紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

寿都町の湯別の湯へ

2017-07-31 06:00:00 | 日記

                                    <岩内町郊外で国道の付け替え工事中 迂回路の途中でのどかな田園風景>

 

7月24日(月)家内の弟が、寿都町の湯別の湯へ行ってみたいということで、急きょ3人で行くことになりました。はて、場所は?小樽からだと、余市、岩内を経由して雷電海岸を走れば着くだろうという気楽なドライブ、途中季節の野菜や果物も買って、食べながら走ろうと言うことに決まりました。まずは国道5号線を余市方面へ、そして仁木町の「きのこ王国」で昼食、国道沿いの果物直販所の「偕楽園」(ピンクのトイレが目印)でサクランボ、トマトなどの果物を購入しました。


サクランボもシーズン終わりで、安い。ワンパック購入したら、同じくらいの量をおまけで袋に入れてくれました。ミニトマトも購入、この派手派手おばちゃんの愉快なこと…帯広の「紫竹ガーデン」の名物女社長に似ているような…

 


スイカも、メロンも安いのですが…途中にまだまだ直売所がたくさんありますので先に進みます。

 

さて車は国富で5号線から分かれて229号線、岩内町に向かいます。国道の付け替え工事中で、町に入るまで周囲の景色が以前と変わってました。まずは中心街の道の駅「たら丸館」に寄ります。


水揚げ量の多いタラが当町のゆるキャラになっています。

 


道の駅は観光情報館にもなっていて、旅行者がタラ丸のスタンプを押してました。

 


町はがらんとしていて歩いている人も少ない。

 


店舗の多くはシャッターが降りている。管内どこも同じで空き店舗が多い。

 

岩内を抜けて、海岸線を南下すると、やがて雷電岬(通称弁慶の刀掛け)が見えてきます。現在は内陸側に新トンネルができたので、刀掛けの付近は通りません。以前は岩内側からも、寿都側からも見えていたのですが、今は岩内側からしか見ることができません。


このとがった岩は、「弁慶の刀掛け」と言われています。ここで休息した弁慶が太刀をこの岩に掛けて休んだと言われています。道内には義経、弁慶主従の伝説があちこちにあります。なお寿都町の岬の突端は、弁慶岬があって、弁慶が義経を思って海の夕日を眺めている像があります。


弁慶岬公園の弁慶像。

 


寿都方面に向かう途中の何もない海岸沿い。

 


途中蘭越町の道の駅「シェルプラザ」に立ち寄り小休憩。

 


さらに進むと海岸沿いに集落が見えてきました。もう少し進むと…

 


有形文化財の「佐藤家=鰊番屋」があります。明治10~20年ころの建築。覗いて見ると…

 


かつてに神が豊漁だったころには、大勢のヤンシュウ達が寝泊まりしていたんでしょうね。今は飲食店としてオープンしているとのことでしたが…

 

さらに寿都湾に沿って進み、江差追分で有名な地名の歌棄(うたすつ)を過ぎると、湯別温泉に着きます。
(注)江差追分の一節に、次のような歌詞があります。
『忍路、高島及びもないが、せめて歌棄、磯谷まで』当時渡島半島の沿岸から積丹にかけて鰊漁が盛んでした。鰊漁のために内地から多くのヤン衆達が小樽近郊の忍路、高島に集まります。女人(恋人や妻達)が彼らを追って、忍路、高島に会いに行きたくとも、当時は女人の渡航は禁止されていました。なのでせめて途中の歌棄、磯谷までもいいから、会いにいきたいという歌です。


一歩内陸に入るとのどかな田園風景が続きます。

 


海岸沿いはよく走りますが、近くに湯別の湯があったことは知りませんでした。入浴料500円支払って入館します。当日は月曜日で一部館内の施設は休業でしたが温泉はやっていました。

 


パンフレットから

 


この施設は20年ほど経過していると言うことでしたが、改装されているのか、清潔感がありました。

 


仕切りボードには町民から寄せられた写真が貼られ、ギャラリーになっています。

 


