紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

夏祭り真っ盛り~海上渡御と火渡りの儀式

2014-07-29 06:00:00 | 祭り・イベント
                              <古平町琴平神社の火渡り・神輿火を渡る>



7月に入って暑い日が続いています。初夏から真夏へのこの季節、小樽及び周辺の町村では、夏祭りが真っ盛りです。そん中、7月5日積丹町美国神社の夏祭りを見てきました。午後1時から海上渡御があるらしく、先ずそれを撮影し、そのあと神輿の海中禊、そして夜8時から行われる火渡りの儀式を撮影するべく、写友と午前10時頃に小樽を出発しました。途中余市町の郊外で目新しい建物を見つけました。植物園らしく、そこで30分ほど撮影し、再び海岸線を沿って美国町に向かいました。


(1) 余市円山公園のふれあい交流館

何度も余市には撮影等で来ておりますが、郊外の中腹にこのような素敵な建物があるのを初めて知りました。もっとも余市に来るとすれば街中のニッカウィスキーの工場か、豊丘町の蓮沼あたりがメインなので、山腹に円山公園があることも今回初めて知りました。


一見、モエレ沼公園のクリスタル館を思い浮かべました。裏手に回ると花畑と子供用の遊具があります。


バックは滑り台やそのほかの遊具があって、4-6人の家族ずれがのんびりと遊んでおりました。


このふれあい交流館は、出入り自由らしくドアがオープンになっています。覗くといろんな木々や花々が咲き乱れていました。

時間があれば心行くまで撮影したいところですが、美国神社の海上渡御の時間が迫っています。


(2) 漁船に神輿を積み込んで

美国漁港に着くと、岸壁に係留された漁船には大量旗が掲げられ、舳先に陣取った若者数名が、缶ビールを飲んで騒いでおります。カメラを向けると、船に上がってきて、一杯飲めと言う。残念ながら車の運転があるので断ると、これから防波堤の外に繰り出し、渡御が行われるという。一緒に行きたいものは誰でも構わないので乗船しろと言う。早速乗船させていただきました。地元の人やカメラマン、漁業関係者、神輿の関係者50人ほどが乗船です。アルコールがだめならと、清涼飲料のペットボトルとお菓子を箱ごと配り出しました。無くなれば追加するぞと、気前のいい言葉が飛び交います。


舳先では若者が数名気勢を上げています。


お神輿が到着です。担ぎ上げられて船に移されます。


船上中央に鎮座したお神輿。

やがて午後1時50人ほどの関係者と神輿を乗せた漁船が防波堤の外に出て行きます。同じような僚船が10隻ほど大漁旗を掲げ伴走します。どうやら我々が乗り込んだ船が一番大きな船で海上渡御のメイン船だったようです。約小一時間の渡御の始まりです。


オレンジの服を着た中学生の女の子にモデルになってもらいました。


積丹ブルーの海はどこまでも青く…穏やかな渡御でした。途中海上安全と豊漁を祈願してお神酒を注ぎました。

小一時間の海上渡御も無事終わり、次は神輿が海中禊をする場所に急ぎます。何でも女神輿も海の中の入り込むとか…美国漁港に隣接する黄金岬の下のトンネルをくぐったすぐそばが会場と言うことです。この道はやがて行き止まりになるのですが、とにかくトンネルを抜けて、神輿が来るのを待ち構えます。すでにカメラマンが10人ほど来ていて、場所取りをしていました。


やがてトンネルの向こう側から、鉦や太鼓、囃子の音が聞こえ、こちらに向かってきます。


神輿がやってきてお払いが済むと、すぐさま大きな掛け声とともに、海中へざぶん!


この辺りは砂地ではなく大小の石や岩がごろごろしています。うっかり足を滑らすとご覧のとおり、全員がこけて神輿が海中へ…何とか持ちこたえました。


何度か、わっしょいの掛け声とともに神輿が揺さぶられ…あれれ、右手前の二人は…これ以上のカットをあげるのは憚られますので…


こちらの黒装束は、桜組と言う女だけの神輿です。勢いよく海中へざぶん、二組の神輿が何度か海中で揺さぶられ、禊が済むと…


桜組の皆さんは、地下足袋の水を出して…、一方白装束の彼女たちは…ホースで真水を浴びていました。それを撮るカメラマンが奥に見えます。着替えの場所も設けられておらず…


(3) 神威岬は花のシーズンも終わりかけて…

神輿の海中禊を撮り終えた後はたっぷり時間があります。一旦婦美から島武意に向かいます。島武意の展望台に出ましたが、薄曇りでは、積丹ブルーがさえません。そこで今度は神威岬に向かいます。ここも晴れてはいますがどんよりとしていて、今一つです。


6月の20日前後であれば、この辺り一面黄色いエゾカンゾウの花盛りなんですが、エゾカンゾウは開花のピークが3-4日しかありません。ところどころに1-2本みられる程度でした。


その代わり、内地では高山植物であるシシウドが満開です。ただし北海道では正式名を、シシウド属の「エゾノヨロイグサ」と言いますが、外見上は、素人ではシシウドと見分けがつかないですね。


