9時、起床。
体調は、悪化するか、踏みとどまって回復に向かうの分水嶺にある感じだ。長年、自分の身体とつきあっていれば、そういうことはよくわかる。
2限の研究指導は昨夜の時点で休講にすることを決めて連絡済みだが、3限の大学院の演習も休講の連絡をする。5限の講義については昼まで様子を見て決めよう。
パン、サラダ(トマト、コーン、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。
原節子が9月6日に亡くなっていたことが新聞に出ていた。「伝説(レジェンド)」という言葉が近頃は安売りされているが、原節子は正真正銘の「伝説」的存存在だった。小津安二郎が60歳で亡くなった時、43歳だった原節子は引退を決意した。以来、彼女が自分の意志でマスメディアにに登場することはついになかった。なんと潔い生き方であったことだろう。合掌。
昼食は焼きそば。
うん、普通に美味しく食べられる。5限の講義はすることにしよう。
午後から大学へ。
街路のハナミズキが赤い実をつけている。
東京駅丸の内北口の信号のところに巨大な鉄管を積んだトラックが停まっていた。
教員ロビーのメールボックスに大学仕様の来年の能率手帳が入っていた。2016年1月から2017年3月までの15カ月の予定が記入できるところが年度単位で仕事をしている教員には重宝である。
しかし、私は2012年からほぼ日手帳のウィークリー版を使っている。手帳はライフスタイルの重要なアイテムである。勤務先から支給されるお仕着せの手帳に戻るつもりはない。
5限は講義「ライフストーリーの社会学」。
6限に大学院(博士課程)の受験を考えている人と面談。
9時過ぎに帰宅。
夕食は焼き魚(鯖)、茄子とベーコンの炒め煮、ゴボウのサラダ、大根の味噌汁、ご飯。