紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽街中ぶらり

2012-09-29 06:00:00 | 街中ウォッチング
今年の秋はどうなっているんでしょうかね。9月に入って上旬、中旬まで残暑が居座り続け、9月の19日には道内各地で9月の観測史上初の30度以上の真夏日を記録するという珍事までおこりました。翌20日から急に寒くなり、秋を飛ばして初冬に突入かなどと思わせる天候が続いています。チョイ待ってくださいな、イチョウの色付きも、モミジの色付きも、やはりじっくりと観賞したいですからね。素通りされると、紅葉フォトコンテストの応募ができない、なんていう単純な理由で…、ともあれ、そんな中小樽の街中ウォッチングに出かけてきました。



空だけはすっかり秋モードに入っています。この画像は自宅の屋上からメルヘン広場方向・北側を見たものです。毎日のようにこのような綺麗なすじ雲が出ます。やっぱり秋ですね。



JR小樽駅を出て左側に、最近では観光客にも有名になった三角市場があります。その市場の真ん中あたりにあるのがこの「北のどんぶり屋」です。何がわがまま丼かと言うと、どんぶり飯に載せるネタが選べる事なんです。ピザで言うと、トッピングを選べるのと同じなんです。選べるネタは、自家製いくら、生ウニ、カニ足、ボタンエビ、甘えびなど10種類あって、その中から3種類選べます。午後1時半過ぎに訪れたときは、8席が全部埋まっていました。



都通から道新小樽支社に抜ける小路で見かけた店名の無い喫茶店。以前は看板文字があったのでしょうが剥げてしまってそのままなんでしょうね。通った時は営業中で、店内に人の気配がしていました。なじみ客が相手なら店名も必要ないかな。



上と同じ通りで見かけた赤いドアのバーでしょうか、でも屋外にイスとテーブルがあって、喫茶店のような気もしますが…不思議な感じのする店でした。



入船通りのジョモ(現在はエネオス)と道銀入船支店の向かいにあった、旧土屋薬品のクラシックな建物が解体されました。土屋薬品が移転してから10年近く空き家だったでしょうか。補修がされていなかったために、壁は崩れ、瓦屋根もいたるところが陥没していました。多少惜しい気がしますが維持するとなると大変なんでしょうね。



もう一つ歴史的な建物です。前にも一度ブログで紹介しているかもしれませんが、勝手に「うろこの家」とと呼んでいます。船見坂を海側に降りた中央市場の向かいにあります。かなり年数が経っているのでしょう、うろこの壁も傷んでいて、一見無人屋にも見えますが、人の出入りもあって何かの会社らしいです。うろこの家と言うと神戸が有名ですが、小樽にもあったのか、と言う感じです。



旅のお供にどうぞ、江戸時代であれば必需品だったのでしょうが、現代では…、でも堂々と店先につぶら下がって購入客を待っています。誰が、何のために買うのでしょうかね。ちなみに左の小ぶりのわらじは、一足997円のシールが貼ってありました。



この額の傷が目に入らぬか!人呼んで「旗本退屈男」、早乙女主水之介じゃ…、ちょっと古過ぎたかな。昭和30年代のモノクロ映画を思い出してしまいました。



古いものついでにもう一つ古いもの、花園町のグリーンロード手前のこの「ツルヤ餅菓子店」は私の学生時代からありました。50年ほど前、山ノ上町(現住吉町)の下宿先からこの店の前を通って商大に歩いて通いました。当時のままの姿で残っています。小樽は全国に比べても餅屋が多いと言われています。それは大正時代に小樽運河が出来て、沖仲士がたくさんいたためです。重い荷物を担いで運ぶ彼らは、手っ取り早く食べられ、腹持ちするるモチを好んで買い求めたからだといわれています。今でも市内に数多くの老舗の餅屋があります。



花園町ガード下の寿司屋さんの店員の自転車でしょうか。格子と同じ黄色がいかしてます。



花園町の飲み屋街、昼は眠ったように静かですが、暗くなると…、下戸の私にはよくわかりません。



片手で携帯を操作するご老人(若いかな?)とこれまた老舗の喫茶店コロンビア。



いや~、懐かしい、トリスのオヤジさんだ。飲むたびに顔が赤くなるあのTVコマーシャル、忘れられませんね。昭和40年代初めのころでしょうか。あのオヤジさん、健在だったのですね。



旧手宮線、散策路となった今、多くの観光客や地元民が訪れ憩いの場となっています。子供や観光客は、必ずレールの上をバランスを取りながら歩きます。人間の心理って不思議です。



