紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽の歴史的建物、和光荘に秋を撮りに行く

2009-10-30 08:14:33 | 写真
25日の日曜日に、写友S氏に誘われ、潮見台町にある和光荘に行って来ました。庭園のモミジが綺麗だといいます。小樽に数十年住んでおりますが、和光荘とは、初めて聞く名前です。

最初は、アパートの名前かケアーホームの名前くらいに思っておりました。小樽潮稜高校のグラウンド横の、銀杏並木の小路を入っていくと、四階建ての洋風建物が見えます。(標題の画像)

入り口の案内板によると、大正11年に、地元小樽の酒造メーカーである「北の誉」の先代社長が建築したとあります。昭和29年には、昭和天皇、皇后両陛下が宿泊されたとあり、由緒ある建物であることが分かりました。

小樽には、このほか有名な庭園、建物を持つものとして、東小樽にある「銀鱗荘」、高島にある「旧青山別邸・鰊御殿」、メルヘン交差点そばの「海陽亭」などがあります。旧青山別邸については本ブログH21.6.26「旧青山別邸で牡丹芍薬祭真っ最中」を参照してください。

さて、建物のテラスから庭園に入ると、鮮やかに輝いたモミジが目に飛び込んできます。また建物前面の洋風とは一転して、和風の建物が何棟か続いております。庭園もよく手入れされております。(下の画像二枚)

     

庭全体を見渡すと、奥にイチョウが黄色く、左にモミジが赤と緑色に、右にツツジの葉が赤く染まっております。和風の建物とよくマッチしていて、どこかの寺院に迷い込んだようにも思いました。



更に奥に進むと小高い丘になっていて、イチョウの木々の間から、遠くに石狩湾が、目の前には潮稜高校のグラウンドが見えます。庭園のあちこちに石灯籠も設置されております。そして、二本の真っ直ぐ上に伸びたイチョウの黄色がひときわ目を引きます。(下の画像3枚)

          

広い庭園には絵になる樹木がまだまだありますが、最後に次の二枚を挙げておきます。和光荘正面の洋風建物の前に直径3mほどの丸い池があります。そこに移りこんだ紅葉も捨てがたいものがあります。そして最後の画像は、花の名前が分かりませんが、風に揺れて、種が飛び散っているところを撮影したものです。

     
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中野植物園の秋

2009-10-27 10:18:06 | 写真
中野植物園は、個人が経営する植物園で、15000坪ほどの敷地に約100種類の樹木が栽培・管理されております。春には、蝦夷山桜やツツジが咲き乱れ、秋にはモミジが真っ赤に染まります。運が良ければ、エゾリスも見られます。また子供たちが遊べるようにと遊具も備えられております。

先週の土曜日、24日に孫二人(小二と保育園)を連れて、紅葉を撮りに行ってきました。すでにブログで、今年はモミジをはじめとする、赤い葉が少ないといいましたが、ここ中野植物園でも例年に比べてやや少ないというか、華やかさにかけているようです。それでも、緑色、黄色、橙色、赤色など様々な色のモミジの葉が、今が盛りと鮮やかさを競っております。

      

孫娘二人とも遊具を見つけては大はしゃぎをしております。石段を駆け上がったり、駆け下りたり、カリンの実を見つけて、これな~にと訊ねてきます。下の画像は二枚とも、園内で遊ぶ孫娘を撮影したものです。

左の画像は、瞬間ズーミングになっておりますが、どうもズームリングが緩んで、シャッターを押す瞬間にリングが勝手に手前に動いたようです。ややピンボケ気味ですが、結果オーライというところでしょうか。

      

上右の画像は、慌てものの妹が、濡れている遊具に腰をかけズボンが濡れたのを、お姉ちゃんがハンカチでお尻を拭いてあげているところを撮影しました。姉妹の性格がはっきり出ているカットになりました。

木の隙間から、エゾリスが挨拶に来たようです。孫達もエゾリスの突然の出現に大喜びです。なお、中野植物園は東向きの斜面になっているために、この時期は午後3時を過ぎると日が陰ってきます。日陰になる寸前に、松の木の根元に落ちた一枚のモミジの葉を撮ったのが、右のカットです。

      

