東国原劇場に観客はソッポ、煮え切らぬ態度に批判続出！

「まだゼロではない」と東国原知事は、出馬の可能性について報道陣に答

えた。古賀選対委員長との“国政出馬騒動”について「何をしようとしているの

かわからない」と態度を保留し続けている。支援してきた県民や県幹部は、戸

惑いの表情を見せ困惑している。ウンザリぎみである。身内からも後援会から

も批判の声が上がっている。過剰気味の報道陣の対応にも超疑問であるが、

東国原の自信過剰もそういう報道陣の在り方から来ている。「党のマニフェスト

が公になった時点ではっきりする。その前に、どうやら難しいと報告があれば、

出馬しない」などと述べている。出馬の可能性については、「ゼロではないんじ

ゃないんですか」と、そっけなく答えた。おさらいのつもりで再度、復習する

と・・・

●総裁候補にする

●全国知事会の提言を自民党のマニフェストに盛り込む

の二つの条件を挙げ、

※「僕が行く党は負けない」と豪語。ここに至っては投票する国民の良識をバカ

にしているとしか思えない。県民や世論の批判が高まると「提言を実行してもら

うなら出馬する必要はない」と発言が、ぶれトーンダウンしてきた。国民の予想

以上の逆風を感じ取っている対応なのだろう。・・・

■ある主婦は、「宮崎を全国にＰＲしてきた知事の功績は評価するが、今がチ

ャンス、とか言って任期を全うしようとしないのは納得できない」と断じている。

■又ある農家は「宮崎は良くなったが、知名度があるからといって有頂天にな

ってはいけないのではないか」と厳しい評価を下す。

■県庁職員も「どういうシナリオを描き、落としどころをどこにしようとしていた

のか、よくわからない」と疑問視している。こうした国民の声に対して、統括事務

所長は「知事とは近々に話したい。進退について、後援会としては知事の意思

を尊重したい」と述べている。・・・

■後援会員のある男性は「騒動を売名行為につかっただけだ。がっかりした。

次の知事選に出ても、投票しない人が多いのではないか」と非難している。

●ある大学教授は、「タレント出身の知事が人気を過信して自分を売り込んだ

としか思えない。県政を立て直してほしいという県民の期待を受けて当選

しながら、任期途中で転身するなど県民への背信行為だ。知事の言動に振り

回され、最も迷惑を被ったのは県民だ」と一刀両断に切って捨てた。

東国原よ！有頂天になるのもいい加減にせよ！　程ほどにせよ！　もう、国民

は、東国原を見限っている。身の程を知る潮時だ。

 

麻生政権の攻め 政権担当能力 財源 鳩山政治資金云々！

あれだけ膨大な予算・補正を注ぎ込んだのだから効果が現れないのが摩

訶不思議である。８月３０日までには何らかの形で微小効果は期待できる。麻

生政権でなくても徐々に効果は顕現する。政権与党なら最大効果を齎すのが

当然であり、それこそ政権担当能力の具現である。麻生首相の攻撃の矛先は

鳩山政治資金虚偽記載で攻めまくり次期総理に成るであろう鳩山民主党代表

を小沢前代表同様に陥没させる策略に出る。辛うじて自公民政権維持に望み

を託す。その為の３大秘策が、鳩山政治資金虚偽記載、政権担当能力、財源

にフォーカスし際立たせる作戦である。・・・政権担当能力の無さをアピールす

る。政策遂行に必要な財源の不明を際立たせ攻めまくる。８月３０日までには

民主党政権誕生を阻止する秘策に躍起となるであろう。それが、せめてもの自

公民・与党の最後の抵抗である。下野を念頭に最後の将軍を演じて見せる悲

運の将・雄たらんとする麻生首相の並々ならぬ悪足掻きを感触する。自公民・

与党を道連れに一蓮托生を覚悟で必死に足掻く。派閥の領袖、幹部、中堅・若

手の諸会合での異論激論での狼狽ぶりは、かえって自民党政権の末期の様相

を露呈している様で哀れでさえある。国民からは、そういう足掻きが透けて見え

る。麻生降ろし も、もう間に合わない。どんな対策（総総分離等々・・・）を講じて

も民主党政権誕生は既定の事実になる。国民は醒めた目で観ている。最後の

逆転打は、絶望であり絶対 有り得ない。国民は自公民・与党を見放し民主党

政権の誕生を切望している。次期衆院選に、この事が具現し顕現するであろ

う。長期の腐敗した官僚主導の政権に決別し新生民主党政権の誕生を国民は

待ち望んでいる。

 

