あんなにコケにされても擁立するのか、党内の結束は乱れに乱れ次期衆
院選は惨敗する。もう、国民は、“人気投票”なんかしない。国民の風向きは変
わったのだ。逆風のみが秋風として吹きまくる。<国民の良識が健全>だった
事が証明される。小泉ポピュリズムの再来、再燃は、もう、来ない。自民党内
の混乱のみが際立ち、衆院選は大敗北する。仮に東国原氏が擁立され当選し
ても、自民党の体質は変わらず旧態依然として抵抗勢力(かつての小泉フレー
ズは通用しない)が形を変えて新人(東国原)に嫌がらせを公然と遣って退け
る。哀れ!新人よ!と、憐憫の情を禁じ得ない。何の勝ち目があっての自民党
なのか、推測しかねる。やはりKYなのか?! テレビでの露出度が、かえって
反感を買っている。あの 東国原スマイル が消え失せ、深刻な様相・容貌と化
すのも時間の問題だ。国民は、もう、飽き飽きしたのである。何時まで人気に
溺れ頼るのか、心中を図りかねる。かの韓国ブームのイケメン騒動の再来は、
もう無い。マスコミが創り出した一時のブームに乗って日本の“オバ様族”がキ
ャーキャー騒ぎ立てた事態も、もう来ない。未だ「宮崎詣」の“オバサマ族”よ!
頭を冷やせ! 日本の政治を<ワイドショウ化>するな!“人気投票化”する
な!その罪は大きいのだ。かつての秋葉原のミーチャン、ハーチャンの麻生人
気も今は、もう、影を潜めている。人気の再来は、もう、来ない。“国民の良識”
が政治に戻って来たからだ。為政者、選対関係者は、政治の在るべき姿、国
民の良識にこそ訴えて選挙戦を展開すべきである。知名度(マスコミが創り上
げた功罪?!)に寄り掛かり、形振(なりふ)り構わず人気に頼る様では日本の
政治は劣化の一途を辿るばかりだ。“地方の反乱”も中央の劣化した官僚任せ
へのアンチテーゼである。そういうマスコミ受けする言動は慎んでもらいたい。
健全な国民の良識に訴えるべきである。特に今後の選対関係者の動向、言動
に注目し一国民として警告する。 政策で争え! そして 政策実現性 の根拠
(財源等を含む)を示して争ってほしい。大きな“国の容・形”を示し“グランドデ
ザイン”を描いて、それへのアポローチとして政策を展開してほしい。・・・
※付記:自民党は「政権公約・マニフェスト」も出来ないうちに、宮崎詣 して衆
院選出馬を要請している。そんな本末転倒な態様に国民は唖然として自民党
を見縊(みくび)っている。