紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

2009年を振り返って

2009-12-28 13:42:42 | 日記
               (「釧路湿原の朝」 Freeml「冬のハッピーフォトコンテスト」 1位 EOS40D)
早いもので、あっという間に年末も押し迫ってきました。このブログを今年の2月21日に開始した当初は、いつまで続くか自分でも自信がありませんでしたが、何とか、新しい年を迎えられそうです。これも拙いブログを読んで頂いた皆様、コメントを書いていただいた皆様の励ましのお陰だと思っております。厚く御礼申し上げます。

さて今年一年を振り返って、更に前進すべく糧にしたいと思います。今年一番の収穫は、FreemlというPCサイトの「第16回冬のハッピーフォトコンテスト」で、3000件の応募の中で1位になったことです(標題の画像)。この画像は、今年1月27-30日に写友と道東に撮影旅行に行った時に、釧路郊外の細岡展望台で撮ったものです。

今期一番の冷え込みで、マイナス25度の中、寒さに弱いデジカメにホッカイロを貼り付け、更にボディをタオルでぐるぐる巻きにして撮った画像なんです。

次は、古い画像、特に私自身が道新の文化講座で本格的に写真を習い始める前の写真が数点入選したことです。それが次の二点です。上段は平成5年11月パリに旅行した時のものです。下は、平成9年3月釧路支店離任挨拶回りの時に撮影したものです。


(「寒い朝」 ESA ワールドフォトギャラリー4位 KONICA BigMini35-70mm ネガ)


(「大地に立つ」 第3回日本最東端の豊かな水と大地フォトコン 風景部門賞 OM-4ポジ)

数十年来撮影してきた、フィルムは、ネガ、ポジとすべて保管しております。古いものでは中学生時代からのネガもあります。当時は発色が悪い、或いは眠い(モノクロでコントラストの低い)といわれ、写真としてはボツであったものが、最近のデジタルの普及、ソフトの進化によって、再びよみがえる事が出来るのです。

こうして再び日の目を見る画像はこの二枚だけではありません。私自身、折を見ては、古いフィルムをCDに取り込んでおります。

今年収穫の三番目は、景品狙いでチャレンジして、入賞したことでしょうか。韓流に嵌っている家内が、某韓流サイトを見て一位の景品韓国15日間無料旅行券が欲しいと言い出しました。そう簡単に応募して、ゲットできるものなら苦労はしないと話しながらも、ひょっとしてというスケベ根性で、数点応募しました。

何と、15日間無料旅行券はダメでしたが、3位(サムスンのノートPC)と4位(MP3プレーヤー)に入賞しました。1位、2位は動画でしたが、写真ではトップとなったからビックリです。下の画像ですが、平成18年11月にソウル旅行した時のものです。


(「在りし日の南大門」 Korea 100 Sparkles Photocontest 3位 EOS KissDigiN)


(「試食をどうぞ」 Korea 100 Sparkles Photocontest 4位 EOS KissDigiN)

次は、写真を通して色んなことを学びました。その一つが次の画像にあります。マップルという旅行関連書籍会社主催の「紅葉2009フォトコンテスト」の入賞画像です。奥の山が実に見事に紅葉しております。しかし手前のフィールドが濃い緑色で新緑を感じさせます。撮影は、平成21年5月16日なのです。


(「春紅葉」 マップル紅葉フォトコン2009 入賞)

これは春紅葉と呼ばれる現象です。本格的な新緑に移行する1週間から10日間ほどの間、樹木の種類によって紅葉することがあるのだそうです。本格的な光合成が始まる前に樹木本来の色素が現れる現象らしいです。初めて知りました。

最後は、コンテストへの応募に際して知りえたことです。鉄道フォトコンの場合、列車やSLの画像を応募しても、なかなか入選しません。過去何度も応募しましたが、いずれも選外でした。ところが今年は2回入選を果たしました。その一つが下の画像です。


(「カラフルなレール」 TAMRON鉄道風景コンテスト 入選 EOS40D)

もう1点の佳作作品(OCN鉄道フォトコン)も、夜の札幌駅北口を撮影したものでした。要は、関連付随するもの、他の人が撮らないものを作品にした方が入選確率が高くなるということです。

