秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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国・地方で21兆円の税収増

2016-07-14 04:13:52 | 日記
 2012年度から16年度(予算)で国・地方の税収が21兆円増加したという。ただし消費税増税で8兆円増加した。

 21兆円増加したということは安倍内閣が掲げる経済政策「アベノミクス」が一定の効果をあげていることがうかがえる。大手企業を中心に賃金の引き上げや雇用情勢の改善、地方創生事業が実施されたことで国・地方の経済は上向き基調であることがうかがえる。

 しかし、安倍首相は6月上旬に消費税の引き上げ再延期をすることを決定した。2017年4月に現行8%の消費税を10%に引き上げる予定であったが、それを撤回し、再引き上げを延期した。実態経済が必ずしも回復基調ではないことを考慮したとみられる。

 4月に発生した熊本地震の影響もあったとみられる。東日本大震災級の地震やリーマンショックのような急激な経済の落ち込みがない限り、消費税を引き上げる意向であった安倍首相はそれに反し、消費税の引き上げ再延期を決めた。

 消費税を引き上げずに国の経済活性化を図ることは必要である。経済が好循環すれば、自ずと国の税収は増え、使える予算が大きくなり、国債費を減らすことができる。

 国の経済を活性化することで税収増を図り、安定した時期に消費税を上げることが望ましい。