32年ぶりの国政選挙の前哨戦、名古屋市長選、与野党の激突に、初勝
利を確実にした河村たかし氏(60歳)が当選確実になった。民主党推薦であ
る。自公民推薦の愛知県連、公明党県本部が支持した元中部経済産業局長・
細川昌彦氏(54)、愛知県商工団体連合会会長・太田義郎氏(65)(共産推
薦)、アルバイト・黒田克明氏(36)の無所属新人3人が立候補していたが知名
度の高い河村氏が接戦を制した。河村氏は「市民税の10%減税」を掲げ自転
車戦術で幅広く支持を訴え当選を確実にした。市長の退職金廃止、給与引き
下げ等、行政改革を訴え幅広い支持を取り付けた。小沢秘書献金疑惑で劣性
に立った地方選での初の勝利を勝ち執った。来る衆院選の前哨戦とあって与
野党が凌ぎを削って取り組んだ結果の勝利である。やはり民意は健全だった。
長期の惰性的、慢性的政権運営では日本の政治の正常化は保障されない。
部分的修正の連続では真の抜本的改革は不可能である。斬新で機構の根本
的改革なくして真に政治の刷新は有り得ない。河村たかし氏の当選は、そうい
う意味でも希少価値がある。地方の地道な改革から全国の改革は敷衍する。
地方の政治こそ全国改革の先導役である。地方の改革なくして全国の改革は
ない、そういう意味でも今度の名古屋市長選は日本の今後を占う価値ある選
挙戦となった。民主党にとっては政権交代の追い風となった。麻生首相の笑顔
が、消える日も真近の予感がする。8月説が囁かれる衆院選も憶測を越えて
現実になりつつある。与野党を超えて非常時だからこそ早期に民意を問う選挙
を実施すべきである。引き延ばしは麻生政権の延命には決して繋がらない。小
手先の法案等の多出で政治の主導権を握ろうとする自公民・与党を演出して
も、もう、民意は是としない。国民に見透かされている。政権交代の衆院解散
総選挙を国民は切望している。 政府・与党よ! 法案の乱発で政権運営能力
を誇示しても国民は見切りを付けている。国民に見透かされている。一日も早
い衆院解散総選挙で民意を問う事こそ現政権の喫緊の優先事項である。国民
の総意である。河村たかし氏の当選は今後の地方選を占う先導役となった。
あっ晴れ!・・・
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