地域についても同じ事が言えそうです。主催者の地域を考慮して、その地域では珍しい風景等を応募すれば確率が高くなります。下の画像は、中日新聞主催「わたしのBestShotフォトコン」佳作作品です。


(「ただいま冬眠中」 中日新聞わたしのBestShot 佳作)

とにかく、今年はフォトコンテスト大小様々ですが、年初思っていた以上に入選入賞いたしました。前年の38回を上回る、54回に達しました。最近はメールでの応募が多く、簡単に応募できるようになったためかと思います。最後に今年一番気に入った作品をアップし、来年が良い年であることをお祈りいたします。


(「夢の中へ」滝野すずらん公園撮影会 準特選 EOS40D)
 
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札幌ホワイトイルミネーション(ブログdeフォトコンテスト応募作品)

2009-12-25 07:00:15 | 写真
今年も、札幌のホワイトイルミネーションを見てきました。TVのニュース番組でもスポット的に何度も取り上げられ放映されております。放映を見る都度、飾りが毎年同じだなと思いつつも、やはり撮りに行きたくなります。そこで22日(火)行って来ました。

標題の画像は、TV塔の展望台から会場の大通公園を撮影したもので、TVで同じシーンが何度も放映されていますので、記憶のある方も多いと思われます。西二丁目会場には、これも例年通り「ミュンヘンクリスマス市」が催されています。

ドイツのミュンヘン市は札幌市と姉妹都市にある関係から、毎年、この会場で、特産物、クリスマス関連の小物、ソーセージをはじめドイツ風食べ物が売られております。下の画像は、クリスマス市への入り口付近を写したものです。道端に雪がありませんが一昨年撮影したものです。なお、TV塔もPM6時以降は、電飾されていて色が変化します。


(H19.12.9撮影 ミュンヘンクリスマス市会場入り口)

次の画像は、メインの飾りの一つであるツリーの前で、携帯で自分撮りをしているところを撮ったものです。バックが放射状に流れているのが分かると思います。単純に撮っただけでは面白くないと思い、PCソフトで多少変化を付けてみました。


(上手く撮れたかな)

フィルムカメラであれば、シャッター速度を遅くして、ズーミングしながら切ればいいのですが、ただどこにピントの中心が来るか、そして画像の流れ具合はどうなのか、写真が出来上がるまで分かりません。デジタルですと、PCソフトで簡単に作成できます。

次の画像は、フィルムカメラで撮影しました。多重撮影です。一回目は、イルカの切抜きのあるオブジェを撮影します。このオブジェは三角錐になっていて各面にイルカ、ラクダ、ペンギンなどが描かれて(実際は切り絵)います。

二回目は、ツリーを望遠で引っ張って、横に流しながら切ります。これでOKです。キャノンのEOS は多重撮影が出来ないために、あえてフィルムカメラを使いました。ニコンの一部の機種やペンタックスは、多重撮影ができるといいます。EOSはなぜ多重機能をつけないのか不思議です。


(イルカ宇宙を行く)

次の雪だるまの画像は、誰もが撮る定番写真です。そこで、あえてソフトクロスフィルターを使ってみました。ツリーの発光ダイオードが上手くきらめき、一味違う写真になったかなと思います。


(定番写真も一工夫すれば…)

大通り会場最後の画像は、H10年12月に撮影したものです。記憶にある方もおられるかもしれませんね。高さ1mほどのグリーンの箱の表面に発光ダイオードが埋め込まれ、下の部分には円筒形の穴が開いていて、向こう側が見えるようになっています。


(不思議なグリーの箱)

絞りを絞ったために、発光ダイオードの光に、光条が出ました。またかすかに、中央部に電飾が見られますが、これは手前のイルミネーションが反射したものなのです。

最後の二つの画像は、札幌ファクトリーで撮影したものです。上段の画像は5Fまでの吹き抜けの広場に設置されたクリスマスツリーです。下はファクトリーの煙突に登るサンタクロースです。


(手前の舞台でイベントが行われている)


(画面右下に注目!)

