唐松駅は岩見沢から幾春別まで伸びていた幌内線の駅で、
1926年に住友炭坑の要請により開業し翌年に旅客扱いを開始しています。
廃止は1987年、駅舎はそれ以来放置され荒れていましたが、
2003年より地元有志により整備され現役当時の駅舎が復活しました。
場所は道道917号沿いの三笠市唐松町1丁目にあります。
この道路は札幌から富良野へ行く際の裏道になっています。
駅舎はよく整備されていますね。
裏にまわるとホームもそのまま(かどうかはわかりませんが)残っています。
駅舎跡によくある駅名標や運賃表、その他各種の記念品はありませんが、
駅舎内には往時の写真などが飾られています。
地域の方々が大切に保存活動をされていらっしゃることがわかります。
ちなみに駅舎は『日本遺産』の“炭鉄鉱”の構成要素として認定されています。
『日本遺産』にふさわしい建物ですね。
駅舎は11月頃まで開放されているそうなのでご興味のある方はどうぞ。
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