最後の画像は平成15年10月に、ここ中野植物園で撮ったものです。この年は、全道的に紅葉が美しい年でした。なお、このカットは、もと勤務先の社内報の表紙に採用されました。中央の人物は、娘と孫ですが、左が現在小4の男の子、右が現在小二で、上の画像のお姉ちゃんです。一番下の保育園の妹は、この年の12月にオギャ~です。

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水天宮界隈散策

2009-10-24 11:35:14 | 街中ウォッチング
紅葉撮影は一休みして、今回は裏町を散策してみました。標題の画像は水天宮付近の案内図を映したものです。この安産の神様を祭る水天宮は、街の真ん中にあって、50余mの高台になっております。観光街の中心であるメルヘン広場(上の画像の右上)や北一ガラスのある堺町通りにも近いのです。

観光街から少しはなれて、裏通りに入ると閑散としています。古い建物も多く、青いトタン張りの二軒長屋の窓下に、ダイコンが干してありました。各家庭でダイコンの漬物を作った昔は、普通の光景でしたが、今は滅多に見られませ。よく見るとガラス窓の向こうに、近所のご婦人が映りこんでおりました。

(今時は珍しいダイコン干し)

ふと上を見ると、2Fの網戸越しに面白いものが見えます。ドラゴンボールのフィギァーとハクション大魔王に出て来る壷でしょうか。つい見入ってしまいます。

(懐かしいフィギァーが)

さらに坂道を登っていくとやはり青いトタン塀一角に作られたボックスに植木鉢が入れられているのがぱっと目に入ってきました。一瞬、素敵なアートに見え、夢中で数カット撮りました。そしてその近くに、黄色い消火栓と柵に黄色い軍手が干してあります。まるで、私に向かって、撮って、撮ってと叫んでいるように見えました。

        
(箱入り娘ならぬ箱入り植木)                 (偶然のアート)

暫らく進み、水天宮の鳥居の近くに来ると、異様なものに出会いました。自転車の前輪に、かなダライがあって、かなダライの底に絵が描かれています。自転車そのものは珍しくはありませんが、坂の街小樽で自転車は必ずしもポピュラーな乗り物でありません。乗っている多くは、ロシア人とガキンチョ位でしょうか。

(階段の奥が入り口)

かなダライの文字を読むと、ユースホステルの案内板のようでした。このようなところに、ユースホステルがあったとは知りませんでした。そういえば以前、南小樽駅付近で、東南アジア系の外人に、水天宮付近の「杜の木」というホステルを知らないかと聞かれた事を思い出しました。

水天宮の境内は、縁日でもないと滅多に訪れる人もなく、閑散としております。たまたま紅葉を見に来た中年のご夫婦がおられました。狛犬の右手にすすむと小樽港が一望できます。天気良い日ですと対岸の増毛、雄冬、暑寒別などが見えます。

(水天宮境内)

(小樽港、石狩湾を望む)

なお、水天宮付近には、外人坂、職人坂など有名な坂があります。機会を見てブログで坂についても取り上げたいと思います。
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再び、紅葉を撮りに

2009-10-21 08:02:24 | 日記
小樽は、ここ数日紅葉が一段と進みました。我が家のすぐ下のメルヘン交差点の蝦夷山桜の葉も赤く染まり(標題の画像)、街路樹のプラタナスの大きな枯葉が、道路一面に散っております。まもなく、このプラタナスの葉も、造園業者によって、切り落とされて、丸裸になります。

一番下の孫娘を保育園に送り届け、帰宅途中、日銀の近くを通ると、イチョウが見事に黄葉しておりました。慌てて車を止め、数カット撮りました(下左画像)。今日は朝から、晴れたり、急に雨が降ったり、妙な天気ですが、このイチョウを見て急遽小樽公園に行って紅葉を撮ることにしました。公園内は、かなり紅葉が進んでいます。(下右画像)

   

やはり、ここでもモミジの赤が少ないようです。公園内に一箇所というか、一本だけ赤く燃えるように紅葉している木がありました。下左の画像です。この間、日差しがあるのに、大粒の雨が降りつけてきます。おまけに、かなりの強風です。モミジの枝が大きく揺れます。一層の事、スローシャッターで、葉を揺らして撮って見ました。それが下右の画像です。

     

とうとう大雨になってしまいました。しかも強い風で、これ以上の撮影は無理です。僅か30分ほどの撮影で、切り上げてしまいました。そこで、以下に、過去に撮影した紅葉を四枚あげておきます。