文字が小さくて判りづらいのですが、開拓使という文字が書かれています。ここ札幌ファクトリーは元のサッポロビールの工場跡地なのです。その昔、サッポロビールの前身は北海道開拓使麦酒だったのです。

明治2年に北海道開拓使という官庁が置かれ、三代目長官が、黒田清隆だったことは有名です。いわば、開拓使ビールは公営企業だったのです。今でもその名残として、サッポロビールは赤い星のマークを使っていますが、この赤い星は、北海道開拓使のマークなのです。

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フラッシュバック~湘南

2009-12-22 07:00:00 | 写真
昭和62年の3月から平成元年の3月までの二年間横浜に勤務していたことは、このブログでも何度か書きました。PCの写真投稿サイトの壁紙・写真部やFreemlでの友人に、miyaxとおっしゃる方がおられます。時おり湘南海岸の画像をアップされておられます。それらの画像を見る都度懐かしく、横浜時代を思い出します。

湘南は勤務先横浜支店の管轄エリアでもあり、公私ともども何度も行ったことがあります。標題の画像は葉山の海岸から、江ノ島と富士山を撮ったものです。古い話になりますが、この画像を見る都度、「ま白き富士の嶺、緑の江ノ島…」と歌われた逗子開成中学ボート部の遭難事故の映画が思い出されます。

次の二つの画像は鎌倉の稲村ガ崎で撮ったものです。稲村ガ崎というと、先ず思い出すのは、新田義貞が鎌倉幕府軍との戦いで、ここの難所で立ち往生し、神剣を海に捧げて荒波を収め、遂に北条軍を打ち破ったことでしょうか。若い方なら、桑田圭祐の映画「稲村ジェーン」の方が思い出されるかもしれませんね。


(左端の女性が欠けてしまった…)


(彼氏、カメラ持ってるのになぜ彼女を撮らないんだ?じゃ私がパチリ)

再度海岸線を下って葉山の海岸を歩いていると、わかめを加工している現場に出会いました。数軒の漁師の加工場が立ち並び、いずれもわかめ干しに忙しそうです。この時に、葉山市がわかめの産地であることを初めて知りました。


(前浜で採ってきたわかめを、家族全員で水洗い、釜茹での作業をする)


(数分の釜茹でだが、重労働だ)

茹でたあとは再び水洗いされて、天日干しされる。洗濯ピンがここでは大活躍。この天日干しは、子ども達も借り出される。画像はないが、この後は乾燥されたわかめを、選別等級別にまとめ集荷する作業があるという。


(洗濯ピンは、なぜか全部水色、ピンクのピンは見当たらなかった。)

さて、葉山のわかめとお別れして、再び、稲村ガ崎に戻ってみよう。ここ稲村ガ崎は、冬の間富士山が見えるスポットとして有名なのだ。何度か撮影に来ましたが、いつも5-6人のカメラマンが大きな三脚を構え、日没を待っています。日が落ちて気温が下がると富士山が見えてくるのです。



気温が下がると空気中のダストも地上に落ちるために、空気が澄んで、富士山が見えてくるのです。この画像は長時間露光で、波が消えました。トワィライトフィルターで赤が強調され、より一層幻想的になったかなと思っております。

最後の画像は、私が横浜支店の融資課長をしていたときに、融資課の新年会(S63年1月)を三浦三崎で行った時のものです。課の職員12名が一泊し、大騒ぎしたことは今でも忘れられません。


(真ん中の赤い子は、課のマスコットガール陽気なM嬢、「課長、YEA~」と言っている。)
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美瑛・旭岳に行く~その2旭岳

2009-12-19 07:00:00 | 旅行
10日の日は東川町のホテルに宿泊しました。翌日8時頃車で旭岳方面に向かっていると、付近を流れる忠別川の堰堤付近にケアラシが発生しているのが見えました。この日は朝-15度でしたので、堰堤の木々には霧氷が張り付き真っ白です。標題の画像がそうです。なお、ケアラシという言葉は、北海道弁らしいのですが、正式にはなんと言うのでしょうか、分かりません

そこで、堰堤に続く道を探し忠別川河畔に降りてみました。幸い今年は雪が少なく川の中まで入ることが出来ます。そこで撮影したのが次の二枚です。二枚目のように、暗いところでは、水蒸気が結氷して空気中に漂い、きらきらと輝いています。いわゆるダイヤモンドダストと思われます。


(朝日に赤く染まるケアラシ)


(日陰にはダイヤモンドダストらしき輝きが…)