麻生首相の豪語 民主党に日本の政治は任されない？？

何時までも懲りずに豪語する麻生首相にはウンザリする。地方選で惨敗

の連続を喫しても都議選で大敗北しても敗戦の弁は微塵もない。何故、自公民

は地方で連敗したのか、あまつさえ都議選に至っては大後退したのに、その反

省すらない。強気の背景には 麻生降ろし を封じ込める狙いがある。自分の手

で解散し総選挙を行う、というのが、男 麻生の引き際の美学だと心得ているの

だろう。自民党を道連れに下野させる暴挙という外はない。党内の反麻生派の

封じ込めに成功しても次期衆院選に勝てる目途は立たない。破れかぶれ解散

しか術はないのか哀れさえ感じる。早々と引退して政権を民主党に渡したらよ

い。国民はもう、見限っている。長期の政権の腐敗が露呈したのに未だ懲りず

に、しがみつく見っともない無様さは敬遠したい。多くの国民もそう感じているか

ら地方選も都議選も惨敗したのである。救いの男神、お笑い芸人出身の知事

の人気に最後の望みを託し又もや東国原を担ぎ出す様では、政治の私物化、

政治のショウ化 を促進する様なもので今度こそ国民から自民党は見放され

る。徹底的、大敗北を喫する。再浮上は有り得ない。長期下野に低迷し政権政

党から遠のき万年野党に転落する。・・・経済対策の効果が出始める頃に期待

を賭けている様だが、既に遅い。イタリア・サミットでも外交の麻生を演出できな

かった。内政でもブレまくり朝改暮変、整合性のない醜態を露呈した。一国の

総理としての資質に欠け、ガバナンスの欠如のみが目立った。党内の 麻生降

ろし に拍車がかかるのも頷ける。７月２１日解散、８月３０日総選挙との決断

は、追い込まれた破れかぶれ解散の感は否めない。その間も流動的で定かで

はない。反麻生派の跋扈が台頭するからだ。対外的にも日本の信用は失墜し

た。もう民主党に政権を渡す事しか日本の生き延びる道はない。麻生自公民・

与党よ！　敵失に頼るより政策で堂々と渡り合え！　国民は密かに、そう願っ

ている。でも次期政権は民主党に期待する国民は多い。民主党は国民の負託

に応えるべく政権公約でキメ細かく政策を立案し自民党のマニフェストを凌駕

する政権担当能力を示してもらいたい。大いに期待する。

 