むむ、面白写真を発見。

 


夫婦の出っ腹を、赤マジックで…

 


さすが漁業の町、地元の写真が…あれれ、よく見ると1枚異質な写真が右側に…

 

リラックスしたところで、ゆっくりと途中下車を繰り返しながら小樽に戻りました。 


またまた果物野菜の直売所に立ち寄り。メロンとスイカとキュウリを購入。

 


ここは魚介類の直売所。5-60cmのイナダ(出世魚でこれより大きいのがハマチ)が1本800円、安い、けれど買わず。持ち帰って料理するのが面倒だと。家内と義弟はウニを購入、店外で、割ってウニをぱくり。私は好きではないのでパス。

とにかく心身のリフレッシュできた一日でした。

 

 

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7月はイベントがいっぱい

2017-07-25 06:00:00 | 祭り・イベント

                                    <温度は急上昇、最高の日陰…眺めはいいし、カップ麺は美味しいし…あおば祭り会場>

 

肌寒かった6月とは打って変わって、7月に入ると連日の猛暑続き。といっても本州の方からすれば、何寝言っていると思われるかもしれませんね。本来湿気の少ない道内ですが、このところの湿気続きで、体調がおかしくなりそう。愚痴を言っても始まりません。ともあれ7月は各種イベントが目白押し。写真を趣味にしているものにとっては、万々歳。一部を列挙すれば、下記の通り。

7月1日(土):社会を明るくする運動・菁園中学吹奏楽部パレード サンモール一番街
7月2日(日):小樽商大×北大応援団対面式 サンモール一番街
7月9日(土):あおば祭り・小樽商大翔楽舞演舞(YOSAKOIソーラン) 小樽運河・マリン広場
7月14日(金)~16日(日):小樽住吉神社例大祭(小樽祭り) 
7月15日(土)~17日(祝):2017おたる☆浅草橋オールディーズナイト 小樽運河・マリン広場
7月16日(日):マリンフェスタ・菁園中学校吹奏楽部演奏ほか フェリーターミナルほか
7月16日(日):宝来ひょっとこ踊り発表会 小樽市能楽堂
7月18日(火):ダイアモンドプリンセス号寄港イベント・縁日屋台 勝納埠頭
7月28日(金)~30日(日):小樽潮祭り・ガラス市 小樽市内・第3埠頭・マリン広場・旧手宮線ほか

今回のブログでは上記のうちから菁園中が高吹奏楽部の演奏二つとあおば祭り、浅草橋オールディーズナイトを取り上げます。

 

☆社会を明るくする運動・菁園中学校吹奏楽部パレード
当初は式典後に、吹奏楽部のパレードが予定されていましたが、午前中の大雨でパレードは中止となりました。楽器をぬらすわけに行かず、その場でのマーチ演奏となりました。なおマーチを含め4曲ほど演奏されました。孫娘(フルート担当)がでるとあって、家内、娘共々見に行ってきました。


小樽市長はじめ数名の来賓の挨拶。

 


演奏開始時には雨は上がっていましたが、大事をとってアーケード内での演奏となりました。

 


菁園中学校吹奏楽部十八番の「YMCA」、パフォーマンスも…

 


30分ほどの演奏会は終わりました。ついでながら毎週土曜日に都通で開催される「土曜市」についても3カットほどあげておきます。

 


訪れたのが昼頃でしたので、市(生鮮野菜・果物・食品等)は終わりかけていました。この画像注意してみると、右上に「榎本武揚」の垂れ幕があります。初代蝦夷共和国の総裁ですが…小樽とどんな関係かって?

