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No190「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」ジェームズ・マンゴールド監督

~ 君がいたから今の僕がいる ~ 1950年代、ロカビリーの黄金時代を築いたジョージ・キャッシュの デビューから人気スターへ、ドラッグで身を持ち崩し、復活するまでを描く。 彼とツアーを共にし、二人目の妻となるジューン・カーターを演じる リーズ・ウィザースプーンは、みごとアカデミー主演女優賞に輝いた。 キャッシュを演じるホアキン・フェニックスが主演男優賞を逃したのは残念だったが、 この二人、 歌、ギターを特訓して、全て自ら演じた苦労が映像に結晶している。 舞台で二人が歌うシーンはリアルで、 映画をみながら、つい歌にあわせて足踏みしたくなった。 監督は、舞台での撮影にこだわり、手持ちカメラで、照明も最小限にしぼり、 マイクも当時のものを使い、歌い手の心の揺れを繊細に描きとった。 . . . 本文を読む
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