手宮の裏通りで見かけた犬。最初通りかかった時は、ぼろになって捨てられた犬のぬいぐるみかと思ってしまいました。でも動いている。本物のイヌか、何とも表現できない存在感。



矢印の方向に向かって進んでください。矢印の先に何があるんだろう。旧日本銀行小樽支店はただいま改装中で、建物全部がシートと塀に覆われています。改装中ですが、金融資料館は営業しております。
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今季最後の花火~祝津花火大会を撮る

2012-09-25 06:00:00 | 祭り・イベント
9月8日(土曜)小樽の今季最後の花火大会が、祝津で行われました。7-8月に花火大会は集中しますが、例年トリを飾るのが祝津の花火大会です。ちなみに2012年の小樽市内の花火大会は次の通りでした。
   (1) 潮祭りの花火大会(道新納涼花火大会)7月27日と29日の両日
   (2) 朝里花火大会 8月1日と2日の両日(荒天により今年は2日のみ実施)
   (3) 小樽地ビール製造所銭函会場花火大会 8月5日
   (4) 高島納涼花火大会 8月19日
   (5) 祝津花火大会 9月8日
上記の5回のほかに、小樽ウイングベイの花火大会があります。ただし2012年はウイングベイの花火大会は実施されませんでした。それまで「夏花火」、「冬花火』として、シーズンに数日づつ実施されていました。20分程度の小規模な花火大会でしたが、私の自宅から近いこと、混まないことからよく撮影に行きました。諸般の事情もあるのでしょうか、中止は残念ですが、来年以降の復活を期待しています。

さて、祝津の花火大会ですが、地域のお祭りと同時開催され、後5時からオールディズバンドが演奏されます。また夜店も約20件ほど出て祭りを盛り上げます。花火の打ち上げ開始の午後7時近くには、お神輿が会場に到着して紅白の餅が投げられます。


(午後5時過ぎに到着すると、バンド演奏が始まっていました 左奥は水族館と遊園地、右側肌色の建物から花火が打ち上げられる 画角約270度)


(バンドの出演者グループでしょうか、中央奥ではバンド演奏が続いています)


(水族館の駐車場を開放しています 花火の観客もシートや椅子を持ち込んで続々集まります 右側奥の建物・青塚食堂の前から打ち上げられます)


(写友が子供にライトの付いた飾り棒を振り回すようにお願いしています 子供の表情がチョイ固い…)


(綿あめ屋の前は小さい子供が…)


(最近の屋台では光を伴った遊具が目立ちます)


(午後7時が近づき、かなり多くの観客が集まってきました 中央奥は小樽水族館)

この花火大会は、地域の協賛金、寄付をもとに実施されているようで、打ち上げの前に提供者の紹介がアナウンスされます。股○○さんの何回忌ににあたり云々と言う照会があります。打ち上げ総数が1800発と少ないのですが、約1時間にわたり打ち上げられました。


(左奥はライトアップされたニシン御殿、さらに奥に日和山灯台がある 駐車場事態勾配があるのでやや傾いているように見えますが水平は保たれています)


(夜空に咲いた大輪の華)


(さらにカラフルに…)


(二カットの画像を合成してみました 邪道ですが…)


(瞬間フォーカス移動です)


(同じく瞬間フォーカス移動 合焦からシャッター切るタイミングが遅くて…)


(瞬間フォーカス移動後に、もう一個の花火がさく裂した)


(瞬間フォーカス移動だが、こんな面白い画像が…だから花火の撮影は面白い)

まともに撮影していてもアングルが固定されてしまうので、どうしても似たり寄ったりの花火写真になってしまいます。最後の上げた4枚の画像は瞬間フォーカス移動によるものですが、どういう画像が出来上がるか、モニターで確認するまでわかりません。経験からするとうまくいく確率は10%程度でしょうか。殆ど9割の画像が没になります。それだけに最後に挙げたような画像が現れると大満足、という訳です。

なお、この祝津の花火大会は去年も撮影に来ておりますが、撮影場所がここ駐車場ではなく、ホテルノイシュロス下の展望台から撮りましたので、幾分違った写真になっています。参考までに去年の写真を二カット上げておきます。


(鰊御殿が綺麗に釣り込んでいます)


(午後8時前後にフェリーが入港してきました)
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大型客船・クルーズ船のシーズン終了

