与野党共、クリーンな浄財で政策を実現する事は政治の常道である。政
治の目指すべき目的を政策で具現する事は政治家の使命であり責務である。
目的さえ果たせば手段は、どうでも良いと言うものでもない。正に目的を果たす
為の手段であるべき政治資金が虚偽記載・不正であってはならないのは当然
である。徹底して追及されて然るべきである。・・・ところが現状の日本は、政治
資金虚偽記載の追及のみに汲々として終始する暇はない。国家の大義、政治
の目指すべき大義に、もっと時間を割いて議論・論議すべきである。鳩山政治
資金虚偽記載のみに特化して追及し様とする自公民・与党の態様に疑念を覚
える。支持率低落、凋落の麻生政権の末期を露呈している様で哀れでさえあ
る。もう、自公民・与党には鳩山政治資金虚偽記載のみを暴く事によってしか
支持率向上、延命策はないのか、政権末期・崩壊を鮮明に描いている様で同
情を禁じ得ない。山積する日本の課題に、もっと時間を費やし解決を図るのが
本来の政治の使命である。政治の本道に戻って論議してほしい。政権公約・マ
ニフェストで、この“国の形・容”を明確に描いて、それへ到達する政策を提示
すべきである。その指標を基に次期衆院選では投票行為を行う。 政治資金
虚偽記載の追及が大事ではない、とは言っていない。喫緊に遣るべき日本の
課題は、政治の、政策の、具現にあると、主張しているのである。国民から観
ると、今日の政府・与党は、藁をも掴む思いで、鳩山政治資金虚偽記載の追及
のみに最後の救いを求めている様で遣る瀬ない思いがする。最後の悪足掻き
を演じているとしか思えない。情けない、の一語に尽きる。新生日本の夜明け
は、どの政党に託すべきなのか、日本国民は、今、試練に立たされている。