秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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函館市西部地区は再生できるかどうか

2017-06-19 04:55:53 | 日記
 函館市の工藤寿樹市長は西部地区を再生する意向を示した。2030年度までの目標で北海道新幹線の札幌延伸へ合わせて、実施するという。

 西部地区は中心市街地の空洞化に伴い、地盤沈下が進んでいる。第2の都心である五稜郭地区や第3の都心である美原地区に人口や商業施設はシフトしている。これに伴い、西部地区の人口は減少傾向であり、一部の観光名所を除けば、とても元気があるとはいえない状況である。

 函館市は西部地区に住宅の整備を進める方針というが、厳しいといわざるをえない。人口修正地区が郊外へシフトし、必ずしも西部地区へ行く必要性は小さくなってきている。観光客は訪れるものの、地元住民にはあまり訪問の必要性は小さいといえる。

 函館市の場合、西部地区は扇形の地形をしている市内の扇端部分に位置している。西部地区に移動する場合、道路の渋滞に合うケースが多い。このことから西部地区に商業集積はしにくい環境にあるといえる。

 西部地区は観光地としてはよいが、住宅整備となると疑問があるといわざるを得ない。