都議選 民主党が第一党に 自公民 過半数割れで惨敗！

都議選 民主党大躍進！ 第一党に。自公民過半数（６４議席）割れ、惨

敗。公明党は現有議席２３議席を確保したものの自民党が大後退し自公民・与

党は惨敗した。都民の厳しい都政に対する批判の結果である ―― 都民の眼

力が健全だった事を証明した ―― 。例の 新銀行東京問題、都築志市場移転

問題、東京オリンピックの是非等々・・・、未解決の問題は山積している。今後、

都議会が、こういう懸案の諸問題を、どう解決していくのか、注目される。少なく

とも都議選を前に自民党内のドタバタ劇が災いした事は否めない。古賀選対委

員長の宮崎詣で人気者のお笑い芸人出身の知事、東国原知事を国政に担ぎ

出そうとした、見っともないKYの東国原劇場を演じて見せた事は失敗だった。

党内の賛否両論が渦巻く中で都選に突入したその結果である。　古賀選対委

員長の言動が国民の顰蹙（ひんしゅく）を買った事は間違いない。国政に対す

るパホーマンスが、あからさまに“政治ショウ化”した。その罪悪は大きい。切

実な国民の生活の実態と遊離した政治のパホーマンス化に都民はノーを突き

付けた。都民の健全な良識の結果である。・・・次期衆院選までの自公民・与党

の信頼回復の秘策は、唯一、鳩山民主党代表の政治資金虚偽記載問題の敵

失に頼る外はない。でも国民は、そういう見え透いた攻撃の手段には辟易して

いるし政策で国政を論じてほしいと思っている。勿論、政治とカネ の問題は、

今後も追及されるべき問題であり懸案である。・・・自民党幹部や、若手・中堅、

各領袖は、国政と地方選は別である、と弁解しているが、麻生首相が前例のな

い４２選挙区のほとんどを応援に回った熱の入れ様は、どう説明するのか、解

釈に迷う。麻生降ろし も益々、熾烈を極めるものと思う。自民党のドタバタ劇

は今後も収拾がつかない程、混迷を深める。翻って、民主党の政権奪取が、い

よいよ実現、現実のものとなってきた。次期衆院選も民主党に凱歌が挙がり政

権政党となる可能性が濃厚となってきた。

 