<小樽と榎本武揚>
明治維新の新政府に対抗してエゾ共和国初代総裁となった榎本武揚ですが、箱館戦争で新政府軍の指揮官・黒田清隆(後の北海道開拓使長官)に敗れました。しかし榎本の才能を見た黒田清隆が、助命を嘆願。その後新政府で頭角を現し開拓使高官を務め、功績により後に逓信大臣、外務大臣等を歴任。明治政府の国有地払い下げに当たり、小樽市の西側(現稲穂町・梁川町、当時は湿地帯) を取得。その一部に龍宮神社を建立しました。明治9年のことでした。(2016.6.30付け当ブログ「初夏を迎えた…」)

 


サラダ菜を売ってますが、残りもわずか。

 


市が終わる昼過ぎは閑散としている。

 

☆あおば祭り・小樽商大翔楽舞演舞
毎年6-7月に行われる共産党主催の市民祭り、このお祭りには毎年小樽商大のヨサコイYOSAKOIチーム翔楽舞が出演します。また小樽潮太鼓のチームも演舞するので、写真愛好家にとっては、絶好の被写体がそろいます。


関係者の挨拶が30分ほどありましたが、その後翔楽舞の演舞が始まりました。

 


人数的にはやや寂しいですが…元気いっぱいに飛び跳ねる彼らを見ていると、こっちまで若返る気分。

 


子連れママさんも踊り出した。

  


会場内ではリサイクル市も開かれていて、運河散策中の人たちも立ち寄る。買い手の美人(アジア系外国人)はスマホ片手に値段の交渉中。

 

☆2017おたる☆浅草橋オールディーズナイト
このイベントが始まった当初小樽運河の札幌寄りの「浅草橋」と呼ばれる広場で行われましたが、会場が狭いこと、運河見学者に支障を来すことなどから現在地で行われるようになりました。15日~17日の3日間の予定でしたので、曲目プログラムを見て、初日と最終日に撮影予定してましたが…いかんせん天気がころころ変わり、大雨が降ったこともあって、初日しか撮影できませんでした。


「沢田研二coverクラブバンド」(POPS)には二人に女性が、ピーナッツもどきだそうです。

 


「Uncle Cat's」(歌謡ロック)、多重露光ではなく、ピントの合った画像とぼかした画像2枚をソフトで重ね合わせました。ちょっとファンタジックに…

 


「ZURAN ZURAN」(DURAN DURANのコピーバンド) 最終日には、KISSのコピーバンドLOVEGUNを撮りたかったのですが、都合で行けず残念。


昨年のLOVEGUNの演奏

 

☆マリンフェスタ・菁園中学校吹奏楽部演奏ほか
孫娘が所属する、菁園中学校吹奏楽部の演奏が行われということで、かなりの大雨でしたが、会場のフェリーターミナルに行ってきました。


今日はマリンフェスタと言うことで、菁園中学校の演奏のほかに、フェリーの船内見学も行われたようですが、ほとんど午前中で終了。

 


本年度吹奏楽コンクール課題曲の「元禄」から演奏が始まります。動画撮影したのですが、直接ブログに貼り付けることができません。一旦ユーチューブの載せて…アドレスをコピーして云々とかなり面倒な手順が必要らしいので、動画掲載は省きます。孫娘のフルート独奏部分もあったのですが…

 


木琴の独奏ですが、打つのが早い。

 


2Fから撮影。

 


YMCAの演奏と踊りも披露。観客も手拍子。

 


演奏だけでなく踊りも披露。アンコール曲も含め、40分ほどで終了。

 

吹奏楽の演奏が十二時頃に終了したので、2Fのレストランで、家内と昼食を済ませ帰宅。この間に小樽市内は集中豪雨、1時間ほどの間に50-60mm降ったとか。後刻テレビで放映されていました。車で戻る際に、札樽道の出口信号付近で消防車が数台出動し、迂回指示をしておりました。パチンコ店フェスタの駐車が洪水状態でした。

 


 

 

 

 

 

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小樽三大祭りの最後を飾る住吉神社の例大祭

2017-07-19 06:00:00 | 祭り・イベント

                                   <道内でも屈指の百貫神輿が通る、大正時代に地元小樽で製作された歴史ある神輿>

 

6月から7月にかけては、小樽市内では、毎週のように神社のお祭りが開催されています。なかでも水天宮、竜宮神社、住吉神社の例大祭は「小樽三大祭り」といわれています。そのトリを飾るのが住吉神社の例大祭です。古くから小樽市民は、住吉神社の例大祭を、親しみをっこめて「小樽祭り」と呼んでいます。その小樽祭りが7月14日(金曜)から16日(日曜)に行われました。