途中で素敵な外人カップルに出会いました。カメラを向けるとポーズを取ってくれました。


朝から歩きづめで、多少くたびれました。駐車場広場の売店で、積丹ブルーのアイスを購入。いい爺が4人も並んでアイスとは…、側を通る人に笑われましたが、冷たくて美味しいミント味でした。

さて、時刻は午後4時過ぎ、火渡りまではまだ4時間近くもあります。時間が潰せなくなりました。そのうち写友の一人がバッテリー切れだという声。その声を待っていたかのように、一斉に小樽に帰ろうということになりました。まあ、火渡りは次の週に古平の恵比須神社でも行われることですし…


(4) 古平町の火渡りは…

翌週の13日(日曜)に古平町、琴平神社の火渡りに行ってきました。あれ!とおもれた方もおられるかもしれませんが、12日(土曜)に行われるのが、役場横の恵比須神社の境内です。13日は新地町の緑公園で琴平神社の火渡りです。紛らわしいですが、この二つの神社は、戦前戦後に合祀、分祀された経緯があって、町内では区分して呼んでいないようです。

公園の中央に火渡り会場がロープで囲まれていて、1時間前に会場に到着した折には、撮影に最適な出口付近は大勢の超望遠レンズを持ったカメラマンに占領されておりました。やむなく後方の高さ3mほどの小山から撮影することになりました。斜面ですので立って撮影するには多少疲れますが望遠レンズの届く範囲なので問題はありません。


この日はスーパームーンの翌日でした。左上部にほぼ満月に近い形で月が映り込んでいます。


出番が待ちきれないのか、神輿が盛んに、デモンストレーションを行っています。


先ずは、天狗(猿田彦)が渡ります。何度か様子をうかがいながら、もっと火を大きくと催促します。


燃え盛る炎の中を戻ります。何度か火渡りを繰り返した後に、神輿の出番です。


偶然左手のカメラマンが放ったストロボ光で、担ぎ手の表情が出ました。


神輿が、炎を超えてしまうと担ぎ手の顔が黒くつぶれてしまいます。距離的にストロボ光の届く範囲ではないので止む得ません。


この画像もストロボ光に助けられた部分がありますが、熱さを避けるために担ぎ手は顔をそむけています。


神輿は2基、都合6回ほど火を渡って終わりとなりました。これ以外に赤獅子青獅子の火渡り、奴さんの演舞等がありますが、割愛させていただきました。実に迫力のある、また見応えのある火渡りでした。秋の例大祭の火渡りにはもう少し間近で、ストロボを使って撮影しようと思っています。



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小樽運河周辺で行われた三つのイベント

2014-07-23 06:00:00 | 祭り・イベント
                                   <小樽の街にはロリータファッションが似合う…>


初夏から本格的な夏にかけて、小樽では小樽運河を中心に各種イベントが続いています。6月15日(日曜)には「第26回おたる運河ロードレース大会」が行われました。翌週の21日(日曜)には、運河そばの小樽第3埠頭多目的広場(旧合同庁舎跡地)で「あおばまつり」が行われました。また28日(日曜)には、「第2回小樽kawaiiティーパーティ(ロリータファッション)」が催されました。7月に入っても「小樽浅草橋OldiesNight」(7月19~21日)、「第48回小樽潮祭り」(7月25~27日)とイベントが続きます。今回は6月に行われた運河ロードレースとあおば祭り、そして小樽kawaiiティーパーティを取り上げます。


(1) 3116人が歴史的建造物の立ち並ぶ運河沿いを走る

平成元年に、小樽港開港90周年を記念して第1回おたる運河ロードレース大会が行われましたが、第26回の今年は、小樽水道創設100周年・下水道60周年を記念する大会となりました。道内外から3116人が参加し、午前9時の号砲で、先ずハーフマラソンが開始されました。次いで、5kmレース、2.5kmレース、最後に10kmレースがスタートしました。いずれも色内埠頭公園が発着地点となります。

我が家でも昨年に続いて、小5の孫娘が2.5kmレースに、中3の孫息子と娘婿が5kmレースに参加しました。普段全く練習もせずに、ぶっつけ本番で走ることに多少の不安もありましたが、全員完走で、ホッとしました。


ハーフコースのランナーたち(ゼッケンがグリーン)、北運河の倉庫群を横目に折り返し地点の平磯公園方面に向かいます。


旧日本郵船前の運河公園を走ります。


カメラを向けるとVサインで走る3人組。早朝小雨が降っていたので、ビニールの雨除けウェアを着ています。


同じ学校のクラスメートと走った孫娘は…走っているのか、歩いているのか…、ゼッケン下部の青いのは自動タイム測定器


少し発走地点の色内公園よりに戻って、下から仰ってみましたが…


ゴールの色内公園手前の旭橋を見ると…無事孫娘が戻ってきました。


ハーフコースのランナーは、ここからさらに祝津水族館方面に向かいます。

孫娘がゴールしたので、一旦色内公園に戻ってみましたが、混雑が激しく、見つけることが出来ませんでした。携帯で娘に確認すると、二人の孫たちと娘婿も無事ゴールしたとのことでした。後刻レース結果をサイトで確認したら、孫娘は15分32秒でした。制限時間の20分をかなり下回る走りだったようで…参加することに意義ありと言うことでしょうか。中3の、孫息子も、余裕でゴールしたようでした。


