7時45分、起床。
チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
『虎と翼』最終回。いきなり寅子の幽霊と遺影が出てきたのには驚いた。当然、昨日の続き(甘味処での桂場と寅子+よねとの議論)から始まるのものと思っていたので。老いた航一は二度も妻に先立たれたのか。桂場はずっと苦虫をつぶしたような顔をしてきたが、それは最後の破顔一笑を際立たせるための演出かと思っていたが、最後は微苦笑で終わりましたね。これはこれでありか。『ブギウギ』の後で堅めのテーマのドラマなので、どうだろうと思ったが、寅子単独ではなく、家庭劇と「女子部」チームの群像劇的な面を強く押し出したことがよかったのだろう。
「終わっちゃいましたね」
昨日のブログを書いてアップしてから家を出る。
11時半に蒲田駅で卒業生のハユさん(論系ゼミ9期生)と待ち合わせて「きりん珈琲」に行く。天気予報では今日は一日雨。しかも午後になるほど本降りになりそうなので、駅から少し離れた「きりん珈琲」に最初に行くことにした。
二人とも厚焼き玉子のサンドウィッチときりんブレンドを注文する。
前に一度食べた「この厚焼き玉子サンドが忘れられません」というハユさん。私もときどき食べたくなる。特製の甘めのソースがいいんですよね。
ここではスイーツは食べなかった。この後、カフェの梯子をすることになるので、「少しずつ食べ歩く」というのがカフェ巡りのコツである。
ハユさんは今月の16日に軽井沢の教会で挙式をされたのだが、そのときの写真を見せてもらう。「石の教会」と呼ばれている内村鑑三記念館。神秘的なムードが漂っている。花嫁もきれいである(挙式の写真は非公開)。
写真は教会のホームページから拝借
「きりん珈琲」には1時間ほど滞在。駅に戻る途中の公演で。
雨はまだパラパラ程度。
二軒目のカフェは大森に移動して、ジャーマン通りを10分ほど歩いたところにある「sanno2198」。一時的なものであろうが、雨は止んでいる。天気予報、外れてくれたかな。
「sanno2198」に到着。あとは席があるかどうかだが(カウンターは4席しかない)、先客は2名、ついている。
私はプリン。
ハユさんはバナナのシフォンケーキ。
そして二人ともアイス珈琲を注文した。氷の入らない、ネルドリップした珈琲を金属の器ごと氷で冷却した珈琲である。手間がかかるので、マダムの手が空いているときに注文する逸品である。
お店は9月前半は夏休みだった。若い頃から登山が趣味のマダムはこの夏休みは上高地から槍ヶ岳に上ったそうである。「登るときより降るときの方がきつかったです」とのこと。階段でもよく聞きますよね。でも、私はどっちもきつくなってきているけどね(笑)。
すでに先客の二人は店を出ていたので、マダムにカウンターの中からわれわれの写真を撮っていただく。このアングルでの写真は初めて。
滞在時間は1時間半ほど。マダムとたくさんおしゃべりできて満足気なハユさん。
三軒目の(最後の)カフェは「sanno2198」から大森駅に戻る途中の山王小学校の横にある「本の庭」。彼女は二度目の訪問だが、前回は閉店時間20分前の訪問だったので、今日はゆっくりと。
スタッフのKさんに、いま「sanno2198」に行って来たところですと告げると、「カフェの梯子ですか!」とびっくりしていた。Kさん自身、「sanno2198」の常連客の一人なのだが、「カフェの梯子」という習慣はないらしい。たぶんお酒を出す店の梯子はおありなんでしょうけど(笑)。
先客はいなかった。近隣の年配の常連さんの多いお店で、暑い日や雨の日は客足が遠のいてしまうそうである。
貸切り状態で、いつも以上にゆったりした店内。
二人ともモーモーチャーチャーと紅茶を注文。
「モーモーチャーチャー」は「かき混ぜる」という意味だが、前回は「混ぜない派」(ストア派みたい)の私はかき混ぜずに食べたが、今回は「郷に入っては郷に従え」でかき混ぜて食べてみようと思う。
かき混ぜる前に横並びになってKさんに写真を撮っていただく。
かき混ぜる。うん、これはこれで美味しいですね。
「本の庭」には1時間ほど滞在した。ハユさんとは大森駅のホームで反対方向の電車に乗る。今日は雨の中のカフェ巡りを覚悟していたけれど、普段の行いがよかったせいか(二人とも?)、天気予報はよい方に外れて、暑くなく、寒くなく、ちょうどいい散歩日和だった。今日はありがとう。またお会いしましょう。
蒲田に戻って、街を歩いているときに、ふと、目に入った看板。『虎と翼』のせいだろう。「魚に翼」だったら「トビウオ」だ。
夕食は豚シャブ。
妻はロース肉で私はバラ肉。
食事をしながら『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だったんだ』第6話(録画)を観る。まだまだ家族は大変だ。
ハユさんからいただいたお菓子を食べる。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。