秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

いのちの電話の相談員が減少

2017-06-01 04:40:01 | 日記
 いのちの電話は悩みごとや困りごとの相談を受け付ける電話である。全国47都道府県にあり、県によっては24時間体制が取られている場所もある。

 いのちの電話の存在や活動意義は素晴らしい。相談員はボランティアで対応し、営利を目的とはしていない。ただし一部役員には報酬が支払われているので、厳密にはボランティアではない人もいる。

 いのちの電話の相談員になるためには長い訓練を受ける必要があり、最低1年はかかるようだ。相談員の養成講座は全国で開催されていて、基本県単位で実施されている。

 いのちの電話の相談員を辞める人が後を絶たない。健康上の問題や年齢制限で辞めるのであれば、問題はないが、それだけではない。いのちの電話など自殺対策関連の団体は非常に仲間割れが多く、いのちの電話も例外ではない。

 仲間割れが起これば、ボランティア活動であるので、容易に辞めることができる。辞めても何ら問題はないので、相談員が減少する。新たに相談員になる人がいる一方、それ以上に辞める人が多いのである。

 いのち電話の相談員養成講座には知り合いを増やしたいなどの仲間づくりを目的に受講している人もいる。茶を飲んだり、旅行に行く仲間を見つけるなどである。

 ただ悩み後の解消や自殺対策を真剣に取り組んでいる人も少なくはない。高い志を持った人には悩みごと相談や自殺予防対策に取り組んでほしい。