(2) 第3埠頭多目的広場では潮太鼓の音が…

6月22日(日曜)某政治団体主催の第35回あおばまつりが開かれますとのチラシが来ました。初めて聞くお祭りですが、第35回と歴史のある祭りのようですし、チラシには潮太鼓や小樽商大翔楽舞の演舞のほか、ラテンバンドの演奏、さらに高島越後盆踊りがある旨記されていました。フリーマーケットや飲食関係の出店もあり、絵になりそうなのでさっそくカメラ片手に撮影に行ってきました。

政治団体の主催らしく「消費税増税反対」「原発再稼働反対」等のスローガンが書きまれたのぼりや看板が目立ちましたが、一般庶民にとってはごく同調できるもので違和感はありません。11時すぎに到着したときには仮設の舞台で潮太鼓が始まっていました。来場者も多く太鼓の熱演に見いています。


鼓手と鉦手、3人の顔が見えますが、3者3様の表情が面白い。


勢い余って隣の鼓手を蹴飛ばしちゃった!のではありませんので、ご安心を。


YOSAKOIソーランをまじかで見られ、観客席の高齢者の方々からは大拍手が沸き起こりました。鳴子を観客に渡し、拍子を取ってもらって演舞が続きます。


はちきれんばかりの若さが爆発、見ている方もうれしくなります。


わお!次年度の緑丘祭のミス小樽商大に、推薦したい!


潮太鼓のブースでは餅つきが始まりました。


絶好の好天に恵まれました。フリーマーケットの売り上げも好調のようです。


高島越後盆踊りが始まりました。
高島越後盆踊りの由来等
小樽市の高島町には、明治の初期越後の国北蒲原から多くの方々が移住してきました。遠い故国に思いをはせ始められたのが越後盆踊りでした。今では地域の若い人方にも伝統芸能として踊り継がれています。


一般の来場客も飛び入り参加しています。


仮設の舞台では、ラテンミュージックの始まりです。


演武の終わった商大翔楽舞の学生たち。気温がぐんぐん上昇、かき氷が美味しい。


かき氷の早食い競争が…冷たすぎて頭が痛い!と顔をしかめる女子学生。


(3) 小樽の街にはロリータファッションが似合う?

6月29日(日曜)小樽運河と街並みを背景に、ロリータファッションパーティが行われるという情報を新聞で知りました。「小樽kawaiiティパーティ2014」と題し、全国からロリータファッションに身を包んだ少女たちが集まるということです。メイン会場は北運河にあるゴールドストーンと言う、ライブ喫茶ですが、参加者以外の一般市民は入れません。彼女たちは、小樽運河や街中を散策し、その場合の撮影がOKとのこと。事前にスケジュールや、行動経路等を、小樽観光協会や主催団体である小樽市の観光課に、電話を入れましたが…詳細は不知らしく…

いわゆるロリカワ(ロリータ可愛いの略称)は通産省の肝いりで町興しの一環と言うことから協会まで出来たとか聞きました。それにしては、主催団体はどこで、どういうスケジュールで…一般市民には全く聞こえてきません。果たしてロリカワで町興しが?と言う疑問がわき起こりますが、其れはさておき絵になるのであれば、写真を撮らない手はありませ。とにかく昼ごろ、運河プラザ近くにいれば…

12時過ぎ、大型バスから彼女たちが降りてきましたが、この後どういうスケジュールなのか…付近のカメラマンや報道関係者にも尋ねましたが詳細不明とのこと。三々五々、勝手に散らばってゆくらしく、ポイントポイントに、プロのカメラマンが配置されていて写真を撮るらしいということでした。ではまず中央橋の運河へ行くと、二人おりましたのでパチリ。テレビ局の取材陣が二人、報道関係者が二人おりましたが…


この二人は運河に向かうようです。


取材カメラウーマンも、ロリータファッション。


彼女たち自身も小樽に不案内で、どこに行けばいいのか、どこで昼食取ればいいのか戸惑っているようでした。


アニメのセーラームーンに似ているようないないような…


数人ごとにばらばらの方向へ…写真を撮る方もどこへ行けばいいのか…とりあえずは運河へ行きます。


テレビ局の方が取材していました。


撮らせていただきましたが、この二人以外の方はどこかへ消えてしまいました。取材陣も、どうすればいいのか迷っているようでした。


ならばと一番のポイントである浅草橋に来てみると、3人しかいない。参加者は90人と聞いていたけれど…

絵葉書的には最後の一枚がベストかも、人力車、倉庫、運河、全部映り込んでいるので。
結局、消化不良のまま終わってしまいました。もっと団体行動してくれれば…来年に期待しましょう。
これで町興し?まあ、やらないよりましかも、と言う程度でしょうかね。
あくまでも、個人的な見解です、期待していただけに、ガックシ…








