世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

後期高齢者(長寿)医療制度 今日からスタート 大混乱!

2008年04月15日 | Weblog

75歳以上の高齢者の医療制度がスタートした。後期高齢者(長寿)医療

制度という。前回も問題点を指摘したが今回もせざるを得ない。都道府県・地

方の混乱ぶりは眼を覆いたくなる程、浅ましいものだ。消えた年金5000万件

の解決の見通しも立たないまま確実に収得出来る天引きを採用した。戦後一

貫して復興に努め今日の日本を築いてきた高齢者には、あまりにも無慈悲な

仕打ちである。保険証は届かない、ダイレクトメールと勘違いして破棄、保険料

の算定ミス、従来より、負担が増えた、75歳以上の うば捨て山、等々・・・。挙

げれば限がない。不評を通り越した愚策と言える。福田首相は「説明不足」と

いうが、そうではない。制度そのものの欠陥だ。<保険料の水準>そのものが

果たして適切・適額か、高齢者の平均収入(高齢者の高額所得者と低額所得

者との莫大な金額の相違・差額を無視して、一緒くた、に平均額を算出してい

る、つまり 平均の魔術 だ・・・)を基に課税して天引きする、それが適額か、適

法か、大いに疑問である。不満続出の原因も、そこにある。低所得者の反乱、

叛乱、造反だ。最低限度の生活さえ保障されない(憲法25条の生存権に違反

か・・・)実態を無視する遣り方が果たして適法なのか、疑問とせざるを得ない。

手続き上は準備不足であるにも関わらず見切り発車。周知徹底不足、連携ミ

ス・・・等々。今回のこの制度は06年6月の国会で与党の賛成多数で可決し

た。野党の反対を押し切って議論不足にまま成立した。あらゆる瑕疵が噴出し

ても可笑しくはない。そういう制度である。都道府県の「後期高齢者医療広域連

合」と<関係する自治体の関係者>との 連携ミス と 準備不足 とが二重三重

になって混乱した。その責任は当然、政府・与党にあるのは論をまたない。問

題点の解決策を早急に示して混乱を最小限に留めるべきだ。それが政府の責

任である。・・・

付記:憲法25条・・・生存権、国の社会的使命

(1)すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

(2)国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の

向上及び増進に努めなければならない。

 


久々の中学同期生会に年輪の重みを実感!

2008年04月14日 | Weblog

心おきなく話せる仲間が集い四方山話に華を咲かせる。何時もの風景で

ある。関心の的は地酒 沖縄泡盛りの品評である。先ず初めは何といっても 香

い である。ふくよかな匂い、芳しい香り、芳潤な円やかな美香、品評の基準は

個々、夫々だが年輪を重ねると、ある程度、一致する。長い年月に育まれた人

生の為せる技か、そう思えてくる。味わい・喉ごしのポーズは個性があって爆笑

が絶えない。笑いと神妙な顔つきでの品定めである。哀感交々の品評に笑いと

ーソスが入り混じり至福の一時を過ごす。“友 遠方より来る 又愉しからず

哉!”の言い古された一文が吾等 古参には良く似合う。誰かれと言うこともな

恒例になったかの様に次には遠い記憶の彼方に思いを馳せ今は亡き友の追

想に しばし耽る。その時ほど年輪の重ねが、ずしりと重く感じられれ切なくな

る。琉球料理に箸を走らせながら暫し沈黙が続く。行きつけの居酒屋の定番

も、それぞれメニューが決まっていて、個性がある。A君は<らふてー>(豚肉

煮つけ)、B君は<あしてぃびち>(豚足料理)、C君は<ちまぐー>・・・と決

っている。食の好みも個性的で吾等の性格をよく表している。おかみ(女将)

手馴れたもので注文もしないのに予定通り、それぞれの好みの料理を提供し

てくれる。行きつけ、とは そういう処だろう。・・・束の間の記憶の一端も友を想

い遣る吾等の情愛の発露である。・・・その次からが本番である。際限のない四

方山話に耳を傾けながら笑いとジョークの一時を過ごす。時が経つのも忘れて

話に、話芸に、熱中する。その合間にカラオケを歌う。各自、独特の喉を披露

ながら悦に入る。F君は裕次郎ファンで彼の美声は沖縄の裕次郎を自他、公

している程だ。それ位、上手い。彼の右に出る者がいない歌いっ振り

る。あっ晴れ!と、讃辞を送るしかない。時の経つのも忘れ没頭しているうちに

時しか夜明け前になる。家路に付く時間だ。皆焦り出す。かさこそと身支度

をして互い挨拶を交わし帰途につく。・・・この集まりを献身的に企画、催してく

れた幹事長・副幹事長の幼馴染の名コンビのH君とR君には、感謝感激であ

る。何時もの事ながら抜かりがなく万全の準備万端で吾等同期生会を盛り上

げてくれる。彼等には頭が下がる。“テンキュー・ありがーとうー”の一語に尽き

る。今後も吾等の 集い が末永く半永久的に存続する事を願いながら今日

は、これで お開き  とする。――あ・り・が・と・う――


自民の総務会可決と閣議決定が与野党協議の前提!

2008年04月13日 | Weblog

協議の前提が蔑(ないがしろ)にされ与野党協議に入ろうとする政府与党

の強引な手法は反感を買う。官邸主導であるにせよ、出身母体の党の了解な

しに進める遣り方は党内にも造反者を生む。党総裁としてのリーダーシップに

も悖る。党の決定機関である<総務会>に掛けて決定し、しかも「閣議決定」

を得てから野党との協議に臨むのが筋であり前提である。だから党首討論でも

小沢民主党代表は閣議決定したら、何時でも話し合い・協議に応じる、と福田

首相に詰め寄ったのである。国民に観える遣り取りでは尚更、筋を通して臨む

べきである。一説によると党内の道路族議員に配慮して「必要な道路は造る」

との一文を挿入したとの事である。・・・不可解なのは<必要>な道路の「必要」

とは誰が決めるのか不明にしている事である。協議している過程で、その一文

によって、<道路が継続して造り続けられる>事になる恐れがある。強引な手

法は国民の眼から観ても可笑しく映る。更に必要不可欠な協議の前提は、例

の暫定税率(失効している)の根拠となる「道路整備費財源特例法改正案」の

取り扱いである。それを廃止するか又は修正して1年の時限立法にするかして

協議に入るべきである。3月31日に<暫定税率は失効>し4月1日からガソリ

ンは値下げされている。それを不問にして「一般財源化」するという論理は筋が

通らない。政府・与党の強引な手法だけが目立つ。しかも衆院再可決(3分の

2)で成立させるという錦の御旗をチラつかせての遣り方は国民の反感を買うこ

と、間違いなし、である。今後の成り行きを見守りたい。・・・


後期高齢者医療制度 やはり 制度が独り歩き!

2008年04月12日 | Weblog

新しい制度を頻発する焦りが厚労省には感じられて仕方がない。スタート

時から不備が噴出した。 保険証の未送付 保険料の算定ミス 死亡者の保険

料天引き等々・・・。 目的は「医療と医療費の適正化」にある。 “高齢者の心

身の特性に合わせた医療・介護サービスの連携・提供”であり<高齢者間や高

齢者と若年者との世代間医療費の公平化>を ねらい としている。ところが今

回の制度は「小銭を持っている高齢者が多い」と踏んでの政府の <強行試み

> である。平均的試算では高齢者には、それなりの“余裕所得がある”と認識

してのものである。実態はそうではなく、路頭に迷う高齢者も数多いる。例の

“平均試算の魔術” による処置である。75歳以上の高齢になると確かに罹病

率は高かくなる。それで別枠、今回の様な「後期高齢者医療制度」を誕生させ

た。親切な配慮であるかの様な制度だが、実態は逆である。ねらい は「医療費

の削減」である様な気がしてならない。何だかんだと政府は言うが<官僚の悪

知恵>の為せる技であり帰結である。どうもそう思えて仕方がない。06年の推

計では国民医療費の総計は34兆円。高齢者の占める割合はその3割で11兆

円である。その実態から高齢者の医療費に歯止めを掛け、持てる高齢者から

相応に負担してもらう、というのである。つまり「医療費の受益者負担と若年層

との負担軽減を図る」という事らしい。それが「医療費の適正化」と言っている。

当の高齢者からは制度そのものの命名からして「後期」とは“死期が近づいて

いる”と受け止められている。粗悪医療 病院追い出し などと罵倒されてい

る。現代の<うば捨て山>だと不評を買っている。7年後には保険負担額も平

均 8万5千円 になる。未整備のまま制度だけを先行させ不備だらけのまま

見切り発車させ全国の役所をも混乱に陥れている。しかも説明不足のまま難

解で高齢者には、“優しくない制度”となっている。あゝ!又もや 何をか言わん

哉、である。悲鳴と嘆き のみが聴こえる。・・・

 


道路財源一般化 政府自民・民主との一致で対処方針!

2008年04月11日 | Weblog

自民 大島理森、民主 山岡賢次、両国会対策委員長は国会内で会談し道

路特定財源を一般財源化する(2009年度予算から)事を福田首相の提案通

り協議する準備に週明けから入る。山岡氏の要請で 速やかに協議に入るべき

だ、との督促に、大島氏は 政府・与党一体で取り組む準備をして返事をする

と応じた。・・・自民党は、その後、伊吹幹事長と党4役が官邸で会談し首相の

一般財源化に対する提案に基づく対処方針をまとめて民主党と協議する方針

を確認した。きょう11日に自公民が各党内をえて政府与党協議会で了承を取

り付ける事にしている。・・・

◎経過:11日、自民党は午前の役員会で「道路特定財源見直しに関する政

府・与党 合意案」 を了承。09年からの福田首相提示の「道路特定財源」の

“全額一般財源化”の方針を明記、『暫定税率維持』の必要性をも明記し、午

後、政府・与党協議会で<正式決定>、週明けに民主党と政策協議に入る意

向。 公明党も 11日 午後の 常任委員会 で了承する。その後、与党幹部と

政府閣僚との 政府・与党協議会 で正式決定の運びとなる予定である。・・・

●合意案:・・・

1.09年度からの 道路特定財源の全額一般財源化 

2.揮発油税などの暫定税率の維持 

3.必要な道路整備の確保

4.暫定税率執行に伴う地方の減収分の手当――等々の9項目。合わせて

◎08年度 歳入法案 の早期成立も明記

◎租税特別措置法改正案 の修正 には応じない方針

も確認している。ところが、どうだろうか。その案では、民主党が、到底 了承で

きる案ではない。一番のネックは『暫定税率<維持>』を明記し“固執した案”

だ。 諸物価が軒並み上り国民は悲鳴をあげている現状に、一向に打開策を

打ち出さないまま『暫定税率維持』の復活に躍起となっている。法案成立でゴリ

押ししようとしている。国民感覚では絶対、呑めなる案ではない。2兆6千億円

の手当は最大、知恵を絞って別枠で捻出し補填すべきだ。2兆6千億の減税相

当額は国民にとっては朗報である。それを元通り値下げ以前の税率に戻そうと

する意図が分からない。戻す根拠が切実とは、到底、思えない。

▲ガソリンスタンド、業者が混乱し、悲鳴をあげている。

▲地方の予算編成に支障をきたし税収減で道路工事がストップしている。

野党は、その2点の手当を具体案として提示している。財源不足、財源捻出が

困難との事で政府・与党は渋っている。仮に「暫定税率」を<維持する>法案

が通れば 次期政権は 交代をせざるを得ない事を覚悟しなければいけない。

世論も圧倒的多数が値下げを歓迎支持している。元通り復活するとなると、国

民の造反にあい、解散・総選挙で「政権交代」も現実となる。その覚悟で対処す

べきだ。一国民の感触である。・・・

 


日銀正副総裁人事 民主党の原理原則を貫いた英断に敬意!

2008年04月10日 | Weblog

思想信条を旨とし又は標榜する如何なる団体でも“原理原則”は貫くべき

である。時と場合によっては固執すべきではない、と主張する、又は解説する、

向きもあるが、私は、そうは思はない。原理原則あっての全てである。党内にも

前回は「財政と金融の分離」と「天下り」禁止の錦の御旗をかざし反対を打ち出

した急先鋒が、その原理原則を無視して“人物本位”という耳触りの良い御旗

を掲げて日銀副総裁人事に同意する賛成にまわった。前回と今回の賛否の整

合性はどうするのか、疑問とせざるを得ない。でも、さすが党員、党決定(検討

委員会等では日銀副総裁に渡辺氏に同意する、が過半数で是認する事になっ

ていたが最終的には執行部に一任した、役員会で全会一致で不同意が決定)

が決まると最終的には党の結論に従って反対した。あっ晴れ!・・・党綱領、党

是、党の基本理念を同一にする同志が集って結成したのが政党であるはず

だ。党内での論議や賛成、反対、意見の相違はあって当然である(主流、反主

流、派閥等の跋扈はいただけないが・・・)。その過程が大切だ。喧喧諤諤、議

論して、ある一定の結論に達する。党員としての自覚で行動するなら結論に至

る過程では反対でも最終的には党の結論に従うのが党員だ。それが民主主義

である。底上げ、下からの盛り上げボトムアップだけが民主主義ではない。時

と場合によってはトップダウンだって是認しなければならない時がある(他党と

の論争で党内の意思統一する場合とか・・・)。・・・今回の日銀副総裁人事に党

の結論を無視して賛成にまわった造反組は党員としての資格・資質に疑問が

残る。党是からして潔く離党し新天地で初志を貫徹してはどうだろうか。その暁

には政治家としての自己の信念、信条に従って行動すればよい。以前にも党

の決定を反故にしてマスコミを賑わした方もいる。もう何をか言わん哉、であ

る。今回の日銀副総裁人事に紆余曲折はあったものの最終的に“財政と金融

の分離”と“天下り禁止”の2本柱を貫いた民主党の結論に敬意を表する。・・・

蛇足:昨今は右顧左眄する政治家が跋扈している風潮に嫌気がさしてい

る。・・・

付記:「財政と金融の分離」と「天下り」の相互関係と、その是非。 「人物本位」

という“人物の人柄、財政・金融の専門的知見、資質、技量 と 国際感覚・人

脈、対内的・対外的統率技量等々”・・・も論じたい。

 


日銀副総裁起用は首相持論の財金連携がネック!

2008年04月09日 | Weblog

日銀副総裁の人事は民主党の拒否を重々承知で四度目も財務省出身の

渡辺博史氏・前財務省財務官を起用しようとした。が予想通り拒否された。白

川方明(まさあき)氏は副総裁から総裁への昇格が民主党も賛成して決まっ

た。衆参両院で可決され閣議決定された。ところが副総裁人事に“財政と金融

の連携の必要性”を持論とする首相は、あえて拒否を承知で四度目も財務省・

旧大蔵省出身の渡辺氏を起用した。今回は前回と事情が違って受け入れられ

る土壌があったものと見られる。水面下で伊吹幹事長と鳩山幹事長の接触が

あったからだ(民主党の他党との接触の窓口は鳩山幹事長に一任されてい

る、党内には、それに不満がある)。鳩山氏も渡辺氏は副総裁として民主党も

賛成してくれると伊吹幹事長に伝えていた。ところがNHKの日曜番組で、

小沢氏が渡辺氏起用に否定的見方をした為、事情は一変した。小沢氏と側近

の山岡氏が拒否する構えであり、一方、鳩山氏と、小沢氏と一定の距離を置く

仙谷氏や前原氏が容認するという二派に分裂。民主党内に亀裂が生じた。政

治通によると自民党は、そこが狙いだったと嘯く御仁もいる。何れにせよ福田

首相は今回も不発に終わった人事でそのダメージは更に大きくなった。政権末

期の様相を呈していると自民党内からも公然と囁かれた。小泉元首相の発言

といい古賀選対委員長の解散・総選挙の公言といい政界は政局がらみで推移

してい。道路特定財源・暫定税率問題や年金、その他の山積する政策が喫

緊に解決しなければならない時期に政局が表に出ては何をか言わん哉、であ

る。福田首相にとっても小沢民主党代表にとっても一か八かの瀬戸際に立たさ

れている。今後の党内事情に造反組がどう出るか、その成り行きが注目され

左右される事だけは否めない。日本の政界に異変が起きても不思議ではない

様相を呈してきた。・・・

 


年内解散・総選挙あり!小泉元総理・古賀選対委員長が示唆!