14日は「宵宮祭」で、舞楽「迦陵頻急」「胡蝶」が奉納されます。その後に紅白の餅まきが行われます。15日の本祭では「百貫神輿」の渡御がおこなわれます。16日の最終日は、神輿の還御祭が行われます。なお神社周辺には約200を数える屋台が出店、子供たちや親子ずれで賑わいました。宵宮祭では、舞楽と餅まきを、本祭では百貫神輿の渡御を撮影したので、屋台の様子共々、紹介いたします。

 

☆華麗な舞

本殿において、神主の一連の奉納儀式が終わると、巫女さんによる舞楽の奉納が行われます。本殿左手に茶色の衣装に烏帽子姿の楽手が並び、右手には神主たちが勢揃いします。本殿の手前の椅子席には、氏子や奉仕団体の代表ほか関係者が並びます。神様への一連の奉納が済んで、いよいよ舞楽の奉納です。


神職にも種類・階位があるようですが…よくわかりません。最上位の神主が詔を奉納し、この後舞楽が始まります。

 


最初に演じられるのは「迦陵頻急」(がりょうびんのきゅう)曲名ですが、意味等は不明。なお当日のプログラムには、「びん」は、氵(サンズイ)+頻 の文字でした。一方神社の公式HPではサンズイのない頻が当てはめられています。

 


笙、ひちりき、鉦等に合わせ、優雅の舞う。

 


やがて舞いながら、下がります。

 


替わって「胡蝶」が舞われます。

 


なお、舞楽についての演目の意味するところは詳しくはわかりませんが…

 


演奏に用いられる楽器等については、当ブログでも取り上げたことがあります。2015.3.4日付け「北の雅・小樽ひなめぐり2015」中段に記事があります。

 


雅楽の演舞中も参拝する人が後を絶ちません。初めて雅楽を目にしたり聴いたりする方も多いようで、しばし見とれていました。賽銭が勢い余って中まで転がってきました。

 

☆奉仕団体・伸樹会による紅白の餅まきと神輿の魂入れ


約2000個の餅がまかれましたが、拾うのに忙しく、画像はこれ1枚のみ。去年は撮るのに専念したためゼロ個でした。

 


魂入れが終わると勢いよく、わっしょい、わっしょい

 

☆神社周辺には約200の屋台が出店


社務所前では、小樽B級グルメの代表「あんかけ焼きそば」の屋台が出ています。市会議員のA氏も、ねじりはちまきで、鍋を振り回しておられました。

 


神社鳥居の近くで…あれれ、孫娘(中2)がかき氷を食べている。

 


こちらの4人はそろって削りイチゴだ。

 


う~ん、近年よく縁日で見かける「広島風お好み焼き」、食べたことがないので、どこがどう広島風なのかわかりません。食べてもわからないと思うけれど。

 


これは珍しい。金平糖の量り売りだ。

 


7月上・中旬は異常気象と言われるほどの高温多湿だったので、冷たい飲み物の屋台はどこも長い行列ができている。

 


社務所前から鳥居前まで屋台がずらりと並ぶ。

 

☆道内でも最大級と言われる百貫神輿の渡御が始まった


道内外から230名の担ぎ手が集まった百貫神輿の渡御

 


参道は2カ所の石段がある。

 


細心の注意を払いながら降りてくる。

 


いったん国道5号線前の鳥居で休憩。横断歩道橋から撮影。

 


国道5号線を渡って、市道住吉量徳線を海側に進む。手前のオレンジは道路中央の安全地帯のバラの花。

 


神輿は折り返しの中間点(協会病院横の道路)で休憩に入る。この後は9時頃にお宮入り。と同時に鼓響による和太鼓の演奏が行われます。

 

 

 

 