ダイヤモンドダストの撮影はどういうわけかカメラでは上手く捕らえるのがとても難しいのです。今年の1月、釧路の細岡展望台付近の釧路川で遭遇した時もそうでした。実際にはきらきらと七色に輝いているように見えるのですが、画像にするとノイズのように見えてしまう…


(H21.1.28撮影 釧路細岡展望台付近)

さて、旭岳の麓からゴンドラに乗って終点「姿見の池」で降りると、-8度と意外に暖かく感じました。好天に恵まれ、目の前には噴煙を吐く旭岳が見えます。今回の目的は、あの噴火口の近くで撮影することです。


(ゴンドラ終点から1キロ半くらい先でしょうか)

目視しても割りと近くに見えます。これなら簡単と持参したカンジキを履き、いざ噴煙口へと向かいました。しかし歩き出して200mも進まないうちに、カンジキがはずれ、ずぶ、ずぶと膝上までぬかってしまいました。カンジキを外すのに悪戦苦闘しながらやっと外し、私はこの付近で撮ることとしました。

写友のSも、履きなれないカンジキにつまずいて転倒を繰り返しながらも、一人で噴煙口に向かいました。暫らく付近で撮影していると、一人のスキーヤーが山頂方面に向かうのが見えました。下の画像です。


(一人のスキーヤーが山頂を目指して進んでいく)

一方、ゴンドラで上ってきた方を見ると、富良野岳や富良野スキー場が、正面奥に見えます。又今日のように天気のいい日には、日本海側の暑寒別岳までもがくっきりと見えました。このような広大な景色を見るのは久しぶりで、時間の経過も忘れてしまいました。


(これが本当の「でっかいどう!北海道!」だ)

写友S氏も念願の噴煙口が撮れて大満足のようす、お互い今回の撮影ツアーに満足して帰路に着きました。なお、途中美瑛のマイルドセブンの丘付近で数カット撮影しました。それが次の二カットです。最下段は、親子の木です。


(とある丘の上で)


(親子の木 HDR加工済み)
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美瑛・旭岳に行く~その1美瑛

2009-12-16 08:00:19 | 旅行
このところ天気のよい日が二日と続きません。先週のことです。新聞の天気予報欄に12月10-11日と二日連続、珍しく晴れマークが出ました。急遽写友のS氏と大雪山の旭岳を撮りに行くことになりました。なにぶん当日の朝に決まったので、用意もそこそこ出かけました。

先ずは美瑛に寄って東川町で一泊し、旭岳は11日に登ることとしました。美瑛の青い池に到着したのが午後2時頃で、陽はすでに傾きかけておりました。

青い池は残念ながら全面結氷しておりました。日中の暖かさで、ところどころに池面にひび割れや穴が開いておりました。標題の画像のとおりです。又あちこちにキツネの足跡があります。(下の画像)



一方、美瑛川のほうは結氷はしておりませんが、日が傾いて川に日が当たっていないせいか、いつものエメラルドグリーンではありませんでした。対岸の斜面に夕日が当たっているために、川面には、黄金色に映りこんでいました。



砂防ダムの上方には十勝岳連峰が青空にくっきり見えます。画面右端の方には噴煙も見えます。なお左側は、雪煙です。十勝岳連峰は、美瑛川にもくっきり映り込んでいました。





美瑛の青い池の撮影はこの程度として、次に四季彩の丘に向かいました。もう日は殆ど落ちかけております。さすがに、冬のこの時間帯では観光客は一人もおりません。施設の従業員が数名冬支度に追われておりました。遠くに見える十勝岳連峰の山々に夕日が当たり赤くなっているのが印象的です。



宿泊予定地の東川に向かうべく、一旦美馬牛へ、そして国道に出るために丘を降りた時にまたしても美しい光景が目に入りました。それが下の画像です。本日最後の画像になります。なお、最下段の画像は、翌日旭岳の帰りにマイルドセブンの丘で撮ったものです。冬の美瑛については、2008年11月に撮影した画像の一部を当ブログ2009.4.30付け「私の好きな撮影スポット」で取り上げております。




(12月11日撮影モノクロ変換 逆光で派手なフレアーが…)
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街はイルミネーション一色~小樽マリーナとウイングベイ