2008年04月08日 | Weblog

小泉元総理 曰く、「そろそろ、大事な何とかという風が吹き出したなという

気がします」。

古賀選対委員長 曰く、「年内解散はないと、ずっと言い続けてまいりました。私

年内の選挙はないというのを言わずに、もう危ないぞということを、そろそろ

わせて頂かなければいけないと思います」。・・・

自民党古参の有力御仁が明言したからには、いよいよ、もって、現実味を帯び

てきた。巷では福田総理では選挙に勝てないと、以前から囁かれていた。例の

世論調査でも直近が24パーセント前後にまで下落した。安倍前総理の危険水

域まで迫っている。その事を与野党とも鋭い臭覚で嗅ぎつけている。小沢民主

党代表は5月説を打ち出し選挙体制の準備に取り掛かっている。国会開会中

とは言え個々の議員の胸中は穏やかではない。選挙の事で頭が塞がっている

に違いない。小泉・古賀両氏は、衆議院の年内解散・総選挙は有り得ないと、

公言してきただけに今回の発言は波紋を呼びそうだ。従来の予測では常識的

に考えて“洞爺湖サミット後”、と言うのが有力な見方だった。それだけに昨日7

日の両氏の公言は各界、各層、地方にも波及、伝播し小泉旋風の再来を匂わ

せている。与野党にとっては吉と出るか凶とでるか、その発言の波紋が気にな

りだしている。

 


今日の国会論戦をテレビで視聴して!

2008年04月07日 | Weblog

野党の喫緊の生活に纏わる質問に展望の持てる答弁を期待したが、そう

はならなかった。ガッカリした。というより絶望した。答弁が的を得ず質問から

外れ右往左往する場面がしばしば見受けられた。核心を衝いた鋭い質疑に応

答が就いていけず本質から逸れた答弁になった。・・・喫緊の切実な問題の解

決に希望が持てると沈着冷静に聴く耳を持つ。年金問題にせよ、将来に展望

がなく解決の打開策も見出せない。姑息な策を次々続々と出すが解決に繋が

らない。税金の無駄遣いをそこにも観る。遣ること為すことが、後手、後手で、

全て裏目に出る。地道に一つずつ解決していくしか方法はないとしても、解決

に王道はないとしても、そこに至るまでには歴代の自民党政権の負の遺産、ツ

ケが一気に噴出したからだ。その点、貧乏くじを引いた様な福田首相には同情

もする。でも、国民の一生、生活が懸った切実な問題だけに、そうも 言っては

おれない。責任政党として国民の期待、負託に応えていく責務があるから

だ。・・・常日頃(何時も)、思う事だが、長年かかって営々と築いてきた不動の

“官僚機構”は身内では崩せない。良きにつけ悪しきにつけ、その弊害が噴出

した結果が今日の日本の現状だからだ。政権交代でもして野党に政権を執ら

せ与党として責任ある政治をさせてみるしか道はない。常々そう思っている。攻

守逆転でもして新風を送り込んだら、よい。有り体に言えば「二大政党制」の実

現だ。その方が適度の緊張感が出て政治に活が入る。何時までも同じ政党が

政治を左右する時勢でなない。未だに親方日の丸的残滓が日本の政治には有

る。与野党が政権交代を交互にできる土壌を築き、それを基盤に新鮮味のあ

る政治を、そろそろすべきだ。国民の期待に応える最良の方途だと思う。・・・


矛盾の論点: 一般財源化と道路整備費財源特例法改正案!