2012-09-21 06:00:00 | 写真
4月25日の「レジェンド・オブ・ザ・シーズ号」を皮切りに延べ18回にわたった大型客船・クルーズ船の、小樽港寄港も9月11日のにっぽん丸を最後に、今シーズンが終わりました。歓迎クラブ会員としては出来るだけ「出迎え」「見送り」に参加したかったのですが、午前中の出迎えは家事の関係でまず無理で、行けるとすれば午後5時台、6時台の見送りのみになってしまいます。今シーズンも5-6回の見送りにとどまってしまいました。そんな中で、9月7日の「にっぽん丸」のクルーズ船見学会に応募したところ、抽選に当たりましたので行ってきました。当日の様子と、9月に2回ほどにっぽん丸の「見送り」にも行ってきましたのでそれらを合わせて紹介します。


(1) 9月7日(金曜)「にっぽん丸」クルーズセミナー・船内見学会

歓迎クラブ会員30名程と、一般見学者200名ほどが参加しました。クラブ会員も、一般見学者もいずれも抽選で決まりますが、会員の場合はシーズン2回ある見学会のうちどちらかに参加することができます。一般の場合は抽選ですので、場合によっては2回とも不可と言うこともあります。今シーズンは7が30日に「飛鳥2号」、9月7日に「にっぽん丸」の見学会が実施されました。


(9月7日は雲一つない快晴 12時30分開始です)

まずは船内の大ホールで、にっぽん丸の紹介DVDが20分ほど上映されました。のっぽんまるは平成2年の建造で、22,472トン、乗客定員542名、全長167mと言うことです。以前は船体が白でしたが、3年ほど前に大改修されて現在は下半分が黒となっています。DVD鑑賞の後は、日本クルーズ船協会の講師によるクルーズの魅力について40分ほど画像を交え説明がありました。


(クルーズの魅力について説明する講師)

セミナーが終わると一旦7Fのフロアーに上がり、順路に従って船内を見学します。出港準備の関係もあって、見学時間は40分ほどに限られています。


(7Fから小樽港を見ると…)


(船首のラウンジを通って外に出る 窓越しに小樽の街並みが見えるが、山の中腹へと住宅が伸びていることがわかる)


(盛んにシャッターを切る見学者 後部へと進む)


(途中にプールがある 青空と赤い煙突が映り込んでいる)


(プール側のオープンカフェ)


(後部デッキからは対岸の増毛連峰が見える)

7Fを一回りした後は、6F、5Fへと降りてゆきます。途中見学者用に開放された宿泊ルームや、レストラン、カフェ、娯楽室、シアターなどを見て回りました。右舷と左舷の通路などには絵画などが飾られ、ちょっとしたギャラリーにもなっています。


(部屋はすべて窓側にあります ここはシングルルームです)


(この部屋はツィンルームです)


(いわゆる大食堂のようです このようなダイニングルームは、各階に複数あるようです)


(土産物品店 にっぽん丸でしか手に入らないようなグッズもあるようですが、時間がなく入りませんでした)


(ショップの横に飾られていた版画? うん、69000円の値札が…桁違いではないようです でも、作者の似顔絵に…)

真ん中の色紙に描かれたオヤジに見覚えがある…、かつて昭和30年代終わりにTVコマーシャルで一世を風靡した「アサヒポンタックス…」や「トリス」の宣伝に出ていた似顔絵のオヤジではないのかな?AsahiPentaxをフランス語風に、ポンタックス、ポンタックスと連呼する画面や、止まり木に座って、トリスウィスキーを飲むたびに顔が赤くなっていく画面は今でも強烈な印象として残っています。さてずれた話を元に戻して…


(通路の両側に絵が並べられ、ギャラリー風)


(テーブルに置かれた小瓶の花 10ほどのテーブルすべてに同じ小瓶と花が置かれている)

午後3時少し前に見学を終えて下船しました。今回のにっぽん丸は利尻・礼文を巡る3泊4日程度のクルーズらしいです。時間はたっぷりありまますが、いかんせん年金暮らし、先立つものが…いつかフォトコンで船旅のチケットをGETしてなどと言う夢を持って埠頭を後にしました。


(2) 大型客船にっぽん丸の見送り

8月28日(火曜)と9月3日(月曜)の2週続けて午後6時出港のにっぽん丸の出港を撮影してきました。その時の様子を紹介します。秋が近くなると、急速に日の入りが早くなって9月も上旬になると五語6時と言うと西の空が真っ赤になって、ここ16番埠頭に長い影が出来ます。出港30分ほど前に埠頭に着くと、クルーズ会員が集まり始め、乗船客の身内の見送り人と合わせ結構な人数になります。にっぽん丸の場合、乗船客富億厘人の間で別れのテープが飛び交います。