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商大緑丘祭~その2

2014-07-17 06:00:00 | 祭り・イベント
                      <舞台上の演舞を見つめる外国人留学生たち、あれれ、彼ら2月の国際雪かきスポーツ大会に参加していたね>


前回のその1では、アイドルグループANNNA☆S(アンナッツ)のライブの模様と緑丘祭のメインイベントの一つである、小樽商大ミスコンテストについて取り上げました。ANNA☆Sのライブでは、商大生にこれほどのパワーがあったのかと、驚くほどの盛り上がりでした。またミスコンでは、YOSAKOIサークル翔楽舞の推薦・応援でエントリーした経済学科2年生のアサヤンさんが、5人の中からミス小樽商大の栄冠を得ました。

さて今回は、YOSAKOIソーランの演舞や、すっかり小樽市民に定着した感のある流しソーメンを中心に、各サークルの発表や模擬店の様子を取り上げます。YOSAKOIソーランの演舞は11時からですが、開始までに15分ほど時間があったので、まず校舎3号館、4号館前に出店された模擬店を見て回りました。


模擬店の前でANNA☆Sと記念写真を撮る学生。そんな光景を横目に、俺も…と思っているのかもしれませんね。


次から次と記念写真の撮影依頼が来ますが、気軽に応じるANNA☆Sのメンバーでした。


さてYOSAKOIソーランの演舞の開始アナウンスが聞こえてきましたので、ステージ前に行くことにします。


ステージ横の学生会館と講義棟3号館、4号館とをつなぐ通路が階段状になっていて、丁度良い観客席になってます。


札幌北翔大学のYOSAKOIチーム「疾風(ハヤテ)」の友情出演でしょうか。数曲続きました。


衣裳も白+青から黄色に変わりました。女子学生が赤い日傘を回し始めました。スローシャッターチャンスです。


翔楽舞の演舞が始まりました。


この笑顔、絵になります。


どうしても女子学生に、目が行きがちですが…男子学生だって、絵になります。


いい笑顔です。


さて次は、流しそうめんが始まる正午まで、少し模擬店を回ってみます。


過日知り合った1年生で写真部のA君(左)が、両替に来た…「この金、全部おれのものだったらな~」と言いながら札勘するサークル部員。それを奥で見ていた部員が「おい、写真に撮られるぞ、いい顔しろよ…無理か!」


あれれ、気を取られているすきに…


真面目に焼いているかな?味見ばかりしてるんじゃなかな?丁度昼間近だし…


カメラ向けた途端に、表情180度変えちゃったよ…、その直前はこんな表情↓、


一心不乱に焼きそばを食べている表情がとてもよくてカメラを向けたら「えっ!俺を撮るの…ちょっと待って!」、そして上の写真になったけれど、普通の写真になっちゃったね。


女子高校生にクッキーを勧める、髭オヤジ風の大学生?爆弾菓子作ってた方が似っているかも…


正午になって商大名物流しそうめんが始まります、とのアナウンスがありました。正門と講義棟をつなぐ通路の坂道を利用して50mほどの樋が設置されました。


長さ50mもあると、ソーメンが最後の方には届かない可能性があります、なので、途中3カ所に、ソーメンを補給する場所が設置されています。


途中入り込む隙間がないほどの混みようです。集まったのいは近隣の高校生と市民です。


途中3カ所の補給口があるので、結構カップに一杯になります。ソーメンのあとはフルーツ(缶詰)が流れてきます。これも恒例です。

さて次に、飴を流しますとアナウンスがあったときです、突然空に雷雲が走り、大きな光と雷鳴がとどろきました。そして大粒の雨が降り出しました。飴ならぬ雨です。雷鳴に戸惑う大人たち、そして小さな子供の中には泣き出す子もいます。結果的には5分ほどの通り雨でしたが、継続不可能と見た実行委員会が流しソーメンの中止を、発表しました。止もうえない処置かと思います。


ご覧のとおりアスファルトには大粒の雨の跡が残ってます。この後急速に天候は回復し、ANNA☆Sのライブやミスコンが続けられたのは、その1で紹介したとおりです。


雨は一時的な通り雨で済み、その後は急速に夏の空に回復しました。気を取り直して、再度模擬店や各サークルの発表を見ていきます。


小樽商大の中でも、この小樽笑店は実践的な活動をするサークルとして、市民の間でも有名です。今回は帯広が発祥の地と言われる「豚丼」店です。ミニ豚丼が200円、並み豚丼が260円、かなり安いように思います。


保温器を設置して、本格的な雰囲気です。


はて?こらは何屋さんでしょうか、Tシャツの販売屋さんかな?ポテトチップもあるし…


講義棟3号館前に変な仮面をつけた学生がいる。文芸サークル「アジュナシア」の宣伝のようです。昨年ここで冊子を購入し、読んでみたところいい作品があったので…ところで、お兄さん仮面つけていたほうがいい男だよ。