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新緑の季節到来

2017-07-13 06:00:00 | 今週の一枚

                                                     <樹木名は不明ですが、大きな葉っぱで、天狗の団扇みたいでした…読者から「ホウノキ

との指摘がありました>

 

 

連日猛暑の続いている本州の方々にすれば、今頃何を寝ぼけたことを…とお思っておられるのではないでしょうか。本来北海道で新緑というと、6月ですが、今年の6月は異常なほど雨と寒さが続きました。でも7月も第2週に入って、いきなり真夏日続き、しかも湿気のおまけ付きときているから大変。そんなこんなで、体調の維持管理ままならず、イベントラッシュのこの7月、なかなか回ることができません。ということで、できるだけイベントは、後日まとめてアップしようかと…おもってます。

今回は7月10日に、小樽公園の新緑を撮ってきましたので、いくつか紹介します。午前中3時間ほど歩き回りましたが噴き出す汗で、シャツがぐっしょり、熱中症になる前に切り上げて戻ってきました。

 


駐車場の展望台からは小樽の中心街や水天宮が見渡せます。

 


新緑が目にまぶしいとはこういうことを言うのかな?なお、緑を鮮やかに表現するために、ホワイトバランス(WB)をマニアルモードにして、3800ケルビンに設定しました。WBをオートで撮ると、やや赤みが出ます。

 


早くもナナカマドの葉が赤みを帯びてきました。

 


西洋タンポポが一面に咲いています。FB友の榊原師匠の作画をまねて…何度か真似てみましたが上手くいかない。縦にブラした画像とブラしてない画像を重ね合わせました。

 


左奥の広場は、かつてウサギなど小動物が飼われていた公園でした。数十年前に廃止されましたが…。くろふねツツジ、ってどんなツツジだろう?


Wikipediaの画像を転載しました。このツツジならよく見かけます。

 


新緑とは関係ありませんが、影が 面白くてアップしました。何の構築物かって?右上端に少しヒントが…逆三角形のジェントルマンが、そうです公園内のトイレの壁でした。

 


樹木の間から逆光で見ると…とてもきれい。

 


新緑とは関係ない画像だって?これは標題の新緑の画像を、PhotoshopCSのトーンカーブでネガ反転した画像です。

 

今回のブログ、やけに短いって?そうです、ここ数日の暑さで、バテてしまいました、のであしからず…

 

 

 

 

 

 

 

 

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小樽商大に再び女性応援団長誕生

2017-07-07 06:00:00 | 祭り・イベント

                                                                                   <小樽商大第103代応援団団長 応戦状を読み上げる>

 

7月2日(日曜)小樽商大と北大応援代の対面式がありました。ことしは小樽市のメイン商店街の「サンモール一番街」行われました。商大の応援団では、97代目に続いて二人目の女性応援団長の誕生です。Facebook上では何度か女性応援団長の姿が取り上げられておりましたが、今回初めてその勇姿を直接見ることができました。

なお両校応援団の対面式の歴史は古く、旧制小樽高商だった大正時代からの歴史と伝統があります。一時商大の応援団部員の減少で中断したものの、平成22年両校応援団による対面式が復活。1年おきに、札幌と小樽で開催されています。今回で103回目の対面式となります。事前にポスター等で当日のスケジュールを確認したところによると、午前9時50分にJR小樽駅前で三役の下駄上げ式が、11時からサンモール一番街で対面式となっています。

 


9時50分JR小樽駅前に到着、三役の下駄上げ式です。周囲から「よいしょ!」のかけ声が上がります。

 


当日見学者に配られた「応援団團誌 逍遙 対面式特別号」から転載

 


対面式会場に向かう途中の都通商店街でも、下駄上げ式を披露。団長下駄は、片方20kgほどあるといわれている。相当練習しないとバランスを崩し、ふらついてしまうとのこと。

 


サンモール一番街の会場で、北大応援団の到着を待ちます。手前はHTBテレビ局の取材スタッフ。

 


北大応援団グループがやってきました。応援隊が持つプラカードには相手を揶揄する文字が書かれています。

 


北大応援団長の登場です。

 


