新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

酒粕が余っている?

2022-12-22 23:13:30 | 食文化

先日のテレビで、酒蔵の酒粕が産業廃棄物として処理されているとの話がありました。スーパーなどで一袋300~500円で売られているものですが、一般販売されているのは僅かで、他にも漬物店で粕漬けの原料として使われているとのことですが、いずれも需要減が続き、醸造元でも持て余しているとのこと。

格安で入手できるなら、なにか使えないだろうかと考えてみました。酒粕だと漬物、粕汁、甘酒などが簡単に出てくるメニュー。今まで使ったことがない材料ですし、どうしても日本酒臭が残っていて、苦手な素材。それに当YHで使っても量はたかが知れています。それでも何かできないか、正月以降の暇な時期に考えてみようと思っています。

酒粕と同様に産業廃棄物として処理されているものに、米ぬかがあります。かつては蒸し焼きにして燻炭として利用されてきましたが、野焼き禁止によりこれも厳しくなり持て余しているようです。こちらは秋の米の注文の際に懇意にして頂いている農家の方からタダで少し分けてもらい、そのまま畑に鋤き込むことを行っています。本来なら袋の代金、詰める・運ぶ手間賃などがかかるためタダでというのは虫のいい話ですが、これにお金を払うとすると、農村地帯では需要がなくなってしまいます。

かつて豆腐店などで「おから」が無料で持ち帰りOKにしているところがありましたが、無料でとすれば、もう少し量がさばけそうです。ただ酒蔵まで取りに行くと云う消費者の手間はかかってしまうことになりそうですが。

時々



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