講義棟のドアを入ると、両開きのガラスドアに何か描かれています。


なかなかのアートになっていますね。さて、先ほどの文芸サークルは214号室…


右のテーブルでは、外国人留学生でしょうか、塗り絵に挑戦中。冊子を買う人がたくさんいますね。見ていると冊子5冊1200円が、次々と売れていました。


一冊200~300円、漫画雑誌には興味がないので、文芸誌4冊、800円で購入しました。いまだ2冊しか読んでいませんが、昨年のようにインパクトのある作品はない…


ドアの隙間からギターの轟音が聞こえてきたので覗いてみると…女子学生が弾いている、しかも赤いライトでアップされた姿が絵になる…


おまけにミニスカート、

出展案内には、この105号室で行われているのはフォークソング部のライブです。フォークソングにしては、強烈なサウンド、ロックに近いように思うけれど…。10分ほど聞いていましたが、その轟音に耐えられず出てしまいました。2F、3Fとふらふらと歩いて各部屋を覗くと、軽快な音楽が聞こえてきます。


室内管弦楽団の音楽喫茶でした。数人が聴いています。先程よりは心落ち着けて聞くことが出来ました。


写真部は前年のように一部屋丸ごと展示ではなく、他のサークルの展示と同様ボード1枚にまとめていました。ミスコンエントリーした方々のスナップ写真集でした。モノクロ写真が数枚、とても目を惹きました。


休憩室でしょうか、机の上に、今までの緑丘祭のパンフレットが展示されています。

その中の一冊が、かつて緑丘の語源ともなったあの淡いグリーンの校舎が表紙になっています。貰ってきたかったのですが、このパンフレットは展示用に復刻したものらしく、1冊しかありません。この正面の入り口奥には3Fの展望室に上がる螺旋階段がありました。伊藤整の小説「若い詩人の肖像」に、この螺旋階段の話が出てきます。伊藤整も1年先輩の小林多喜二も、この螺旋階段を上がって、小樽の町を眺めた云々というはなしでした。何分50数年前に読んだ小説の記憶ですから間違ってているかもしれません。それにしてもこの緑丘校舎保存できなかったことが遺憾です。

最後に浴衣美人を取あげて、終りたいと思います。緑丘祭実行委員の皆さんお疲れ様でした。来年もいい企画をお願いいたします。




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盛り上がった商大緑丘祭~その1

2014-07-11 06:00:00 | 祭り・イベント
                                      <特別出演ANNA☆Sを囲んで盛り上がる商大生>


先月6月27日(金曜)~29日(日曜)に、小樽商大の学校祭である「緑丘祭」が行われました。27日は学生向けのイベントが主で、28、29日が一般市民にも公開されました。2年前の学生飲酒死亡事故を受けて、一時中断し、今年は再生2回目の緑丘祭になります。事故を受け学内は全面的に禁酒となっていて、緑丘祭での酒類の販売・持ち込み、飲酒は厳しく禁止されています。また喫煙も、学務課横の1カ所に指定され、それ以外は全面禁煙となっています。

さて、今年の緑丘祭ですが、すっかり市民の間にも定着した感のある「流しソーメン」「YOSAKOIソーラン演舞」そして今回2回目となる「ミス小樽商大コンテスト」がメインです。もちろんそのほかに各サークルの発表会や、模擬店の出店があります。28日(土曜)に撮影に行ってきました。JR小樽駅前から、30分ごとに無料送迎バスが出ております。11時からのYOSAKOIソーランに間に合うように家を出ました。なお、タイムテーブル表には載っておりませんが、午後1時からのミス小樽商大コンテストに先駆けて、アイドルグループ「ANNA☆S(アンナッツ)」のライブが始まりました。

私自身はANNA☆Sについて全く知識はありませんが、アイドルグループとしては人気が高く、5月発売のニューシングルが、オリコンチャート市場でも上位にランクされているとのことでした。この曲はTBS「あっこにおまかせ」番組のエンディング曲と言うことです。またライブ開演と同時に、商大生による親衛隊がステージ前の広場を埋め尽くすように集まり、大変な盛り上がりとなりました。と言うことで、その1では、ANNNA☆Sのライブの様子と、そのあとに行われたミス小樽商大のコンテストを中心に取り上げます。そしてYOSAKOIソーラン、流しソーメン及び各サークルの発表会、模擬店等については、その2でご紹介します。


会場入り口に貼られたタイムテーブル。


模擬店に近くで、蛍光色の衣装の目だった娘が3人とマネージャーらしき人物を見かけました。

この子たち、29日(日曜)の「小樽Kawaiiパーティ(ロリータファッション)」の参加者と思い、付き添っていたマネージャー氏に聞くと、ANNA☆S(アンナッツ)と言うアイドルグループで、緑丘祭で今日ライブをしますとのこと。チラシもくれました。写真撮影OKですよと言われ、この場で数カット撮らせてもらいました。


いただいたANNA☆Sのプロフィールチラシ。


舞台上に3人が登場すると、ものすごい歓声と拍手。改めて人気のすごさがわかりました。


ピンクのTシャツを着た商大生が、大声を張り上げて…Tシャツの背中には、マジックで「杏奈〇〇」と書かれています。


髪を振り乱して熱演。あれ、外人留学生もファンかな?


後方の高台から見ると…、画面中央に流れる紫煙は、手前右テントの焼肉模擬店の煙でした。


ANNA☆Sは舞台から広場に降りてきました。は~い、時計と逆回りで回ってね。あれ、一人学生らしからぬのが…


今度は、時計回りよ!