2008年04月06日 | Weblog

首相の意図・本音は早急に“暫定税率を値下げ以前に戻す”事、つまり

<復活させる>事、その為のエサとして09年度からの「道路特定財源の

一般財源化」を大胆?に打ち出した。“道路特定財源を廃止する”という事だ。

それには、鳴りを潜めた“道路族”が黙っている訳がない。そろそろ頭をもたげ

て来る時期だ。・・・そもそも<道路特定財源の一般財源化>と<道路整備費

財源特例法改正案(10年間維持)>とは矛盾する。その整合性の議論なくし

て、事は前へ進まない。そこを どうするか、与党内にも議論が二分している。

若手議員50人による新たな会の結成だ。道路族に対する先制攻撃であり、対

峙だ。首相提案・方針の応援団だ。一歩誤ると、衆院での再可決に造反する恐

れがある。そうなると衆院での再可決(20数名の造反で)は不発に終わる。ガ

ソリン値下げは、そのまま続行する。国民は大歓迎し喜ぶ。さて、どうする

か?・・・

●福田首相は・・・

1.暫定税率の維持 

2.道路特定財源の一般財源化(09年度の予算から)<確約の担保がない> 

3.骨太方針の08年 に盛り込む事を検討 

4.道路整備中期計画の見直し(10年間の短縮検討) 

5.国・地方の財政2兆6千億円の減収に対処 

6.野党の<租税特措法改正案の否決>、又は <みなし否決> 規定で29日

以降、「衆院再可決」を目論む

●民主党は・・・

1.暫定税率即時廃止 

2.一般財源化の促進 

3.一般財源化の確約、担保を採る 

4.租税特措法案強行採決(与党多数の衆院2月29日)に反発<それが理由

で参院で審議がストップし暫定税率期限切れで4月1日からガソリンが値下> 

5.政府の経済無策で実現した2兆6千億円の減税だと・・・ 

6.2兆6千億円の減収は当面<埋蔵金>で手当(東京新聞も主張)

■今後の焦点・・・福田首相は参院で「租税特措法改正案」を成立させる。否決

された場合は衆院で再可決して成立させる、民主党は、もし衆院で再可決させ

た場合は首相の「問責決議」を提出する、としている。・・・

▲対策:「一般財源化」は与野党とも賛成なのだから<閣議決定>でもして“0

9年度からの予算に明記”する言質をとり担保すべきだ。それに至る整合性を

図り矛盾点の克服に努めるべきである。「ねじれ国会」の効用を最大限に活用

して今後の『道路行政の改革』、<在り方>を見直す 起爆剤 にする事を一国

民として切望する。・・・

 


祝!沖尚高校 全国制覇 優勝おめでとう!!

2008年04月05日 | Weblog

県民に勇気と希望を与えた。優勝戦は安心して観戦できた。攻守共に相

手の聖望学園を上回った。試合運びも強豪相手に勝ち抜く度に強くなった。高

校生らしいフレッシュで生き生きとして爽やかさを感じた。県民の期待に十分応

えてくれた。未来に希望が持てて逞しく頼もしく感じた。この優勝は沖縄社会の

沈滞した現状に喝を入れ明るい展望を与えてくれた。学力テスト全国ワースト

1、失業率 全国一、その負の現状を払拭してくれた快挙だった。奇しくも昨日

の優勝の日は「沖縄県誕生の日」とも重なる。大安の日だ!喜びが二重にな

る。9年前の全国制覇 優勝も現監督 比嘉公也さんが勝利投手だった。最年

少監督 しかも全国制覇 優勝 監督!それも歴代の高校野球史に燦然と輝くだ

ろう。喜びが三重、四重にもなった。監督の采配も冴えた。・・・最も、勝利を齎

したものは選手の一丸となった攻守にある。一つ一つのプレーが異彩を放っ

た。普段の練習の賜である。・・・とにかく“おめでとう”。その快挙を今後に生か

してほしい。県民の願いである。さて、連戦連勝に県民の歓喜は頂点に達し昨

日から今日まで、まだ余韻が残っている。テレビでも何回も放映された。何十

回、観ても感動は冷めぬ、で継続している。それが今後も続くことが全ての機

動力、バネになる。その歓喜・感動を基に又、来る夏の甲子園でも春夏連続の

全国制覇を成し遂げてもらいたい。これが県民の悲願であり期待であり希望で

ある。又、夏の甲子園で沖尚ナインが大活躍し、その勇姿・雄姿を観た

い!・・・優勝の余韻を持続しながら、祝杯を挙げ『優勝!おめでとう!』で祝辞

にかえる。・・・

 


紫紺旗が海を渡った!沖尚高校 9年振りの優勝 成る?!

