goo

No957『チェチェンへ』~限りなくあたたかで、やわらかな男性性~

ソクーロフ監督の映画といえば、難解でついていけないのが常だったが、これは違った。孫を訪ねにおばあちゃんが、チェチェンのロシア軍基地に、赴任中の孫に会いにいく。軍用列車のような、貨物のコンテナに乗り込む。踏み台の階段もなく、大柄なおばあちゃんの身体を若い兵士たちが何人かで持ち上げる。おばあちゃんが、列車を降りたり、乗り物に乗ったりするたびにまわり中の青年たちが助ける。この感じがとてもすてきだった。お . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )