させていただきます。
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冬の情景~ニセコ・洋蹄山麓を駆け廻って

2013-01-08 06:00:00 | 旅行
皆様方には2013年年明けをいかがお過ごしだったでしょうか。松の内も終わりそろそろ正月気分も抜けたころでしょうか。
常日頃小生の拙いブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。今年も皆様方に少しでも喜んでいただける写真をアップしていきたいと思っております。加えて、フォトコンテストにも引き続き挑戦し、Big Prizeを得たいと思っております。

正月にふさわしい写真をと思い、在庫品をかき回しましたが、一富士、二鷹は、すでに一昨年のブログにアップしているし……、そこで昨年12月下旬の晴れた日に洋蹄山麓を撮影して回りましたので、その中から数枚ご紹介いたします。



ニセコ東山付近のペンション等の多い地域で撮影。それまで羊蹄山山頂が雲に覆われていましたが、みるみる雲が取れ、写真に撮ってくれとばかりに筋雲になりました。道路わきから路肩に上がり、ドンガイの枯れ木をかき分けて、腰まで雪に深まり撮った一枚でした。
(注)ドンガイの葉:オオイタドリの葉のことで、ドンガイと呼ぶのは北海道、小樽の方言なのでしょうか?高さ3mにもなります。



上の画像の近くで妙な建物を見ました。木造二階建てで円形の建物です。飲食店のようでもありますが看板がありませんし、出入り口が一般の住宅のようでもあります。道路が除雪され、入り口わきに「ジョンバ」が立てかけられているところを見ると現に使われているようです。
(注)1ジョンバ:雪撥ね用スコップのことを言います。最近この言葉は使われなくなったかな?
(注)2この建物はかつて「ひこうせん」という喫茶店だった(現在営業していない)という事がわかりました。(コメント欄9番目参照)


ニセコから真狩に向かう途中にはサイロのある牧場が点在しています。牧場と羊蹄山が重なってしまいましたが、左右への移動が不可で…



ぐるりと羊蹄山麓を回ると、管内で最も寒い喜茂別町に出ます。地形の関係でしょうか、晩秋の頃には他町村に先駆けて氷点下を記録します。喜茂別川の向こうに見える羊蹄山は、ここが最も富士山に似た形になっています。


さて羊蹄山山麓を離れて、ニセコの奥、五色沼温泉、湯元温泉にまで足を延ばしてみましょう。冬景色が一段と美しい地域です。もちろん標高が高い分極寒の地でもあります。道道66号線を北上すると、湯元温泉(雪秩父温泉)の先で冬期間は交通止めとなります。交通止めの手前で右折して五色沼温泉で再度交通止めとなります。(下のMap参照)





五色沼温泉旅館の日帰り客用の出入り口付近。この日日の出近くの午前7時ころ、撮影しましたが、宿泊客の車両は真っ白、玄関には巨大なツララが、まるで人を寄せ付けないかのように立ちはだかっているように見えます。撮影日のこの日は暖気の予報でしたが…



湯元温泉の雪秩父温泉旅館の裏手には源泉(沼)があります。源泉から立ち込めた湯気が大気に冷やされて、ダイヤモンドダストのようにキラキラ輝いています。ダイヤモンドダストを写真に撮るのは難しいんです。



ピントを敢えてはずして撮ると…



雪面も雪の結晶の破片が輝いています。


洋蹄山麓からの帰り道、倶知安郊外の大和付近で最後の撮影です。秋口に撮影した沼は、すでに大雪に見舞われ、積雪が2-3mの高さにまでなっていてたどり着けませんでした。そこで最後の一枚。


すでにこの画像見た記憶のある方もおいでかもしれません。11月4日付の当ブログ「フォートピア第3回写真展のご案内」で展示した「秋の彩」の冬バージョンなんです。

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我が家の年末年始ドタバタ始末記

2013-01-04 07:28:41 | 祭り・イベント
明けましておめでとうございます。2013年も引き続き、当ブログへのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
我が家は二世帯住宅、2Fのベランダで娘(長女)家族の居住区とつながっています。以前は1Fの廊下部分でつながっていましたが、孫たちの昼夜構わぬ攻撃に参ってしまい、ドアにロックを設置。しかしこのロックも、孫たちの体当たり攻撃に屈して破損。やむなく業者に壁を設置してもらいました。しめしめこれでゆっくり生活ができると思っていた尻から、今度は2Fのベランダ経由で侵入してくる。

それもやがて孫たちが学校に通いだして、高学年になると、以前ほどの猛攻は影をひそめましたが…、相変わらずのめちゃくちゃぶりには閉口。そんな我が家のドタバタ年末年始の状況の一端をご紹介いたします。

12月23日(日曜)紀斗(孫長男中1)の13歳の誕生日、24日(振替休日)クリスマスイブ、29日(土曜)小生年末本坊期にもかかわらず、ニセコ撮影ツアー、31日大晦日・綺里(孫次女小3)9歳の誕生日、1日(火曜)元日・初詣。年末近くに孫二人の誕生日が重なっています。


<12月23日紀斗13歳の誕生日>


紀斗13歳の誕生日、二学期の通知箋はどうだった?25日が終業式で、まだもらっていないけれど恥ずかしくて見せられないような成績だと?このー!