2009-12-12 08:00:05 | 日記
                 (12月4日撮影 HDR加工済み)

先週晴れ間を見て、小樽マリーナの電飾されたヨットとウイングベイのツリーを見てきました。去年までは20数mのツリーが飾られていましたが、今年は、一転して小型のツリーが数本飾られているだけでした。標題の画像がそうですが、ここにも予算削減の影響が来ているのでしょうか、華やかさ、豪華さが全くなくなってしまいました。

次の二つの画像は、数年前のものです。ウイングベイの中心にヒルトンホテルが見えますが(現在グランドパークホテルに変っている)、ここの横に20数mのツリーが飾られていたのです。ツリーを囲むように、建物のガラス面が湾曲しています。そのため壁面のガラス面にイルミネーションが映りこむのです。


(左側が旧ヒルトンホテル CANON EOS Kiss DigiN)


(2008読売風景写真・心の風景コンテスト 入選「ツリーの輝き」)

一方、ウイングベイの向かいの小樽マリーナでは、12月1日からヨットが電飾されています。やはりここにも経費節減の風が吹いているのでしょうか。本体に電飾を施すヨットの数が減ってきているようです。下の画像はこの12月4日に撮影したものです。


(例年に比べ寂しい感じが…CANON EOS40D)

次の画像は、H19年12月5日に撮影したものです。ワイドレンズで、多少デフォルメされております。この時期のほうが華やかだった感じがします。なお、この画像はマリーナの正面、クラブハウス側から見たものですが、ウイングベイ側から見ると又違った光景になります。


(多少デフォルメが…CANON EOS55+SIGMA15mm+フジスーパー100)


(波の静かな日で…H20年12月8日ウイングベイ側から撮影 CANON EOS40D)

最後の画像は、毎年12月24日に小樽マリーナで行われる、ウイングベイの花火大会の時ものです。電飾されたヨットと絡めて撮影してみました。今年も12月24日の花火大会を楽しみにしております。


(H18年12月24日撮影 CANON EOS KissDigiN)
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トイカメラで遊ぶ

2009-12-09 08:00:25 | カメラ
最近若者達の間では、トイカメラで写真を撮るのが流行っています。LOMOやHOLGAといった、ロシア製のカメラ(現在は中国で生産)が結構売れているようです。これらのカメラに、アグファのフィルムを詰めると、色調の派手さに加え、プラスチックレンズによる、画像の周辺光量落ちが、ノスタルジックを呼び起こすのでしょう。

LOMOの代表的な機種LOMO-LCA(35mm)は、14,5年前には1万円程度だったものが、今では、33600円の定価が付いておりました(小樽ウイングベイ2F「ヴィレッジバンガード」)。ここまで上がると流石に、いまはちょっと手が出ません。

というわけで、今回はトイカメラを取り上げてみました。標題の画像はここ数年に実際に撮影したことのあるトイカメラです。一番目は四眼連写のカメラです。シャッターを押すと四回切れます。一コマに四つの画像が映ります。これで我が家のイヌを撮影したのが下の画像です。

(四眼連写)

色調がおかしい?そうなんです、我が家のスキャナーはCANON 5200Fというかなり古い専用スキャナーで、時おりとんでもない発色をするのです。今回はオレンジ色で出してきました。次はどのような色が出てくるか、楽しみもあります。

問題は、色調よりも、被写体を探すのが大変と言うことです。静止しているものであれば、四眼連写の意味がなくなってしまいます。このトイカメラの出番は、先ずなさそうです。

次は「くま35」というピンホールカメラです。過去に何度もピンホールカメラに挑戦しておりますが、一度も上手く行ったことがありません。アルミ箔等で作るピンホールが極めて難しいからです。ところがこのくま35は、ピンホールが作られているのです。ちなみにこのカメラの組み立てキットは、あの小型カメラを専門に作っている「シャラン」から発売されていました。

(くま35 旧手宮線跡地))

この画像右側3分の1が切れております。やはりピンホールが不完全なのか、ことごとく失敗し、24枚撮りフィルムの25枚目がやっと何とか見られる画像だったのです。白い部分は、フィルムの末尾がテープで止められた跡なんです。