今日の都議選の結果が日本の命運を決める！

与野党にとっては次期衆院選の前哨戦と位置づけ全力投球してきた。さ

て、その結果は、どの党に微笑むのだろうか・・・。自公民・与党にとっては、崖

っぷち の最後の足掻き、野党 民主党にとっては政権奪取の又と無い絶好の

チャンス、双方にとっては引くに引けない衆院選を占う地方選・都議選である。

今日の午後８時に締切られ、即日、開票が行われている。深夜に大勢が判明

する。徹夜で成り行きを見守る国民も多いと思う。明日の朝刊の速報が待ち遠

しい。投票率も選管の発表では例年より高く５０％を超えていると言う。都民は

勿論、国民の関心も大きい。一地方選と言うより衆院選を占う選挙と位置づけ

られている。不眠不休で眼を凝らして見守る国民も多いと思う。それ程、関心

が大きい都議選である。日本の命運を決する選挙と位置づけられ一地方選に

留まらない。これ程、全国民の関心、耳目を集めた選挙はない。明日が楽しみ

になった。結果次第では、悲喜こもごも の風景が、間もなく展開される。意識

層、無意識層、無党派層を問わず政治に関心が戻ってきた事は喜ばしい事で

ある。将来の日本の命運が懸っている選挙だからである。2か月足らずで衆院

選もやってくる。政治の季節は、いよいよクライマックスに達する。否が応でも

レッドヒートし関心は高まるばかりで熱くなる。国民も燃えてきた。今日の深夜

から明日の早朝にかけて日本の将来は決まる。その成り行きを見守ろう。

民主の農政転換ＶＳ自民の所得増大の農政公約 出揃う！

民主党と自民党の農政公約・マニフェストが出揃った。どの政党の政権公

約が実現の可能性があるのか、次期衆院選の争点になる。以下に列挙しよ

う。自民党は、減反（生産調整）は堅持する、と公約。民主党は、農地集積は

廃止、と主張する。主な論点を以下に示す。・・・

●米の生産調整（減反）・・・

○自民党・・・維持。水田のフル活用。不公平感の解消。

○民主党・・・選択制。米、大豆、麦などの生産目標達成と所得補償を連結。

●農業所得・・・

○自民党・・・水田フル活用を柱に農業所得を増大。

○民主党・・・農林漁業への所得保障に約１兆４０００億円。

●財源・・・

○自民党・・・補正を含め０９年度農林水産予算３兆６０００億円を確保。来年度

   も十分な予算を確保

○民主党・・・予算の無駄遣い見直しなどにより、政権公約で掲げる政策実現

   に必要な財源を確保。１次産業全体で１兆４０００億円の所得保障。

●食糧自給率・・・

○自民党・・・おおむね１０年後に５０％に引き上げ。

○民主党・・・１０年後に５０％、２０年後に６０％。

●ＷＴＯ・ＥＰＡ・・・

○自民党・・・農業の多面的機能の尊重を柱とする日本の主張反映を前提に交

   渉推進

○民主党・・・農業の多面的機能が果たす役割を軸に、日本の主張を展開し、

   交渉を推進。

●農地集積対策・・・

○自民党・・・新たに農地を貸し出す農家に１０アール １万５０００円の補助金を

   交付し、農地の面的集積に加速。

○民主党・・・農地集積加速化の対策は廃止し、所得補償の財源に充てる。

●食の安全・安心・・・

○自民党・・・ＪＡＳ法改正し今年から食品の示違反に対する罰則を大幅強化。

○民主党・・・加工食品や外食での原料原産地表示の義務付け拡大。

※：農地集積対策では、自民党は「利用権の緩和で担い手への農地集積を目

    指す 改正農地法 との両輪」と位置づけ着実な実施の必要性を強調。

    対する民主党は、「借り手の経営が安定しない限り農地集積は進まない」と

    主張。

※：同対策の予算規模は３０００億円。その確保にも両党の手法に違いが見ら

    れた（詳細は略）。

 

鳩山政治資金虚偽に矮小化し政治の大義を隠蔽するな！

与野党共、クリーンな浄財で政策を実現する事は政治の常道である。政

治の目指すべき目的を政策で具現する事は政治家の使命であり責務である。

目的さえ果たせば手段は、どうでも良いと言うものでもない。正に目的を果たす

為の手段であるべき政治資金が虚偽記載・不正であってはならないのは当然

である。徹底して追及されて然るべきである。・・・ところが現状の日本は、政治

資金虚偽記載の追及のみに汲々として終始する暇はない。国家の大義、政治

の目指すべき大義に、もっと時間を割いて議論・論議すべきである。鳩山政治

資金虚偽記載のみに特化して追及し様とする自公民・与党の態様に疑念を覚

える。支持率低落、凋落の麻生政権の末期を露呈している様で哀れでさえあ

る。もう、自公民・与党には鳩山政治資金虚偽記載のみを暴く事によってしか

支持率向上、延命策はないのか、政権末期・崩壊を鮮明に描いている様で同

情を禁じ得ない。山積する日本の課題に、もっと時間を費やし解決を図るのが

本来の政治の使命である。政治の本道に戻って論議してほしい。政権公約・マ

ニフェストで、この“国の形・容”を明確に描いて、それへ到達する政策を提示

すべきである。その指標を基に次期衆院選では投票行為を行う。　政治資金

虚偽記載の追及が大事ではない、とは言っていない。喫緊に遣るべき日本の

課題は、政治の、政策の、具現にあると、主張しているのである。国民から観

ると、今日の政府・与党は、藁をも掴む思いで、鳩山政治資金虚偽記載の追及

のみに最後の救いを求めている様で遣る瀬ない思いがする。最後の悪足掻き

を演じているとしか思えない。情けない、の一語に尽きる。新生日本の夜明け

は、どの政党に託すべきなのか、日本国民は、今、試練に立たされている。

 

東京都議選 自民党現有議席維持出来ず惨敗！

１２日（日）の東京都議選は、自民党の現有議席（４８）を維持出来ず８議

席減らして４０議席にでもなれば、全てアウトである。辛うじて公明党が現有議

席２３を維持出来ても過半数の６４議席に届かない。入れ替わって民主党が議

席を伸ばし第１党になる。都議選の世論調査の結果が如実に証明している。

以下に列挙しよう。　　　

                                  ・・・■投票先■・・・

●朝日新聞・・・

○民主28％

○自民15％

 

●毎日新聞・・・

○民主26％

○自民13％

 

●読売新聞・・・

○民主29.4％

○自民16.9％

 

