静聴雨読

歴史文化を読み解く

競馬改革試案・6

2014-01-09 19:00:35 | スポーツあれこれ

 

(1)距離体系の整備

競馬場の立地などの制約で、コース設計が決まる。このことを承知の上で、距離体系の整備を提案してみたい。

中央競馬では、1000mから3600mまで、様々な距離のレースが実施されているが、その中に「基準距離」を設定したらどうだろう。

私の考える基準距離は:

 1200m – 短距離(スプリント)

1600m – マイル

2000m – 中距離(クラシック)

2400m – 長距離

3歳の三冠レースから古馬の重要レースまで、GⅠレースはすべて基準距離で実施する。これにより、馬の距離適性を測るデータが整備され、種牡馬の距離適性も容易につかめるようになる。また、外国の競走馬との比較も従来より容易になろう。現行の有馬記念(2500m)や宝塚記念(2200m)は距離変更が求められる。

基準距離以外はGⅡ以下のレースに適用すればよい。例えば、新潟競馬場の直線1000mのアイビス・サマー・ダッシュとか東京競馬場の1800mの毎日王冠など、個性的レースはファンの歓迎を受けるはずだ。このような個性的レースを数多く作り出せばよい。 (2014/1)



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