世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

2兆6千億円は特別会計か建設国債で当面 補填すべき!

2008年04月21日 | Weblog

全国知事会が反対している暫定税率廃止への民主党の主張に異議を申

し立てている事に対して、当面は<特別会計の“埋蔵金”(自民党はそんなもの

は無いと言っているが)>を取り崩すか、<建設国債>の発行で手当すべき配

慮が必要だと私は思う。否、それが最良の方法だと確信する。福田首相は09

年からの一般財源化と暫定税率維持と道路特定財源化の相関関係の整合性

がないまま、と言うより、矛盾したまま、衆院での再可決をして向う10年間の道

路特定財源を生かそうとしている。自民党内からもその矛盾が指摘されてい

る。正式の手続きを得るには自民党の総務会の党議決定と閣僚の閣議決定

が必要になる。それが無いままに与野党が協議の席に着こう、というのでは本

末転倒だ。民主党は担保がない、と拒否している。当然だと思う。ところが国民

の思惑を意識してか、世論の逆風に配慮してか、与野党の協議には応じるとな

った。そうした対応をした事で考えられるのは来る27日の山口2区の補選があ

るからだろう。暫定税率維持か廃止かの浮沈に関わる選挙と位置づけている

からである。政局か政策か、国民の生活優先の立場からは 政策を優先 して

政局にすべきではない、と喧々囂々、百花繚乱の如く識者は糾弾する。「政策

優先」という 錦の御旗 を振りかざしての心地よい響きは国民受けする。実際、

生活が疲弊している現状に国民は辟易しているから尚更である。でも政治の世

界は、<政権奪取の機会>には、又とない千載一遇のチャンスというものがあ

る。それを逃がしては、元も子もない。長い眼で見た場合は、国民にとっては、

かえってマイナスになる事だってある。つまり国民には負の遺産となる。・・・新

鮮味があって、クリーンで、透明性を保ち、不正を正し・無くし、税金の効率的

運営を担保するには<政権が交代>できる 土壌が不可欠 である。与野党の

そういう現状をみるにつけ政権再編か、野党が、政権を奪取して一から出直す

事が、この日本には喫緊に必要だと感じている。一日も早く 2大政党制 を実

現し世界の趨勢に伍していける体制にすべきだと思う。長き政権にオサラバす

るのが将来の日本の為には良い、と考えている。与野党の いがみあい の現

状を見るにつけ辟易しているのは強ち私一人ではあるまい。今回の暫定税率

の維持、廃止に端を発し道路特定財源の見直し、一般財源化の論争を契機に

正常な政治の在り方を喫緊に取り戻すべきである。そのチャンスを失ってはな

らない。2大政党制も視野に入れての大いなる論争を期待する。・・・