(ピットに固定されたロープの先端にはネズミ返しが取り付けられているが、ネコや獅子の絵が描かれている)


(出港のどらが鳴り響くと、船上からテープが舞い降りてくる)


(ピットからロープが外され離岸し始める)


(潮太鼓が打たれ…)


(船は少しずつ離れていく)


(港内で回転し、防波堤の出入り口、赤灯台、白灯台に向かう)


(そのころには東の空はすっかり夕焼けに染まる)
 

<追記>
このブログの原稿を書いていた時点の9月13日には大型船の入港はすべて終了と聞いておりました。ところが9月17日(祭日)に急きょ飛鳥Ⅱ号が小樽港に寄港しました。新潟港から韓国済州島へのクルーズ予定が、大型台風16号を避けて小樽港に緊急避難したという事でした。16番埠頭に白い優雅な船体が横づけにされました。色内臨海埠頭公園から撮影してみました。なお。小樽は台風は数年に一度くらいの割合でしか来ません。津波もなくそういう意味では安全港なんですね。


(17日は月曜日なので、飛鳥の奥の14番埠頭に新日本海フェリーも停泊しています)
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小樽街中ふらり~CAN-ARTフェスティバル他

2012-09-17 06:00:00 | 祭り・イベント
9月15日(土曜)~17日(月曜・祭日)の3連休には小樽市内のあちこちでイベントが行われているようです。新聞や小樽観光協会のブログ等によれば、小樽運河プラザの3番庫では、空き缶やペットボトルを使ったアート展(正式名称CAN ARTフェスティバル)が行われています。また小樽ウイングベイでは後志収穫祭が行われています。そして旧手宮船跡地では、幌内鉄道(小樽手宮~三笠幌内間)全線開通130周年記念イベントとして、トロッコの運転や屋台の出展が行われています。と言うことで16日(日曜)に、孫たちを連れて運河プラザの空き缶・ペットボトルアート展とウイングベイの後志収穫祭に行ってきました。

空き缶・ペットボトルのアート展は、北海製缶小樽工場と関連会社が、エコ運動の一環としてオブジェを制作したのが始まりで、今回で20回目だそうです。過去に同じような空き缶や流木を素材にしたアート展として、小樽倉庫No.1が実施していた「エコロジーアート展」がありました。私が小樽倉庫No.1で初の写真個展を実施した平成18年頃、個展と前後してエコロジー展が行われていたので、思い出したのです。こちらのエコロジー展は数回実施してその後は立ち消えになりました。北海製缶のアート展は、20回目とのことですが、私自身、小樽倉庫No.1エコロジー展と混同していて、CAN ART展は今回はじめて拝見ました。



(3番庫に入るとまず、このオブジェが目に付きます)


(空き缶で作られた大小さまざまな宇宙飛行士や宇宙のオブジェが目に付きます 眺めてていると係員が寄ってきて…)


(宇宙飛行士が何体飾られているでしょうか?と言う質問です 数える孫娘、でも揺れ動き数えにくい…)


(孫もジジも正解 缶ジュース一本と記念品を貰う孫娘たち 私ももらいました、もちろん正解です)


(缶で作られた小物雑貨)


(ロボットコーナーで遊ぶ一番下の孫娘)


(北海製缶は缶だけではなく、ペットボトルも製造している ペットボトルを再利用もして衣料品も作られる)


(空き缶を利用したダーツに興じる孫)


(またまた景品、クリアーファイルを貰ったようです)


(空き缶を利用して作られた花が並べられている 色がきつかったり、ごてごてしていて、とても美しいとは…)


(何の花かな? 似ているような、似ていないような ボケると美しく輝く)

このほかにペットボトルと水を使った科学実験のコーナーがありました。またペットボトルを再利用して出来たビニール管、ガス管なども展示され、図解をもとに再利用の流れがしめされてていました。小さな子供たちでも十分に楽しめるアート展でした。次は小樽ウイングベイの1F(噴水のあるネイチャーチャンバー)で行われている後志(しりべし)収穫祭に行ってきました。札幌市内の企業を含めて、53の店舗がそれぞれの特産品を販売するものです。食料品だけに限らず、地ビールや焼き肉等の販売飲食コーナーも設けられています。今年は、初めて地元小樽商科大学の学生たちのコーナーもあります。



(屋外には縁日コーナーもありました)


