共同通信社はじめ各全国紙の世論調査が最近、頻繁に実施されている。
それによると政府自民党と野党第一党の民主党の支持率・不支持率の比較が
提示されている。以下に概観する。・・・
●内閣支持率・・・
□支持しない<44%>
□支持する <43%>
●年金問題・・・
□評価しない<51%>
□評価する <42%>
●新テロ特措法・・・
□不 適 切 <49%>
□適 切 <42%>
●政党支持率・・・
□自 民 党 <32%>
□民 主 党<22.9%>
■内閣に期待・・・
◆1位・・・年金問題
2位・・・景気問題
3位・・・格差問題
■衆院解散 総選挙・・・
□洞爺湖サミット以後が54%でダントツ
□春以降が次点
□その他、省略
自民党も民主党も明確な政策提示が乏しく「スローガン的」である、と評されて
いる。福田政権の120余日間での法案も そこそこ に成立した。民主党は13
本のうち5本が成立。これも そこそこ である。18日からの通常国会がガソリ
ン税で幕開けする。喫緊の問題であるだけに眼が離せない。ステークホルダー
を網羅しての激しい攻防が展開される。どこがブレークスルーするか、成り行き
が注目される。ダークホースは民主党のクロスボーティングだ。寄せ集めの悲
しい相・性が露呈する予感がする。一枚岩でない事は即刻、承知しているが熾
烈を極める天下分け目の決戦に、党として、どう団結して廃案に持ち込むかが
今後を占う結節点になる。注目したい。・・・