お祝いパーティは、すし+毛ガニ+手作りオードブル、誕生日プレゼントは、ジジとババから音楽CD二枚。

<24日クリスマスイブ>


中学生の紀斗はプレゼントなし。悠里と綺里へのプレゼントは3D・DS(14800円)、2台で3万円近くしたが、これは誕生日プレゼント+正月のお年玉込々、費用は大人4人(ジジ、ババ、ママ、アヤ)で分担。

<25~29日大掃除>
掃除苦手の私はもっぱら自分の部屋のみ。リュウマチ気味の家内、相当頭にきているようだが、無視して、29日(土曜)は写友とニセコ・洋蹄山麓撮影ツアーに早朝4時半出発。


五色温泉沼ホテルの駐車場から日帰り用出入り口付近を見ると、そのツララのすごさに圧倒される。標高が高いだけに凍れも半端でないすごさ。宿泊客の車も冷凍保存のよう。


京極吹き出し公園の一角から羊蹄山を見る。遊水地は水の温度が一定のため厳冬期でも全面結氷することはない。

午後2時過ぎには洋蹄山麓の撮影を済ませて帰樽。なんとなくこのくそ忙しい折に、抜け出した負い目を感じながら自宅に戻って、物音立てぬように2Fの自分の部屋「写真工房」へ、こっそり入り込む。下の様子をうかがうも、静かなもので、大掃除は済んでいるらしい。お茶を取に1F降りるも、完全に無視されている。まぁ、ここはさわらぬ神にたたりなし…
なお、ニセコ・洋蹄山麓のツアー時の写真については、次回のブログで詳しく取り上げる予定です。

<30-31日正月用おせちづくり・綺里の誕生日>

料理が全くできない私はもっぱら、後片付け役に回り、お節やオードブル等の料理は家内と孫娘二人の応援で製作中。大晦日の夕食は、事前に誕生日を祝う、主役の綺里の、希望に沿ってすき焼き鍋に決定。こりゃ、手間がかからなくていいわと家内も喜んでいた。ほかの料理を省いた予算で霜降りの牛肉をどっさり買い込んできました。


途中から仕事を終えた娘婿(なぜか写っていない)も誕生会に参加。


主役のはずの孫娘はなぜか鍋から遠い席。最初は鍋の前に陣取っていたものの、あまりにもおせっかいが過ぎ、鍋奉行の地位を脅かされた娘婿の一声で、座席をチェンジ。


夕食の後は綺里9歳のハッピーバースデーのお祝い。これまた本人の希望でバースデーケーキはアイスクリーム製。まずは9本のローソクを…


生まれたときは低体重児で、その後もいろいろ病気に罹り、何度も救急病院に運ばれたことのある孫娘。そのせいもあってか、相変わらず身長は学級でも前から2番と低いものの、このところ大きな病気もせず無事9歳を迎えたことに、ジジもババもホッとしている。


アイスのケーキはみんなでスプーンで食べるのが一番、


パーテーも一段落。NHKの紅白歌合戦を見る。画面はAKB48を映し出している。

大晦日は食べ疲れ、飲み疲れで除夜の鐘とともにお開き。娘夫婦も自宅に戻り、ジジは早々に2Fの自室・写真工房で、翌朝までグースカピー。

<2013年元旦・初詣>


午前9時過ぎに全員集合、お節&雑煮を食べます。画面手前のお節は、娘婿の手作り。というよりはススキノで居酒屋「味和久」を経営する娘婿が業務販売用をワンセット持参したもの。それにしても親子同じようなシャツを着ている…。朝食が済んだら、疲れたという家内を除いて全員で住吉神社に初詣。


氏子の若者たちが除雪してくれたため大雪にもかかわらず歩きやすい。


手水鉢は一部結氷している。


手水鉢横のスペースでは餅つきの最中。ついた餅はお汁粉にして販売中。1杯100円。腹がきつく汁粉はパス。


獅子舞神楽もあったようでしたが、終わってしまっていました。


神殿の前に背比べの碑が出来ていました。秋口のイチョウ見ごろに来た時にはなかったような気が…


神殿でお賽銭を投じて詣でた後は、いざ!おみくじ売り場へ。


う~ん、大吉、中吉は誰もいない。小吉と吉ばかり。おい、おい、娘婿どうした。年末店が忙しくここ2-3日ほとんど寝ていないとのこと…それほど繁盛しているなら、まぁ、いいか。

なお私自身が引いたおみくじは…なんと去年と同じ「小吉」。何々「努力が空回りし、どうにかしようと力むほど幸運が遠のく。思うように身動きが取れず。反面失敗もうまくかわすことが出来る…略…目先の欲に駆られて動くよりも、地味な道を選んで自分自身を厳しく律すること。」去年と大きな違いはなさそう。九星運勢の立て看板も似たようなことが…、


昭和18年の三碧木星を見ると…


おみくじを結んであとは帰宅。孫たちはパパの実家へ新年の挨拶に、というよりはお年玉の胸算用。

長かった年末年始も、何事もなく無事終わり、ん?三が日はまだあと2日ある?とにかく疲れました身も財布も…
以上が、我が家のドタバタ劇でした。それにしても、大吉をつかもうと焦ってもダメかいな、

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