秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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リニア中央新幹線、建設前倒しでも京都には駅を設けず

2016-07-13 04:56:20 | 日記
 リニア中央新幹線の品川(東京)-名古屋は建設中であり、2027年に開業予定である。その後、8年後に名古屋-大阪が建設され、45年に開業予定である。

 品川-大阪は全額を建設主体であるJR東海が負担し、政府の負担はない。ただし、政府は名古屋以西を早期に建設させる意向で財政投融資の活用を探っている。JR東海もそれを踏まえ、名古屋以西の建設を前倒しする可能性もある。

 前倒しの年数は最大8年であり、JR東海が財政安定期間として考えている期間である。8年前倒しとなれば、37年には開業となり、現在から21年後となる。

 リニア新幹線の建設が前倒しされても、中間駅である奈良市付近の駅の位置は変わらないという。京都駅を通るとカーブがきつくなり、高速走行に支障が出ることになるという。

 リニアが奈良市に駅を設けると奈良市は活性化することは確実である。リニア開業後は奈良-東京が65分程度で結ばれ、現在の半分以下の時間で移動が可能となる。

 奈良市は観光地としても有名な都市であり、毎年数多くの観光客が訪れる。奈良市は東京以北の人にはいまいちなじみが薄いが、有名な都市である。

 名古屋-大阪のリニア新幹線の経路は東海道新幹線と並走しないほうが移動の分散化や都市間交流にはプラスである。災害が発生した場合、2つの高速交通が遮断されると人の行き来はストップしてしまう。

 京都市は文化財が他の都市よりも格段に多く、鉄道建設の掘削工事となると至るところで試掘調査が必要となる。このような作業を軽減するためには奈良市付近にリニアの駅を設けたほうが安全である。