(北大キャンパス)

上に挙げたのは北海道大学のキャンパスで撮影したものです。北大には、ポプラ並木やイチョウ並木など絵になる木々がたくさんあります。下の画像は二枚とも、北海道庁前庭で撮影したものです。ここも春は、八重桜、コブシが咲き、秋はイチョウ、モミジ、ナナカマドなどが色づきます。

(北海道庁)

(池面に浮かぶ落葉)

最後の画像は、夕張郊外の紅葉山(モミジヤマ)で撮影したものです。地名にモミジと名前が付くとおり、秋は一面の紅葉になります。ただ、小樽からは、札幌を経由して、国道274号線で、帯広方面に向かいますが、2時間以上かかるのが難点です。

(夕張紅葉山付近)
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紅葉を撮りに朝里ダムへ

2009-10-18 08:20:31 | 日記
紅葉がやっと平地にまでやってきました。我が家の屋上から周囲を見渡すと、手宮公園、天狗山(スキー場)、毛無山(キロロ方面)のいずれも木々が黄色くなってきているのが見えます。天気予報によれば、今日17日(土)の好天を逃すと、明日以降は1週間雨又は雲リマークのオンパレードです。

紅葉もここ1週間がピークとのことなので、早速写真撮影に出かけることにしました。キロロへも、ニセコ神仙沼にも行きたいところは沢山ありますが、先ずは近場の朝里ダムに決めました。出来れば定山渓ダムまで行きたいところですが、定山渓道路が、現在通行止めになっていて、開通のめどが立っていないためです。

トンネル内や道路に、かなりの亀裂が相次いで生じており、原因が不明のため補修工事が出来ないのだそうです。一部に手抜き工事の有無も言われているようです。

さて、途中東小樽の平磯公園で、白樺の黄葉を撮ったのが表題の画像です。遠方に、小樽市内や石狩湾がうかがえます。更に、朝里川温泉郷に入ると、小樽市民にはなじみの温泉施設「宏楽園」があります。ここの庭園はよく手入れされていて、春は桜を、秋は紅葉が観賞できます。

(宏楽園の庭園、下も同じ)



上の二枚は庭園内で撮影したものですが、モミジをはじめとする紅葉は殆どが、真っ赤にならずに黄色く、虫食いや、枯れかけております。7月の低温、長雨の影響でしょうか、今年は赤い葉が殆ど見当たらず、黄色い葉でも、枯れかけたり虫食い状態で、パッとしません。

(ループ橋)

温泉郷を抜けてループ状の橋を上がっていくと目の前に朝里ダムが開けてきます。上の画像は、その橋を写したものですが、一部工事中で、グリーンのシートで覆われています。画面中央奥に小樽市内があり、その先が海となっています。



上の画像も、下の二枚の画像も、ダム周辺で撮影したものですが、紅葉の色がいまひとつ冴えません。やはり、モミジ、ウルシ等の赤い葉がないためでしょうか。



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羊蹄の湧水を汲みに真狩へ

2009-10-15 08:33:12 | 写真
10月三連休の最後12日(祭日)に、家族全員でレジャーをかねて真狩の湧水を汲みに行きました。羊蹄山を源とする羊蹄の湧水は、山麓周辺に数箇所あります。中でも、京極町の道の駅・噴出し公園内の湧水と真狩村郊外の羊蹄の湧き水の二箇所が有名です。

下の画像はこの二箇所を写したものです。ただし二箇所とも、前回、9月中旬に行った時のものです。服装が幾分夏風になっております。このほかにも数箇所ありますが、湧水の規模が小さく、立ち寄る人も少ないようです。勿論湧水ですので、個人がいくら汲み取っても無料です。

(京極の湧水)

(真狩の湧水)

画像からも分かるように、ポリタンクをいくつも車に積んで持ち帰る方もおります。この湧水はミネラルが豊富で、「京極の湧水」ブランドで、ペットボトルで販売されております。また、この湧水はコーヒーとの相性がよくて、「京極湧水コーヒー」としても販売されております。

さて、小樽から赤井川村を通って、、一昨年開通した国道393号線で倶知安郊外に出ます。途中赤井川村郊外のホテルドロームで農産物の即売会があると聞いていたので寄りました。残念ながら前日で終了したらしく、あるのはテントだけでした。