三番目は、110型カメラチョロQで撮った画像を掲げるつもりで下が、やはりスキャナーがとんでもない発色をし、それをソフトで懸命に補正しましたが、上手くいきませんので、割愛い致します。

最後は、大人の科学11月発売号の付録についていた二眼レフです。壁紙.COM/写真部やFreemlという投稿サイトで知り合いとなったgrabieさんにこのカメラのあることを教えていただいたのです。早速買い求め、小一時間ほどで組み立てました。

(二眼レフ 小樽運河)

俥夫の座っている画面中心部はシャープに映っておりますが、周辺部になるに従いボケが大きくなり、光量落ちが激しくなります。まさにトイカメラの本領発揮です。もう一枚、下記の画像は、私の自宅すぐ下のメルヘン交差点にある、オルゴール堂の蒸気時計です。

(二眼レフ 蒸気時計)

下部の人物二人が、妙に横に圧縮されています。不思議といえば不思議ですが、これもトイカメラの面白いところかと思います。さて最後の画像ですが、このカメラは、フィルムの巻上げが手動ですから(当然のこと)多重撮影が可能です。メルヘン広場にある、洋菓子店ルタオの展望台から三色フィルターを使って撮って見ました。

(二眼レフ カラフルな人々)

広場の常夜灯のあるあたりは実にシャープな写りをしております。周辺部が大きくボケ、更に人物が色とりどりで面白い画像になったと思っています。当分この二眼レフのとりこになりそうです。
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JR駅及び駅前広場を見る~札幌駅の場合

2009-12-06 08:00:00 | 日記
                (JRタワー、H14年9月撮影、赤外フィルム使用)

北海道の中心都市札幌は、人口約190万人、全国5番目の大都市です。中心はなんと言っても官公庁、ハイテク企業が集まるJR札幌駅周辺です。

私自身は、札幌北支店勤務時のH9-12年、そして、定年前の最終勤務地となった札幌支店にH14-17年の、計6年余りを小樽~札幌間をJRで通勤しました。この間に札幌駅も大きく変貌しました。北口ロータリーが整備され、駅ビルにJRタワーが出来ました。

標題の画像は、オープン半年前ほどのJRタワーです。左下の黒いテントの建物は、かつて「キャッツ」などが上演された劇団四季の舞台です。これもオープン前に撤去されました。モノクロの画像が続きますが、下の画像は駅ビルの「ステラプレイス」がオープンする前日のH15年3月5日に撮ったものです。よくぶれないで撮れたものだと、自分でも感心しております。


(PENTAX ESPIO 120SW+Kodak Tri-XPan400)

次の画像は少し遡って、H11年11月に撮影したものです。元勤務先ビルの5階から撮ったものです。北口広場は、手前が路線バス、観光バスの発着所になっています。奥側半分はタクシープールになっていて、広場の地下が一般車の駐車場となっております。左下のPマークが地下駐車場の出入り口です。


(OLYMPUS OM-4+Kodak Gold100)

このJR札幌駅の北口周辺の開発は、凄まじくそれまであった平屋の飲食店、一般民家があっという間に撤去され、次から次と巨大なビルが建っていきました。かつては駅北口は、民家が立ち並び、一部に畑地があるなど、駅南側(道庁、大通側)の発展とは全く無縁にも見えました。

しかし、コンピュータ時代の訪れと共に、周辺に北海道大学があること、ソフト開発などのベンチャー企業が家賃の安い北口に集中していたことなどから、官公庁、金融機関などが進出し、そして様々な企業が出てきました。下の画像は、全面ガラス張りのビルに映りこんだ建築中のビルです。(H16年2月撮影)


(CANON EOS55+Konica Pan400)

さてJR札幌駅には鉄道ファンであれば、涙を流して喜びそうなことがあります。そうですブルートレインの発着駅なのです。札幌~東京間の「北斗星」は、AM11:15札幌着、PM5:12札幌発なのです。更に、札幌~大阪間の「トワイライトエクスプレス」が、AM9:52札幌着、PM2:05札幌発なのです。上手くすれば、1日に二度以上も見ることが出来ます。


(機関車二台連結で入線して来る北斗星)


(トワイライトエクスプレスも機関車二台連結)