(1Fの階段から見ると、お客の数も多いが、販売側の人数も多い)


(初お目見えの小樽商科大学のコーナーは、アニメ初音ミクを使った演出…はて何があるのかと言うと…)


(指定されたラインの上で、体を動かすと、画面の初音ミクが同じ動きをする 孫娘が手を上げると…)


(このコーナーで昆布茶と海苔、天狗そばを買いました)

午後1時半ころ会場に到着したときには、去年と同様に小樽水産高校の缶詰類は完売でした。例年水産高校の缶詰は超人気商品で開店間もなく売り切れてしまいます。一応一回りしてパン類、海産物、野菜等を買い込んで、収穫祭を後にしました。なお、旧手宮船跡地でのイベントも撮影すべく小樽中央通りと、日銀通りの跡地に行ってみました。しかしイベントらしきものが見当たらず、日程が間違ったのかと思いつつ帰ってきました。再度自宅でPCで調べると、旧手宮駅付近で実施中とのことで、17日天気が良ければ、撮影に行ってみたいと思います。
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第13回小樽鉄路展が行われました

2012-09-13 06:00:00 | 写真
8月27日(月曜)から9月9日(日曜)までの2週間にわたり、第13回目の写真展「鉄路展」が行われました。旧手宮線の小樽駅前の中央通りから手宮側にかけて、40名の方々の出品作品が、24時間通しで展示されました。写真のサイズもテーマも出品者の自由に任され、大は畳1枚ほどの大きさから、小はサービスサイズまで、さまざまです。すっかり小樽の晩夏の風物詩として定着したようです。

この鉄路展を8月29日の午後1時ころと、9月3日の夜8時の2回見てきました。毎年鉄路展については複数回見ておりますが、夜間については今回初めて見ました。日中との雰囲気の違いや、作品のニュアンスの違いを確かめるためでもあります。先に日中に撮影した作品から見てみましょう。


(駅前中央通旧踏切側から案内板を見る)


(同じ案内板を夜間見ると…)


(線路沿いを10mほど進むと、この「目」が飛び込んできます)


(夜間見ても目立ちます)

この作品は「阿部」さんと言う女性の方の作品で、5-6点展示されております。手前から3点目の赤い写真が見えます。この2点がとても印象的ですが、赤い作品はなんでしょうか。何が映り込んでいるのはわかりませんでした。一番手前の「目」も多少ぶれており、これがシャープに映り込んでいたならもっと鋭い感じがしたのではないかと思いました。


(破れコウモリ傘に「鴉傘」とあります 何かと思って傘の内側を見ると…)


(カラスの写真が4枚ほどぶら下がっていました)


(坂本さんの作品 中央右寄りの雪原がきらめく写真に目が行きました)


(夜間坂本さんの作品を見てみました なんだか椅子に座って、冷たいビールでも…、そんな気分になります)

去年に続いて出品されている坂本さんの作品の中で、「雪原のきらめき」(題名は勝手につけましたので悪しからず)がとりわけ目を惹きました。ミラーレンズを使用しているために、フォーカス外のきらめきがリング状にボケているのです。雪原のきらめきは私自身も何度も撮って作品にしていますが、この画像を見て「そうか、こういう手があったのか」と言う思いで一杯です。今季の冬には手持ちのミラーレンズで早速試してみます。なお、坂本さんの作品は、去年展示された「砂を払う少女」と「ラベンダー畑の中の少女」が強く印象に残っています。


(Tugumiさんの作品 去年も出品されています)

Tugumiさんの作品は、去年は高校生から大学生になる過程の女の子の揺れる心の思いを表現されていました。現在は大学の写真部に入って活躍されているのでしょうか、今回出品された作品は4点と少ないのですが、ペットボトルに封じ込められたセルフポートレートでしょうか、その姿が憂いを感じさせとても気になる写真です。ではそのほかの作品を見てみましょう。


(線路沿いの小屋の壁一面に貼られた写真 すべて小樽の写真です)


(小屋の壁の一部 中央部分)


(同じく右上部分)

 
(DAICHIさんの作品 真ん中のクラシックな車、フォードでしょうか、HDR風な写真が目に付きました)


(日中は親子ずれも訪れます)


(手前の木版のモノクロ写真は、去年も出品されている大滝さんの作品です)

木版の下の方にはがきサイズ大の青いカラー写真が見えます。この写真は張碓あたりから函館本線を撮影したものです。確か去年の作品は、この函館本線を張碓あたりから長時間露光で撮った列車の光跡や夕景の中を走る列車を題材にされておりました。ちなみに、このはがき大のカードには大滝さんのブログのアドレスが書かれていましたので、検索したところ、日本広告写真協会の会員さんで鉄道写真家でもありました。最後にあと数枚アップしておきます。