一面落葉の敷地を歩いていると、孫が大きな茸を見つけたようです。何と大きな紅テングダケです。下の画像は、小4の孫が、下の妹(保育園、5歳)になにやら説明しています。毒があるから触っちゃダメと言っているようです。

     (ジジの格好が面白いよ)

更にその隣に、真っ赤な紅テングダケがあります。余りにも綺麗なので、地べたに這いつくばって撮っていると、その格好が面白いと、家内、娘、小二の孫娘までカメラを向けます。小二の孫娘が撮ったのが下の画像です。

(小二の孫娘の作品、この時撮ったのが上の画像)

昼過ぎに京極の道の駅に着きましたが、連休ということもあって、駐車場は満車で入れません。やむなく近くの京極温泉で、入浴と昼食を済ませました。その後は、ニセコに逆戻りし、道の駅ビュープラザで、野菜の買出しです。ここも駐車場はほぼ満車でしたが10分も待たずに、とめることが出来ました。

買物を済ませ、真狩の羊蹄の湧き水でポリタンクに給水して小樽に戻りです。写真撮影が主眼ではありませんでしたので、風景は殆ど撮れませんでした。車中から羊蹄山を撮ったのが下の画像です。前日の初雪が山頂付近に残っておりました。また、紅葉も7-8分程度でしょうか。それとも、今年は綺麗な紅葉にはならないのでしょうか。



帰り道に、以前ブログでアップ(7月19日付「羊蹄山麓はジャガイモの花が一杯」)した同じところで撮影したのが下の画像です。あの時はジャガイモの花が一面に咲いておりましたが、今は畑の土がむき出しになっています。もうすぐ冬が来ます。この辺は、道内でも有数の豪雪地帯です。まもなく白一面になります。



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2009年小樽写真市展公開審査を見てきました

2009-10-12 09:10:20 | 日記
この三連休の初日、10日土曜日に小樽写真市展の公開審査がありました。小樽写真市展は、美術展、書道展、盆栽展、ステンドグラス展他20~30の文化行事の一環として、毎年秋に実施されています。

写真市展は、小樽市民であれば自由に応募できます。第1部は自由の部、第2部はネイチャーの部に分かれています。審査員は、日本写真家協会の石津聰先生です。

先ず会議用机の上に並べられた全作品を先生が一通り目を通したあと、入選候補の作品を拾い上げていきます。右から三番目が石津先生で、他は市内の各写真クラブから派遣された助手です。

(白い服が石津先生)

(応募作品の一部)

(自分の作品が気になります)

30-40点ピックアップされた中から、上位入賞者を決めて行きます。こうして上位入賞として、推薦1点、特選2点、準特選3点が決まりました。下の画像の右から推薦、特選、準特選となっています。先ほどピックアップした残りが入選となります。重複を除いて不足があれば補充されます。

(上位入賞6点)

同じ方法で、第2部ネイチャーの部も、上位入賞、入選が決定していきます。この間約二時間半ほどかかりました。その後、石津先生から講評があります。全体としてみれば、似たような作品が多く、やや低調である。もっと小樽らしい街の風景の一角を切り取ってはどうかという手厳しい話も出ました。

次いで、個別の作品について講評がありました。下の画像(標題の写真)は私の作品で、今回自由の部で特選に入りました。先生によれば、「子どもが母親にボールをジャンプして投げた瞬間を上手く捉えています。飛び上がった瞬間の影も出ていい作品になりました」ということでした。なおネイチャーの部でも「マイルドセブンの丘に星が降る」が入選となりました。



自宅に戻ると、札幌のフジフィルムから電話があり、フジフィルム札幌とヨドバシカメラ札幌店の共催「デジタルフォトコンテスト(夏の思い出)」で、「神輿火を渡る」(下の画像)が金賞になりましたと連絡がありました。10月14日以降、大きく引き伸ばして店内に掲載しますということでした。

(古平恵比寿神社火渡り、7月13日付ブログから再掲)

さいたま市ユーモアフォトコンテストで、地獄に落ちて以来(詳細9月22日のブログ「怒り心頭…」参照)、不運続きがこれでやっと収まったようです。

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フラッシュバック~コスモスの咲く丘

2009-10-10 09:07:51 | 日記
コスモスの季節も終わり、やがて雪の季節になります。我が家の軒下にも、ちらほら雪虫が飛び始めました。雪虫が飛び始めると1~2週間後には初雪が降るといわれています。

