せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

とある山で。

2013年03月28日 | 広島ペット霊苑 創業記

営業中たまたま通りかかった道、草むらでうごめく影を発見。

 

車を左に寄せて目をこらしてみると、そこには5~6匹の猫の姿が。

 

交通量も少ない道だったので安全な場所に車を停めて、降りて近づいてみると、一斉にダッシュで逃げる子の中に混じって何となく受け入れてくれそうな猫を発見しました。

 

近づいて横に座ると、落ち着いた表情で一定の距離を保ったままじ~っとしています。

 

今度はその姿を見た他の猫たちも、私が危害を加えないと安心したのか、私の周りに近づいてきて何かを訴えます。

 

『ねぇねぇおなか空いたから何かくれよ。』皆そんな目をして私を見つめます。

 

その沢山の瞳を見ていると、急に何だか居た堪れなくなり、特に何も持っていないことを詫びて車に戻りましたが、改めてそこの場所を見て見ると、さっき寄ってきた猫達を囲むように、大勢の猫達が・・・・・。

 

きっと地域猫のお世話をされている方がいらっしゃるんでしょう。そのおかげで寒い冬は何とか乗り切ったようですが、どの子も何処か寂しそうな顔をしていました。

 

この光景を見たある人は言います。ここなら人がご飯をくれるし、仲間が沢山いて安心ね。

 

全然安心なんかじゃありません。ご飯だって体調のいい子は食べれるかもしれないけど、病気で動けない子はひもじい思いをしたまま、誰にも見取られずに土にかえっていくんです。

 

仲間が多くていいんじゃないんです。 猫はもともと集団で行動する生き物ではありません。きっとここの子達はその方が安全だからそうしているだけなんです。

 

きっかけは、いつもたった一人の無責任から始まります。

 

命あるものを捨てる。自分が同じことをされたらどうか?

 

人間は考える力を与えられています。

 

無責任に命を粗末にしたり、弱いものをイジていると、いつか必ず罰が下ります。

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