●東京新聞・・・

○民主30.9％

○自民19.7％

投票先が未定の有権者は多いが自民党の都議選敗北は避けられそうもない。

都議会定数は＜127議席＞。自民党が現有＜48議席＞のうち＜8議席＞を落

として＜40議席＞になれば、公明党が現有議席＜２３議席＞を維持出来ても

与党合計は＜63議席＞で過半数に満たない。惨敗である。先の静岡県知事選

でも民主党は分裂選挙で勝てない羽目にあったが民主党推薦候補の川勝氏

が当選した。自民党にとっては“勝てる選挙”だったのに・・・。選対副委員長の

菅氏は強気の姿勢を崩さず「静岡県民の判断で、内閣に対しての信認とは関

係ない。政権運営に支障を来すことはない」と言い切った。都議選についても

「東京と静岡は全く違うから影響はない」と付言した。多くの自民党幹部も、衆

院選への影響を否定したが、別の見方では、東国原を担ぎ出したからだ、との

恨み節 を奏でる。―― 人気者の東国原知事擁立が自民には裏目？に出

た？ ――、と、衆院選で担ごうとしたからだ（自民党若手）、との声もある。東

国原擁立に奔走する自民党幹部の姿勢に、「落ちも落ちたり、自民党！！」と

酷評した野党幹部もいた。同じ気持ちを抱いた有権者も多いはずだ。お笑い芸

人出身の知事の人気に、あやかろう、という さもしい根性！　藁をも掴む 思い

の自民党執行部の言動に、“この政党はもう政権崩壊だ”と感じた国民も多

い。東国原については、国政を目指す気持ちは、本気の様だが、任期途中で

宮崎県知事を辞職し、自民党の比例代表の上位で当選しても、「党総裁」にな

るという野望は叶えられないだろう。自民党の「広告塔」になるだけで収束す

る。有権者は、節穴ではない。執行部や東国原当人は猛反発とシッペ返しを受

けるのが関の山だ。国民のそういう心情が理解できないのか、今の当人の立

ち位置に疑問を感じるし不可解である。世論調査では、自民党から衆院選の

立候補要請を受けた東国原について、8割以上が「立候補しない方がいい」と

回答している。今後、どう推移するのか眼が離せない。

 