水鉄砲をかけちゃえ…、平和日本を象徴するシーンかも…、それともこれだけのエネルギーがあれば日本再生は大丈夫か…なんちゃって、


フィナーレ…、まだまだ一緒に踊りたいけれども(私が…ではありません)、次のミスコンの時間が迫ってます。


30分ほどのライブでしたが、相当な盛り上がりを見せ、見ている方も、写真撮影している方も、とにかく疲れました。飲み物を1杯飲んで、しばし休憩。そこに運よくトロピカルジュースを持った、可愛い売り子さん来ました。1杯200円、即購入し頂きました。


出店No.37の中島ゼミの方々。可愛い笑顔に魅了されてしまいまいた。あれれ、このトロピカルジュース最初甘かったけれど、底の方は苦い、炭酸がよくかき混ぜられていない。まあ、いいか、こんな可愛い笑顔を見せられては…甘くなってしまう。


さて小樽商大ミスコンは、5人の女子学生がエントリーしており、事前にFacebookに、顔写真&スナップ写真が出回っていました。FBの写真を転載するわけにはいきませんが、運よく学生会館のチラシボックスに、5人がエントリーした記事と顔写真の載った新聞がありました。「樽笑新聞(たるわらしんぶん)第9号…商大美少女図鑑」と題された、小樽笑店と言うサークルが発行した学園新聞です。その一部を紹介します。


新聞には実名が書かれていましたが、学内向けですので、ここではエントリーNoと愛称のみにました。

司会進行役の2名の学生によって、普段着姿のミスコン応募者の自己紹介、応募のきっかけ等の質疑応答がなされました。一旦応募者が下がると、今度はステージ上で、推薦団体・サークルの応援合戦が始まります。応援合戦にも審査があって、優勝した団体・サークルには、焼き肉店の無料飲食券(15千円まで)がもらえます。


エントリーNo.1アサヤンさんを推薦した翔楽舞の応援風景。中央の女子高生風なのが、アサヤンさん。


エントリーNo.3モコさんを推薦した硬式野球部の応援…応援要員3人が呼ばれ壇上へ…あれれ変な顔のお兄ちゃんが…


あっちの方を見て語らず…。どこかで見たような顔…、そう、エアーバンドのボンバーズのメンバーだ!


推薦グループの応援合戦も終わり、5人のミス候補が水着ならぬパジャマ姿で現れました。


司会者から色々と質問が続きます。その間にも、5人の顔写真入りの投票用パネルを持った実行委員が、観客の間を回ってシールで投票を促しています。


しばらく司会者や審査委員長(前年の緑丘祭実行委員長)の話が続き、さらに昨年の準優勝者と日本ミスコン事務局の方の全日本ミスコンテストへの誘いの話が続きました。その後、どうやら結果が出たようです。まずは最優秀応援サークル賞の発表です。エントリーNo.3モコさんを推薦・応援した、小樽商大硬式野球部でした。なお、モコさんは野球部のマネージャーとか。


最優秀応援サークル賞をもらって喜ぶ硬式野球部員たち。

さてミスコンの発表ですが、事前にFBでの投票結果と、審査員(委員長=前年の緑丘祭実行委員長・吉田匡克氏、ANNA☆Sの3人、前年の準ミスharukaさん)及び会場内での投票を合わせ、集計されます。そして、見事ミス小樽商大に輝いたのは、エントリーNo.1番のアサヤンさんでした。準ミス小樽商大は、エントリーNo.3番のモコさんでした。


ミス小樽商大のアサヤンさん(左赤いガウン)と準ミスのモコさんです。後ろで感涙を流しているのは…ではないようで、単に目にゴミが入っただけか。


準ミスのアサヤンさんを囲み、最優秀推薦・応援サークル賞を取った硬式野球部員が、やったぜ!ポーズ。えせボンバーズ…見えにくいけど、後ろの方にいる…


化けの皮をはがされている?


学生会館内で、報道機関の記者に取材される、優勝者アサヤンさん。


その時の取材記事が、新聞に掲載されました。


午後3時過ぎ、ステージでは、まだまだイベントが続くようです。一旦ステージ前を離れ、模擬店や、室内での各サークルの発表化を見て回りました。その2では、YOSAKOIソーラン、流しソーメン、模擬店の様子、各サークルの発表などをご紹介します。

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超マクロワールドへ~水滴七変化

2014-07-06 06:00:00 | 写真


今回は少し技巧に走った写真を紹介します。と言っても特段難しいわけではなく、カメラとズームレンズ、そして僅かばかりのアイディアがあれば、どなたでも標題に掲げた画像と似たような写真が撮れます。

先ず用意するものはデジタルカメラ、レンズ交換のできるカメラです。そしてズームレンズ1本。今回はTAMRON 18-200mmXRDi2と言うレンズを使いました。このレンズはボデイとの接触不良で、普段は使うことが出来ません。いわばジャンク品ですが、超マクロ撮影には支障がありません。次に、カメラのボデイにレンズを逆付しますので、橋渡し役に「リバースアダプター」を使います。このリバースアダプターはkenkoから発売されており、ヨドバシカメラやビックカメラで購入することが出来ます。2千数百円程度だったと思います。


