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No1059-2『甘い抱擁』再考~ヒロインを追い詰める監督~

アルドリッチ監督は、登場人物をどんどん追い詰めていき、それが容赦なくて、ときに映画を観終わった時の後味が、いいとは言えないことがあります。『甘い抱擁』(原題『THE KILLING OF SISTER GEORGE』)は、その典型ですが、それでも、そこから出てくる人間の真実味がすごく、鬼気迫るものがあったりして、圧倒され、まさに、それが映画の魅力とも感じます。 確かに、ヒロインのジューンには、容 . . . 本文を読む
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