内地では、ブルートレインと言うと、マニアがホームに溢れるほど集まり、写真撮影もままならないと言います。でも、ここでは平日であれば2-3人、それも乗客がコンパクトカメラや携帯でパチリする程度です。これらのブルートレインもいつまで走り続けるか分かりません。マニアの方、是非札幌で撮ってみてください。存分に、思い通りの撮影が出来ます。

最後の画像は、付け足しです。よく見てください。キリンガラナという文字を。北海道限定の飲み物です。北海道には、昔からありました。南米産のガラナのエキスを取り入れたもので、かつて全国で飲まれた「DR.ペッパー」に似ていて薬味を少なくした感じです。



道内では、函館の小原飲料の「コアップガラナ」が有名で、スーパーの飲料コーナーにも置かれていて、根強いファンがいるようです。北海道においでの節には、一度飲まれてみてはいかがですか。Hit Point回復間違いないでしょう。
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JR駅及び駅前広場を見る~小樽駅の場合

2009-12-03 08:00:00 | 日記
駅前には広場があって、市民憩いの場が設けられているケースが多いようです。残念ながら小樽駅前には、憩いの場はありません。全国三番目に鉄道が札幌~小樽(手宮)間に敷かれましたが、その目的が、石炭を鉄道で運送することが目的であったために、交通至便を優先したためかと思われます。

駅前をすぐに国道5号線が走っており、駅前の広場は大きくありません。左半分が、市内循環や都市間バスの駐車場で、右半分は、タクシープール及び一般車の駐車場となっています。いずれも狭いスペースの中でひしめき合っています。

標題の画像は、駅前に二つ設置されていた歩道橋の一つから海側を見たものです。その数年前にここ中央通は片側二車線から三車線へと拡幅されました。この歩道橋は、長崎屋と旧国際ホテルとを結んでいましたが、景観を損ねるという理由で最近撤去されてしまいました。

次の二つの画像は、いずれもこの歩道橋から海側を撮影したものですが、上段は道路拡幅前(H10年12月撮影)で、下段は拡幅後(H16年4月撮影)のものです。拡幅後、中央通は別名「セピア通り」と呼ばれております。


(OLYMPUS OM-4+FUJICOLOR G400)
(H13年塩沢町商工会「雪の写真コンテスト 佳作)


(CANON EOS7+Kodak DYNA EBX)

長崎屋と旧国際ホテルを結ぶ歩道橋は撤去されましたが、も一つの歩道橋は残っております。国道5号線をまたいで、長崎屋と駅前ビルを結ぶ歩道橋です。ここから撮影したのが下の画像です。進行方向先が余市方面で、手前が札幌方面です。画像はHDR処理をしておりますが、使用ソフトによって、随分とカラフルな光跡となりました。


(CANON EOS40D HDR加工)

次に小樽駅の裏側に回ってみましょう。産業会館前の交差点を地獄坂方面に上がって行くと、小樽警察署の横に出ます。ここからホームが一望できます。蛍光ランプのため画像が緑がかっておりますが、今のデジタルカメラですとホワイトバラランスの調整で補正できます。なおこの画像はフィルム撮影によるものです。画面中央部の白いラインは、入線して来た車両の窓明かりです。


(OLYMPUS OM-4+Kodak Gold 100)

さて、小樽駅には全国に自慢できるものが二つあります。その一つは、石原裕次郎にちなんだ、裕次郎ホームがあることです。裕次郎が兄慎太郎(現東京都知事)とともに、幼い日を数年小樽で過ごしたことは、周知のとおりです。父が山下汽船の小樽支店長として赴任しており、家族で小樽に滞在したのです。

小樽駅の4番ホームが、別名裕次郎ホームと名づけられ、ホームの番号がヨットのマーク入りとなっております。いつも、裕次郎の歌が流れております。来樽の折には是非確認してみてください。


(CANON EOS55+FUJI ZOOMMASTER800)


(CANON EOS40D)

自慢できるもう一つは、ガラスの町小樽にちなんで、駅舎にも、ホームにもランプが取り付けられていることです。夕闇の訪れと共に、このランプがとても幻想的な雰囲気を醸し出します。ランプは全ホームに取り付けられております。駅舎のまどにも勿論取り付けられており、そのまばゆい光に見とれる乗客も少なくありません。

 


(いずれも、H21.1撮影 EOS40D) 
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