Kenkoの総合カタログの一部を切り取りました。


次に用意するものはテーブルです。そしてたんぽぽの綿毛と霧吹き、CDを1枚用意します。出来る限り風が当たらなくて、直射日光の当たる場所で撮影開始です。綿毛とCDの裏面に霧吹きをかけて、CDにあたった直射日光を下から水滴の付いた綿毛に反射させます。あとはカメラを覗いてピントを合わせて(カメラを前後に移動したり、ズームリングで調整したりして)、シャッターを切れば、OKです。このようにして出来上がった作品が以下の通りです。



WBの色温度(ケルビン)を下げて、青味を強くした画像です。CDを反射させていません。バックは暗い所を選びました。


上と同じですが、CDの反射を少し入れてみました。水滴に色が着きました。


もう少しCDの反射を強くしてみました。所により七色の輝きが…


WBはノーマル(オートまたは太陽光、5200ケルビン)です。バックに薄茶色のテーブルを選びました。


さて次はCDにも霧吹きをかけて、直射日光に当て、その反射光が水滴の付いた綿毛にあたるように調整してみました。


七色に近い輝きの宇宙が出来上がりました。


輝く水滴たちの競演です。


この画像はすでにFBで紹介しました。


黄色や緑に輝く部分を切り取ってみると…


同じくとると…アナザーワールドになってきました。


今度は緑色に輝く部分です。


アナザーワールドになりました。


さてここまで来ると、色んな工夫が思いつきます。リバースリングとレンズの間にカラーフィルターを挟むとどうなるのでしょうか?そんな思い付きで、色の三原色フィルターセット(kenkoのSPカラーセット:ブルー、緑、赤)と、モノクロ撮影に使う黄色のフィルターをはさんでみました。結論から言うと緑と青は、すべて一色に染まり、判別が出来なくなりました。かろうじて赤と黄色が何とか…次の画像を見てください。


今一つメリハリが出ず、上手くいきませんでした。


赤のフィルターでは、数カットが何とか救われる程度で…ほとんどが赤一色のメリハリのない画像になってしまいました。この画像は強引に明暗、トーンカーブをいじくりまわいて…何とかみられる画像になりました。


上と同じ手法で、赤の宇宙が出来上がりました。


同じ手法ですが、赤い色に透明感が失われ、失敗作かも…


工夫次第でさらにおもしろい世界が作れるかもしれません。ここまでやってきて、クロスフィルターを使うとどうなるか気が付きました。残念ながら、たんぽぽの綿毛はとっくにシーズンオフです。来年チャレンジしてみるつもりです。

なお、色の3原色、SPフィルルターを使った作例ブログは
☆2009.3.28「3色フィルターを使う」(フィルム編)
☆2011.4.29「3色フィルターで撮ってみる」(デジタル編)

レンズ逆付による超マクロ撮影については、下記のブログを参考にしてください。
☆2009.3.20「超マクロ撮影~レンズ逆付の荒業1」
☆2009.3.21「超マクロ撮影~レンズ逆付の荒業2」

タンポポの綿毛と水滴の撮影については、下記のブログにも載せております。
☆2010.7.2「マクロワールド~タンポポの綿毛と水滴」
☆2011.2.2「たんぽぽの綿毛に魅せられて」
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大型クルーズ客船寄港のシーズン到来

2014-07-01 06:00:00 | 日記
                                       <見学時、丁度昼時で食事中の乗客が多かった>

5月26日のハンセアティック号の寄港をはじめとして、今年も大型クルーズ客船到来のシーズンが始まりました。昨年は、9客船18回の寄港でしたが、今年は何と、11客船38回の寄港予定と、寄港数だけ見ると倍増です。しかも、6月7日には、小樽港史上最大のクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス号(116千トン)」が勝納埠頭に寄港しました。昨年初寄港した「サン・プリンセス号(77千トン)」の姉妹船で、サン・プリンセス号を上回る大きさです。

小樽港史上最大のダイヤモンド・プリンセス号を迎えるにあたり、勝納埠頭では「小樽クルーズ・ウェルカム・フェスタ」が開催され、アマチュアバンドの演奏やフリーマーケットなどが行われました。そこで今回ブログでは、ダイヤモンド・プリンセス号の船内見学のレポートとウェルカム・フェスタの様子、さらに6月25日再寄港した際の出向見送りの風景とも併せて画像をアップしていきます。


とにかく図体の大きいダイヤモンド・プリンセス号。コンデジでパノラマ撮影しないと全体が入りません。

<ダイヤモンド・プリンセス号の概要>
☆乗客定員数 2670人 (2022人)
☆総トン数   116000トン (77000トン)
☆全長     290m (261m)
☆全幅     37.5m (32m)
なお、カッコ内はサン・プリンセス号の数字です。なお英語名での綴りは「DIAMOND PRINCESS」ですが、日本語版のパンフレット等や新聞紙上でもダイヤモンドと発音されていますので、以下これに倣います。  
     


