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No963『こわれゆく女』など~子どもたちが二人をつなぐ~

今日観た中で一番覚えているのは『こわれゆく女』(A WOMAN UNDER THE INFLUENCE)のぽちゃぽちゃで巻き毛の小さな女の子の笑顔かもしれない。 十三の七芸でのジョン・カサヴェテス特集の1本。精神のバランスを崩した妻のジーナ・ローランズと、土木工事の現場監督を務める夫、ピーター・フォークの夫婦のすれちがいが、なんとも痛々しい。妻を心配するあまり、夫までがヒステリックになり、時に暴 . . . 本文を読む
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木下恵介監督特集初日、本木克英監督トーク

シネ・ヌーヴォでの木下監督特集上映の第一弾は『花咲く港』(1943年)。笠智衆が馬車会社の社長で、真っ黒になって働いていたり、東山千栄子が宿屋のおかみさんで、かつての恋路を語ってくれたり、東野英治郎が島の資産家、坂本武が村長さん、大阪志郎も脇でちょいと出演、気の優しいペテン師に上原謙と、もう、好きな俳優さんたちの声を聞いているだけで、幸せな気分になる。ストーリーも、かつて島中がお世話になったという . . . 本文を読む
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