世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

政界大殿堂の牙城 不動の「官僚機構」を切り崩す!

2008年01月15日 | Weblog

良きにつけ悪しきにつけ何れにせよ巨大な「官僚機構」が 悪の根源 にな

ってきた、と言っても過言ではない。勿論、政治の超プロの為せる技、その専

門集団であるが故に政治、経済、財政、年金、医療・介護、福祉、教育及び外

交と全てのジャンルで日本の進路を決定してきた。功罪相半ばするとしても改

革の前進を阻んできた面が寧ろ顕著だ。並みの政治家では足元にも及ばない

超専門家集団の暴挙と言っても言い過ぎではない。改革の遂行を妨げ逆行す

る事態を引き起こしてきた事も数多あった。表に出ない悪の温床もあった。悪

知恵が働いた結果である。それが長年、積み重ねられ累積した<不動のノウ

ハウ>等である。しかも自民党結党以来の理論構築もさることながら実践面で

もそのノウハウの蓄積が日本の進路、政策決定に大いに寄与?!してきた。

自民党幹部、閣僚の理論的根拠にもなってきた。政治家は時の政権によって

目まぐるしく所属部署・ポジションの移動があるが<官僚>はその不動の機構

なるが故に移動・変動がない。長年同じポジション・部署でキャリア組以外は定

年を迎える。顕著な例として、暗黙の不文律化した天下り先の確保が用意され

ている。歴然とした事実として存在する。国会論戦の答弁(政策)でも官僚の用

意した作文を鵜呑みにして(間違いがない、信頼しきって)堂々と朗読している

体たらくである。時間節約、責任ある答弁として国会論戦以前に与野党の質問

を答弁する閣僚に送付され、それを関係省庁の官僚が答弁用として用意す

る。それを毅然とした態度で閣僚が答弁しているに過ぎない。だから官僚には

頭が上がらない。その悪しき慣習を打破し名実ともに政治家自身の調査(国政

調査権を駆使して)を基に立案した政策でこの日本を変えていこうとする意欲

的パホーマンスが民主党を始めとする野党である。自公民の政策や改革は小

手先の従来の政策の疲弊した部分の微小修正のもであって大胆な改革は不

可能である。何故なら実質的には官僚に実権が握られているからである。そこ

で二大政党制の端緒としてこの際、民主党に政権を譲り渡しその「政権担当能

力」があるのかどうかを検証してみる機会を与えてみてはどうか、と思うのであ

る(遠慮がちに迂回した言い方ではあるが・・・)。世界の趨勢、世界に伍してい

く為にもそろそろ敢然とした二大政党制で船出すべきではなかろうか。・・・