(テグスの様な紐につるした写真、太陽でも、夜間のライトでもテグスが光ります これもアートの一つでしょうか)


(会場から入り口・駅前通りを見ると…、車輪のオブジェや人力車のおにいちゃが見えます)


(最後は影によるセルフポートレート、え!「引っ込め、せっかくの写真が見えない!」、はい、はい…)
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小樽クラシックカー博覧会がありました

2012-09-09 06:00:00 | 祭り・イベント
8月の最終日曜日の26日に、手宮の小樽市総合博物館(旧交通博物館)で、第6回クラシックカー博覧会がありました。時折小雨の降るという生憎の天候でしたが、午前中の会場に到着したときには駐車場は長蛇の列でした。何とか近くの駐車場に車を入れて、入館料400円を支払い、屋外の展示場に行きます。親子連れやカーマニアが大勢来ております。私自身は、学生時代自動車部に入ってはいたものの、車には詳しくはありません。

でも、最初に乗った車が、昭和50年代の終わりで、義弟から譲り受けた中古のスカイラインクーペでした。それ以前にTVコマーシャルで「ケンとメリーのスカイライン」が一世を風靡していました。あの赤い丸いブレーキランプが、今でも脳裏に焼き付いております。さて会場に入るとフェラーリ、ランボールギニーといった欧州の名車に交じって、国産の懐かしい車がずらりと並んでいます。


(平時は列車の展示場なので、バックに列車が映り込んでいます)


(会場に入って最初に目についたのがこのランボールギニー・カウンタック5000QV 5200CC 昭和60年製)


(バックも美しい)


(ランボールギニーの近くの、これまた真っ赤なフェラーリ)


(フェラーリーはこのマークがシンボル)


(もう一台赤が続く アルファロメオ1300GT 昭和45年製)

赤い外車が別に好きという訳ではありません。ここで国産車に目を転じてみましょう。会場出入口(博物館内と屋外展示場の)近くに日産車がずらりと並んでいます。


(この青い車から奥に日産車が並んでいます このくるまは「HIRO MOTOR」のロゴがありますが、セドリックの改造車のようです)


(後ろに回ると、セドリックの文字が見えます)


(スカイラインのこの丸いブレーキランプが何とも言えない)


(こちらは赤のスカイラインGTR)


(往年の大衆車ブルーバード 正式にはダットサンブルーバードと言い、1200CC 昭和38年製)


(こちらはオースティン、イギリスの車かと思ていたら、解説カードには昭和34年製の日産オースティンとありました)


(日産オースティンを正面から撮るロングスカートの娘さん)

さてもう少し外車を見てみましょう。急に曇り空から小雨が降ってきました。展示場には何台かのオープンカーもありましたが、オーナーが慌てて幌をかけたり、屋根を取り付けている姿もありました。そんなか、後部トランクから屋根を取り出して運転席に欠けている黒い車がありました。


(何をしているのか不思議そうに見ていると、屋根を取り付けている最中です 平成5年製のシボレー・コルベット 5700CC)


(そばで見ていると、オーナーがエンジンルームも見せてあげるよと、ボンネットを上げてくれました)


(おや車の下で修理中?でもなかなか出てきません よく見ると人形です 工具まで側において…演出が憎い)


(この馬のマーク見たことがあります…)


(そうです、フォードムスタングでした)


(こちらは青と黄色のフォルクスワーゲンです)


(黄色のワーゲンのオーナーはこの可愛い娘さん 去年も撮らせていただきました)


(入念にワックスがけの最中 トヨタスポーツ800 昭和42年製 800CC)


(この車は映画「バック・ツゥ・ザ・ヒューチャー」で使われた車と同タイプとのこと デロリアンDMC-12 2800CC ウィングガルドアに見覚えが…)

約1時間余り各車を見て回りました。去年も出展されておられる方も多く、見覚えのある車、オーナーの方もおられました。皆さん車を大事にされていて、小雨降る中、ワックスがけをしておられる方も見られました。
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尻別川のラフティングと共和町のかかし祭りを撮る

2012-09-05 06:00:00 | 祭り・イベント
8月19日(日曜)に共和町のかかし祭りでバンバ競争が行われると聞き、撮影に行ってきました。かかし祭りには、餅つき、歌謡ショー、花火などいろんなイベントがありますが、二日目のバンバ競争が最大の呼び物です。そこで当日の午前中は尻別川のラフティングを撮影し、午後からバンバ競争を撮影しようという計画です。

