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春間近…また一つ年を重ねて

昨日観た劇団MONOの芝居で押しても押しても開かない扉が、引いてみたら、簡単に開いたというセリフがあった。 というわけではないが、自分の実年齢から、10くらい引けば、それぐらいなら、自分の年齢として許せる範囲と思うほどにいつのまにか10年ぐらい、余分に年をとってしまったらしい。時が経つのは、年々早くなっていて、10年位、気付いたらあっという間に経っている。本当に困ったものだ。子どもでもいれば、こ . . . 本文を読む
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「うぶな雲は空で迷う」~MONO40回公演~

いつもながらにおもしろい設定で、追い詰められていく登場人物たちの状況がいつしか私たち自身にもよくある話にみえてきて、身につまされる。演劇のおもしろさは、まさに、一瞬の間の緊張や、緊張がほぐれた時の笑い、いろんな空気を共有すること。 ラピュタのような、おんぼろ飛行船が舞台。舞台美術もみごと。劇が始まると、プロペラがくるくる回る影が舞台に映し出される。この影が効果的で、クライマックスで効いてくる。 . . . 本文を読む
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No1055『GF*BF』~君の笑顔が輝かしいほど、切ない想いが心にしみる~  

描かれなかった歳月の重みが最後のエンディングロールになって、ずんずん心に押し寄せてきた。その人が抱えていたいろんな思い、切なさ、悲しみ、深い愛が、映画が終わってみて、どっと押し寄せてくる…。そんな映画が、私にとってのいい映画なのかな、と思った。 アジアン映画祭の1本。台湾映画で、ヤン・ヤーチェ(楊雅)監督。2012年。原題は『女朋友。男朋友』。冒頭、女子高の朝礼で、女の子たちが、 . . . 本文を読む
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