8時、起床。
トースト、サラダ(炒り卵、トマト、ブロッコリー、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。
隣町に住む卒業生のちひろさん(一文社会学専修、2000年卒)が2歳になる双子の娘さんを自転車に乗せて蒲田までやってきた。最近、蒲田まで来てくれる卒業生が増えたが、蒲田は東京の南の外れで遠路はるばるという人が多く、自転車で来られるのは彼女くらいだろう。
自転車は線路脇の駐輪場に停める。
天気がいいので、東急プラザの屋上(かまたえん)に行ってみる。
実は、明日池上の古民家カフェ「蓮月」で会う約束をしていたのだが、人気店で、うまく予約がとれず、であれば晴天の予報が出ていた今日、蒲田で会いましょうということになったのである。
左がルナちゃん、右がレナちゃん。双子と言っても二卵性なので顔はそっくりではない。
「このじっちゃん誰だろう?」という顔で見られる。いや、レナちゃんはこっちを見てくれている分、まだ脈があるが(笑)、ルナちゃんは目を合わせてくれない。こういうときは急いではいけない。向こうからこっちに関心を向けてくれるのを待つことである。
かまたえんには都内で唯一の屋上観覧車がある。子どものご機嫌をとるにはもってこいである。
私は下で見ているつもりだったが、私が乗っても乗らなくても料金は同じ(子どもの人数で計算されるらしい)ということで、同乗することにした。
たぶん周りからは、父と娘と孫娘という組み合わせに見えるに違いない。私とちひろさんは似ているわけではないが、顔の造作がはっきりしているという共通点があるから、似ているように見えるかもしれない。
教え子とその双子の子どもと一緒に観覧車に乗る・・・ゴンドラが頂上に達した時、「とうとうここまで来たか」という感慨が胸をよぎった(笑)。
レナちゃんは私を正面から見てくれている。よしよし。
ルナちゃんは斜めから私を見ている。なかなか手ごわそうである(笑)。
観覧車を降りる。準備体操終了。
JRの車輛を模した乗り物が置かれている。次はこれだ。
本来は300円を投入して、乗り物が揺れるのだが、誰もそんなことはしない。乗れればいいのだ。両腕で車輛を抱えてゆらゆら揺らしているお祖父さんもいる(笑)。いえ、いえ、私じゃありませんよ。
2人とも観覧車のときよりも活発に動き出した。
今日もおしゃれな帽子の似合うちひろさんである。
「phono kafe」に電話をして、大原さんに和室が空いていることを確認し、いまからうかがいますと伝える。小さな子ともが2人となるとなかなか普通のカフェやレストランは難しい。明日の約束を今日にしたのは、お天気がいいことと、今日であれば「phono kafe」がやっているからである。
エレベーターで降りる。
それにしてもルナちゃんとレナちゃんは可愛らしい。道行く人が振り返る。「双子さんですか?」と聞いてくる人もいる。「はい、そうなんです」と私が答えたりする。
「phono kafe」到着。
和室で落ちついて記念写真。
2人は先にお弁当のおにぎりをほうばる。
大人は本日の惣菜6品と私はおにぎり2個、ちひろさんはおにぎり1個を注文。
レナちゃんに本日の惣菜メニューを紹介していただきましょう。
紅大根と大根菜のスパイス和え(奥)、ネギポテトの油揚げ包み(手前)。
玄米と豆腐のタルト人参ソース掛け(奥)、柿と春菊の白和え(手前)。
ゴボウのフリット。
カリフラワーと紅玉のレモンサラダ。
ルナちゃんには「五郎丸ポーズ」をやってもらいました。でも、まだ警戒心は解除されていないみたいだ(笑)。
大原さんに撮っていただく。
さあ、帰りましょう。上の子(年中さん)のお迎えの時間が近づいている。
大原さんにバイバイをする。
先生にもバイバイ・・・してくれないのかな。
来るときは道に迷って30分くらいかかったようだが、帰りは私の教えた通りの道をまっすぐ行って(途中で「あるす」の前を通る)、10分足らずで帰宅されたようである。今度は「あるす」に行きましょうか。ひ孫が来てくれたみたいで、マスター夫妻喜ぶだろうな。
3人が帰った後、帰宅して昼寝をする。小さな子どもの相手はやはり少々疲れる。ちひろさんはこれを毎日やっているわけだ。大変ですね。でも、彼女は子どもにイライラしたような素振りは全然見せなかった。根っからの明るい人なんだな。これは母子双方にとってよいことである。
明日もいい日でありますように。
夕食は豚肉生姜焼き定食なり。味噌汁の具は私の好物の卵と玉ねぎ。
デザートはパウンドキーキと紅茶。