赤井川を経由して倶知安町に入りますが、メープル街道の突き当りに羊蹄の噴き出し湧水地があります。十割蕎麦屋の池とか羊蹄の姿見の池と呼んでいます。途中景色のよさそうなところを通って姿見の池に向かいます。羊蹄山に雲はかかっていないものの、夏特有のモヤでかすんで見えます。


(手前はいも畑か、作物が青々と育っています)


(CASIOのコンデジで120度ほどのパノラマを… 右手の道路の上に妙な雲が)


(不思議な雲の塊 10分ほどで崩れて消えてしまいました)


(ここが姿見の池 空が青いと綺麗に羊蹄が映り込みます)


(この姿見の池の周囲には白樺が植えられていて散策路があります あくまでも私有地ですので念のため)


(秋の気配も漂っています)


(白樺林の向うにニセコ連峰が… 今日は見えませんね)


(散策路に鶏が、空飛ぶニワトリかも… 後ろの山はニセコ連峰)

散策路を一回りして、撮るものは撮り尽くしたようで、尻別川のラフティング撮影に向かいます。川の堤防沿いにはサイクリング専用のアスファルト道路がありますが、車両進入禁止となっているので、農道の脇に車を止めて、あぜ道のような小道を通って川岸に向かいます。さすが今の時期はヤチブキやイタドリが2m以上に成長しており、けもの道が定かではありません。しばし迷いながらも川岸の岩場に到着です。しばらく待っていると最初の組が荒波にもまれながらやってきました。


(通過する場所や、ボートの向きなどによって波の立ち方が千差万別)


(こちらのチームは比較的穏やかだったようで、オールをあげてゴールのポーズ)


(無事難所を通過して、カメラマンに手を振って… その途端、ボートが岸の岩に激突、その反動で…)


(手を振っていた女の子がボートの外に転落…ライフジャケットのおかげで難なくボートに引き上げられました)

ほぼ20組近くのボートが通り過ぎ、最後の一組を撮影後、共和町のかかし祭りの会場に向かいます。メインのバンバ競争はポニーの部が3レースほど終わり、昼休みの時間でした。午後はポーニーの残り6レース、一般馬のレースが5レースほどあります。また会場の奥では歌謡ショーが行われていて、アナウンサーが盛んにマイクに向かってしゃべっておりました。祭りのポスターによれば、堺正章や葛城ユキの名前も乗っていました。歌謡ショーには興味がないので、一旦テント内で昼食を取ってから、案山子を見て回ります。


(会場の一角で、赤ちゃんを寝かせうちわで扇ぐ若い母親 気持ちよさそうにすやすやと…)


(これがグランプリ作品 折紙で作られた鶴 左手前のトウモロコシは、実一つ一つが細かな紙の寄り合わせで作られている)


(今年100歳になる某施設入所中のお婆さん 横に実像写真が張られていたが、そっくりに出来ていた)

さてポニーバンバレースの再開時間です。会場はずれで某馬主さんに声をかけられました。珍しい馬を見せるので写真を撮ってくれとのことです。はてさてどのような馬なのでしょうか。馬主さんについていくと、何と見たことのない模様の…いや見たことがありますがそれは馬ではなく、101匹わんちゃんで見たブチ模様(ダルメシアン)でした。模様がもっと大柄ですと、インディアン映画で見かけるアパルーサと言う馬がいますが…、とにかく珍しいので大枚はたいて購入したとか。ポニーの部の最終第9レースに出馬するとのことでした。


(なんせまだ3回しか調教してないので、完走は無理、と話す馬主さん)


(その第9レース、130kgの負担重量+騎手の重量で、ゲートがオープン)


(発送直後はまずまず…直線で左に寄れて接触寸前)


(レース経験不足が露呈 結局大差のビリでした お疲れ様)


(その後数レースを撮影して会場を後にしました)

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安平町のハスが盛りと聞いて

2012-09-01 06:00:00 | 写真
久しぶりにフォートピアのメンバー6人そろって撮影ツアーに行ってきました。安平町の鶴の湯のハスが咲き始めたとの情報が入ったからです。しかもハスの花フォトコンテストが実施(安平町主催)されると聞いては放っておけません。当日(8月18日土曜)の天気予報が午前9時ころから晴れ間が出るというもの。そこで午前4時に小樽を出て、まずは鶴の湯のハスを撮影し、陽が出てから樽前ガローで撮影、その後苫小牧の北大演習林を、最後に恵庭市のエコリン村で撮影と言うスケジュールです。

