紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

だいどんでん~札幌パフォーマンスカーニバル2014

2014-09-27 06:00:00 | 祭り・イベント



今年もまた「だいどんでん」の季節がやってきました。「札幌のまちをにぎやかに」そんな思いから始まった「だい・どん・でん!」今年で14回目を迎える、誰もが楽しめる札幌のパフォーマンスイベントです。毎年9月の第一週に行われます。今年も、9月5日(金曜)に、前祭が創成川公園と三吉神社で行われました。そして6日(土曜)と7日(日曜)に、本祭が札幌駅前南1条通り(歩行者天国)を中心に、周辺の通り・商店街で行われました。


札幌だいどんでんの特徴は、公式HPによれば次の通りです。

☆パフォーマンスジャンルの多様性
どんなジャンルでも参加可能!毎年様々なジャンルのパフォーマーが出演します。(ジャグリング、パントマイム、ダンス、音楽、歌、伝統芸能、似顔絵、マジック…等々)
☆誰でも参加可能
プロアマ、経験年数、参加人数など問いません!誰でも気軽に参加できるおまつりです。
☆道内屈指の参加パフォーマー数
参加パフォーマーは 100 組 1000 人以上!道内最大級のパフォーマンスイベントです。

事前にプログラムがHPに掲載されていますので、出演時間のチェックが出来ます。また、参加パフォーマーについて概要や演目が一部事前にわかります。と言うことで、プログラム表をプリントアウトして、日時を調べた結果、二日目の7日(日曜)に撮影に行くことにしました。新芸能集団「乱拍子」と津軽三味線の「セ三味ストリート」が出演予定となっているからです。


7日(日曜)の予定表

先ずは、乱拍子の出演予定の8番会場・池内デパート前に向かおうとしたところ、手前の6番会場の札幌パルコの前で、コスプレ、特にロリータファッションに身を包んだ女の子達がたくさん集まっています。何やらパルコの玄関前で写真撮影をしております。乱拍子の演舞が始まるまでの30分ほどあるので、まずはロリータファッションを撮ることに…、関係者らしき人物に聞くところによれば、だいどんでんとのコラボ企画で、ロリカワストリートパーティとして、写真撮影やファッションショーが行われるとか…、写真撮影OKと言うことで、撮らせていただきました。


プロの写真家が、一人(一組)づつ撮影しています。


特に目を惹いた一組でした。


よく見ると…帽子がコーヒーカップになっています。


スマホで自分撮り。

まだまだ撮っていたいところですが、8番会場の「乱拍子」がそろそろはじまります。乱拍子は和太鼓を中心にした演舞で、日本古来から伝わる芸能を、現代に息づく「北海道芸能」を創造しています。道内に限らず、本州はもとより、海外公演もこなしているといいうことでした。


この打ち手の顔の表情が豊かで、太鼓を打つ都度、百面相のごとく変化します。


この方も太鼓をうつときは、表情が刻々変化します。


演舞後半は、日本古来の文化である獅子舞です。


迫力を感じます。


演武終了後は、客席にやってきて、頭をパクリ、無病息災のご利益がありますように…

次は、5番会場の、アイドル「Teamくくれっ娘」へ移動しようとして進むと、妙なものに突き当たりました。周囲からは時折大きな笑い声が発せられています。何事とかと覗くとモップを持った掃除人が座っていまあす。パフォーマー紹介欄には、無重力パフォーマンスとなっていて、彼の世界はまさに無動、そんな世界を味わってみてはどうでしょう、とコメントされています。


周りの子供たちが不思議がって覗き込んでも無動。道行く人が寄ってきて、投げ銭をしました。そして背中を向けた瞬間…


いきなり駈け出して、投げ銭した方の後ろにぴったりつきます。気配に振り返ると、眼前に銀鼠の顔が…周囲が一斉に沸きます。


さて5番会場に着くと、アイドルグループの歌と踊りが始まっています。パフォーマー紹介によれば、普段はそれぞれ派生ユニットで活躍しているようです。今回は全員集合で、一つのユニットとしての活動だそうです。


手を動かす都度、親衛隊も同調して…


それにしても周囲は親衛隊が多い。


白髪頭のオジサンも、くくれっ娘と同じTシャツ姿で、こぶしを突き上げる…、アイドルを見るよりも周囲の親衛隊を見ていたほうが面白い。それにしても、くくれっ娘と同じ色・プリント模様のTシャツ、どこで手に入れたのでしょうね。ひょっとして関係者のサクラかな?

