世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

窮すれば通ず 沖縄泡盛 廃止した旧トンネルに貯蔵!

2008年01月27日 | Weblog

1月17日の琉球新報の<金口木舌>から引用すると・・・。沖縄特産の

「泡盛」は価格が高く出荷がおもわしくない、頭打ちになっている。この窮状をど

うにか打開しようと知恵を絞った。誰が思いついたのか今は廃止になった旧ト

ンネルを貯蔵庫にしようとの名案が浮かんだ。そこは沖縄の北部、国頭村の<

旧与那トンネル>である。再利用しようとの試みが始まった。トンネル内の状態

は「湿度と温度が安定し泡盛の成熟には最適」との事である。泡盛の現状は<

古酒の拡大が生き残りの道>だとの事。その為に新しく「貯蔵庫」を建設すると

膨大な費用がかかる。そこで眼をつけたのが今は廃止になっている旧トンネル

を再利用する事を思いついた。国と村(所在地)のメリットは国が旧国道の村へ

の移管費と維持費がいらなくなる。村にとっては施設借料が毎年、入る。三方

一両得(引用)になるという。(沖縄)泡盛の技術は伝統を踏襲した奥が深い、

と専門家は評価している。その手法の一つが「古い物からつぎ足す<仕次ぎ>

をする」事だという。沖縄県内では既に「普天間宮」の洞穴に保存されている。

海底でも保存されている。又、共同貯蔵の「古酒の郷」構想もあるとの事。・・・

“窮すれば通ず”はどの分野にも当てはまる。沖縄の泡盛の将来に又、一つの

展望が拓けた。今後に期待したい。・・・