日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

生ビールに手を出すな!in 中国

2007-12-07 | その他あれこれ
来週月曜日から4日間の予定で、仕事で上海に行きます。

昨日、今日はその打ち合わせに奔走しました。海外からも携帯でブログアップは可能なので、短い文章になるとは思いますが、できればブログ更新はあちらでもしたいと思っております。うまくいきますかどうか、行ってみないことには分かりませんが…。

今年の春に行ったときには、エラい目に会いました。下痢、嘔吐、発熱で、死ぬ思いでやっとこ帰って参りました。原因は当然食べ物に違いありません。
油断をしてたんじゃないのかって?いやそんなことはなくて、細心の注意を払っていました。ペットボトルの水も沸かして飲む、野菜でも果物でも生モノは口にしない、油っこいものは控えめにする…等々。

それでもやられました。私の向こうでの食生活を聞いた現地の日本人の話では、考えられるのはふたつとか。
ひとつは行った飲食店の衛生面。食器などがよく洗われていなかったり、濡れていたりしたら要注意とか。確かに、日本人がよく行く店ではなく、ローカル向けの店ばかり行っていたので、可能性は否定できません。お腹の弱い人は、多少金額が高くても、安全を買うと思って観光客向けの店を選んだ方が無難のようです。面白みはないですけどね。

もうひとつ考えられる原因は、“生”ビールとか。「しまったぁ!あんなに注意していたのに、確かに“生モノ”だったぁ!」と、言われてから気がつきました。
“生”がなぜいけないのかですが、向こうの人たちには免疫になっている菌でも、日本人にはほとんど触れる機会がなく免疫のないモノがけっこういて、胃腸の強くない人などはやられてしまうらしいです。

それと生ビールは、現地の店では、水で薄めて出すなんて日常茶飯事だそうで、瓶ビールでも必ず栓の空いていないものを選んで飲まないといけないそうです。なんとも恐ろしい!
「中国のビールは、水みたいにサッパリしてうまいっすねぇ!」なんて言っていたのですが、本当に水だったのかもという、笑えない話です。

何しろ、最近はテレビのワイドショーでもたびたび取り上げられているように、衛生面では絶対信じちゃいけない中国ですから、前回以上に細心の注意を払って行ってまいります。

来年の北京五輪の観戦を予定している方々も、中国は舐めたらあかんですよ。ぜひ参考にしてください。