映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
2017年邦画ベストテン
今年、ベストテンを書けるほど、ちゃんと邦画を観れたかというと、あまり自信がありません。
それでも書くのは、やっぱり、何年か経って、あのときどうだったんだろうって振り返る時があるからです。
〇「幼な子われらに生まれ」
舞台になった住宅の構造のおもしろさ。
浅野忠信の不穏な、言いようのない存在感はすごいと思う。
〇「散歩する侵略者」
松田龍平が適役。長澤まさみがよかった。
〇「PARKS パークス」
爽やか。音楽も上手に生かされていた。
〇「アウトレイジー最終章ー」
終始全編にわたって「死」の影が張り付いているよう。
冒頭の海で釣りをしているシーンの空気感がなんだか強烈に残っている。
〇「夜明け告げるルーの歌」
実は、今年一番の私の好みかもしれない。
人魚の個性的な顔といい、人間と人魚の出会い。
「大好き!」とストレートに表現する人魚ルーが愛らしい!
〇「パーフェクト・レボリューション」
結構好きです。リリー・フランキーはそんなに好きじゃないけれど、
小池栄子が好きです。ヒロインもよかった。
〇「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」
詩みたいなタイトル。若く熱き魂を空に向かって放り投げるような。。。
いいんだけど、どこかちょっと鼻につく感じが残った。なぜだろう。
〇「彼女の人生は間違いじゃない」
夜の駐車場でのやりとりがいい。
光石研演じる父親がよかった。柄本佑もいい。
気になったのは、福島と東京を往復する主人公のみゆきの描き方。
わかる。わかるけど、こう描くのかという感じ。
どこか足りないような。。。うまくいえないけれど。
でも、廣木隆一監督らしい、好きな映画。
〇「おじいちゃん、死んじゃったって。」
家族のお葬式をめぐるどたばたコメディ。
家族がみんな、かっこわるいところも全部さらけ出している感じで、
人間くさくて、微笑ましくてよかった。
主演の岸井ゆきのに監督が惚れてしまったのか、
田舎の田んぼや草原のシーンはきれいだが、そこでの彼女のイメージショットは
映画的には、要らないような気がした。
評判のよい「彼女がその名を知らない鳥たち」
「あゝ、荒野 前・後篇」
「彼らが本気で編むときは、」は未見です。
ぜひ観ておきたい作品。
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