そんなことを思いながら、結局最後まで見てしましました。津軽三味線演奏の「セ三味ストリート」の出番は隣の4番会場で午後3時開始となっています。その間30分ほど時間がありますので、周辺のパフォーマンスや出し物などを見てみました。


さてこれはどこのユルキャラかな?近くのテントブースにパネルがありました。北海道地域限定「EZOCA」エゾカポイントカードクラブとありました。聞いたことが無いような…


これだけ大勢の人出です。もちろん飲食コーナーもありました。その一つに「釧路ザンギ」の移動販売車がありました。ザンギに地名が付いたのも初めて見ました。(なお後日知りましたが、北海道のザンギは釧路が発祥の地と言うことでした)

内地の方には「ザンギ」と聞いても「?」と思うかもしれませんね。鶏肉のから揚げのことですが、通常のから揚げと造り方や調味料等で微妙な違いがあるらしいです。詳しくは、ウィキペディア「ザンギ」を参照してください。鶏肉に限らず魚介類、特にタコザンギも有名です。


子供たちによる一輪車の演舞もありました。流し撮りが今一つでした。

4番会場でのセ三味ストリーの演舞が始まる時間が来ました。でも前の演舞・ジャグリングがまだ続いています。係員が、あと残り3分と書かれたカードをパフォーマーに提示しますが、一向に気にする様子がなく、延々とボールを使った芸が続きます。このジャグリングが終わったのは、15時10分でした。10分もオーバーです。それからさらに津軽三味線の準備ですから、開始までに20分近い食い込みでした。でもいざ演奏が始まると、大きな拍手がわきます。


本格的に始まる前に、余興演奏です。バチに代えて、三角定規を使ったり、QP人形の指で演奏したり…観客を笑に誘い込みます。


奏者が、こういう顔をしたときは大きな拍手をしてくださいと…


落語でいう、二人羽織です。一人がバチを、もう一人が弦を操作します。息がぴったり合っています。


終るとこのパフォーマンス、観客がどっと笑います。


これが肉体派津軽三味線を称する所以、青い服の奏者を膝の上に立たせて演奏、赤が支えます。途中大きな合いの手を入れます。観客の子供にマイクを持たせて…

各会場でのパフォーマンスは、まだまだ午後5時過ぎまで続きますが、当初撮影予定ていたパフォーマーはすべて撮り終えました。予定外のコスプレも撮影できたことですし…





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中学校の同期会に出席して

2014-09-21 06:00:00 | 日記
9月1日(月曜)に、雨竜中学校第11回卒業生(昭和34年3月卒業)の同期会に出席しました。同期会は原則として、本拠地の雨竜町と札幌など他市町村を会場として2年ごとに行われています。前回旭川市内で行われた同期会には欠席したので、今回は当初から出席する予定でおりました。案内状を見ると、今回の同期会は、滝川市内のホテル三浦華園となっています。滝川市は、高校時代に通学した町でもあり、三浦華園も、高校時代の同級生の実家であって、何度か遊びに行ったこともあります。多分、地元の雨竜町では宿泊の確保等が難しいことから会場を移したものと思われます。

本来は一泊したかったのですが、翌日2日は、持病の定期検査があって、どうしても受診する必要があったので、やむなく日帰りしました。案内状によれば、記念撮影が午後5時、祝宴開始が午後7時で(ん?2時間も間がある)、ともかく午後3時頃自宅を出て、車で2時間もあれば滝川に着くはずです。途中景色のいいとこに立ち寄って撮影しても…

