秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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宮城県が公共施設の集約化を提言

2019-12-17 04:02:29 | 日記
 仙台市は東北の政治、経済、文化の中心都市であり、東北では唯一の政令指定都市であり、人口は100万人を超える。新幹線、高速道路、空港と高速交通体系も充実し、移動しやすい。

 宮城県では県民会館や県美術館を移転し、市の東部のまとめて整備する案を示している。両方とも老朽化が進み、建て替えが必要となってきている。

 同県の案は公共施設を集約することで、効率的に配置し、人が集まりやすい環境を構築するという手法である。繁華街ではないため、従来よりも静かになり、決して悪い環境ではない。

 駐車場の整備でも両方をまとめることで、一体的に整備することが可能となる。両方混雑すれば、満車となりやすいが、そうでないときには利用率が低下しにくくなる。

 まとまった土地を確保し、公共施設を一体的に整備することは望ましいことである。単体だとどうしても人が集まりにくく、街のにぎわいを生じさせにくい。近くに他の公共施設があるということは他の施設の利用促進にもつながり、利用者数の増加へ寄与することは確実である。

 今後、少子高齢化や人口減少により、社会保障費の増大は確実である。インフラ整備にかけられるカネは従来よりも下がることは確実であり、より小さい投資で高いサービス提供を目指すのであれば、公共施設の一体的整備は必要である。