安平町は、平成の市町村大合併で、旧早来町と旧追分町が合併してできた街です。早来町はスケートの橋本聖子選手(現参議院議員)の出身地として有名です。高速道路で千歳インターで下車、国道、道道を通って鶴の湯に向かいます。午前6時過ぎに着くと、鶴の湯の駐車場には管理人がおり「入浴券+ハス観覧料」で500円徴収されました。午前10時からの入浴券は無駄になりますが、これを支払わないとフォトコンテストに応募できないという。駐車場向かいの蓮池にはポツリ、ポツリとハスが咲いております。早速撮影開始です。


(蓮池の手前側、駐車場側には結構咲いていますが、向う側はほとんど開花していませんでした)


(池の対面側から鶴の湯の建物を見る)


(池に映り込んだハスを見ると…)


(センターフォーカスフィルターでチョイ幻想的に)


(池の周囲にはオオハンゴンソウがあちこちに)

北米産の「オオハンゴンソウ」は繁殖力が非常に強い雑草で、どこにでも咲きます。「特定外来生物」に指定されていて、札幌市の円山公園や百合が原公園では、駆除に苦慮しているようです。オオハンゴンソウと言うと、つい、ドラマ「北の国から'98」を思い出してしまいます。お金の無い正吉が、100万本のバラならぬ、100万本のオオハンゴンソウで、蛍にプロポーズする場面です。

話がそれましたが、各自ハスの花コンテスト用の写真が撮れたのでしょうか、鶴の湯を後にして苫小牧市郊外の北大演習林に行くことにします。ここは一般市民に開放されていて、散歩する人、ランニングする人を多く見かけます。駐車場には大きな沼があって、鴨や海鵜が休息しています。この沼に流れ込む細い川(幌内川)があって上流1Kmほど散策路や小道があります。この小道に沿って上がると、手つかずの自然がそのまま残っていて絵になります。


(この花もどこでも見かけます シシウドをやや小ぶりにした感じですが、図鑑で調べると「どくぜり」らしいのです 可愛い花には毒がある…)


(川にはモヤがかかり、枯れ木はそのまま朽ちて…)


(枯れ木からは新しい命が生まれる)


(倒木に苔が生え、さらに新しい草が生える)


(川からモヤがたって、幻想的)

ここは紅葉の時期にもう一度来て見るといいかもしれません。時間も午前9時を大きく回って日が差してきました。天気予報通りです。ひょっとすると、樽前ガローで光芒が見られるかもしれません。一旦国道36号線に降りて室蘭方面に進みます。JR室蘭本線と国道が並行して走ると、樽前ガローの大きな看板があり、右折して林道のような小道を進むと途中に看板が出ています。前回来たときはこの看板を見落としてしまい、苦労したことがあります。ナビを見ても樽前ガローの文字が出て来るものの、「この付近です、ナビを打ち切ります」と言われました。看板が小さいうえに、文字が雑草に隠れ見えません。ともあれここから右折すれば川に架かる橋があります。川沿いに左折すると、何か所か降り口があります。


(下流方面を見ますが、期待していたようなモヤと光芒は現れませんでした 前回来たときはこのような感じでした)


(15mm=35mm判で24mm換算で撮影)


(写友が上流を撮影している 川の水深は60-70cmほどですが、長靴をはいたものの水浸しになってしまいました)


(上流はこのような感じです)

樽前ガローで撮り終えて、近くにあるポロト湖のアイヌコタンに行ってみることにします。茅葺の復元された建物があちこちにありますが、ガラス戸がはめられ、幾分違和感を覚えましたが、係員の方に説明を受けました。ある建物ではご婦人が二人、羽織にアイヌ模様の刺繍の最中でしたが、人物を入れての撮影はNGと言うことです。撮影に興味をなくして早々にコタンを後にして、最終撮影予定地恵庭郊外のエコリン村に向かいます。


(おや、奥にいるのはどこかで見かけたような…)


(いや~、オヤジさん久しぶり、しばらく見ないうちにずいぶん日に焼けて… 手にしているのは瑪瑙の原石?)


(出入り口で見かけた陽気なお父さん ひとしきり自慢の赤い靴のうんちくを…)


(園内にはいろんな動物が飼われている 映画に出てきそうな、バッファローかな…)
コメント (4)
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