民主党 “政権公約”の 最終案 まとまる！

民主党の斬新な実行可能な“政権公約・マニフェスト”が明らかになった。

特徴的なものの一つに、来年度からの“高校教育無償化”がある。

●１人あたり月額２万６０００円の「子ども手当」の創設・・・「家計の可処分所得

の２割増」を実現する（内需主導型経済への転換を目指す内容）。

※子ども手当は１０、１１年度は半額の＜１万３０００円＞とし、１２年度から＜

２万６０００円＞を支給する。

●ガソリン税暫定税率の廃止（政権獲得後の当初予算編成＜２０１０年度＞）

●公立高校教育の無償化を完全実施する。

●農家に対する戸別所得補償制度は１０、１１年度に制度設計や法整備を行

い、１２年度から完全実施する。

●高速道路の無料化は１０年度に地方など一部で実施し順次拡大する。完全

実施の時期は「早期を目指す」としている。

※１．新規の重点政策の必要経費は、衆院議員の任期切れの４年目時点で年

間＜約１６・８兆円＞としている。特筆すべき事は 財源確保 の道筋（行程表）

を示した事である。

※２．・・・財源は「税金の無駄づかいの根絶」、　特別会計の余剰金である「埋

蔵金」の活用で捻出する。・・・

※３．・・・１６・８兆円の捻出

＜１＞ダムや空港整備など公共事業の半減で＜１・３兆円＞、国家公務員人

件費の２割カット＜１・１兆円＞、歳出改革で９・１兆円

＜２＞埋蔵金の活用や基金の取り崩しで＜４・３兆円＞

＜３＞租税特別措置の見直しで＜２・７兆円＞

＜４＞歳入改革で＜７・７兆円＞  とする。

※４・・・消費税率は４年間据え置くと明記した。

静岡県知事選 僅差で民主党推薦に凱歌は認識不足！

次期衆院選の前哨戦のとして注目された石川嘉延前知事の辞職に伴う

静岡県知事選は５日投票、即日開票の結果、無所属新人で前静岡文化芸術

大学長の川勝平太氏（60）＝民主、社民、国民新推薦＝が、前参院議員の坂

本由紀子氏（60）＝自民、公明推薦＝ら３氏を破り、初当選した。12日投開票

の東京都議選と並ぶ大型地方選での与党の敗北は都議選直後の衆院解散を

探る麻生太郎首相に打撃となった。

   ・・・投票率は＜61.06％＞で、前回を＜16.57ポイント＞上回った・・・

川勝氏は、学長としての経験を生かした教育改革を掲げ、無党派層の取り込

みにも成功した。元民主党の海野徹氏（60）との候補者一本化に失敗して逆風

もあったが、静岡文化芸術大学のある浜松市など県西部でリードを保ち、静岡

市など県中部でも支持を伸ばした。

※付記：川勝氏（民主）と海原氏（民主）の合計得票は１００万票を超えている

（その結果を無視している）。

●都議選の投票政党は、民主に投票＜２６％＞　自民は＜１３％＞との世論

調査の結果も出た。（都議選投票先の党派別比率　東京都議選の投開票を前

に、都内の有権者を対象に世論調査（電話）を実施）。

※情勢分析では、民主は都議会第１党に躍進する勢い。自民と公明党（６％）

を合わせても民主に届かない。自公の議席が過半数を割る可能性も出た。し

かし、＜４３％＞の有権者が投票先をまだ決めておらず、情勢の変動を見守る

しかない。

●前回都議選（０５年）の際の調査では、民主と自民が共に＜１５％＞と並び、

公明は＜６％＞だった。

※世代別にみると、６０代は＜３９％＞が民主党候補に投票しており、７０代以

上を除いて年代が上がるほど民主の候補に投票する割合が高くなっている。

※付記：３期目の今期限りで退くことを表明している石原慎太郎・都知事の支

持率は＜４５％＞。前回都議選時の＜６２％＞から大きく後退。また、「支持し

ない」と答えた人の割合は＜３１％＞。

※都議選の予想・・・民主党が大差で圧勝する可能性が出てきた。東国原氏の

擁立が裏目に出る可能性も出てきた。健全なる良識を持った国民が政治を弄

ぶ現自公民・与党に嫌気がさし形振り構わず人気者を擁立する暴挙にノーを

突き付ける。大言壮語を繰り返す東国原氏にも有識者や政治コメンテーターは

眉をひそめている。小生も全く、同感である。何処から、あの傲慢な発言が飛

び出すのか理解に苦しむ。人気にも陰りが出てきた事を自覚していないのか、

これ又、不可解である。もう、テレビ、メディアへの露出度は、ほどほどにしてほ

しい。反感を買うばかりだ。

世紀のスーパースター 裕ちゃんの法要が盛大に挙行された！

永遠のスーパースター石原裕次郎、裕ちゃんの２３回忌が１２万余のファ

ンの参列の下で盛大に挙行された。１２０人の僧侶の読経も行われ１２時間余

の壮大なもので厳粛のうちに執り行われた。如何に裕ちゃん人気が未だ衰え

ないかを示す法要となった。映画スターとして不動の地位を築き歌手としてもフ

ァンの心を掴んだ。あの哀愁に満ちた甘いメロディーは、裕ちゃん独特のもの

でファンの心に焼き付いている。映画の主題歌も多く映像と共にスクリーンから

流れて来るメロディーは今も脳裏に焼きつき自然と口から流れて来る。「夜霧