本州では、今がコスモスの最盛期でしょうか、色々なサイトにコスモスの画像が取り上げられております。コスモスはどこにでも咲いておりますが、私の住んでいる小樽近郊では、滝川市の丸加高原が有名です。

私自身は勤務時代に、関東以北ですが、20回近い転勤をしました。各地で色んな花に出会いましたが、コスモスというと、すぐに立川市の昭和記念公園を思い出します。丘陵地帯一面に咲き誇るコスモスは、日本有数ではないかと内心思っております。

というわけで、今回は昭和記念公園のコスモスを紹介いたします。下の画像は、コスモス畑で、コスモスを描いている女性を撮りました。帽子がコスモス色で、とても周囲にマッチしていると思いました。



次の画像は、コスモスの花も終わりに近い時期の、小雨の降っている日に行って撮って見ました。雨粒が茎に数珠繋ぎとなって、とても面白い画像になったかなと思っております。右の画像は、下から撮って見ましたが、あいにく空が曇り空で、いま一つ冴えがありません。そこで露出をオーバー目にセットして、撮って見ました。コスモスの花びらに透明感が出たかなと思います。

     

なお、ここまでの画像はいずれもCANON EOS55で、ネガフィルムで撮影したものです(H12.10及びH13.10撮影)。次の二枚の画像は、CANON EOS7で、ポジフィルム(コニカシンビSRA100)を使い、対角魚眼レンズSIGMA15mmでデフォルメしております。





二枚共に、同じ日に撮影しておりますが、秋空特有の羊雲がいいアクセントになったと思っております。なお上段の類似カットが、もと勤務先の「調査月報」の広告に使われました。
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今年最後の大型客船Volendam号を見送る

2009-10-07 09:00:19 | 日記
5日,小樽港に入港中のオランダ船籍の大型客船Volendam号(60900トン)の見送りににいってきました。3日に船内見学した飛鳥Ⅱ号よりも一回り大きくて、小樽港入港客船としては最大規模ということです。乗客は1300人余で、飛鳥の800人を上回っております。

(市内観光から戻ってきた乗船客)

なお、船内見学した写友によれば、乗客の内800人がアメリカ人、300人がイタリア人、日本人が100人ということでした。見学ツアーは、2時間にも及び、途中昼食が出て、こんな分厚いステーキを食べたぞと、写友が、3センチほど指を広げるではありませんか。おまけに、ワインが飲み放題よ、と誇らしげに言います。

余談になりますが、一昨日の飛鳥Ⅱ号の船内見学ツアーは、30-40分の駆け足見学で、コーヒーも出ませんでした。このVolendamとは大違い。最優秀賞を逸して以来(9月22日付「怒り心頭…」参照)、ツキまで落ちたなと思いました。

     

船は午後4時出航です。市内観光を終えた乗船客が続々と戻ってきて乗船します。15分前になると、地上作業員が、係留ロープのネズミ返し(ラットガード)を取り外しております(上、左の画像)。また、乗船口では、乗組員が、乗船客が来るか来ないか、目視で確認しています(上、右画像)。

すべての係留ロープが解かれ、乗船口が閉鎖されます。見送り人側では、地元観光協会をはじめ、市の港湾関係者、クルーズ船歓迎クラブのメンバーの方々が、旗を振り、小樽潮太鼓が打ちなれされて、雰囲気を盛り上げています。外国人には太鼓の演奏は珍しいせいか、盛んに拍手や手を振る姿が目に付きました。



(潮太鼓に盛んに拍手する乗船客)

Volendammは静かに岸壁を離れていきます。次の寄港地青森を目指します。市の港湾室によれば、今年寄航した大型客船は、このVolenndam、飛鳥Ⅱ号を含めて延べ15隻となり、過去最高を記録したといいます。

(人力車のお兄ちゃん方も見送りに来ました)

(船が出た後には赤いビットと見送り人の影が残る)
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大型客船飛鳥Ⅱ号の船内見学ツアーに参加