小樽から国道5号線を走って銭函に入り、石狩市の八幡から当別町、月形町にに出ます。あとは275号線沿いの田園地帯を両側に見てまっすぐ進めば、滝川市の隣町新十津川町に出ます。石狩川の橋を渡れば、滝川市です。銭函から石狩の八幡までは道の両側は雑木林ですが、八幡を過ぎれば、見渡す限りの米作・畑作地帯。幸い好天で、東側の山々からは夏雲が立ち上っています。


当別市市内を過ぎたあたりに、いつも不思議に思う光景があります。本来なら直線道路になるはずが、そこに大きな送電線の鉄塔が立っているために、その周囲を半円を描くように迂回します。しかも、いつ通っても(ここ数年)道路工事の最中で、この辺りは砂利道が続くのです。


当別を出て中小屋あたりでしょうか、手前は収穫後の畑作地で、耕されていました。この後何か植えるのかもしれません。


275号線と並走するように国道12号線が走っています。この道も12号線に出る道のようです。入道雲らしき雲がいくつも湧き立っています。田圃の稲穂も徐々に黄金色になってきています(撮影時9月1日)。中・下旬頃には稲刈り時期を迎えます。

あちこちで停車してパチリ、パチリしていると、時間があっという間に過ぎてしまいました。浦臼町あたりで午後5時が近づいてきました。まあ、記念写真なんぞ、もれたって別に…と思いながらも、ついスピードが出てしまいます。


午後5時を幾分過ぎたころにやっと会場である三浦華園に到着しました。会場入り口で会費を納入するとすぐに、記念写真撮影ですとのことで、写真撮影専用の部屋へぞろぞろ移動します。


髪の毛が白くなったり、薄くなったり、禿げたり…、中学校を卒業して55年を経過すれば…それ相応の滑降になります

午後7時までの宴会開始まで時間がありますので、三浦華園の中を見せて頂くことにします。このホテルは明治時代に創業し、皇族方や文学者などにも利用された由緒あるホテルです。母屋の方は、滝川市の歴史的遺産にも指定されています。検索サイト「やど日本」のによれば次のように記されています。

<三浦華園>
創業120年の歴史と伝統があり、皇族はじめ著名人の宿泊が多い。
滝川市は、札幌から60分、旭川まで45分、富良野まで車で60分と、道央の拠点です。国木田独歩の名作「空知川の岸辺」や林芙美子の「摩周紀行」など、小説の中でも、三浦華園が登場し歴史の深さは滝川の街と共に歩んでまいりました。


この画像は、三浦華園のHPから借用しました。ホテル部分は近代的な建物ですが、母屋の方は年代を感じさせるものがあります。


フロントに、かねてからの知り合いである先代の社長を訪ねましたが、あいにく外出中でした。営業部長の稲葉氏が雅子さまが宿泊された部屋や滝川の観光大使である横綱白鵬のコーナーを案内しくれました。


昭和63年皇太子妃殿下雅子さまが宿泊された部屋で、のちに黒柳徹子の母黒柳朝「NHKTVドラマちょっちゃんが行く」に関するコナーもありました。現在はブライダル関係のコーナーとなっていました。


さて肝心の同期会ですが、記念写真を撮影後2Fライラックの間にて開始です。152名の卒業生のうち物故者が8名おり、黙とうをささげました。続いて発起人を代表して南君が挨拶、出席者を代表して浅田君が挨拶、恩師である大西先生の挨拶と続きます。その後はビールとウーロン茶で乾杯、祝宴の始まりです。車で帰る予定の私は、一切アルコールに手を付けませんでした。もっとも下戸なので…


乾杯の跡は入り乱れて…昔話に花が咲きます。


中には何十年ぶりに会う人もいて、外見は老けても、一旦学生時代の話になると…


中学2-3年生頃の写真、懐かしい思い出がいっぱい詰まっています。音信不通の方も何名かいて…、右側中段の画像、弁当を食べている左側の人物は源君、今回も出席してますが画像がない。彼は道内でも有名な俳諧師(徘徊ではありません)で「源 鬼彦」と言うペンネームで北海道新聞の芸能俳句コーナーを受け持っています。