2008年04月04日 | Weblog

紫紺旗が海を渡った!・・・興奮して床に就き そう夢に見た。

現実的想像耽けながら今日の日を待つ。・・・12時30分 プレイボール!

奮の一戦が火ぶたをきる。昨日は沖縄中が沸いた。アルプススタンドの

人波の緑が疾風の如く揺れに揺れた。轟音が振動と共に甲子園を席巻

した。地元、縄の遊歩道やプラザ、モールに設置されたテレビには人垣の黒

山が出来た。興奮は頂点に達し奇声と どよめき が辺り中に木霊(こだま)し

た。甲子園と地元 沖縄が合体し 一つになった。浮世の憂さを晴らさんばかり

に、有りっ丈の声を張り上げた。さあ、今日も昨日の再現なるか! 現実に紫紺

旗が海を渡る。もう時間の問題だ。沖縄中がそう信じて疑わない。航空便も甲

子園行きで満杯になった。昨日の3倍の応援団が又アルプススタンドを埋め尽

くす。あの どよめき と歓声が今日もアルプスに木霊する。新聞も号外の準備

に余念がない。準備は全て整った。あとは優勝の瞬間を待つばかり!・・・

 


沖尚高校 ベスト4強入り 優勝が目前に迫る!

2008年04月03日 | Weblog

今日の13時30分!沖尚高校は準決勝を賭けて東洋大姫路と対戦

する。第80回選抜高校野球大会第12日の2日に準々決勝で奈良の天理高

校を4-2で下し準決勝にコマを進めた。いよいよ今日の午後1時30分プレイ

ボール! 9年ぶり2度目の決勝進出となるか! 県民の期待は大きく久々の

快感に酔いしれている。あの1999年の71回大会以来の興奮が蘇る!・・・比

嘉公也沖尚高校監督は当時の優勝投手である。偶然の巡り逢いに意気込み

も感慨ひとしおであろう。見応えのある良い試合をしてくれるものと期待する。

沖尚高校は鉄壁の守備で天理を封じ込めた。投手の上原も東浜も今日の準決

勝では期待に応えてくれるものと思う。伊古、伊志嶺、西銘、仲宗根、波照間、

嶺井、普天間、上原壮、上原旦、金城、東浜、高甫の布陣で どう東洋大姫路

に挑んで勝利を勝ち取るか、午後の試合が待ち遠しい。良く訓練された守備

陣、塁を踏まさない鉄壁の陣容! 上原の、東浜の、コントロールの利いた強

肩 快腕から振り落とされる速球は相手を封じ込めるに違いない。打撃陣も切

れ目なくコンスタントに長短打を自在に飛ばす。高校球界のハイレベルな陣容

で見応えのある試合を展開してくれるものと期待を膨らます。さあ、今日の午後

のその時を待とう!・・・


4月は官公庁・企業の新たな出発の月!

