自民党内のゴタゴタ混乱が続いている。民主党が政権公約・マニフェスト
の作成が終え臨戦態勢に入っているのに、未だに、それが作成されずモタツイ
テいる。反麻生派の中堅・若手から政権公約に盛り込んでほしいと天下り条項
を突き付けられている。東国原氏からは総裁、全国知事会の議決を盛り込む
事を条件提示されている。未だ右往左往してマニフェストさえ出来上がっていな
いのが自民党である。党内人事も失敗し２人を入閣させるのに留まっている。
麻生首相の求心力も限界に達した。麻生降ろしが加速している。あまつさえ静
岡知事選、東京都議選が次期衆院選の前哨戦とあって与野党とも全力投入し
ている。結果次第で麻生政権は中途で空中分解する可能性もある。双方共、
惨敗しようものなら一気に麻生辞任、新総裁の基で衆院選を戦う事になる。何
れにせよ民主党に凱歌が上がる勢いである。政権交代も既に視野になった。と
こらが民主党政権になると一番、困るのは何処だろうか、例の鳩山民主党代
表の政治資金規正法違法問題が浮上した事に端を発し攻勢を強めているの
が自民党。又もや敵失に乗じて参考人要請をしている。暴きだしたのは、何
処？ 周知の事実なので省略するが、捜査の きな臭い在り方に不公平感を覚
える。攻勢に転じている民主党にとっては又もや火種を抱えた。捜査の執拗さ
執念さ を感じる。政治的意図を感触している。次期衆院選に少なからず影響
があるものと思う。その意図は達成されたのだろうか？ 残り少ない衆院選ま
で事態が、どう変容するのか一国民として静観したい。