2009-10-05 09:00:33 | 日記
先週の3日(土)に、小樽港16番岸壁に停泊中の、大型客船飛鳥Ⅱ号の船内見学ツアーに行ってきました。小樽市産業港湾部主催の「クルーズ船歓迎クラブ」の会員になっており、時々こうした案内が来ます。今までも何度か機会がありましたが、今回初めてツアーに参加しました。

あいにく3日は、午前中に大雨が降りましたが、午後も標題の画像のような怪しい天候でした。まず、11階の最上階のフロアーに案内されました。最先端部はコーヒーショップになっていて、前方の景色が見えます。



更に右側に進むと、大きなラウンジがあって、ソファー椅子から外が眺められます。若い女性が、書類に目を通している姿が見えました。



更に進むと、ギャラクシーという名のホールがあります。365日毎回違ったイベントが行われているということです。このホールの他に各階にも、映画館やダンスホールがあります。画像にはありませんが、図書館、インターネットを始めとするコンピュータールーム、趣味の会用の和室などもあります。



一旦部屋の外に出るとプールがありました。よく手入れされているようです。乗組員の一人がモップで床を清掃中です。



6階にい降りると、お土産品店、ブティック、飲食店などが数店舗立ち並び、数百人が食事できるレストランもあります。スナックバー風の飲食店はこの階だけで4-5店あるようでした。



いくら時間があってもとても回りきれません。今回40分ほどでしたが、ごく一部しか回っていないとのことでした。クルーズ船の場合、旅行時間が長くなるので、乗客が、飽きないように、色々工夫されている、ごくその一端が分かりました。

中央の階段をおりて、4階通路から下船しました。外では、人力車のお兄ちゃん達が、客待ちをしておりました。ほれ、ほれ、早くお客さんを捕まえないと、出航時間か来てしまいますよ。





空は乗船時と打って変わって、真っ青に晴れ上がっていました。大型船飛鳥の白さがひときわ目立っていました。

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フラッシュバック~彼岸花

2009-10-02 09:00:25 | 日記
最近あちこちのサイトで彼岸花の画像を見かけます。私の属している「壁紙.COM/写真部」やFreemlでも数多く投稿されています。ところが、この彼岸花(曼珠沙華)、北海道では全く見かけません。寒冷地気候があわないのかもしれませんが、詳しくは分かりません。

私が始めて彼岸花・曼珠沙華を聞いたのは、美空ひばりが歌った歌謡曲「恋の曼珠沙華」でした。調べてみると、昭和37年にレコードが発売されていました。当時から、彼岸花・曼珠沙華を実際に見たいという思いを抱いておりました。

その後、写真撮影を趣味としてからは、田圃の畦に咲く彼岸花の写真を見るたびにその思いが強くなって行きました。H12年に八王子支店に転勤になって機会が訪れました。日高市高麗の里の巾着田に100万本群生していることを知りました。高麗の里は地名からも分かるとおり、朝鮮半島の高句麗からの帰化人の里です。

八王子在任中に、H12、13年と二度訪れました。電車を乗り継いで2時間以上かけて行った記憶があります。どういうわけか、9月の彼岸の頃に満開になるんですね。巾着田の会場に着くまでの間にも田畑の端に咲き乱れておりました。なかには変種でしょうか、白い彼岸花もありました。



巾着田につくと、いたるところに、彼岸花、彼岸花、まさしく100万本の群生で圧倒されました。当時(H12.9.23日のメモによれば、カメラ三台持参し、ポジフィルム二本、ネガフィルム三本撮影とありますから、合計180カット近く撮影していたことが分かります。

     

上段の右画像は群生地の中の老木に切り株ですが、なぜか顔のように見えしかも叫んでいるように見えました。彼岸花は露出オーバーで飛んでしまいました。ラチュード(明暗の許容範囲)の広いネガフィルムでも、カバーできません。現在のデジタルカメラであれば、HDR処理(詳細2009.3.4付け当ブログ参照)で、双方の表情が切り取れます。

最後に二カットを載せておきます。彼岸花と黒揚羽は、感度100のポジフィルムで撮りましたが、シャッタースピードが遅く殆どがブレてしまいました。最下段の画像は、遊歩道そばに設けられた高台から撮影したものです。





なお彼岸花は、仏教伝来の頃中国から日本に入った、帰化植物といわれております。また花は毒性が強く、野良犬などの野生の動物に荒らされないように、田畑の畦や、墓などに多く植えられたということです。
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