よ今夜もありがとう」、「赤いハンカチ」、「錆びたナイフ」等々。君も僕も貴方も

私も、老若男女、問わず、あらゆる階層から愛された人間、裕次郎の面目躍如

である。もう昭和も終わり平成になっても昭和のスーパースターは永遠であり日

本人の記憶に永久に残るであろう。名実共に日本を代表するエンターテーナー

であり今後も裕ちゃん人気は衰えるどころか、益々、高まり永遠に続く。やはり

裕ちゃん人気は本物であり永遠である。裕ちゃんは日本人の心に何時までも

残り続けるであろう。

自民党のドン 起死回生に東国原氏起用を模索！？

溺れる者 藁をも掴む！　今の自民党の実態である。敵失 エラーに頼らざ

るを得ないのが自民党の現状でもある。政権末期が言われてから久しい。解

体から崩壊へと向かっている。細田幹事長は鳩山民主党代表の政治献金問題

を徹底追及すると声高に吠えている。党幹部や領袖も一点集中して責任を追

及し辞任に追い込むと意気込む。その事より起死回生の方途はない、と思って

いるのか、盛んに捲し立てている。かえって政権末期を印象付けた様なもの

だ。他方、自民党の元総理・ドンは東国原氏と密談を交わしている。自民党政

権の延命策として最後の切り札を打ち出した。当の東国原氏も大言壮語して自

分でなければ自民党は政権維持できない、と豪語している。身の丈知らずの所

詮、一時の人気に支えられたタレント知事である。そういう印象は拭えない。今

まで何回も述べてきたが、あい変わらず自民党をコケにした言動は変わらず饒

舌である。元 お笑い芸人の素養、丸出しの態様である。　そうまで言わせて自

民党議員は黙っているのか、これ又、摩訶不思議である。政権維持の方途

は、人気者に頼る術しかないのか、哀れでさえある。纏まりのない内部抗争や

政権維持に躍起となる態様は、国民に政権担当能力の無さを強烈に印象付け

た。・・・東国原氏は身の丈に合った県政に邁進する事である。宮崎県民も６割

以上が県政に携わる事を切望している。テレビの露出度が多ければ多い程、

売名行為と受け取られ反感を買うばかりだ。人気も低落・凋落し回復が困難に

なる。大所高所から自分の置かれた位置を認識すべきである。識者も、その事

を指摘し、国民も、そろそろ、そう感じ始めている。連動して政治（政策）グルー

プの動向からも眼が離せない。

 

橋下・東国原氏の言動にマスコミは追っ駆け報道を慎もう！

あまりにも過敏で情報過多の現状である。一部、人気者の地方の首長の

動向にマスコミは左右され、右往左往し、ＮＨＫはじめ民放も血眼になって報道

する。ある種の違和感を覚えてならない。政治がワイドショー化して報道され

る。政治がエンターテインメント化している。マスコミ報道の公罪？功罪？であ

る。政治が面白おかしく報道されては日本の政治は偏向の一途を辿り劣化す

る。マスコミ（報道）の大罪であるとさえ思えてならない。確かに現時点では、橋

下氏にせよ東国原氏にせよ所在地で前任の成し得なかった実績を上げてい

る。だからこそ信頼と言う人気の根源を得ている。全国の首長も黙ってはいな

い。おらが村の特産品（物）の売り出し売り込み、宣伝に尚更、力を入れるもの

と思う。ブランドが本物なら宣伝通り永続して人気を保ち売れ行きは好調を維

持するであろう。これからが正念場、質の勝負になる。一時の宣伝では国民は

騙されない。眼の肥えた国民は峻別して買う（購入）ことになる。これからは、

益々、熾烈な競争が展開される。東国原氏の、そういう刺激を全国に与えた功

績は高く評価する。橋下氏は政策の中身を激変させ予算の効率的使途に成功

した。その功績は高く評価されて然るべきである。これからが本物の手腕・力

量が試される。ところが、道半ばにして中座する様な態様・態度に出る事は府

民、県民を裏切る行為になる。自分の 今 在る地位は、府民、県民の負託に応

えるべく位置にある。その自覚を、しっかり持って対処してもらいたい。中央省

庁・官僚の巨大な利権構造（機構）を切り崩す 地方からの反乱、雄叫びは、新

興勢力の必然の出現であり、抵抗であり、新鮮味がある。新しい勢力の到来を

歓迎する。しかし、“中央あっての地方ではない”。―― 地方あっての中央であ

る ―― 。その認識の欠如を痛感する。中央省庁の遣るべき任務は、安全保

障、生命財産、安全・安心の確保、国家としての資源外交、年金、医療・介護

等々の限られた任務に特化される。その他は、地方の実情に合った、身近に

感じている都道府県・市町村に権限も財源も移譲すべきである ―― 道州制も

視野に入れて　―― 。橋下氏の、東国原氏の功績は高く評価するが、先走っ

て国政に色目を使う事は、府民、県民の負託を裏切る事にもなりかねないし時

期尚早である。煽る様なマスコミ報道も謹んでもらいたい。最近の新興勢力（地

方の反乱）の善意の跋扈を歓迎すると同時に前途多難を感触している。

 

