世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

久々の中学同期生会に年輪の重みを実感!

2008年04月14日 | Weblog

心おきなく話せる仲間が集い四方山話に華を咲かせる。何時もの風景で

ある。関心の的は地酒 沖縄泡盛りの品評である。先ず初めは何といっても 香

い である。ふくよかな匂い、芳しい香り、芳潤な円やかな美香、品評の基準は

個々、夫々だが年輪を重ねると、ある程度、一致する。長い年月に育まれた人

生の為せる技か、そう思えてくる。味わい・喉ごしのポーズは個性があって爆笑

が絶えない。笑いと神妙な顔つきでの品定めである。哀感交々の品評に笑いと

ーソスが入り混じり至福の一時を過ごす。“友 遠方より来る 又愉しからず

哉!”の言い古された一文が吾等 古参には良く似合う。誰かれと言うこともな

恒例になったかの様に次には遠い記憶の彼方に思いを馳せ今は亡き友の追

想に しばし耽る。その時ほど年輪の重ねが、ずしりと重く感じられれ切なくな

る。琉球料理に箸を走らせながら暫し沈黙が続く。行きつけの居酒屋の定番

も、それぞれメニューが決まっていて、個性がある。A君は<らふてー>(豚肉

煮つけ)、B君は<あしてぃびち>(豚足料理)、C君は<ちまぐー>・・・と決

っている。食の好みも個性的で吾等の性格をよく表している。おかみ(女将)

手馴れたもので注文もしないのに予定通り、それぞれの好みの料理を提供し

てくれる。行きつけ、とは そういう処だろう。・・・束の間の記憶の一端も友を想

い遣る吾等の情愛の発露である。・・・その次からが本番である。際限のない四

方山話に耳を傾けながら笑いとジョークの一時を過ごす。時が経つのも忘れて

話に、話芸に、熱中する。その合間にカラオケを歌う。各自、独特の喉を披露

ながら悦に入る。F君は裕次郎ファンで彼の美声は沖縄の裕次郎を自他、公

している程だ。それ位、上手い。彼の右に出る者がいない歌いっ振り

る。あっ晴れ!と、讃辞を送るしかない。時の経つのも忘れ没頭しているうちに

時しか夜明け前になる。家路に付く時間だ。皆焦り出す。かさこそと身支度

をして互い挨拶を交わし帰途につく。・・・この集まりを献身的に企画、催してく

れた幹事長・副幹事長の幼馴染の名コンビのH君とR君には、感謝感激であ

る。何時もの事ながら抜かりがなく万全の準備万端で吾等同期生会を盛り上

げてくれる。彼等には頭が下がる。“テンキュー・ありがーとうー”の一語に尽き

る。今後も吾等の 集い が末永く半永久的に存続する事を願いながら今日

は、これで お開き  とする。――あ・り・が・と・う――