2008年04月02日 | Weblog

特に防衛省、厚生労働省の入省新人の思惑、気概はどうだろうか・・・。所

管省庁の大臣の訓示をテレビで拝見拝聴したが、深刻な面持ちで例年に見ら

れない暗い訓示となった。然もありなん、という思いで聴き入った。あれだけ不

祥事が続発・頻発しては訓示も湿りがちになるのも、やもえない。リクルートを

通過して新たな気持ちで社会の第一歩を踏み出した新人の気概は如何ばかり

か、気になる。国家の大義を教示通り順守していくのか、主体的に受け止めて

改革に情熱を燃やすのか、サラリーマン気質でマニュアル通りにソツなく熟(こ

な)すのか・・・、人それぞれの複雑な思いで受け止めての出発であろう。あれ

だけ不祥事を抱えた省庁の責任者としては思いの丈を堂々と論じ訓示するの

には気が引けたであろう。その限りでは理解できる。でも国民の信託・負託を

受けての公僕であり国家の責任者である。万難を排して率先垂範、範を示して

省内をまとめ導いていくのが役目である。隠ぺい体質、不祥事、官僚誘導の悪

しき体質を払拭し新人に胸を張って訓示できる責任大臣としてなってほしい。

翻って入省間もない新人には己の理想とする在るべき姿の国家像、理想像、

抱負を初志貫徹する気概で臨んでもらいたい。この日本の未来を託するに相

応しい人物となってほしい。旧態依然とした組織を変革する気力、気概で日々

の業務に邁進してほしい。・・・現実の日本の社会を振り返ると1パーセントの

社会のならず者・脱落者、アウトローがこの日本を席巻しニュースの話題を賑

わしている。その現実の事態に警鐘を鳴らしたい。残りの99パーセントの日本

国民は健全で常識的な、まともな常人である。悲観するには及ばない。世界の

現状を鑑みるに日本国民こそ健全な国民はいない。誇りを持って日本の未来

に希望を託し精進してもらいたい。日本の未来は新人 君達の双肩に掛かって

いる。・・・


ガソリン値下げは 諸物価高騰の対価として 朗報!

2008年04月01日 | Weblog

今日4月1日からガソリンが1リットル25円下がった。昨夜から値下げが

確実とあってユーザーは行列をなして並んだ。諸物価は軒並み高騰する。少し

でも値下げがあると聞くと眼の色を変えて殺到する。背に腹は換えられぬ庶民

の知恵であろう。思うに今回のガソリン値下げは親方日の丸の旧態依然とした

地方の体質に鉄鎚を下した。何故か? 国会の可決も待たずに従来通り自公

民(与党)の、又は衆院の3分の2の以上の憲法の規定により可決してくれるで

あろう、との予測の基に足早に来年度の予算を組んだ。それが反故になるとの

事で大々的に全国知事会は反対を表明した。地方の現状を無視したと大合唱

になった。ところが どうだろうか この際、善意に解釈し、捉えて、そういう歴史

的事態を契機に地方分権を推進し奪還する又とない機会と主体的に受け止め

るべきではなかろうか。元々、地方分権を声高に訴えてきたのは他ならぬ地方

だったからだ。予算編成に支障をきたし収入欠陥が生じると訴え、悲痛な叫び

をあげる。「ねじれ国会」だからこそ、そういう事態を招いたのである。自民党

の55年体制以来の悪弊、従来のあらゆる隠された、隠ぺいされた 悪慣行 が

“ねじれ国会”になったからこそ露呈したのである。地方は本来の「在るべき

姿」に戻す 絶好の機会とすべきである。収入欠陥は政府の責任で補填するの

が政治の役目であり役割である。地方はオロオロする必要はない。減税でも補

正でも例の埋蔵金でも、非常時の国債発行(累積赤字800余兆円では不可能

と思うが)ででも補填すべきである。聴くところによると衆院の3分の2以上の再

可決で「ガソリン値下げ」を元に戻すと画策しているという。そうなると世論の反

発は避けられない。喜ぶのは道路族議員と道路に絡む一連の団体のみであろ

う。地方県も連動するとなると、地方独自の自由裁量で使途できる予算の在り

方や地方分権は、どうなるのか、地方の主体性が問われる事になる。・・・翻っ

て、解散権は総理にあるので、洞爺湖サミットまでは延命するという国家の非

常事態に鑑み<解散はない>、とするのが一般的見方である。そうなると解散

総選挙に追い込み、目論む野党の戦略は危うくなる。その際は世論が唯一の

判断の基準になる。世論がどう出るかが天下分かれ目の判断の基軸となる。

ガソリン値下げが吉と出るか凶とでるか正に福田政権の思案の為所である。

福田首相は賢明なる国民の審判を仰ぐべきである。