北大団長と副団長はおなじみのスタイル。羽織袴は原形をとどめていない。

 


一方迎えうつ商大側も団長を先頭に前に出てきます。参謀の読み上げる式次第によって、次は花束交換の儀式。

 


おや、北大側の花束を抱える女性部員がなんと美人…、隣のむさい髭団員がいるのでなお一層引き立つ。

 


なかなか受け取らない商大の団長。やっと受け取ったと思ったら…ぽ~んと横にほうり捨てた。これも恒例のパフォーマンス。

 


商大側も花束を贈ろうとするが…はじくように横に放り投げた。前回の対面式(2015年)では、受け取った花束の花を、むしゃり、パクパク食い始めるというパフォーマンスに周囲は大笑いだったことを思い出しました。

 


式次第にのっとて、舞型が披露されます。商大は伝統の「南蛮踊り」、かつてはこの踊り、女学生がほとんどいなかった昭和の時代には男子部員が女形として演舞していました。その後30数年にわたって途絶。平成も20年代中盤からは女性団員が誕生するようになって、平成26年の「小樽商大応援団100代記念式典」で、OBの指導の下復活しました。

 


こちらの女性部員も見とれるほどの美人

 


一方北大の演舞は…むむむ、盗人の登場だ。北大演舞「泥棒の拍手」数十年前商大に奪われた金銀財宝を北大3人衆が泥棒となって、塀を乗り越え風呂敷に包んで取り返したというストーリになっている。この演舞も数十年ぶりに復活したとか…

 

挑戦状を読み上げる北大団長。「今日は 山猿退治に わざわざ小樽に 来てやったぞ…」拍手とヤジが飛び交う。

 


読み上げた挑戦状は、丸めて商大応援団長の足元に放り投げられた。

 


一方、商大も負けてはいない、応戦状を読み上げる団長「今年のお前らは 久しぶりに 白豚らしい体形になったではないか…」

 

この後はストーム(円陣)を組んで、寮歌合唱、北大=都ぞ弥生、商大=若人逍遥の歌


団員、OB&OG、見学者も巻き込んで大合唱、

 


さらにストームは続く、肩越しに撮ろうとしていると、むんずと肩を抱えられ輪の中に引き込まれてしまった。隣のOBらしき方の満足げな顔が印象的だ。

 


ストームはさらに小分裂の輪となって続く…おや、団長の隣には第97代、商大初の女性団長牧香緒里さんもくわっている!


H23.7.8撮影 第97第応援団長牧さんの雄姿 小樽商大応援団始まって以来の初の女性応援団長ということで話題になった。

 

参考までに関連記事を以下に上げておきますので、参照してください。

小樽ジャーナル H29.7.2「北大VS商大対面式 勇姿に沸く

当ブログ H27.7.17 「第101回小樽商大と北大応援団の対面式

当ブログ H26.11.25「小樽商大応援団第百代記念式典

当ブログ H23.7.8「今週の1枚~小樽商大97代目、初の女性応援団長誕生

 

 

 

 

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豊友会写真展のお礼

2017-07-01 06:00:00 | 写真

                            <上海外灘で見かけたコカ・コーラの移動販売車、日本のような自販機は全く見かけない。壊されるからとか…>

 

私の所属する写真クラブの、第26回豊友会写真展が、無事終わりました。6月21日(水曜)から25日(日曜)までの5間、毎日の雨にもかかわらず、多数の方々のご来場、ご講評を賜り、厚く御礼申し上げます。今回26回目を迎えましたが、どこクラブも、会員の高齢化、会員数の減少に直面しております。ご来場いただきました方々のみならず、来られなかった方々にも、ご参加いただければ幸いです。

なお今回は、展示された作品等の紹介と、6月に小樽市内で開催された写真展についても併せて紹介いたします。

 

☆豊友会写真展(6月21日~25日)小樽市立美術館1F市民ギャラリー
会員8名の自慢作品46点を、A4~全紙サイズで展示。展示初日に「小樽ジャーナル」で取り上げられたこと、また二日目に道新夕刊(後志・小樽版)に掲載されたこともあって、連日の雨にもかかわらず、400名以上の方々にご来場いただきました。厚く御礼申し上げます。

