紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

新緑の羊蹄周辺めぐり

2009-05-22 09:06:00 | 旅行
先日の5月20日、写友とニセコ神仙沼に行きました。神仙沼に上がる朝日を撮るために、午前3時出発です。国道5号線を岩内方面に向けて走り、共和町から農道を通り抜け、ニセコ連峰に入ります。高度が増すたびに道の両側に、残雪が多くなります。

果たして、神仙沼にたどり着けるか、不安がよぎります。午前4時半頃、神仙沼入り口の駐車場に着いたところ、売店はロープで閉められておりました。沼へは遊歩道を歩いて20分ほどかかりますが、一面の残雪で入ることが出来ません。

やむなく、雪秩父温泉、五色沼温泉に向かいましたが、道道が一部閉鎖されたままでした。ここも全面開通には、まだ数週間かかるようです。一旦ニセコ町に出て、道の駅ビュープラザに立ち寄りました。まだ6時前です。当然開店はしておりません。

天気は快晴ですが、ここからは、羊蹄山が、逆光になります。芝生においてあるディスプレー用の農機具と羊蹄山を撮影しても、上手く羊蹄山が写りません。しかし朝露にぬれた芝生を見ると、逆光に照らされた朝露が色とりどりに輝いています。

標題の画像がそうです。原因は分かりませんが、手前が青く輝き、奥のほうが金色に輝いています。何と言うきれいな朝露でしょう。夢中になってシャッターを切り続けました。下の画像も新緑の草と朝露を撮影したものです。

 

次は羊蹄山の映り込みを撮影するスポットである、倶知安町郊外の十割蕎麦店裏の沼に向かいました。この蕎麦店は美味しいと地元で評判の店ですが、開店が午前11時のため、一度も入ったことがないのが残念です。

 

この日は、快晴でおまけに無風状態で、この小さな沼に冠雪した羊蹄山がくっきりと映り込んでおります。写友によれば、何度も来ているが、無風で、このような綺麗な映り込みは初めてのことだそうです。下のカットは、沼の奥の白樺並林の映り込みを撮ったものです。

 

そして更なる撮影先は京極町の噴出し公園です。ここは羊蹄山の雪解け水が噴出しており、多くの人がポリタンクで水を求めに来ます。ここの噴出し水を使った「京極名水コーヒー」も地元特産品として売られております。

 

地下から溢れ出した水が、公園内に落ちるところを、超スローシャッターで撮影したのが、上の画像です。下の画像は、公園内の池に映り込んだ羊蹄山ですが、運よく桜が咲いておりました。5月も20日だというのに、数本の桜が、散るのを惜しむかのように咲いています。

これと羊蹄山を組み合わせて撮らない手はありません。まだまだ掲載したい写真があるのですが、いくらでも、というわけにも行きません。十分納得できる写真を撮り、次の撮影地に向かいました。

 

次は、尻別川の、ラフティング撮影です。残念ながら、今日は平日で、ラフティング隻数が少なくて、到着時には、午前の部が終了しておりました。午後の部までは時間があるため、次回撮影ということにしました。

帰路は、昨年開通した倶知安~赤井川線を通ります。そこでキロロによることにしました。キロロは、スキー場として有名ですが、今は通年観光として、色んなイベントをやっております。滝を撮影しましたが、画像はカットして、下の画像を上げて起きます。

 

一見して、おやっと思われた方も多いかもしれません。そうです、山の上方部には残雪があり、新緑の季節なのに、紅葉が混ざっているのです。「春紅葉」と呼ばれる現象です。詳しくは分かりませんが、新緑になる前の一時期、こういう現象が起こります。

北海道では、蝦夷山桜などでも見られる現象です。蝦夷山桜は、桜の花びらと茶色の葉が同時に咲きます。桜が散ると、茶色の葉は、徐々に、緑色に変わっていきます。多分これと同じ現象だと思います。
 
コメント (6)
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