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No1379-2『ブランカとギター弾き』~監督の取材新聞記事より~

本作の監督、長谷井宏紀監督(42歳)のインタビュー記事が、昨年10月31日の読売新聞の「顔」欄に載っていたので、抜粋して、ご紹介します。「フィリピンのスラム街を舞台に、孤児の少女が盲目のギター弾きから歌で人生を開くすべを教わり、行動を共にしながら心通わせていく物語。魅力的な出演者の多くは自ら現地を歩くなどして見つけた。『ありのままの顔のしわ、手のあかほど力強いものはない』と信じているからだ」監督は . . . 本文を読む
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「山椒大夫」小説と映画のこと~山積みの新聞から2~

「光沢(つや)のある、長い安寿の髪が、鋭い鎌の一搔(ひとかき)にさっくり切れた。」小説「山椒大夫」で、安寿が弟の厨子王と一緒に芝刈りを願い出て、女のなりを捨てる場面。新聞の日曜版の一面にこの一節が取り上げられていて、一読した後も、この場面が気になって頭から離れない。実家から何冊か持ち出した日本文学全集の中に、あったので、読んでみた。映画『山椒太夫』(溝口健二監督1954年)は何度か観たので、覚えて . . . 本文を読む
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