 
6月22日付道新夕刊(後志・小樽版)に紹介記事が出ました。ちなみに私の作品のうちから以下に3点紹介します。


上海新天地で見かけた大型のポスター(垂れ幕)です。多少驚きました。日本ならいざ知らず、共産主義国でこのような大胆なポスターが張り出されるとは…、そういえば上海は昔から欧米の文化が入り込み、自由な雰囲気の強い地域だったことを考えれば、納得です。


同じく上海新天地のビルの中の商店街で見かけた喫茶店。若者がPCに熱中しております。日本と変わらぬ風景です。


しかし一歩地方に出ると、大都市とは違う光景が目に飛び込んできます。蘇州寒山寺付近、日本の昭和の時代にタイムスリップしたような…


貝沼さんの作品。見る人だれもが不思議がりました。太陽の輝きの下に氷か水の塊が…どうして浮いているんだろう、という疑問です。本人によれば三脚にカメラを固定し、上から氷塊を落し、連続高速シャッターを切ったというものでした。


成沢さんの作品。題名「迫力」とある通り誰もがこの迫力に圧倒されます。PCソフトで色抜きしたとのことですが…これだけの迫力があるならば、あえて色抜きしなくてもいいのかな、とも思いました。

 

☆浜和幸写真展(6月17日~7月30日)「パリ・カフェのある風景」小樽市立文学館2F(市立美術館と同じ建物)
フランスに43年在住の浜氏による2000枚を超える、パリのスナップ写真を展示。その数と日常のパリを切り取った情景、スナップに圧倒されました。(なお、撮影は自由)


文学館の壁面に並んだ2000枚を超える写真、見た瞬間「ワオ~」と言ってしまいました。以下にその一部を切り出してみました。


パリ市民の日常が写っています。ある、ある、こういう情景が…と一人で納得。


路上アートがすごい。数日で消えてしまうのに…。以前モンマルトルの丘に行った際にも、数多くの路上絵を見かけました。


これは傑作!ストップ(進入禁止)マークが決まっている。


素晴らしい壁面アートの数々。


ごくごく普通の日常を写したものですが、見入ってしまいます。

 

☆石原裕次郎記念会館閉鎖に伴う展示会 JR小樽築港駅待合室 終了期間不明
小樽マリーナそばに建つ「石原裕次郎記念館」は今年の8月末をもって閉館されることが決まりました。詳しくは本ブログ2016.10.12付「裕次郎記念館が来年8月で閉館に…」を参照してください。


待合室に、等身大の写真(JR小樽駅にもあります)と記念館内の展示物の写真が張り出されている。


ヒット曲のレコード、レコードジャケット写真が貼られています。


記念館の前庭に記念碑として飾られている、裕次郎の愛艇コンテッサ号(右上)や西部警察のロケに使われた車両の写真が張り出されています。

 

☆沓間照男写真展(6月14日~18日)「艸木叢林(そうもくそうりん)」小樽市立美術館1F市民ギャラリー
沓間氏は小樽在住の写真家で、20数年間医学関係の写真を撮影、その傍ら艸木(草木)を中心とした自然写真を撮影。現在は銭函周辺の写真愛好家が集まる「優游会」の講師を務めている。なお、ギャラリー内の作品については撮影は禁止なので、展示全画像を集めたプリント(配布用チラシ)を掲載します。(転載OK済み)


コマが小さくて見にくいですが…


四季の自然が切り取られています。

 

☆木村修切取展(6月5日~11日) 北海道新聞小樽支社1Fギャラリーオアシス
木村氏は小樽市内在住ですが、どこのカメラクラブにも属さず、ひたすら小樽市内・近郊を中心に撮影しています。


昨年の積丹観光フォトコンテストで、準グランプリを得た作品が掲示されていました。


積丹島無意と小樽運河


道新ギャラリーでの展示風景。

 

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