最遠隔地の広島市から、駆けつけてきた鈴木(旧姓梅津)さん、過日の豪雨災害の話も出ました。


その旧姓梅津さんを囲んで、後方は横山君と伊藤君。横山君(左、黄色のシャツ)は東京都内の大手スーパーを定年退職後、埼玉の自宅での菜園作りに飽き足らず、軽井沢の農村地帯に転居、本格的な晴耕雨読の生活に入った変わり者(私の目から見て)。伊藤君(後方右)は、タクシー会社の観光事業部を担い、退職後も時折観光客を乗せて小樽に来ます。その折にはメルヘン広場でよく雑談をします。


左は森木君、大手精密機械のコンピューター部門で活躍、イギリスの工場に4年間駐在、異色の経歴を持つ。退職後大病を患ったものの完全に回復、私が東京の本店勤務時に、彼のお宅に何度か泊まったこともありました。右は浅田君、中学校の時は生徒会長で、常にリーダー役を担っていました。大手電機メーカーの札幌支店長時代は、私も札幌勤務で、よくお会いしました。退職後はダンスとかっぽれを踊るのが趣味とか…


恩師大西先生を囲んで、左は大熊君、彼については4月20日付ブログ「故郷は近くにあっても…」(さっぽろ雨竜会に出席して)に詳しく述べましたが、機械式時計の修理に関しては右に出るものなしで、NHKの全国放送でも取り上げられました。

まだまだ話は尽きないのですが、予定の時間が迫っており、あとは二次会へと場所を移して語ろうということになりました。校歌とふるさとを全員で合唱して締めとなります。


校歌合唱の後は、全員手をつなぎ、ウサギ追いし、彼の山、小鮒釣りし彼の川…


なお、酔った勢いでしょうか、次回の同期会を2年後ではなく、来年の8月下旬、沼田町でおこなわれる「夜高(ようたか)あんどん祭り」に合わせて開催するという。ううん?大丈夫かな、関東以西からの参加者もいるんですが…

さて、二次会には出席せずに、一旦江竜橋付近で夜景を撮影することにしました。江竜橋は滝川市の江部乙と石狩川をまたいで、雨竜町を結ぶ橋です。中学生の頃は、橋がなくて、夏は渡船、冬は馬そりで渡った記憶があります。数年前にそれまでの古い橋から立派な橋に建て替えられています。この時季は空気が澄んでいるので夜空の星が綺麗に撮影でます。


正面に北斗七星が映り込みました。左へ行くと雨竜の市街地に出ます。右は橋を渡って菜の花で有名な江部乙に出ます。

ここで夜景を数カット撮って、母校の雨竜中学校に行って見ました。午後9時過ぎでしたが、教室には照明がともっていました。


上段が現在の中学校で、下段が卒業アルバム(S34年3月)から転写した中学校


思い出は尽きないのですが、また会う日を楽しみに、小樽へ直行です。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小樽商大 翔楽舞YOSAKOIソーラン演舞発表会

2014-09-15 06:00:00 | 祭り・イベント


2014演舞披露会「踊り子祭」が8月29日(金曜)に小樽マリンホールで行われました。今年の本祭(札幌YOSAKOIソーラン祭り)では見事敢闘賞に輝きました。小樽商大「翔楽舞」は創立8年目になる、留学生を含む約160名の学生チームです。毎年学生を中心に衣裳、演舞、楽曲作りを行い、2014年の演舞「彩囃子」で「もう一度見たい」と思われるチームに送られる敢闘賞を得ました。翔楽舞は、地域に根差した団体を目指し、年間50件以上のボランティアやイベントに協力しています。今回は小樽市民に感謝の気持ちを込めて、~あなたの世界を彩ります~として踊り子祭を披露することになりました。(公式HP等から引用)

ここ数年小樽市民に向けての発表会として、小樽マリンホールで行われていす。私自身は、6月22日(日曜)の第3号埠頭多目的広場で行われた「あおば祭り」の際に、発表会のチラシをいただいて初めて知りました。そのチラシには「今年度の演舞『彩囃子』だけでなく、昨年度の演舞『旋風蒼嵐』や『潮嵐』『祭火』など過去の演舞も披露します。もちろん入場無料です。午後6時30開演、19時開始で約1時間の演舞披露です。


