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No358「花と龍・青雲篇、愛憎篇、怒濤篇」1973年~黙して語らぬ男の想い~

ほんの少し、一つのヒントを教えられて、 数ヶ月ぶりに、あらためて観てみると、 発見に満ちていて、より深みをもって、迫ってきた。 山根貞男さんいわく、 この作品はいわば「見せ場」集である。 といってもダイジェストでは決してない。 一人の男女の数十年もの人生を描く時、 どこを省略し、どこを丁寧に描きこむかで、 加藤泰監督のねらいが伝わり、 「監督の考える見せ場」が綴られてゆく。 冒頭の電車の線路のシ . . . 本文を読む
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