都議選 民主党が過半数を制する勢い 追い風！

自民党内のゴタゴタ混乱が続いている。民主党が政権公約・マニフェスト

の作成が終え臨戦態勢に入っているのに、未だに、それが作成されずモタツイ

テいる。反麻生派の中堅・若手から政権公約に盛り込んでほしいと天下り条項

を突き付けられている。東国原氏からは総裁、全国知事会の議決を盛り込む

事を条件提示されている。未だ右往左往してマニフェストさえ出来上がっていな

いのが自民党である。党内人事も失敗し２人を入閣させるのに留まっている。

麻生首相の求心力も限界に達した。麻生降ろしが加速している。あまつさえ静

岡知事選、東京都議選が次期衆院選の前哨戦とあって与野党とも全力投入し

ている。結果次第で麻生政権は中途で空中分解する可能性もある。双方共、

惨敗しようものなら一気に麻生辞任、新総裁の基で衆院選を戦う事になる。何

れにせよ民主党に凱歌が上がる勢いである。政権交代も既に視野になった。と

こらが民主党政権になると一番、困るのは何処だろうか、例の鳩山民主党代

表の政治資金規正法違法問題が浮上した事に端を発し攻勢を強めているの

が自民党。又もや敵失に乗じて参考人要請をしている。暴きだしたのは、何

処？　周知の事実なので省略するが、捜査の きな臭い在り方に不公平感を覚

える。攻勢に転じている民主党にとっては又もや火種を抱えた。捜査の執拗さ

執念さ を感じる。政治的意図を感触している。次期衆院選に少なからず影響

があるものと思う。その意図は達成されたのだろうか？　残り少ない衆院選ま

で事態が、どう変容するのか一国民として静観したい。

有識者は人気の本質を抉りだし真の良識の提示に努力しよう！

お祭り騒ぎを演出しているオバサマ族の“○○詣”の浅はかな言動を弾劾

し、分かり易く指摘して反省させるべきである。暇を弄び、テレビで作為的に創

り出された お笑い芸人 や テレビタレント の類の人気が一時的なものであり、

やがて消え失せる運命にある事をミーチャン、ハーチャンや 有閑オバサマ族

に分かりやすく知らせる事である。日本の国民の良識の回復の為には必須な

事である。真に日本の前途を憂い政治の使命を国民のものにするには、今こ

そ声を大にして識者は訴え声高に叫ぶべきである。政治をショー化している現

状を弾劾すべきである。・・・ほんとに、これで良いのか、日本の未来に暗雲が

漂っている事に早急に自覚させるべきだ。・・・大言壮語の御仁を許してはなら

ない。地元・地方の実績の積み重ねも少ないままに道途中にして国政へ、と

は、しかも総裁、総理に自分を成せ、と言うに至っては誇大妄想も、いいとこ

だ。人気に酔いしれた過大な自己評価と言うより他はない。自惚れの最たるも

のである。そういう様相・姿勢にしたのも、かのオバサマ族の実態の無い表層

的な人気が創り出した功罪である。オバサマ族は、今こそ頭を冷やして冷静に

行動してもらいたい、と言うより家事に勤しみ子育て孫育てに勤しんで静かにし

てもらいたい。そう声高に訴える。人気要職者よ！　人気に溺れて大言壮語を

発するな！　人気は必定、低迷し消滅する。その後の態様を今から考えておく

のが得策だ。マスコミ・テレビに登場する度に人気が落ち低迷する事、必定で

ある。人気に溺れては元も子もない、そう自覚する事である。