ある映画館の閉館のお知らせ？⇒見守りへ

追伸(7月２２日）
一夜明けて、高槻セレクトシネマのブログをみたところ
閉館とのお知らせは、
「思わぬところで混乱が生じたらしく、一旦情報を引かせていただきます」
とのことでした。
高槻の希望の星とも呼びたい映画館の灯が
絶えませんよう祈ります。

（７月21日）
何気なくツイッターを見ていたら
高槻セレクトシネマが9月末で閉館とのお知らせが…。
新たなオープンをして、
岩下志麻、新珠三千代、長門裕之の小特集と、
昔の邦画の上映にも力を入れていて、
これから、せっせと通いたいと思っていたのに。

このお盆の１週間(8月13日～19日）には、なんと
東映漫画まつりと題して
『太陽の王子　ホルスの大冒険』68年、高畑勲監督
『長靴をはいた猫』69年　井上ひさしが共同脚本！
が上映されます！
どちらもスタッフとして、宮崎駿も参加（原画、美術設計等）
コナン、ラピュタの大ファンとしては、
長らく『ホルス～』は観たかった作品。
ペローの童話も、すごく楽しそうで、
スクリーンで観れる機会なんて、滅多にありません。

13日には、『ルパン３世　カリオストロの城』を含めた３本が
オールナイト上映されます。
帰省してなかったら、ぜひ駆けつけたいのに…。
弟はこの作品をこよなく愛してました。

そして、ここの8月の上映予定作品をみると
大阪市内のあちこちのミニシアターほかで上映された
お薦めの作品が、次々とかかります。
『奇跡』(原田芳雄さんも出演）
『赤い靴』『イリュージョニスト』
『ブンミおじさんの森』『ファンタスティックMr.FOX』
『少女たちの羅針盤』(見損ないました）
『イップマン』『引き裂かれた女』『４月の涙』と
怒涛の勢いです。

もう、高槻セレクトで待っていれば、
大抵の作品は観れそうと楽しみにしていたのです。

スクリーンはとってもきれいだし、こんな悲しいことはありません。
せめて、せっせと観に行って、観客の熱意を伝えたいと思います。
１年ほど前に、大手シネコンから離れて
商店街内の劇場として２スクリーンで、スタートしたばかりの頃、
これからは、独自にプログラムを組み、生まれ変わります、という
スタッフのおじさんの誇らしげな顔が、すごく頼もしかったです。
あまりにも早すぎる、閉館の知らせに、ただただ涙しかありません。

ここは、かつてマキノの次郎長三国志シリーズの9本を一挙上映した劇場で、
仕事が終わってから、毎晩、せっせと通った熱い思い出のある
大好きな映画館です。
ぜひぜひ、逆転再スタートを願うばかりです。