入場受付で、本日の演目と簡単な解説の付いたパンフレットを渡されました。


それぞれの演目に合わせて用いられる法被が展示されていて、法被の変遷が分かります。


衝立の裏側には、翔楽舞創立時代の法被も展示されています。

なお、当日配布された演目表によれば、下記の順となっています。
 1 南中そーらん
 2 2010 祭火
 3 2009 潮嵐
 4 2011 龍勢花火
 5 大抽選会
 6 2013 旋風蒼嵐
 7 2012 大海宴
 8 2014 彩囃子
 9 よっちょれ


先ずは、北海道の民謡歌手伊藤多喜男が歌うソーラン節に合わせて踊る「南中ソーラン」からです。


北海道の民謡ソーラン節を、アップテンポにアレンジし、伊藤多喜男が強い訛で歌う「TAKIOのソーラン節」は聴く者を魅了する。

<南中ソーランの由来>
詳しくは「南中ソーランーWikipedia」を参照して頂くとして、当時校内暴力やいじめ、学級崩壊の危機に面していた稚内市の南中学校で考案された演舞。これによって校内暴力等が収まったと言われています。現在では全国の小中学校の運動会や体育祭でも種目に取り上げられています。なおTVドラマ「金八先生」でも取り上げられました。


舞台照明で踊り子が浮き出て見えます。


3番目の演舞「潮嵐」、海に吹き荒れる荒しをテーマにしています。解説によれば、翔楽舞の演舞の中でも群を抜いて難しい演舞とのこと。


4番目の演舞「龍勢花火の一場面。


途中演舞は一休みとして、抽選会がありました。学生たちが用意したお米をはじめとする雑貨が景品です。


番号札の半券を入れた缶を持つ中央の踊り子は、今年の緑丘祭第2回小樽商大ミスコンテストで優勝した「あさやん」さんです。


後半の6番目の演舞は「2013年 旋風蒼嵐」です。この時に初めて演舞中に衣装替えが行われました。


青+白の法被から、黄+白の法被に衣装替え。


最後の決めポーズ。


2014年、今年の演舞は「彩囃子」です。小樽の活気をテーマにして、歴史の象徴・運河と活気の象徴・商店街、そして非日常の象徴・潮祭り、この3つを表現した振付が魅力となっています。


笑顔で街に活気を!


祭の勢いを!


いよいよ最後の演目になりました。会場の皆さんと一緒に盛り上がりましょう、手拍子をどうぞ。曲目は「よっちょれ」です。

  よっちょれよ よっちょれよ
  よっちょれ よちょれ・よっちょれよ
  よっちょれ よちょれ・よっちょれよ
  高知の城下へ 来てみいや(ソレ)
  じんばも ばんばも よう踊る よう踊る 
  鳴子両手に よう踊る よう踊る  (作詞・武政英策「よさこい鳴子踊り」より)
☆「よっちょれ」とは、高知地方の方言で「寄りなさい、あるいはどいていなさい」と言う意味。
 

踊り子たちが観客席に降りてきました。


手拍子を求めて踊ります。


踊り子全員がステー上に上がり、「ありがとうございました」


2014年翔楽舞代表明歩谷紗希さん(中央、衣装なし)のお礼の挨拶で終りました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かかし美人とひまわり美人

2014-09-09 06:00:00 | 祭り・イベント
8月24日(日曜)に、後志(シリベシ)管内の共和町の案山子祭りを見てきました。共和町は、稲作畑作を中心とした農村で、雷電メロンや雷電スイカの産地でもあります。かかしの里としても有名で、毎年8月の下旬の土日二日間にわたって「かかし祭り」が行われます。今年で34回目になります。

祭りのメインイベントは案山子コンクールと二日目に行われるバンバ競技大会です。北海道ではかつて農作業の主力であった馬を使って、年に一度の草競馬やバンバ競争を、どこの村でも行っていました。しかし農作業が馬から機械に代わると同時に、草競馬もバンバ競争も祭りから消えてしまいました。後志管内でも共和町のみがバンバ競争を行っています。全国各地から馬が参加するほどです。

