世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

平成20年 沖縄年中行事紹介 その一覧!(下)

2008年01月04日 | Weblog

●シーミー=新暦4月6日~5月4日「清明祭。気候の温暖な清明祭(今

年は新暦4月4日)のころ、共同墓に一族が集まり、料理を墓前に供える。現

在は親族同士のピクニック的要素がある」

●サングァチサンニチ(3月3日)=新暦4月8日(火)「3月3日。<女の節句

>と呼ばれ、女性はこの日、浜に下り、身を清める習慣があった。<3月御重

>は、料理と赤飯、ヨモギ餅が一段ずつ詰められる。ヨモギは魔除けの意味を

持つ。<3月菓子>はこの行事に作られるお菓子。現在は潮干狩りをする姿が見られる。

●アブシバレー(4月14日ころ)=新暦5月18日(日)ころ「畦払い。各家の田

畑で除草し、害虫を駆除。仏壇に豊作を祈願する」

●ユッカヌヒー(5月4日)=新暦6月7日(土)「4日の日。昔は子供がおもちゃ

を買ってもらえる日。戦前、那覇では玩具市が軒を連ねた。またこの日は各地

でハーリーが行われた」

●グングァチグニチ(5月5日)=新暦6月8日(日)「5月5日。端午の節句。ア

マガシを作り、菖蒲(しょうぶ)のはしとともに仏壇に供え、無病息災、健康を祈

願する」

●カシチー(6月25日前後)=新暦7月27日(日)ごろ「カシチーとは強飯(お

こわ)のこと。夕飯に新米のもち米を炊いて仏壇に供え、収穫を感謝するととも

に、来年の豊作を願う」

●七夕(7月7日)=新暦8月7日(木)「本土の星祭とは違い、盆を前に先祖を

迎えるための墓掃除を行う日。墓前に線香や酒、お茶を供える」

●旧盆(7月13日~15日)=新暦8月13日(水)~15日(金)「初日のウンケ

ーは早めに、ウークイは遅めに行うのが礼儀とされる。この期間に、沖縄本島

では地元の青年会がエイサーを踊りながら集落を練り歩く姿が見られる。八重

山では、あの世から使者である あじー と おばー が、やってきて、見物人とユ

ーモラスな掛け合いをするアンガマが有名」・・・

△お迎え(ウンケー)・・・仏壇に果物、サトウキビを供える。夕方に門前で線香

をたき、家族で祖霊を迎える。七品を入れたウンケージューシーを作る。仏前

の明かりを絶やさない。

△中の日(ナカヌヒー)・・・三度の食事と間食を仏前に供える。だんごを作る家

もある。親戚回りが行われる。

△お送り(ウークイ)・・・夜、家族全員が仏前に集まり、人数分の線香を供えて

紙銭を焼く。仏壇の供え物を片付け、火のついた線香を家の外に出し、霊を送

り出す。もよもと、エイサーはウークイの後で行われるものだった。

●トーカチ(8月8日)=新暦9月7日(日)「数え八十八歳の長寿者を祝う。本

人は一番座に座り、たらいに米を盛ってトーカチに見立てた竹筒を立て、来客

に酒をふるまう」

●シバサシ(8月10日前後)=新暦9月9日(火)「柴差し。ススキと桑の枝を束

にしてサン(結び)を作り、家の周辺に差して悪霊をはらう」

●ジューグヤ(8月15日)=新暦9月14日(日)「十五夜。餅に小豆をまぶした

フチャギモチを火の神や仏壇に供え、家族の健康を祈願。餅を食べながら月

見を楽しむ」

●秋の彼岸(吉日)=新暦9月20日(土)「秋分の節に行われる祖先供養。内

容は春の彼岸に同じ」

●カジマヤー(9月7日)=新暦10月5日(日)「風車祭。数え97歳の長寿者を

祝う。本人にカジマヤー(風車)を持たせ、車で集落をパレードしたり、自治会で

祝賀会を催すことが多い」

●菊酒(9月9日)=新暦10月7日(火)「重陽の節句。酒の杯に菊の葉を浮か

べ、仏壇や火の神に供えて健康を祈願する。菊の香は邪気を払うと言われて

いる」

●カママーイ(10月1日)=新暦10月29日(水)「竈(かまど)まわり。火災予

防の行事。区内各戸に火の用心を呼びかける。竈をはじめ屋敷内を掃除す

る」

●冬至(10月24日)=新暦12月21日(日)「トゥンジージューシー(冬至雑

炊)は元来この季節に収穫されるサトイモや田芋を使った雑炊(チンヌクジュー

シー)だった。夕飯時、火の神や仏壇に供え、家族で食べて体を温める」