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No891『サラの鍵』~今を生きる者達へと受け継がれる過去の重み、哀しみ~

現在と過去の交錯の仕方がうまい。ジャーナリストのジュリアはふとしたきっかけで、パリの引越し先のアパートの歴史を紐解いていくうち今まで隠されてきた真実を知る。と同時に、秘密を隠さざるを得なかった人たちの切実な思いも知らされていく。痛ましい悲劇にあったユダヤ人の少女サラに、あたたかい援助を惜しまなかった人々…。その思いやりの深さが、観る者の胸を打つ。1942年、ナチスの占領下のパリで起こ . . . 本文を読む
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