さて前置きが長くなりましたが、写友たちと朝7時半に自宅を出て、赤井川経由で共和町に向かいます。道の両側に広がる水田地帯の稲穂も、はや黄金色になってきました。ずっしりと実をつけて頭を垂れています。この分ですと豊作が間違いないかも…。そんな農道を走っていると案山子がちらほら目立ちます。


クレヨンしんちゃんでしょうか、奥の方では写友が撮影しています。


サザエさん一家が勢ぞろいしていました。もちろんタマもおります。


さらに赤井川の街中を、国道5号線方向に進むと…黄金色の稲穂の向こうに、車が20台ほど数珠つなぎで停車中。これは何かありそう、途中から左折して向かうと…


これから何か始まるのか、広場で記念撮影の準備中。聞くと、宝林山淨宣寺開基110周年法要が執り行われるとのこと。


周辺地域の一大イベントで、稚児祭りも行われるとのこと。早速、お稚児さんを、祭りの村役の方々をバックにパチリ。


ここでも、お稚児さんにジャンプしてもらい、一味違う記念写真を。


本当は祭りの様子などもっと撮っていたいところですが、今日のメインは共和町の案山子祭りです。先を急ぐことにします。銀山を過ぎて国道5号線に出ます。さらに稲穂峠を越えます。この峠は、今は近代的なトンネルとなっていますが、昭和30年代終わりころまで、この峠を越えるのは大変なことでした。当時大学の自動車部に在籍し、何度かここを通って、岩内町や倶知安町に出たことがあります。ぬかるみに車輪を取られ、部員全員で車体を持ち上げ、できたスキマに石ころや木の枝を差し込み、何とか脱出、全員泥まみれなんていうことがしょっちゅうでした。余談はさておき、共和町に着くと、メインイベントの一つ、バンバ競争が始まっています。


1トン前後の大型馬が、疾走する様は、迫力があります。


馬も走る、関係者も走る!


最大の難所、馬も力が入る、関係者も力が入る。


<かかし美人、全員集合!>

もう一つメインイベント、かかしコンテストの入選作品の展示が、広場で行われています。115体のかかしが地元及び周辺関係者から応募があり、5部門でグランプリ作品が表彰されました。そのユニークなかかしを紹介します。


個人の部グランプリの「元祖かかし アートじゃない一本足のかかし」


少年の部グランプリ「たいようくんとひなこちゃん」(幼児センター5歳児の作品)


かかし美人~その1、おっと違った、共和町かかし祭りミスかかし小町でした。搗きたての紅白餅を参加者に配布しています。


かかし美人~その2、乙姫様でした。美人と言うにはいま一つ?


かかし美人~その3、今話題のアナと雪の女王ですよ。まだ何か?ではこれはどうですか?


かかし美人~その4、農業実習に来た某女子大生の素顔…いや作品ですよ。文句なしの美人!


おや、連れの二人の女子大生、屈んで何してるの?落穂ひろい?


ちょっと失礼、屈んでいる下からカメラを差し込んでストロボ一発!おお、二人ともかかし美人!


かかし美人~その5、ん?今は年老いてしわくちゃだけれど、若いころは共和小町と呼ばれ…


広場の奥の方のステージでは、キッズジュニアダンスが行われているようです。


かかし美人・美少女編~その1、HBCテレビのディレクター振付による、ヒップホップダンスが行われていました。


かかし美人・美少女編~その2、和服で切れのいいヒップホップ、魅了されます。


<ひまわり美人を求めて…>

もっともっと撮っていたいんですが、同行の写友から携帯に電話が…「次の撮影地、ニセコに行くよ」だって。何でもニセコ東山のひまわりが満開らしいのです。昼食をコンビニの弁当で済ませ、慌ただしく東山の麓のミルク工房に向かいます。この敷地の奥にひまわりが咲き誇っていました。日曜日と言うこともあって、家族連れや若いカップル、女子グループがたくさん来ています。