船内見学の集合時間10時半には、ウェルカムフェスタが行われています。


(1) ダイヤモンド・プリンセス号の船内見学会・約2時間


見学会にあたって、クルーズ運行会社の係員から説明がありました。かなりセキュリティが厳しいこと、乗客の写真撮影は極力避けること、コース以外に入り込まないこと等です。

なお、船内の作りが昨年入港し、船内見学をしたサンプリンセス号と姉妹船と言うこともあって、かなり似ています。フロアーを続けて上がったり、下がったりし、右に曲がったり左に曲がったりしましたので、見学場所やフロアーがわからなくなってしまいました。以下撮影順に、画像をあげていきます。


厳重なセキュリティを通過して、最初に出たのが、ここ5Fのプラザデッキ5、メインホールです。5~7Fまで吹き抜けとなっていて、天井のミラーに人影が写ります。


船内の壁にはいろんなイラストやら、寄港地の風景、プレートとが張られています。


イタリア風のレストランでした。


テーブルの花が、アートっぽく見えました。


フォトスタジオがあるのも、サンプリンセス号と同じでした。


某テレビ局のカメラマンも、我々と一緒に船内見学していました。


さらに上階のデッキに出ると…残念、水着美人がいない。去年はいたんですが…


代わりに、こういう画像でどうでしょうか?エステティックサロンにあったパンフレットをパチリ。


窓際のテーブルで食事中のご夫婦。片言の英語で話しかけると、オーストラリアから来たという。波が荒くても全く揺れませんでした、機会があればオーストラリアにぜひ来てくださいとのこと。ほんの数分の会話でしたが、人柄がわかるような…、いい旅行をしてくださいね、一期一会の出会い。


ナイトクラブの一角で記念写真を撮る、船内見学者。


停泊中は、カジノは休止です。


船内の店舗も停泊中は閉店しています。なので広告写真をパチリ。見ているだけでうれしくなる…


(2) 2014小樽クルーズ・ウェルカム・フェスタは大賑わい

今年が初めての企画で、クルーズ船接岸埠頭が従来の色内第3埠頭よりも、格段に広くなったのでこういうイベントが可能になったのでしょうか。会場には、B級グルメ小樽あんかけ焼きそばや地ビールをはじめとする飲食ブースのほかに、近隣市町村の観光協会による物産販売コーナーもあります。さらに、市民フリーマーケットや骨董市、小樽商大茶道部・美術部・写真部の体験コーナーもあります。さらに特設ステージでは、オールデーズバンドやタヒチアンダンスなどが披露されました。


小樽商大写真部の部員は、手作りの観光写真を販売していました。かれらは、1枚200円で売れるかな~と心配顔でしたが…


外国の乗船客が、結構買っていきました。おっと!市会議員の安斎さんが急に横切った。顔半分は、安斎さんのFBによく出てくるポーズ…


茶道部のコーナーでは、和服美人に撮影依頼が集中。この方は東南アジアのツアー客、多分タイの方かと…


フリーマーケットでは、東南アジア系の方が、両手に持ちきれないほど買い込む姿が見られました。


特設ステージでは、ベンチャーズの曲が演奏されています。


ステージ前では曲に合わせ、手や腰を振る観客も現れ、大賑わい。


多分乗船客の方でしょうが、コンデジを見つめる表情が何とも言えないほど魅力的な…


(3) ダイヤモンド・プリンセス号の見送り

6月7日の初入港日の午後6時に次の寄港地函館に向け出て行きましたが、この日の夕方は所用で見送りに行けませんでした。6月25日に、ダイヤモンド・プリンセス号が再入港し、午後5時に出港予定と言うことでした。ですのでこの日午後4時過ぎに旭展望台から全景を撮り、5時前に、勝納埠頭に見送りに行ってきました。


フェリーターミナルの向こう側、勝納埠頭に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号。CANON EOS 70Dのクリエイティブフィルター「油彩風」で仕上げてみました。小樽の街並みが現実以上に綺麗になっちゃいました。


フェリーターミナルから見送り会場に向かいました。15mm対角魚眼レンズ(35mm換算で、24mm相当)でやっと全容キャッチ。


多くの見送り人が来ておりました。


やがて潮太鼓に送られて、タグボートに引かれ離岸。


フェリーターミナル2Fの喫茶店前から、出て行く船をガラスの模様を入れて撮ってみました。


夕陽に染まりながら防波堤の外に曳かれていきました。油彩風仕上げ。


なお、北海道新聞6月29日付朝刊に、大型クルーズ船について気になる記事が載っておりました。今シーズンは小樽港史上最多の寄港数となりますが、大型クルーズ船の道内発着は、予約数が低調で、採算が取れないとのこと。クルーズ会社が配船を取りやめるために、来シーズンは半減するのはないかとの記事です。今シーズン14回寄港するサン・プリンセス号が全面中止、7回寄港のダイヤモンド・プリンセス号も半減の予定と言う。一方、オーストラリアではクルーズブームで需要が旺盛、来シーズンは、配船をそちらに向けるということです。さて行方はどうなるのでしょうか。
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