8時45分、起床。
今日も陽が射している。新緑の美しい季節になった。
トースト、ベーコン&ハムステーキ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
アマゾンから注文していた本が届いた。今回の2冊も「移動」がテーマ。現在は「移動」が自粛・禁止されている社会だが、そもそも新型コロナウィルスの世界的流行も「人の移動」がもたらした負の側面である。
ジョン・アーリ『モビリティーズ 移動の社会学』(作品社)
アンソニー・エリオット、ジョン・アーリ『モバイル・ライブズ 「移動」が社会を変える』(ミネルヴァ書房)
昼食は「梅Q]の釜飯をテイクアウトしよう。この葉書を持って行くと10%引きになる。電話で注文し、炊き上がる頃に受け取りに行くというシステム。特製うなぎ釜飯(4050円→3645円)を注文する。一番高いメニューだが、ご飯茶碗にたっぷり二杯あるので、お昼なら妻と二人で一個で十分。
電話をしたのが1時15分で、「1時50分頃、炊き上がります」とのこと。その時間に行くと、すでにランチタイムは終わっていたが、テイクアウトは中休みなく対応しているようである。
「梅Q」からの帰り途、「ルージュ・ブランシュ」によってお八つを調達する。
レジの前にお店のLINE登録をしてマドレーヌを1個いただいた。
テイクアウトの釜飯は駅弁のように釜の形をした容器に入っていた。さすがに「特製」、溢れんばかりの鰻である。
かき混ぜて櫃まぶし風にして食べる。
3時から卒業生のチアキさん(論系ゼミ9期生)とオンラインカフェ。元々は3月下旬の週末にカフェの約束をしていたのだが、天気が悪かったので、4月に延期したら状況がどんどん悪くなってしまい、オンラインカフェに切り替えた。
実家の自室からだったが、背景の壁紙を使っていて、どこだろうと思ったら、ジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』の主人公の部屋だそうだ。『借りぐらしのアリエッティ』なら「キネカ大森」で観ていたが、わからなかった。
試しに私も背景の壁紙を使ってみようとZoomのメニューの中に用意されているもの中から選んだら、こんなことになった。ホラーか。どうやら私の背後が緑色のカーテンでかつ逆光になっているのが原因のようだ。一瞬、コンピューター・ウィルスに感染したのかと思った。
彼女は営業職だが、いまは在宅で営業をやっている。こちら側から二人、クライアント側も二人か三人という構成でオンラインで交渉をするのだそうだ。案外、やればやれるものだそうで、緊急事態が解除された後も、営業のやり方が見直されるのではないかという気がすると彼女は言った。営業という仕事に限らず、社会のあらゆる領域で「直接会って話をするのが一番」という思い込みが見直されて、ポスト・コロナの社会の風景はコロナ以前の社会の風景と違うものになる可能性は、コロナ的状況が長期化するほど、高くなるだろう。
上の写真はオンラインカフェが終った後に、彼女が自撮りで送って来てくれたもの。眼鏡が青味がかっているのは、パソコン画面のブルーライトをカットする一種のサングラスだからである。ちなみにパソコンの画面は『となりのトトロ』の一場面である。閉塞的な日常の中にバーチャルな空間を導入するというのは精神衛生的な生活の知恵というものだろう。
どうぞ少しでも心穏やかな毎日を。また、会いましょう。
陽はすでに西に傾いている。
先日、長男を出産をされた卒業生のミサキさん(論系ゼミ6期生)が退院をされて、その時に撮った初めての家族写真(スリーショット)を送って来てくれた。長男のお名前は「悠生」(ハルキ)と決まったそうだ。ゆったりと生きて行ってほしいものである、このゆとりを失ってしまった時代の中で。
夕食は鯖の味噌煮、蕪とナメコと梅の和え、タラコと昆布の佃煮、白菜の漬物、玉子豆腐、味噌汁、ごはん。
デザートは「ルージュブランシュ」で買って来たカップに入った苺のモンブラン。
GWには帰ってこない娘と息子に妻が家族LINEで一日に一度は(体調に問題がないことを)連絡してくるように伝えている。娘はLINEにすぐに返信が来るのだが、息子はそうではないのだ。
娘からは「最近自炊の腕が上がった」と返信が来た。写真は「ベーコン&エッグチャーハンかい?」と聞いたら、「クリームチーズとニンニクと玉ねぎとベーコンでご飯を炒めて、卵と豆乳とマヨネーズを溶いてその上にのせたカルボナーラごはんです」とのこと。そのうちご相伴にあずかりたいものである。
水曜日から続いていた学会の理事会のメールでの審議は一区切りついた。でも、すぐにまた別の案件で審議が始まるだろう。
講義「日常生活の社会学」の初回(5月14日)の資料を作る。
3時、就寝。