先日の鳴子温泉ツアー。さすがに3軒一気にハシゴ湯したので、体力的に厳しく、鳴子の街を視察を兼ねて散策。その間に陽も傾き始め、旅館系の入浴時間の締め切りに近くなってきたので、狙っていた東鳴子温泉の高友旅館に。ここは誰の評価を見ても高得点をつけている温泉旅館。かれこれ20年以上前に飛び込みで泊まったことがありますが、その時分には、「汚い温泉!」というイメージでした。
入浴料500円。館内には4種類の湯があるそうですが、一つは女性専用で入れず。もう一つは湯が張っていないということで、2つのお湯に入ることが出来ました。最初は一番有名な大浴場。そういえば、ここの大浴場は混浴でした。恐る恐る入ると、もちろん貸切。湯船は黒湯とも呼ばれるだけあって、濃い笹緑濁。幸の湯源泉で含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉で源泉57.8℃、pH6.7。
味はないものの、硫黄臭ともアブラ臭とも云える独特な匂いに満足。年をとると、趣向も変わるもんだと。誰もいない浴室でブツクサと独り言。隣のプール風呂も湯が抜けていましたが、その湯口にも、床にも温泉成分の析出。
次に迷路のような建物の中を散策し、たどり着いた2つめの風呂、ひょうたん風呂。源泉は玉の湯源泉で、女性専用のラムネ風呂と同じお湯。ということは泡つき?と期待したのですが、ほとんど泡は付きませんでした。何が違うのでしょうか?!源泉49℃、pH6.5ということですが、湯船はかなりヌルメ。後で聞いたら東日本大震災の後、源泉の温度が下がってしまったとのこと。まあ、誰もいないと思われる日に、ここで2つも入れたのだからと。大満足でした。
のち
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