世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

今日から4月新年度 心機一転 素直に世相を観る!

2009年04月01日 | Weblog

年度末は目まぐるしく変わり行く世相起伏に戸惑いながら時の経過ととも

に流された日々であった。今日からは新年度、心機一転 深読みせず浅読みせ

ず自然の移りゆくままに自然体で全てに接しよう。従来もそうだったと思うが、

友人に肩が凝らない位の平易さでブログを綴れ、と言われた。自分としては

極、普通のスタンスで取り組んでいる積りであるが見方によっては、いろいろだ

なあ、と思いながら、ありがたく聴き入り拝聴する事にした。― 友の忠告を素

直に受け入れよう!― ・・・昨日の寒さから解かれて今日は春の陽気で暖か

い。南国沖縄は本土より いち早く春が訪れた様である。窓から射す陽光は柔

らかく亜熱帯の沖縄には似つかわしくない。ランニングシャツ一枚で闊歩できる

程だ。心も微睡(まどろ)み 口笛でも吹いて近所周辺を散策したい気持ちであ

る。このブログを書き終えてから、そうする事にしよう。 折しもラジオからは高

校野球がアナウンサーの甲高い声でガンガン響いてくる。選手と観客が一体と

なった雰囲気が手に取る様に伝わってくる。さすがプロだなあ、と感心しながら

この雑文を認(したた)めている。 暑さを感じて時折、窓越しに外を眺めるが、

何の変哲もない。気休めの無造作の仕草だ。企業、会社ではリクルートスーツ

に身を包んで新入社員が不安げにも新鮮な気持ちで会社に向かう。他方、職

(食)にありつけない非正規社員やニートの春は厳しい。明暗、分かれての新

年度の出発となった。世界的不況で今年は どういう事態がやってくるのか、他

人事では済まされない。何時になったら厳しい春も まどろみ、希望の春がやっ

てくるのか、不安が過(よぎ)る事が 頻(しき)りである。かつて「十九の春

は・・・」という文言で厳しい就職難を言い表したものだったが、今日(こんにち)

のそれは、その比ではない。生存に関わる所まで来てしまった。希望の持てな

い若者の前途は厳しい。世界的不況の元凶が他にあるにせよ、自国の防衛、

立ち直りは、自国でしか出来ない、自国でしか救済策は出来ない。正に“政治

の出番”である。二進も三進も行かない苛立たしさに辟易している。政治の動

向を注視しながら私達は世代を超えて、老若男女、痛みを共有し、痛みを分か

ち合いながら希望を持って邁進して行くしか手はない。解決策は見出せない。

正に“政治の貧困”である。