雲の割れ目から日が射してきました。奥の黒いペンションでしょうか、とても素敵に見えます。


トンボ玉体験工房の入り口のトンボ玉すだれが、七色に輝いていましたが…写真に撮ると、輝きが出てきませんね…


女性グループがひまわりを鑑賞しています。


あれれ、写友のジジイどもが早くもひまわり美人を見つけて、撮ってあげるとかなんとか言って…


ポーズを変えて、モデルっぽく…そこは素人、足並みがそろわない。


やや、別のひまわり美人を発見、上手いこと言って近づくのはY氏の得意とするところ。


ひまわり畑をバックに、4-5回ジャンプしてもらいましたが…四人のうちの一人のタイミングが合わない。だあれ、合わないのは!と言って笑うひまわり美人たち。

実はこの彼女たち某国立大学(もっと遡ればあのクラーク博士の…)の現役及び大学院生、卒業の才媛です。でもジャンプしている姿は、まったく無邪気な現代的な少女たち。


やっと全員のタイミングがそろいました。ひまわり美人完成。すがすがしい彼女たちでした。


多分今日は何かいいことがありそうな気がします。では帰り道なので、余市豊丘の蓮池に寄って行こうということに…。ハス池の所有者が変わり沼の名称が変わったという話も聞きました。と言うことで期待してはいたのですが…、ややシーズンが過ぎていたこと、相変わらず手入れがされていなくて、いずれのハスもひょろひょろ状態でした。


かろうじて綺麗なハスを見つけて、EOS70Dの油彩風仕上げで…ただ油彩風ですとどぎつくなりますので元画像と足して2で割りました。


やはりいいことがありました!蓮池を離れると、虹が綺麗に出ていました。PLフィルターでコントラストを付けて…虹の内と外で空の色が違っているのはなぜかな?


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運河に響く真夏のサウンドエナジー

2014-09-03 06:00:00 | 祭り・イベント



毎年7月から8月にかけて、小樽運河を中心にオールディーズサウンドや、浅草橋ジャズフェスティバルが開催されます。7月19日(土曜)~21日(月・祝日)については、前半部分を8月10日付当ブログ「マリーナに、そして運河に響けオールディーズ」で取り上げました。今回のブログでは、その時の後半3日目の模様と、8月16日(土曜)~17日(日曜)の両日に行われた「北海道JAZZ 2014 in 小樽」(通称浅草橋ジャズフェスタ)の模様を、最後に8月23日(土曜)~24日(日曜)に行われた第3回「真夏の北運河サウンドエナジー」の模様を取り上げます。


(1) 圧巻の演奏ゴリラハンマー

最終3日目の圧巻は何と言ってもハードロックのゴリラハンマーの演奏です。毎年この浅草橋オールディーズに出演しており、その演奏技術とパフォーマンスは、すでに広く知れ渡っています。リードギターの雷神コマタ氏(本名不知)は、ソロで出演の時は雷神コマタを名乗っています。過日「堺町ゆかた風鈴祭り」(8月22日付ブログ参照)の際にも、際立ったギターテクニックで聞く者を魅了しました。前日の二日目にKISSの演奏した「LOVE GUN」に負けない人気でした。

さて当日は午後4時頃会場に着き、ゴリラハンマーを含め6組のバンド演奏を聴きました、と言うか撮影しましたので、順を追って紹介します。


鈴木雅之率いるシャネルズやラッツ&スターの曲を演奏する「パーティーズSP」、ステージ前広場は、中年のロックファンが早くも手を振り腰を振り…


ロカビリーを得意とする「ナッシュビリアンキッズ」のパーフォーマンスが飛び出しました。


見ている方のオジサンも、こんな格好で…


こんなアングルも撮りました。もちろん手前で腰振っているのは男性です。


さて注目ののゴリラハンマーの登場です。演奏前のチューニングの時から大声援が飛び交ってました。


頭の後ろで弾くパフォーマンスは、彼の得意技の一つです。


サイドギターと呼吸もぴったり。


汗だくの演奏です。


(2) JAZZは一転大人のムードです

残念ながら私自身はJAZZに詳しいわけではありませんので、二日間で数組の演奏を聴きましたが、知っている曲は1-2曲しかありませんでした。学生時代には、POPSに近いジャズなども聞き、日野皓正、モダンプレイボーイズ等のレコードも持っていましたが、それ以上の深入りは出来ませんでした。事前に出演者や曲名のプログラムが手に入りませんでしたので、初日は、奥沢水源地のライトアップ撮影後、午後8時頃会場の3号埠頭多目的広場(旧合同庁舎跡地)に行きました。


