静聴雨読

歴史文化を読み解く

60歳台の半ばで

2007-12-06 04:19:14 | 現代を生きる
最近、電車を乗り過ごすことが多い。
乗り過ごしは、都心に向かう電車ではなく、都心から郊外に帰る電車で起こる。都心に向かう電車では、元気で、また、立っているので、乗り過ごすことはない。一方、都心から郊外に帰る電車では、疲れており、また、座席に座ることが多いので、ついつい乗り過ごすことになる。
いずれにしても、老化の現われには抗えない。

乗り過ごしには、もう一つ、思い当たる原因がある。考え事をして、乗り過ごすことがあるのだ。
何を考えているか? それは「ブログのネタを考えているのだ」、というと冗談になってしまうが、実情はそれに近い。

60歳台の半ばを迎えて、考える対象も自ずと変わってくることを自覚している。

一つは、この歳になって、何に生きがいを見つけるか、ということをいやでも考えざるをえない。
自営業者にとって、60歳台は現役の真っただ中で、生きがい探しにはまだ間があるだろう。また、私立大学の教授には70歳定年を享受している人がいて、これも、生きがい探しを考えるには早すぎるかもしれない。

しかし、勤め人の多くは60歳で定年を迎え、以降は「定年後」の人生に入ることになる。60歳台の半ばは、この「定年後の人生」の生きがい探しに悩み始める時期となる。

「定年後」に何をするか?
大きく分けて、4つあるのではないか?
1.別の仕事に就く。
2.趣味に生きる。
3.ボランティア活動に参加する。
4.家族の世話をする。

この4つの活動をどう組み合わせて「定年後」の人生設計を行うか? それが、悩みの中心だ。 (つづく。2007/12)

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