会場入り口に立てかけられた看板をプログラム代わりに撮影。


ステージでは、野瀬栄進氏のピアノソロ演奏が続いています。


最後の曲の紹介ですが…自作の曲と言うことでした。


会場横の屋台の前には浴衣美人がぞろりと…しばらくして全員が会場近くのマイクロバスに乗り込んで行ってしまいました。


本日最後の演奏者は、日本人と外国人の混成グループです。

さて翌日17日(日曜)は、午後1時の開始前に会場に行って見ました。プログラムには、最初の演奏が「北海道ジュニアジャズワークショップ」とあったので、少年少女たちが、どのようなジャズを演奏するのか興味がありました。通常ジャズと言うと、中高年のファンが多いという思い込みがあったからです。ジュニアとジャズから、真っ先に連想したのが、2004年に公開された青春映画「スィングガールズ」だったもので…その時のテーマ曲が演奏されるかもしれないという期待がありました。


中学生、高生主体のバンドのようですが、ドラムはどう見ても小学生としか…見えませんでした。


午後1時開演直後でしたので観客もまばらでした。ただ演奏する中身は詳しくはわかりませんが、大人のジャズです。


午後2番目に登場したグループMURAKAMI☆TORIOですが、ここまで聞いても、一曲も知っている曲だ出てこず…会場を後にしてしまいました。


(3) 3回目を迎えた北運河サウンドエナジー

北運河旧日本郵船前の運河公園で開催されるようになって3回目です。ともすれば小樽運河と言うと札幌寄りの浅草橋から、駅前通り直下の中央橋までに、観光客が集中します。実はこの部分は小樽運河の半分にしかすぎません。この半分は、幅40mほどあった旧小樽運河を半分埋め立てたものです。中央橋から手宮側にかけてのいわゆる北運河は、幅40mがそのまま残されています。周辺にも歴史的な建築物が数多く残っていながら、観光資源として十分活用されておりません。と言うことで、ここ北運河でサウンドエナジーが開催されるようになりました。うんちくはさておき、8月23日(土曜)と24日(日曜)の両日行われたうち、初日に行ってまいりました。


BREAK THROUGHと言うバンドが演奏中でした。曲目はオールディーズではないようでした。


次に登場したのが、ハードロックの「翔太&なつバンド」です。ドラムとボーカル(左)が高校生と言う紹介がありました。


迫力のある歌唱ですが…ハードロックが苦手な私には…、よりもむしろ女性ベーシストに目を惹かれました。


ショートパンツにスタイルのいい…と言うことではなく、女性がベースを、と言う点です。

最近は女性だけのバンドも珍しくないので、ベース担当の女性も多くみかけます。どうしても頭の古い私には、70年代のハードロック界で活躍していたベーシスト、Suzi Quatroを思い出してしまいます。


その次は「風」のコピーバンド「北風 Pee Puu」です。

3組聞き終わったところで、夜間照明の下で演奏される風景を撮るために一旦帰宅しました。そして再度午後6時過ぎ、陽が落ちた頃来てみました。


運河公園の噴水は止まっていますが、水面に映り込む光景がとても素敵です。


ステージ前のダンスエリアに人が集まりだしてきました。


老いも若きもリズムに合わせて腰を振る。


夏の夜は長い、まだまだ続きます。


ステージのライトと、後方のライトが重なって、踊り手の影が前後に長く伸びる。


なお、次回ブログは「案山子美人と向日葵美人]を取り上げる予定です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする